髭の剃り方の基本と上手な剃り方の11のコツ【メンズ】

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他人に好感を持ってもらうためには、身だしなみをキチンとしておく必要があります。男の身だしなみの中でも重要な「髭剃り」、みなさんはしっかりと出来ていますか？

「髭剃りを失敗しないためにはどうすればいいのか分からない」という人でも大丈夫です。この記事を読むことで、髭剃りの基本や失敗しない剃り方、髭剃りに最適なカミソリ・シェーバーについて知ることができます。

この記事は、以下のような人におすすめです。

カミソリで髭を剃る前段階として、自身の髭の生え方がどうなっているのかチェックしておきます。

髭の薄い人はヘッドが小さく取り回しやすい刃の枚数が少ないものを。髭が濃い人は一度刃を滑らせるだけでしっかりと剃れる刃の枚数が多いものを選ぶと良いでしょう。

また、毛の生えている方向も併せて見ておく必要があります。髭剃りには毛の流れに合わせて、刃を滑らせる方向も決まってくるので、現時点で自分の毛の流れがどうなっているのかを把握しておきましょう。

髭を剃る前準備として洗顔は必要です。顔に付着した汚れを落としておくことで、カミソリの刃をスムーズに動かすことができ、刃を痛めないようにする効果があります。

シェービングフォームをつけることで、カミソリの滑りが良くなり、髭を柔らかくする効果の他に、カミソリ負けや肌のヒリつきも防ぐことが出来ます。

このとき石鹸やボディソープで代用するのは控えましょう。皮脂を必要以上に落としてしまい、皮脂が落ちた状態での髭剃りは肌が乾燥しやすくなるので、肌に悪影響を及ぼす恐れがあります。

髭剃りの順番として、まずはもみあげや頬付近から剃り始めるようにしましょう。

アゴや口周りは髭が密集していて、シェービングフォームが浸透するまでに時間がかかるので、比較的毛が少ないもみあげ、頬付近を先に剃っていきます。

毛を剃るには順剃りと逆剃りを駆使する必要があります。

まずは自身の髭が生えている方向に向かって剃る「順剃り」から始めていきましょう。順剃りは肌への負担が少ないので、一通りはこの方法で剃っていきます。ただし、順剃りだけでは、一部剃り残しが出てくることもあるでしょう。剃り残しがでた箇所は、髭の生えている方向と逆向きに剃る「逆剃り」で処理します。

深剃りしたいからといって、初めから逆剃りすると肌を痛める原因となるので気を付けてください。

全体を順剃り、逆剃りと剃っていく中で、剃り味に抵抗感がある場合は、必要に応じてシェービングフォームを付け直してください。滑りが悪い状態での髭剃りはカミソリ負けを起こす可能性があります。

唇の下や、顎下もキチンと剃れているかチェックしておきましょう。これらの箇所は目立ちにくいので、髭剃りが出来ているか見落としがちです。唇の下は通常の状態では剃りにくいので、舌で唇の下を押し出すようにすると剃りやすくなります。

シェービング後の仕上げは必ず保湿剤で潤いを与えるようにしてください。

どんなに正しいシェービングをしていても、肌はカミソリの刃で細かなキズがついてしまうものです。化粧水などの保湿成分が入ったものを使用することで、肌が受けた刺激を緩和してくれます。

髭剃り後は肌の乾燥もしやすいので、それを防ぐためにも保湿剤は必要です。

髭剃りは起床後30分程経ってからすると効果的です。起床後すぐは顔がむくみ、毛が埋もれて剃りにくい状態になっているので、剃り残しの原因となります。顔のむくみが取れる30分後以降に髭剃りをすることで、しっかりと剃ることができるでしょう。

洗顔スクラブで角質を落としておくとシェービングの効果が上がります。顔の汚れや皮脂などの角質があると、剃り味に悪影響を及ぼします。スクラブはそれらを洗い流すのに効果的で、なめらかな皮膚状態でシェービングすることが可能です。

髭が柔らかい状態だと刃の滑りが良くなります。そのためにはまず髭に水分を含ませてあげましょう。シャワー中やシャワー直後、もしくは温かい蒸しタオルで肌を温める方法が効果的です。そうすることで、髭が柔らかくなるだけでなく、毛穴が広がって汚れを落としやすくなる効果もあります。髭剃り時にシェービング剤を使用すれば、さらに高い効果を発揮するでしょう。

同じカミソリの刃を使用し続けていると剃り味が落ちてしまい、雑菌も溜まりやすくなるので注意してください。剃り味が悪くなることで、ストローク回数が増え、肌を傷める原因となります。

刃の交換の目安は2週間。遅くても１ヶ月に1度は交換するようにしましょう。

皮膚を引っ張り、突っ張った状態でカミソリを滑らせることで、髭が立ちより深く剃ることができます。カミソリを動かす向きと反対に皮膚を引っ張ることで髭が剃りやすくなります。

一度で深く剃ることで、カミソリを何度も滑らせる必要がなくなり、肌とカミソリの負担を軽減できるでしょう。

髭剃りの際は、ストローク（1回で剃る長さ）を長くしすぎないこと。または力を入れて剃らないようにしましょう。どちらもカミソリ負けの元となりますので、剃るときは力を入れ過ぎず、顔の形状に合わせて軽く短めに剃ると良いでしょう。

処理中でもカミソリはこまめに洗いましょう。剃った髭がカミソリに残ったままだと、剃り味が悪くなり、カミソリ負けの原因となります。

鼻下の髭や肌の凹凸や、カミソリの稼働範囲が狭いことから、剃りにくい箇所になります。鼻の下を剃るときは、カミソリの先端を使って細かくストロークすることで上手く剃ることができるでしょう。

製品によっては細かい所を剃るためのトリマーを搭載しているものもあるので、そちらを利用するのも一つの方法です。

夜の肌状態はシェービングに適していないのでできるだけ避けましょう。夜の肌は日中の疲れで弱っている状態になります。弱った肌にシェービングをすると、ダメージを与えかねません。なるべく朝起きて30程度経ってからシェービングをするようにしましょう。

もし、夜に髭剃りをしたい場合は、22時～深夜2時の時間帯は避けるようにしてください。この時間帯は肌の水分が少なく、カミソリ負けが起こりやすいので注意が必要です。

髭があまり生えていない人には、3枚刃のような刃の少ないカミソリが使いやすいです。

刃数の多いカミソリに比べてヘッドが小さい分、小回りが利くことから、剃りにくい鼻下などの髭剃りも容易にできます。

髭がしっかりと生えている人は4～5枚刃などの刃数が多いカミソリが適しています。

刃の枚数が多いことで、1枚にかかる肌への圧力が分散されて、より少ない回数で髭を剃ることが可能です。回数が少なくぶん、肌やカミソリの負担も軽減できます。

「電気シェーバーで深剃りがしたい」という人は、往復式の電気シェーバーが最適です。その中でも、刃の枚数が多いものを選ぶことで高い効果が期待できます。刃の枚数が多いことで、一度のストロークで剃れる量が増え、肌への負担も抑えることが可能です。

敏感肌が気になる人は回転式の電気シェーバーが適しています。往復式よりも深剃り性能は若干劣るものの、肌への負担は回転式のほうがかかりません。回転式はウェットシェービングに対応している製品が多く、シェービングフォームを使用することで、より肌への負担を減らせるでしょう。

刃を衛生的に使うためにも、シェーバーのお手入れがしやすいタイプを選ぶと効果的です。

髭剃りで同じ場所を何回も剃るのは控えましょう。

カミソリを滑らせることで、肌に多少なりともキズが付きます。何回も同じ場所を剃っていると、そのぶん肌のキズも多くなり、赤みや炎症の元となってしまいます。

髭が乾燥した状態で剃る「カラ剃り」は避けましょう。カミソリ負けや肌荒れを引き起こす原因となります。

電気シェーバーでドライシェービングをするときも、髭に水分を与えた状態にしておきましょう。ただしシェービングフォームを使っての髭剃りは、電気シェーバーによって対応していないものがあるので注意してください。

肌荒れを起こしてしまった場合は、冷たく濡らしたもの、または保冷剤を包んだタオルを使って患部を冷やしてください。他にも炎症を抑える治療薬を使うのも効果的です。そうすることで肌荒れの痛みを和らげることができるでしょう。症状を悪化させないためにも、必ずタオルなどは清潔なものを使うようにしてください。

カミソリの場合は、交換期間の目安は2週間となります。剃り味が落ちるとカミソリ負けの原因となるので、最低でも1ヶ月に1度は交換するようにしましょう。

メーカーや機種により異なりますが、およそ1年～2年が交換時期となります。ただし電気シェーバーの中には替刃が無いものもあり、それについては本体ごと買い替える必要があります。購入の際には替刃に対応しているかあらかじめチェックしておきましょう。

ジレット フュージョン5＋1 プロシールドは、スムーサーを刃の前後に搭載していることにより、髭剃りに起こやすいヒリつきが起こりにくいです。

フェイスラインに刃が密着するフレックスボールテクノロジーを採用しており、剃り残しもほぼゼロ。

刃の裏面にあるピンポイントトリマーを使えば、剃りにくい箇所の仕上げをすることができます。

シック ハイドロ5カスタム ハイドレートは、肌にかかる圧力を自動調整する「衝撃吸収テクノロジー」を採用しており、カミソリ負けの発生を抑え、肌への密着をサポート。

刃と刃の間にはスキンガード機能があり、肌への食い込みを防止します。

首振り機能がありますが、ロックすることもできるのでキワ剃りにも便利です。

ハイドレートの刃は、肌を潤すココナッツオイル配合ジェルが搭載されていて、剃った後も潤いが持続する点もメリットです。

貝印 プレミアム ディスポ アイフィットは、肌に合わせて自由に動く「3D首振りヘッド」機能搭載。どんな凹凸にも対応し、肌に伝わる力をコントロールしてくれます。首振り機能部はラバー素材になっているので独特の剃り心地になっています。

Asika メンズシェーバーは、グリップが亜鉛合金とゴムの素材を使用しており、手にフィットしやすいオシャレな形状になっています。

ドイツ産の6枚刃により、長く伸びた髭をスピーディにカット。刃と刃の間隔は狭く、平らな接地面であることから安全性の高い製品と言えます。

箱が高級感にあふれているので、プレゼントにも最適です。

ソリモ 5枚刃 トリマー付き 男性用カミソリは、ビタミンEやアロエなどの植物由来成分を配合したスムーサーを搭載しているので、肌に優しい髭剃りが可能です。首振り機能は前後左右に動くので、顔の様々な角度にフィット。

カートリッジ裏にはガード付きトリマーがあり、鼻下やもみあげなどの仕上げ用に使うことができます。

PHILIPS(フィリップス) S9000 プレステージ SP9861/13は、8方向130°可動ヘッドにより、顔や首のあらゆる凹凸に密着した髭剃りが可能。ヒゲ密度感知システム搭載で1秒間に15回、髭の密度を感知して自動でパワー調節してくれる優れものです。お好みに合わせてスピード調節することも可能。

オプションにはスマートクリック（着脱式）トリマーが付属しており、口ヒゲやもみあげのお手入れも容易に剃れます。

Braun(ブラウン) シリーズ9 9295cc-Pは、前後可動するヘッドと上下フロートで顔の凹凸に追随し密着することで、適切な力でシェービングをおこなうことが可能。

くせヒゲキャッチ刃機能で、様々な方向に生えている髭を、くしのように梳かして、向きを揃えてカットしてくれます。

世界で唯一の全自動5段階アルコール洗浄システムを搭載していて、水道水で洗うより10倍衛生的に使えるのも特筆すべきポイントです。

Panasonic(パナソニック) ラムダッシュ ES-LV7Dの5Dアクティブサスペンションは、前後左右上下に加え、ツイスト、スライド機能も有しているのでアゴ下や頬の凹凸に均一に圧力がかかりやすい性能です。

パワークイックスリット刃機能で、長く寝てしまった毛もしっかりカットしてくれるので、剃り残しの心配も軽減できます。

ヒゲセンサーも搭載しており、髭の薄い部分はをパワーを控えめに、濃い部分はパワフルに剃れるので、肌に余計な負担をかけることもありません。

PHILIPS(フィリップス) 9000シリーズ S9185A/26は、ダブルVトラック刃で、平らに寝た、長さの異なる髭も逃さず剃れます。

8方向に稼働する輪郭検知ヘッドで、顔や首のどんな凹凸でも密着し、少ないストロークでもなめらかな深剃りが可能。着脱式トリマーも付属しており、口髭やもみあげのトリミングに役立ちます。

防水機能もあるので、ドライシェービング、ウェットシェービングどちらかお好みの方法で剃ることができます。

Panasonic(パナソニック) ラムダッシュ ES-CLV5Dと、ES-LV7Dの主な違いは全自動洗浄充電器の有無と、充電表示になります。

本製品には自動洗浄充電器は付属していませんが、充電表示のランプは5段階表示になっているので分かりやすいです。それに伴い、値段もコチラのほうがお求めやすい価格になっています。

ES-LV7Dと同じく「5Dアクティブサスペンション」、「パワークイックスリット刃」、「ヒゲセンサー」等を搭載していますので、シェーバーとしての機能は申し分ありません。

今回は髭剃りの基本や注意点、剃るのに最適なカミソリ・シェーバーなどについて解説、紹介をしました。以上の内容を押さえることで、髭剃りの効果は格段に向上します。

是非この記事を参考にして、髭剃りという男の身だしなみを整え、清潔感のある清々しい男性になりましょう。