カミソリは飛行機内に持ち込みできる？ルール・注意点や疑問を総まとめ！

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出張や旅行でカミソリは男性の必需品です。宿泊施設では無料のカミソリが置いている場合もありますが、できれば使い慣れたカミソリを持って行くほうがカミソリ負けの心配もないでしょう。

ただ飛行機の機内持ち込み荷物にはルールがあり、カミソリも航空会社によって変わってきます。

今回は代表的な航空会社のルールと機内で髭を剃る場合の注意点、機内持ち込み出来る物・出来ない物をまとめたので飛行機に乗る際の参考にして下さい。

航空会社によってルールは違いますが一般的にT字カミソリや眉毛用など小さい物は機内に持ち込み出来ることが多いです。

T字カミソリであれば4枚刃5枚刃の物でも持ち込み出来るでしょう。

カミソリの刃の長さが4cm以上になると航空会社によっては機内持ち込みが出来ない場合があります。

L字やI型のカミソリを愛用している人は刃の長さに注意しましょう。

JALではカミソリの刃の長さが4cm以下の物は機内持ち込みが可能です。

爪切りのような刃が小さな物や先端が尖っていない刃が6cm以下のハサミ、電動シェーバーなども機内持ち込み出来ます。

ANAもT字カミソリや刃の長さが4cm以下で先が尖っていないカミソリ、電動シェーバーは持ち込み出来ます。

ジェットスター航空でもT字型や眉毛用の小型カミソリ、電動シェーバーは持ち込み出来ます。

鼻毛を切るハサミは先端が尖っていなくて刃の長さが6cm以下の物は持ち込み可能です。

ピーチもT字型・小型のカミソリ・電動シェーバーは持ち込み出来ます。

刃の長さが6cm以下で先端が尖ってない眉毛や鼻毛用のハサミも持ち込み可能です。

機内で髭を剃る際にはシェービング剤も必要ですが、飛行機内への液体物の持ち込みには「国内線」「国際線」それぞれ制限があるので注意しましょう。

 JALの場合国内線で持ち込みできる液体は一つが500gまたは500ml以下です。その上で一人2kgまたは2リットルまでと上限も決まっています。これは化粧水や香水・医薬品などを足した物です。

国内線の液体物持ち込みでお茶など飲料水は持ち込み可能となっていますが、開封している場合はチェックされるので出しておきましょう。

アルコール飲料はアルコール度数24％以上70％以下の物なら一人2リットルまで持ち込み可能です。

 ANAの場合国際線ではすべての液体物は100ml以下の容器に入れる必要があります。容器が100ml以上の物で中身が100ml以下であっても機内持ち込みはできないので注意して下さい。

100ml以下の容器に入れた液体物はさらに容量1000ml以下、縦横を足して40cm以内でマチのついていないプラスチックの袋へ入れる必要があります。

袋は再生可能なジッパーのついた物(ジップロックなど)を使用し、容器を入れても袋に余裕のある状態にしましょう。

容器を入れた袋は一人1つだけ機内持ち込み可能です。

国際線の液体物は、出国手続き前に購入した飲料は持ち込みできません。出国手続き後に免税店などで購入した飲料・酒は持ち込めますが、乗り継ぎの時には規制がかかる場合もあるので注意しましょう。

飛行機は気流の乱れで大きく揺れる場合があります。機内で髭を剃る際には肌を傷つけないよう十分な注意が必要です。

また、席で剃るのはマナー的にもよくないのでトイレで剃るのが良いでしょう。その際トイレは長時間使用しないようにしましょう。

ライター・マッチとも預入れはできません。

持ち込みできるのは、使い捨てライター・ZIPPOタイプ・マッチで、合わせて一人1個です。

ただし使い捨てライター・ZIPPOタイプの場合は液体を入れた袋へ入れる必要があります。またZIPPOタイプは航空会社や出発国によっては禁止されているので注意して下さい。

マッチはどこで擦っても火がつくタイプの物は持ち込みできません。安全マッチのみになります。

ナイフやカッター・ハサミ・金串・ダーツの矢・小さなツールナイフなど尖った物や刃物類は機内持ち込みできません。すべて預入れになります。

T字カミソリ・刃が4cm以下のカミソリ・爪切り・小さなハサミ(鼻毛用など先が尖っていない物)裁縫セットのハサミなどは機内持ち込みも預入れも可能です。

傘は先端が尖っていると持ち込めないので注意して下さい。

いずれのタイプも持ち込み・預入れは可能です。

ただし電池式のタイプでリチウムイオン電池を使用していると電池を外しての持ち込みになります。

ガス式タイプは一人1個のみで持ち込みの際は液体を入れた袋へ入れる必要があるので注意して下さい。

ガス式の予備カートリッジは持ち込み・預入れはできません。

乾電池・ニッケル電池・ニカド電池は持ち込みも預入れもできます。

リチウム金属電池は単体の場合リチウム含有量が2g以下の場合持ち込みは可能です。預入れはいずれの物もできません。

PCやスマホの予備バッテリーのリチウムイオン電池は160whを超える物は持ち込みも預入れもできません。また、100whを超える物は一人2個までとなります。

PCやスマホ本体に入っている電池・バッテリー、USB充電器や乾電池式充電器は持ち込み・預入れ、いずれも可能です。

化粧品類のスプレー(ヘアスプレー・消臭スプレー・シェービングフォーム・制汗スプレー)や医薬品・医薬部外品(虫刺され予防スプレー・消毒スプレーなど)は100ml以下の容器の物を液体袋に入れることで持ち込み可能です。

冷却スプレーや除菌スプレーなど日用品・スポーツ用の物は引火性ガスを使用していない物・毒性ガスでない物なら持ち込みはできませんが預入れはできます。

カラースプレーやくん煙殺虫剤などはいずれも持ち込み・預入れともできません。

竹刀やゴルフクラブ・バットなど危険な凶器となりうる物は預入れはできますが機内持ち込みはできないので注意して下さい。

釣り竿やスケボー、登山ストックなどは長さが60cm以下の物なら機内持ち込みできますがそれ以上の物は預入れになります。

工具類でもハンマーや先の尖ったキリなど凶器になるものは預入れはできますが、機内持ち込みはできません。

携帯用の小さな工具セットの場合は中にキリ状の物がなければ持ち込みできます。

ドライバーやスパナは長さが15cm以下の物は持ち込みできるでしょう。

ただし、小さな工具や短いドライバー・スパナなどでも係員が危険だと判断すると没収される恐れがあるので機内で必要なければ預入れにするのをおすすめします。

機内持ち込みできる物は様々な制限があるので悩むこともあるが、多くの国内線・国際線でT字カミソリ・刃が4cm以下のカミソリは持ち込みができるでしょう。

ただ国際線の場合は航空会社や係員によっては対応が違って没収される場合もあるのでどうしてもカミソリを持って行きたいときは預け荷物にするのをおすすめします。