体毛のムダ毛が濃くなる8つの原因は?濃い体毛を防ぐ対処方法を解説!

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同じ男性でも、体毛が薄い人と濃い人がいます。体毛が濃くなる原因がわかれば、女性に不潔なイメージをもたれることもないはずと、悩んでいる人も多いかもしれません。

そこで今回は、毛が濃くなってしまう根本原因と対処法、さらに、すでに生えてしまった毛の処理方法とその効果についても徹底的に解説します。毛の悩みを解消して、堂々とさわやかな毎日を送りましょう。

なぜ、体毛がどんどん濃くなってしまうのか、8つの原因を解説します。体毛を薄くする対処法を知るためにも、原因を探ることはとても重要です。

あなたの場合は、どの原因に当てはまるのかしっかりチェックしてみてください。

体毛が濃くなることに大きく関係しているのが、男性ホルモンです。

男性の体内では、副腎と睾丸の中で、アンドロゲンと呼ばれる男性ホルモンが作り出されています。このアンドロゲンの中でも、95%を占めるのがテストステロンと呼ばれる物質です。

テストステロンが多く分泌されると、毛の成長を司る毛乳頭という部分を刺激します。そもそも毛乳頭は、毛を作り出す毛母細胞の分裂を促す働きがあるため、男性ホルモンに刺激されることで体毛が作られるスピードを速めて、太く濃い体毛が作られてしまうのです。

毛がほとんど生えていなかった幼い男子が、思春期になると体毛が濃くなり始めるのも、このテストステロンの分泌量の増加が関係しています。

すでに成人した男性が体毛が濃くなる場合、テストステロンと同じく体内に存在する女性ホルモンのエストロゲンとのホルモンバランスの乱れが原因とされています。

男性の体毛が増える大きな原因の一つと考えられているのが遺伝です。これには、いくつかの理由があります。

まず、体毛の濃さは、男性ホルモンであるテストステロンの分泌量が関係していますが、このテストステロンの基本的な分泌量は、遺伝的な要素で決まる部分が大きいのです。

また、思春期になると男性特有の濃いすね毛や脇毛、胸毛、腹毛などの性毛と呼ばれる毛が生えてきますが、この濃さは、体内にある男性ホルモン受容体の働きの強さによって変わってきます。この受容体の働きの強さもまた、遺伝の影響を受けやすいとされています。

赤ちゃんのときから体毛が濃いなら、遺伝が原因の可能性が高いです。また、テストステロンが多く分泌されているため、遺伝が原因で毛深い人は穏やかな性格であることが多いといわれています。

筋トレと体毛の濃さは、因果関係があります。

そもそも筋トレとは、筋肉に対して負荷を加えることでダメージを与え、その修復の過程で筋繊維を太くするものです。そして、ダメージを受けた筋肉を修復するとき、男性ホルモンが分泌されます。男性ホルモンは筋肉を作りますが、同時に体毛も濃くするため、筋トレの結果毛深くなってしまうのです。

ただし、筋肉修復のために男性ホルモンが分泌されても、もともと女性ホルモンが多い体質の男性であれば、そこまで毛が濃くなるという現象は起こりません。

女性ホルモンがそんなに多くない体質の人や、さまざまな要因で男性ホルモンと女性ホルモンのバランスが乱れてしまった人が、筋トレで毛深くなってしまうタイプの人です。

体毛が生えてくる目的の一つは、体を外部からの刺激から守ることです。外部からの刺激とは、紫外線を浴びることや、怪我、皮膚への摩擦といったものがあります。

要するに、体への外部からの刺激が多い環境にあると、体を守るために刺激を受けた部分の体毛が濃くなってしまうのです。

男性も女性も同じですが、更年期に差し掛かるとホルモンバランスが乱れやすくなってきます。

更年期に男性ホルモンの影響の方が強い状態にバランスを崩してしまうと、毛深くなる原因の一つとなる場合があります。規則正しい生活と質の良い睡眠を心がけて、ホルモンバランスを整えていくことが大切です。

通常、体に過度なストレスがかかると、毛深くなる原因の1つであるテストステロンの分泌は減ると言われています。ただし、ストレスがホルモンバランスの乱れに繋がると、男性でも男性ホルモンの影響の方が強くなり、体毛の濃さに繋がってしまう可能性は否定できません。

日頃から、こまめにストレス発散をしたり、好きなことに没頭する時間を作りながら、ストレスのない生活を送るようにしましょう。

食生活の習慣は、体に大きな影響を与えます。きちんと食事をしていない人や、インスタント食品ばかり食べているような偏った栄養バランスを続けていると、栄養不足となり、体に過度なストレスがかかるのです。

この状態は、ホルモンバランスの乱れにも繋がり、毛深くなる原因の一つであるテストステロンという物質の分泌を促してしまう可能性があります。健康のためにも、バランスのとれた食事を心がけてください。

夜しっかり眠ることは、ホルモンバランスを整えるために大切なことです。夜更かしばかりしていて睡眠時間が足りないと、ホルモンバランスの乱れを引き起こして、場合によっては体毛を濃くしてしまう可能性があります。

質の良い睡眠をとるために、食事は寝る時間よりも3時間ほど早めに済ませ、ゆったりリラックスして夜の時間を過ごしましょう。

女性と違って男性の場合、体毛を処理することは男らしくないというイメージがあり、処理をためらっている人もいるはずです。

そこで、日本の男性のムダ毛処理事情や、世間の女性からは体毛についてどのような印象をもたれているのかを確認してみましょう。

ムダ毛処理をする日本人男性は、増えています。

ムダ毛を処理する文化は、特に20代〜30代に広まっていて、男性用ボディトリマーが大ヒットするなど、ムダ毛に対する意識は一昔前に比べて確実に高まっているのです。

ちなみに、世界各国のムダ毛に関する意識はそれぞれの国で違いますが、欧米などではタトゥーのために体毛を処理したり、アンダーヘアを整えたりといったケアは一般的になっています。

スポーツ界でも、体毛だらけの海外の選手はあまり見かけません。脇毛なども、海外の男性選手は綺麗に整えている場合が圧倒的に多いです。世界的にも、男性のムダ毛処理は、身だしなみの一つとして定着してきています。

男性の体毛について、女性はどのような印象を持っているのか、世間の声をチェックしてみましょう。

国によっては男らしさの象徴にもなる胸毛ですが、日本の女性はあまり魅力的に感じない人もいるのが現状です。もちろん、男性の胸毛が好きという女性もいるのですが、やはり体毛が濃すぎるのは、あまり良い印象ではありません。

すね毛に関しては、処理していない人が好きという意見もありました。ただ、やはり中にはすね毛が濃い人は苦手という女性もいます。

好きな人の意見を聞いてから処理するのがベターです。

腕毛は、適度な量なら気にしない女性がほとんどですが、やはり濃すぎると印象はよくありません。特に、腕毛は女性の目に入ることも多いので、適度に処理しておくのが無難でしょう。

男性で脇毛を処理している人は増えています。そのため、女性の中でもだんだん脇毛を処理している男性に慣れている面もあり、脇毛が濃い男性のイメージは良くない声が多くありました。

脇毛が濃すぎる人は、適度に毛量を減らしておくのがおすすめです。

では、具体的に体毛が濃くなるのを防ぐための対処法をみていきましょう。あらゆる視点から総合的にケアしていくと、より効果が期待できるはずです。

質の良い睡眠がとれていないと、ホルモンバランスが乱れやすくなります。ホルモンバランスの乱れは、体毛が濃くなる原因にもなるため、しっかり眠るように心がけましょう。

寝る前にスマホを見続けたり、昼夜逆転の生活をしている人は、特に注意が必要です。睡眠不足によるホルモンバランスの乱れを防ぐには、質の良い睡眠で体にストレスを貯めないことが大切になります。

質の良い睡眠をとるためには、寝る3時間前には食事を済ませて、カフェインやアルコールの摂取を避け、寝る1時間〜2時間前にお風呂に入ることがポイントです。

また、眠る前にスマホの画面を見てしまうと、ブルーライトが目の網膜まで到達して、目が冴えてしまいます。眠る少し前から、部屋の明かりを暗くして、リラックスできる環境を整えましょう。

体毛には、食生活も大きく環境しています。栄養が不足すると、ホルモンバランスの乱れに繋がり、体毛が濃くなる原因となってしまうので、食生活を整えていくことが大切です。

さらに、食材によっても体毛への影響が違うので、チェックしてみてください。

大豆イソフラボンは、女性ホルモンのエストロゲンと同じような化学構造をしています。

女性ホルモンのエストロゲンは、男性ホルモンのテストステロンとは対照的に、体毛を薄くする作用がある物質です。毎日1品は大豆製品を食べるように心がけて、ホルモンバランスを整えましょう。

例えば、納豆、豆腐、油揚げ、豆乳といったものを、少しずつでも継続して摂り入れ続けることが大切です。

肉に含まれているタンパク質は、動物性タンパク質と呼ばれ、男性ホルモンの分泌を促す働きがあります。男性ホルモンの大部分を占めているテストステロンには、毛を濃くする働きがあるため、肉ばかり食べていると体毛が濃くなる可能性があります。

また、ケーキや菓子パン、チョコレート、糖分の多い芋類などばかりを食べている人も注意が必要です。これらの食材は全て、GI値の高い食品と言われています。GI値とは、食べ物に含まれる糖質の吸収度合いを示した数値です。

GI値の高い食品を摂ると、体内にインスリンが分泌されます。この時同時に男性ホルモンの分泌も促進するため、毛深くなってしまう可能性があるのです。

体毛を薄くするには、アルカリ性の食品を積極的に摂り入れることをおすすめします。肉やインスタント食品ばかりを食べて体が酸性に傾いている時、体内で過酸化脂質が多く発生して、ホルモンバランスが崩れる原因となります。

ホルモンバランスの乱れは、男性ホルモンを増やして体毛を濃くする原因になってしまうのです。そこで、アルカリ性食品を摂り入れることで、体をアルカリ性に中和させる効果が期待できます。

例えば、ひじきやワカメといった海藻類、レモンや梅干しなどは、アルカリ性の食品です。体毛だけでなく、体全体の健康のにも良い食材です。積極的に取り入れていきましょう。

ストレスが溜まってくると、体内のホルモンバランスを乱して、男性ホルモンの働きが強くなり、体毛を濃くしてしまう可能性があります。

日々が忙しく、ストレスがたくさん溜まっている人は、何もしないということでストレスを解消することがおすすめです。ストレス解消のために何かをしなければいけないということはありません。ただ、何もしないということも体を癒す方法の一つです。

また、好きなことをするのも効果的でしょう。大声で歌ったり、趣味に時間を費やしたりすることで、ストレスは解消されていきます。

大きなストレス原因を抱えている人は、ストレスの原因から遠ざかることも有効です。体と心をしっかり休めて、ホルモンバランスを上手に整えていきましょう。

体毛の役割の一つに、体を守るというものがあります。体を冷やす環境にいたり、体が冷える行動をしたりしていると、体を守るために体毛が濃くなり始めます。

そうならないためにも、クーラーや冷たい飲み物に注意して、できる限り体を冷やさない工夫が必要です。

体毛の自己処理を、カミソリや毛抜きで行なっている人は注意しましょう。カミソリで毛を剃った際には、皮膚の表面を傷つけてしまう可能性があります。また、毛穴の中も皮膚の一部です。毛抜きで毛根を引き抜くことは、肌の一部を引き剥がすことと同じになります。

このような行為で毛穴に刺激を与えた場合、体毛が体を守ろうとして余計に毛深くなってしまうことがあります。できるだけ肌には刺激を与えない処理方法に変更してみてください。

実際に濃く生えてしまった体毛を処理するおすすめの方法をご紹介します。それぞれに効果も違うため、あなたに合った方法を見つけてください。

男性の体毛に対する女性の意見は、ツルツルでも良い派と、ほどよく生えていて欲しい派、全く気にしない派に分かれています。そこで、ツルツル以外の効果を得られるアイテムとして、レッグトリマーを使うのがおすすめです。

レッグトリマーは、男性の体毛処理のために作られた商品で、体毛をすくようにしてナチュラルに程よく処理してくれます。

電動式と手動式があり、電動式はバリカンのようになっています。電動式のレッグトリマーを購入する際には、どのような長さのアタッチメントがついているのかを確認しておくことが大切でしょう。

レッグトリマーは、主にインターネットで購入することができます。

レッグトリマーを使って体毛を処理すると、自然でナチュラルな仕上がりにすることができます。

また、商品によってはすく機能のあるアタッチメントがついていることもあります。程よい長さにカットするにしても、全体をカットするのは不自然と感じる人もいるでしょう。

そのような場合は、すく機能がついているレッグトリマーを使うことで、より自然に体毛を短くすることができます。

レッグトリマーの使い方は、とても簡単です。

手動式の場合は、シェービング剤を塗ったあと、通常のカミソリのように体毛を剃っていくだけです。電動式の場合は、好みの長さのアタッチメントを装着してから、毛を剃っていきます。

体毛の毛が太い部分は、最初に蒸しタオルで蒸しておくことで毛を柔らかくし、剃りやすい状態を作っておきましょう。

タンパク質でできている髪の毛の性質を利用して、アルカリ性の薬剤で毛を溶かすアイテムが除毛クリームです。

除毛クリームは、気になる体毛に塗って毛が溶けるのを待ち、あとは拭き取るだけで、簡単に体毛を処理することができます。メリットとしては、毛の先端が尖らないことです。また生えてきた時に、チクチクしないですみます。

ただし、皮膚も同じタンパク質でできているので、肌が弱い人はパッチテストを行なってから使用することをおすすめします。

除毛クリームは、ネット以外にも薬局などで購入することが可能です。

除毛クリームを使うと、除毛クリームを乗せた部分の毛が綺麗に溶けるため、とても美しくツルツルな仕上がりにすることができます。

また、毛先も溶かしてしまうので、先端が尖らずにチクチクすることもありません。ただし、完全に毛を溶かしてしまうため、程よく体毛を処理したい人には、向いていないアイテムです。

除毛クリームの使い方は、とてもシンプルです。

処理したい体毛の上に除毛クリームをまんべんなく塗ります。説明書に記載されている時間放置してから、拭き取るか洗い流せば完了です。

ただし、肌も髪の毛と同じタンパク質でできているため、肌荒れをしてしまう可能性も考えられます。使用後は薬剤が残らないようにしっかりとクリームを取り除くようにしましょう。

ブラジリアンワックスは、粘着力のあるワックスを毛に塗って絡め、一気に剥がし取る方法です。

痛そうに思えますが、皮膚全体が引っ張られるため、部位によってはそこまでの痛みは感じません。

ブラジリアンワックスには、種類があって、はちみつや砂糖などのナチュラルな素材でできている水性ソフトワックス、ロジンエステルや天然ロジンを使った油性ソフトワックス、ワックスの上からペーパーを乗せて使うハードワックスがあります。

肌の弱い人は、水性ソフトワックスがおすすめです。

ブラジリアンワックスは、ネットで購入できるほか、大きな薬局などでも購入することができます。

ブラジリアンワックスは、毛根から綺麗に毛を抜くことができるので、ツルツルに仕上げることができます。逆に、程よく残したいという人には向いていないでしょう。

また、毛が生えてきた時に、毛の先端が細くなっているのでチクチクしない点もメリットです。ただし、また処理する時には、1cm以上毛が伸びている必要があるため、その点を理解しておくことが必要でしょう。

ブラジリアンワックスの種類によりますが、固いワックスは、温めるなどして硬さを調整します。すくった時に、伸びるくらいを目安にしましょう。

脱毛したい場所を綺麗に拭き取ります。特に、水気はしっかり拭き取っておきましょう。そして、脱毛したい箇所にブラジリアンワックスを塗っていきます。

ここでのポイントは、広範囲に塗らず、1cm×3cmくらいの範囲で少しずつ脱毛していくことです。少しずつ脱毛するのが失敗しないコツです。

ペーパーを使うブラジリアンワックスの場合には、ワックスの上からペーパーを乗せます。最後に、皮膚がひっぱられないようしっかり反対の手で抑えてから、一気に引き剥がします。

ゆっくり剥がさず、皮膚を抑えながら一気に剥がすと、痛みも最小限に抑えることができます。

家庭用脱毛器とは、エステで行なっている脱毛を簡易的に家で行うことができる機械です。脱毛の方法は、光を当てるフラッシュ脱毛、レーザーを当てるレーザー脱毛の2種類があります。

どちらも、毛のメラニンの黒色に熱を加えることで、毛が生えてこないようにするメカニズムです。ただし、脱毛サロンやクリニックに比べて低い出力に抑えられています。

一度脱毛した毛は、すぐに生えてくることはなくなるため、完全に脱毛したくない部位は、使用頻度に注意しましょう。

家庭用脱毛器で体毛を処理する場合、毛の生えるサイクルである毛周期に合わせて脱毛することになります。一度、光やレーザーを当てた毛は、しばらくすると自然に抜け落ちてくるので、脱毛した直後から毛がなくなるわけではありません。

即効性は期待できませんが、全体の毛量を自然に減らすのには効果的です。

家庭用脱毛器は、毛の毛周期に合わせて脱毛する必要があります。そのため、最初は1ヶ月おきに脱毛し、薄くなったら脱毛間隔を延ばしていくようにしましょう。

体毛を薄くしたい程度にもよりますが、完全に脱毛したい場合には、最低でも6回は照射する必要があります。

家庭用脱毛器の使い方自体は、とても簡単です。まず、脱毛したい箇所の毛を剃ります。家庭用脱毛器のパワーを調整したら、肌を冷却します。

続いて、家庭用脱毛器の光を照射し、最後にもう一度冷却すれば完了です。あとは、脱毛したい箇所でこの工程を繰り返すだけです。

脱毛後は、自然に毛が抜け落ちるのを待ちましょう。

濃くなった体毛を自分で処理するのに不安がある人は、プロにお願いするのも一つの方法です。体毛を脱毛する方法としては、光（フラッシュ）脱毛、レーザー脱毛、ニードル（針）脱毛の3種類があります。

脱毛クリニックで受けることができるのが、医療レーザー脱毛です。医療レーザー脱毛は、毛の黒いメラニン色素にレーザーを当てて、毛を再生させる細胞を破壊します。強い出力のレーザーを照射するため、部位によりますが強い痛みを伴う場合が多いですが、高い効果が期待できます。

全身脱毛の場合、自己処理が不要になるまでの照射回数は、5回〜8回程度、費用は20万円〜30万円程度かかります。回数や期間、費用は脱毛したい度合いによっても変わってくるでしょう。

ちなみに、脱毛クリニックでの脱毛は、永久脱毛と思われている人もいますが、実は日本では永久脱毛についての正式な定義がありません。

参考までに、日本の厚生労働省に当たるFDAという機関では「永久に毛髪がなくなるわけではない」としています。また、永久脱毛が可能なレーザー機械は「レーザーを3回照射してから6ヶ月経過した時点で67%以上の毛が減っている状態にできる機械」と定義しています。

脱毛サロンで受けることができるのが、光（フラッシュ）脱毛です。基本的にはレーザー脱毛と同じメカニズムで、毛の黒いメラニン式をに光を当てて熱を加え、毛を生えづらくする脱毛方法です。

多くのケースで医療レーザー脱毛と同じメカニズムの機械を使いますが、出力が違います。光（フラッシュ）脱毛の場合、痛みはあまり感じない場合が多く、金額もレーザー脱毛に比べてリーズナブルです。

費用は、全身脱毛で15万円から高くて30万円ほどかかります。自己処理が不要になるまでには、12回〜18回程度通う必要があるでしょう。

ニードル（美容電気）脱毛は、一つ一つの毛穴に針を刺して、電気を流し、毛を再生させる細胞を破壊する技術のことをいいます。

かなり高い脱毛効果が期待できますが、痛みを伴い、時間もかかってしまうのが特徴です。また、医療レーザー脱毛や光脱毛と違い、毛のメラニン色素に反応させて熱を加えるものではないので、ほくろやタトゥー、白髪の毛も脱毛することができます。

ニードル脱毛の場合、料金は毛の1本単位や時間単位で決まっているところも多いです。脱毛するには5回〜6回は通う必要があり、脱毛の度合いにもよりますが、20万〜30万程度の費用が必要になります。

自宅で手軽に体毛を処理できる便利なアイテムをご紹介します。脱毛サロンや脱毛クリニックに通う時間がない人や、人に見られたくないという人は、自宅で脱毛をするのがおすすめです。

貝印のレッグトリマーは、濃くなった体毛を少し残して、程よい量に脱毛できる便利なアイテムです。くし状になっていて、ムダ毛をとかしながら、一定の長さにカットすることができます。

何より使い方が簡単なので、初心者でも失敗することなく、ムダ毛を適度に薄くすることができるでしょう。

BG ボディヘアトリマーは、体毛をすくことができるくし状のカミソリです。一定の長さにカットするのではなく、短く、少なくできるのが最大の特徴で、より自然に体毛を薄くできます。

使い方は、肌に滑らせるだけなので非常に簡単です。また、肌に刃が当たりにくい設計になっているので、皮膚を傷つけてしまう心配もありません。

刃は2種類セットされていて、目があらい方と細かい方があります。減らしたい毛量によって使い分けましょう。

レキッドベンキーザー Veet Men バスタイム除毛クリームは、男性用に作られた除毛・脱毛クリームです。

バスタイム専用のクリームで、付属の専用スポンジを使えば手を汚すこともなく、お風呂のついでにさっと除毛することができます。

使い方も、肌に塗って毛が溶けたら洗い流すだけです。わずか5分で体毛が綺麗なつるつる肌に生まれ変わります。ロイヤルジャスミンの香りで、リラックスしてバスタイムを過ごしながら脱毛することができます。

NULL メンズ除毛クリームは、スタイリッシュなパッケージがおしゃれな除毛クリームです。肌が弱くカミソリ負けしてしまう人でも、優しい使い心地で使用することができます。

低刺激なので、Vラインにも使えるのが大きな特徴です。肌が乾燥しやすい人でも、2種類のアロエエキス配合でしっとりした仕上がりにすることができるでしょう。

ANGELICA アンジェリカワックスは、男性専用のブラジリアンワックスです。スターターキットになっているので、初めてブラジリアンワックスに挑戦する人でも、すぐに始めることができます。

敏感肌の人でも、安心して使える成分でできているため、VIOの脱毛もすることができる点が特徴です。

実際に、日本ワックス脱毛協会認定サロンでも使われているワックスで、男性の太く硬く濃い毛質の人でも脱毛することができます。

使い方は、ワックスを肌に塗り、一気に引き剥がすだけです。皮膚全体を引っ張るので、痛みも強くなく、美しい肌を手に入れることができるでしょう。

エムテックのケノンは、大ヒットの家庭用脱毛器です。脱毛サロンなどで行われる光脱毛と同じ原理で脱毛をすることができます。一時的な脱毛とは違い、根本から毛を生えにくくしてくれるので、徐々に自己処理が楽になっていくことが特徴です。

300万発もの照射が可能なので、全身の脱毛やしぶとい髭の脱毛まであらゆる部位の体毛を処理することができます。

ただし、脱毛自体は、毛の生えるサイクルの毛周期に合わせて行うため、即効性を求める人には不向きでしょう。じっくり全体の体毛を確実に減らしていきたい人におすすめです。

どんどん濃くなる体毛で、毎日どんよりした気分の人も多いはずです。でも、濃くなる体毛を処理する方法はいろいろあります。

男性が脱毛なんてしたくないと悩んでいた人も、実際に脱毛してみることで、快適でさわやかな毎日が送れるようになるかもしれません。ツルツルにせず、適度な脱毛をする方法もあるので、あなたの理想にあった脱毛方法を、ぜひ今日から試してみてください。