もみあげの白髪の対処方法を徹底解説！おすすめの白髪染めも

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もみあげの白髪は顔の近くで生えているので目立ってしまいます。さらに、白髪染め用のカラー剤やトリートメントで染めようとしてもうまくいかない部分です。

この記事では、もみあげに白髪が生えてきたときの対処方法や上手に白髪を染めるコツ、おすすめの白髪染めを紹介します。また白髪が生えてくる原因も解説するので、ぜひ最後までご覧ください。

もみあげに白髪が生えてきたときに、白髪染めなどで黒く染めることは多くの人が試している対処方法です。

美容院で染めてもらうこともできますし、市販の白髪染めや白髪用のカラーシャンプー、カラートリートメントで染めることもできます。

ただ、もみあげはなかなか染めにくい部位でもあります。なぜなら、もみあげはそもそも毛量が少なく、白髪染めを多くつけることが難しいからです。また、落とし切れなかった洗顔料や、洗顔後に使用する化粧水、美容液などがもみあげにつくと、表面がコーティングされてしまいます。その結果、染料が十分に入っていかず、しっかり染められないこともあります。

うまく染めるコツは、下の項目で紹介しましょう。

もみあげに生えた白髪を、ニードル（美容電気）脱毛してもらうことも対処方法のひとつとして挙げられます。サロンでの光（フラッシュ）脱毛やクリニックでの医療レーザー脱毛では、白髪の脱毛はできません。

なぜなら、これらの脱毛は、光やレーザーを毛根や毛母細胞のメラニン色素（＝黒色）に当てる方式だからです。白髪にはメラニン色素がほとんど含まれていないため、光やレーザーは反応しません。

これに対してニードル（美容電気）脱毛は、毛穴に針を差し込み、電気を流して毛乳頭に働きかけて発毛させなくする脱毛方法ですので、白髪でも脱毛できます。

白髪の量が少ないのであれば、根元から切ってしまうのもよいでしょう。

しかし、白髪の量が多いと当然時間もかかってしまいます。また、切っただけでは、同じ箇所からまた白髪が生えてしまいます。白髪を切ることは、あくまで応急処置であり、根本的な解決法ではありません。

白髪用マスカラを塗って白髪を隠す方法も、応急処置ではありますが、対処方法と言えます。

白髪用マスカラは、白髪染めのように染めるわけでなく、気になる部分に塗って使います。シャンプーで流れ落ちてしまうので、1回1回塗る必要があります。

肌の内部では、毛根と毛母細胞とがしっかりと結合しています。

もみあげの白髪が気になるからといって毛抜きなどで抜くのは、その結合を無理やり引き剥がすことです。痛みを伴い、肌がダメージを受ける恐れがあります。また、毛穴も傷ついたり広がったりする可能性があります。

抜いたところで、次に生えてくる毛も白髪であることがほとんどです。白髪を抜くメリットは、ほぼありません。

白髪は、普通のカラー剤ではうまく染められません。普通のカラー剤は、黒髪に使うことを想定しており、黒髪の色を抜くブリーチの力が強めに設定されています。色の抜けた部分に染料を入れて髪を染めるので、どちらかと言うと、髪の色を抜く力が強く、染める力はそこまで強くありません。

これに対し白髪染めは、色素のない白髪に使うことを想定していますので、髪の色を抜く力は弱く、染める力を強く設定されています。そのため白髪が黒く染まるのです。

また白髪にブリーチ剤を使用すると頭皮にダメージを与え、さらなる白髪の原因にもなりかねないので、避けた方がよいです。

はじめに紹介するのは、ジアミンという染料の配合されている、しっかりともみあげを染めることのできるタイプです。

ジアミンは多くのヘアカラーに配合されており、少ない色素で濃く染められる染料です。

サロンドプロ　無香料ヘアカラーはブラシでとかすだけで、スピーディーに白髪を染められます。

放置時間はわずか5分で、ニオイのしない成分のみで作られた白髪染めなので、ツンとするニオイがありません。

残った分は取り置きが可能で、ショートヘアであれば、約2回使用できます。

ニオイがほぼなく、しっかりと染まるという口コミが多く見受けられました。付属の小さなブラシも使い勝手がよく好評のようです。

ルシード ワンプッシュケアカラーは無香料の白髪染めです。色落ちしたときに赤みが残るように作られており、退色していくときに自然な髪色が長持ちします。

浸透性のアミノ酸が配合されており、髪にハリやコシを与え、髪をいたわります。

臭いがなく、頭皮にも優しいという口コミが多く見られました。またワンプッシュで簡単に染められるのが好評で、リピーターも多いようです。

ホーユー メンズビゲン ワンプッシュはワンプッシュ式の白髪染めです。ブラシにクリームを出し、そのままとかすだけで白髪を染めることができます。

ヘアカラーの嫌なニオイを抑え、シトラスの香りのする微香性タイプで、髪のダメージをいたわるトリートメント成分も配合されています。

必要な量を使った後は、取り置きができるので経済的です。

ワンプッシュで手を汚すことなくしっかり染まるとの口コミが多かったです。他の商品よりも多少値段が高いですが、それだけの価値があるという感想も見受けられました。

トリートメントタイプの白髪染めは、入浴中にトリートメントしながら染めるので、髪へのダメージを抑えられます。

ただ、髪を脱色してそこに染料を入れるわけではないので、即効性はありません。回数を重ねて使用することで徐々に白髪が目立たなくなっていきます。また髪色が染まってきても使用をやめると1週間ほどでまた白髪が目立つようになってしまいます。

利尻昆布ヘアカラートリートメント白髪染めは、肌の弱い人でも使えるように、白髪染めの負担を軽くした無添加の白髪染めトリートメントです。

髪の表面をトリートメントしながらカラーするマニキュアタイプの白髪染めで、入浴中に使え、無添加なので髪や頭皮にも優しいです。

傷んだ髪はマイナスイオンを持っていますが、この利尻昆布ヘアカラートリートメント白髪染めはプラスイオンを帯びたイオン色素が使われており、イオン同士が強く結びつくことで染色します。

Root Vanish 白髪染め (ブラック) ヘアカラートリートメントはヘアマニキュアで、髪の表面に色素を付着させ、徐々に浸透させていくことで白髪を染めます。

ヘアカラーのように化学染料は使用しておらず、植物由来の成分でできており、髪や頭皮を傷つけにくい配合です。

また厳選された22種類の天然植物由来の成分が髪と頭皮をいたわり、健康な髪へと導きます。

アンファー (ANGFA) スカルプD ヘアカラーコンディショナーはトリートメントタイプの男性用白髪染めです。

浸透型コラーゲンと浸透型ケラチンを配合しており、男性の染まりにくい髪でも深く染まるように設計されています。

独自成分である黒豆豆乳発酵液が配合されており、白髪染めをしながら髪にハリやコシを与えます。

また1本で約10回使用可能でき経済的です。

もみあげは毛量が少ないことが多いので、白髪染めをたくさん塗れません。そのため十分に染められない可能性があります。

またもみあげは頭というより顔の一部ですので、もみあげに白髪染めを塗ることを忘れてしまいがちですし、塗っても全体に付いていない場合も多いです。

ヘアカラーの白髪染めや白髪染めトリートメントの染料は、細くて柔らかい髪質の方がよく染まるとされています。これに対し、もみあげに生える髪質は太く硬い場合が多く、このため髪が染まりにくいのです。

もみあげは洗顔するときに洗顔料が付きがちなので、頭髪よりも早く色が抜けてしまうことが多いです。また、洗顔後に使用する化粧水や美容液などが付着して、色が落ちてしまうこともあります。

もみあげに洗顔料や乳液、整髪料などが付着すると、それらの油分がもみあげをコーティングします。結果的に白髪染めの染料が毛に入りにくくなり、染め残しとなるのです。

白髪染めを行う前に、頭髪・もみあげに付着した油や汚れはよく落としておきましょう。

白髪染めを始める前には、まず髪をよく洗って、髪についた汚れを洗い流しましょう。汚れが付着していると染料が毛に入っていきにくくなります。

髪を洗ったら、よく乾かします。濡れている部分と乾いている部分では染料の入り方に差が出てしまい、色ムラになってしまうので、全体的にしっかりと乾かした後に白髪染めを塗り始めましょう。

白髪染めは色ムラができないようにたっぷりと塗りましょう。途中でカラー剤が足りなくならないように、常に予備の白髪染めは準備しておきましょう。

白髪が目立つのは、毛の生え際や根元です。まずは根元から白髪染めを塗っていきましょう。目立つ部分から塗ることで塗り忘れを防ぎ、色ムラをなくせます。

根元をしっかりと塗るには、カラー剤をたっぷりと付け、コームでよく馴染ませましょう。 

カラー剤を塗ったら、その部分にコットンで蓋をします。コットンで蓋をすることにより、カラー剤がもみあげに馴染みやすくなる上、体温でカラー剤がよく反応します。

カラー剤は温度が高いとより染まりやすくなるので、このようにコットンで蓋をするほか、ラップを頭に巻いて、体温を利用したり、髪を染める室温そのものを高く設定したりすることも有効です。

白髪染めを洗い流す前に、髪をお湯で濡らし2〜3分間揉み込みます。これを乳化と言いますが、乳化することにより、カラー剤がよく馴染み、色ムラをなくせます。また、薬剤をキレイに洗い流せるので、必ず乳化という工程を加えるようにしましょう。

その際は素手で行うのではなく、ビニール手袋などを着用するようにしてください。

シャンプーで薬剤を流し、洗髪した後は必ずトリートメントで髪をケアしましょう。カラー剤により、髪はダメージを受けており、ダメージを受けたままだと、色落ちも早くなります。染めた色を維持させるためにもトリートメントは重要になってきます。

ベリーショートヘアはもみあげを含めたサイドからバックにかけて刈り上げる髪型です。清潔感もあり、爽やかに見えるこのベリーショートヘアですが、もみあげを刈り上げてかなり短くするので、白髪があっても目立ちにくい髪型と言えます。

ツーブロックヘアはサイドやえり足を短く刈り込んで、トップの髪を被せる髪型です。ベリーショートもサイドやバックを刈り込みますが、ツーブロックヘアの場合はそこにトップの髪を被せるので、もみあげ自体が見えにくくなり、白髪があっても目立ちません。

ミディアムヘアは全体的に髪をやや長めに伸ばす髪型です。髪を多少伸ばすことでもみあげと髪とを馴染ませられるので、もみあげに生える白髪が目立ちにくくなります。

精神的なストレスは血流を悪くします。さまざまな栄養分は血液とともに各部位に運ばれますが、血行が悪くなると栄養の運搬が滞ります。そのため毛を黒くするために必要な栄養分が運ばれず毛が白いまま生えてくる、ということが考えられます。

またストレスがたまると自律神経がバランスを崩し、ホルモンバランスが乱れます。これによりメラノサイトの機能が低下し、メラニン色素が作られなくなることもあります。

紫外線を浴びると体内で活性酸素が生成されます。活性酸素は体を細菌やウイルスから守ってくれる役割がある一方で、増えすぎると人のさまざまな細胞を傷つける恐れもあります。

紫外線を過度に浴び、活性酸素が増えることで、メラノサイトの機能が低下してしまいます。メラニン色素が生成されなくなり、結果的にもみあげに白髪が生えてくることも十分考えられます。

毎日の食事の栄養バランスが偏っていると、白髪が生えてくる恐れがあります。

体毛を黒くするには、メラニン色素が欠かせません。メラニン色素は、チーズや大豆に多いチロシンというタンパク質から作られています。

また、チロシンを作るアミノ酸のフェニルアラニンは、肉や牛乳から摂取できます。

メラニン色素を作り出すメラノサイトの機能を活性化させるのは、ビタミンB12で、これはレバーや魚介類に多く含まれます。

毎日の食事からこれらを摂取しないと毛を黒くする栄養が不足してしまい、白髪が生えてくる可能性が高まってしまいます。栄養バランスの良い食事を心がけましょう。

寝不足により、ホルモンバランスは崩れてしまいます。それによりメラノサイトの機能が低下し、白髪を生む可能性があります。

また質の高い睡眠はメラトニンというホルモンを生成しますが、このメラトニンは体の毒になる過剰な活性酸素を取り除く作用があります。寝不足によりメラトニンがあまり分泌されなくなると、活性酸素がメラノサイトを攻撃し、機能を低下させ、結果的に白髪につながる場合もあります。

両親や親族に白髪の人が多いと、遺伝的に自分も白髪になりやすいです。ただし、あくまで白髪になりやすいというだけであって、食生活や睡眠、運動など、生活習慣に気を使うことで白髪が生えてくるのを遅くすることは可能です。

人は加齢により体のさまざまな機能が低下していきます。メラノサイトの機能も低下していき、その結果メラニン色素があまり作られなくなり、白髪になります。

メラノサイトは髪が生え変わるときに失われます。若いころは次の髪が生えるときにメラノサイトも再生しますが、加齢でメラノサイトそのものが再生されなくなり、白髪になることもあるのです

一度気になると途端に気になり始めるもみあげの白髪は、白髪染め用のカラー剤やトリートメントでうまく染めれば目立たなくできます。

しかし、それらは根本的な解決法ではないので、染めるのをやめるとまた白髪になってしまいます。白髪は食生活や睡眠、運動など生活習慣を見直すことで根本的に予防、解消をしましょう。