髭は市販の脱毛クリーム(抑毛・除毛)でも効果はある?
髭脱毛に市販の脱毛クリームでも効果はあるのか?毎朝の処理が面倒、カミソリ負けなどで悩んでいる方も多く、よくある質問の1つです。本記事では髭脱毛に市販の脱毛クリームが効果的か、抑毛と除毛クリームの違い、その他家庭でできる処理方法を解説します
目次
市販の脱毛クリーム(抑毛・除毛)は髭脱毛に効果あるの?
毎朝の髭剃り時間を短縮したい方や、カミソリ負け対策として
「市販の脱毛クリームは髭脱毛に効果がありますか?」
といった質問を受けることがあります。確かに脱毛クリームで髭対策ができたら便利に違いありません。
しかし実は、脱毛クリームには髭やVIOに使用可能なものとNGなものがあるのをご存知でしょうか。
間違えて使うと肌トラブルの原因になるため注意が必要です。
今回は市販の脱毛クリームの効果や選び方、ヒゲに使用する場合の注意点を解説していきます
市販の脱毛クリーム(抑毛・除毛)の効果
市販の脱毛クリームと言われているものには種類が2つ
市販の脱毛クリームと言われるものには、
- 抑毛ローション
- 除毛クリーム
の2つの種類がありますが、どちらの処理方法も厳密に言うと脱毛とは異なります。
抑毛ローションは、塗り続けることで徐々に毛が生えにくくなるといった効果が期待できるものです。塗り続けるのやめるとまたすぐに毛が生えてくるため、根本的に脱毛とは違います。
除毛クリームは伸びた毛に塗って数分置くと毛が溶けて除毛できるというものです。すでに生えている毛にだけ作用するため、これも脱毛効果はありません。カミソリで剃った時と同じように、すぐにまた毛が生えてきます
抑毛ローション
抑毛ローションはクリーム状のタイプのものもあります
名称は「アフターシェービングローション」「抑毛クリーム」「抑毛ローション」と商品によって様々ですが、概ね配合成分や使用方法は一緒です
使い方 | 髭剃り後の肌に塗りこむ |
仕組み | 大豆イソフラボンなどの成分が毛の成長を抑制する |
効果の即効性と持続性 | 即効性はなく、個人差はあるが1ヶ月以上使い続けることが必要 使用を停止すると効果はなくなる |
除毛クリーム
使い方 | 除毛したい部分に塗りこみ、数分置いてから拭き取る |
仕組み | クリームが毛のたんぱく質を溶かすことで毛が溶けて除毛できる |
特徴 | 即効性はあるが、すぐにまた毛が生えてくる |
市販の脱毛クリーム(抑毛・除毛)の選び方
市販の脱毛クリーム(抑毛・除毛)を選ぶ際のポイントを解説します
髭に使用可能かどうかを確認する
市販の脱毛クリーム(抑毛・除毛)を選ぶ際には、髭が使用可能部位として記載されているかどうかを確認することが大切です。
除毛クリームは毛のたんぱくしつをアルカリ成分で溶かす仕組みです。そのため肌にも強い刺激を与えます。
顔は皮膚が薄く、体の他の部位と比較して刺激によるダメージを受けやすいため、殆どの商品は使用することができません。
購入前にその商品が髭に使用可能かどうかを必ずチェックしてください。
実際に使用した人の口コミを参考にする
市販の脱毛クリーム(抑毛・除毛)を選ぶ際には、実際に使用した人の口コミを参考にしましょう。
肌質は個人差が大きく、同じ脱毛クリームでも人によって効果が異なります。刺激の強さも、全く平気と言う人もいれば、ピリピリとした刺激を感じる人や肌荒れを起こす人もいるのです。
敏感肌の人は特に多くの口コミを参考にすることをおすすめします。
コスパを確認する
市販の脱毛クリームを選ぶ際にはコスパを考えることが重要です。
抑毛ローションはすぐに効果が出てくるものではありません。だいたい1ヶ月程度で効果が期待できる場合が多いので、内容量から1ヶ月に必要な費用を計算しましょう
除毛クリームは即効性のあるものですが使う頻度は人それぞれなので、どの程度の頻度で使うかを考えてコスパを確認します。
また、どちらの場合も肌への有効成分が充実しているもの程価格は高くなる傾向にあります。
脱毛クリーム(抑毛・除毛)を使用する前にパッチテストを行う
市販の脱毛クリーム(抑毛・除毛)をいきなり使用するのはやめて下さい
使用する前には必ずパッチテストを行うようにしましょう
使用されている成分が肌に合わない場合、アレルギー反応が起きてかぶれなどの肌トラブルになる可能性があるからです。
特に除毛クリームは毛のたんぱく質を溶かす成分が入っいて肌にも刺激が強いため、パッチテストが重要になります。
抑毛ローションは肌に優しい成分が配合されている製品が多いので比較的心配は少ないのですが、肌の弱い人にはそれでも刺激の強い商品です
また、肌荒れや吹き出物などがある場合も使用することはできません
市販の脱毛クリーム(抑毛・除毛)のメリット・デメリット
市販の脱毛クリーム(抑毛・除毛)を使用するメリットやデメリットについて解説します。
メリット
- ドラッグストアやネットで手軽に購入できる
- 脱毛サロンやクリニックに比べて安くて済む
- 髭を生やしたくなったら塗るのをやめればすぐに生えてくる
- 自宅で自分で処理できる
脱毛クリームにおいて1番のメリットはやはり手軽さです
簡単に購入できて自分の気分次第ですぐに使用できることです
デメリット
- 肌トラブルの危険性がある
- 長く使用すると費用が高くつく
- 顔に使用できる除毛クリームは少ない
- 効果に個人差がある
- 除毛クリームは刺激臭がある
手軽に使用できる反面、期待できる効果が薄いことや、肌トラブルになる可能性、コストがかかるなどのデメリットがたくさんあります
一時的な対処方法としてはおすすめできますが
本当の脱毛効果を求める場合はあまりおすすめできる方法ではありません
市販の脱毛クリーム(抑毛・除毛)を使用する時の注意点
市販の脱毛クリーム(抑毛・除毛)を使用する時の注意点をそれぞれ解説します。
抑毛ローションを使用する時の注意点
抑毛ローションは即効性のあるものではありません。
効果には個人差がありますが、最低でも1ヶ月は使い続けることが必要です。
1ヶ月以上使い続けて使用を継続することで髭の抑毛が期待できます。
ただし、完全に髭が生えてこなくなるというものではありません。
また、抑毛ローションの使用をやめると元通り髭が生えてくるようになります。
除毛クリームを使用する時の注意点
除毛クリームを髭に使う場合は、髭に使用可能かどうかを必ず確認してからにしてください。
除毛クリームには毛のたんぱく質を溶かすチオグリコール酸カルシウムという薬剤が含まれています。この成分は肌に大きなダメージを与えるため、通常は顔やVIOに使うことはできません。
顔に使える製品はごくわずかなので、よく確認してから使用することが大切です。
その他家庭でできる髭の処理方法
家庭でできる髭の処理方法には脱毛クリーム以外にもいろいろあります。ここでは、その他の4つの方法の特徴をまとめました。
カミソリで髭を剃る方法
単純に髭剃りが1番手軽に除毛できるためこれが楽だと思う方もいるかも知れません
…ですが実は、髭剃りのトータルコストを計算したことはありますでしょうか?
1日あたりの髭剃りは安くても継続して利用した場合は結構な金額、そして手間がかかります
費用(めやす) | 30円/使い捨てT字カミソリ1本 400円/シェービング剤1ヶ月分 |
所要時間(めやす) | 10分/1日 |
メリット | 1回当たりの費用が安い 簡単である |
デメリット | 毎日使い続けると50年間で80万円近くかかる 毎日剃る必要がある 肌荒れのリスクがある |
電気シェーバーで髭を剃る
電気シェーバーは手軽に使えて、肌への負担がカミソリよりは小さくなります
しかし電気シェーバーでツルツルに剃ることは難しくザラザラ感が残りやすいため、髭の濃い人には不向きだといえます
また使い続けた場合の総コストは、カミソリと同様にかなり高額になります
費用 | 1万円/本体 3千円/替え刃1つ |
所要時間(めやす) | 5分/1日 |
メリット | カミソリよりは肌へのダメージが少ない 手早く剃れる 手軽に剃れる |
デメリット | 本体や替え刃代が高い 毎日剃る必要がある 本体の寿命を5年、刃の寿命を1年と考えて 50年間で55万円くらいかかる |
毛抜きで1本ずつ髭を抜く
毛抜きで1本1本髭を抜くと、一見キレイにになります
しかし髭は太く硬いため毛穴や周りの皮膚に大きなダメージにを与え、肌荒れや炎症、毛嚢炎、埋没毛などの危険性があります
高リスクな上に時間と手間がかかり、数日後に髭はまた生えてくるので、割に合わない方法だと言えます
費用 | 千円/毛抜き1本 |
所要時間(めやす) | 2時間 |
メリット | 費用がかからない 手軽にできる 髭が目立たなくなる |
デメリット | 痛みを伴う 時間がかかる 肌荒れ、埋没毛のリスク 数日後にまた生えてくる |
家庭用脱毛器を使用する
ネットや家電量販店で手軽に家庭用脱毛器を購入できるようになりました
費用は5万円程度と安く感じますが、脱毛は1回で完了しないためカートリッジの交換でかえって費用がかさむ場合や、使い捨ての機種もあるため注意が必要です
家庭用脱毛器は効果が低い上に、火傷や失明の危険性があるためおすすめできません
費用 | 5万円 |
所要時間(めやす) | 15分/2週間に1回 |
メリット | 自分の都合の良い時にできる 自宅で手軽にできる 費用が安い |
デメリット | 複数回使用するとカートリッジの交換で費用がかさむことも 肌荒れのリスク 目に照射を受ける危険性 痛い 効果が低い |
おすすめ脱毛(抑毛・除毛)クリーム一覧
ここでは脱毛クリームとしておすすめの商品を紹介していきます
※全て髭に使用できるものではありません
商品名 | 種類 | 価格 | 内容量 | 髭への使用 |
除毛クリーム | 2,980円 | 200g | 否 | |
抑毛ローション | 4,980円 | 150ml | 可 | |
抑毛ローション | 5,184円 | 150ml | 可 | |
除毛クリーム | 2,808円 | 100g | 否 | |
抑毛ローション | 2,700円 | 100ml | 可 | |
抑毛ローション | 4,968円 | 120ml | 可 | |
抑毛ローション | 9,720円 | 100ml | 可 |
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確実に髭脱毛がしたいなら、専門のサロンの方がおすすめです。
髭脱毛クリーム(抑毛・除毛)に期待できる効果はあくまでも一時的なものです。また肌には個人差があるため、肌トラブルが起きる危険性もあります。
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