【メンズ】もみあげのセルフカット方法は？もみあげのデザインも紹介！

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中途半端に伸びたもみあげが気になっている男性のために、自宅でもできるセルフカットの方法を紹介します。

この記事では、もみあげのタイプ別・スタイル別のカット方法、失敗したときの対処方法など、もみあげを整える時に気になるポイントをまとめました。

バリカンやハサミなど、セルフカットに必要な道具も詳細に紹介します。セルフカットに興味はあるものの、難しそうだから手が出せずにいるという人は、ぜひ参考にしてみてください。

はじめに、もみあげをセルフカットするときの基本的な手順を確認します。髪型や、もみあげの長さ・毛量・生え方に関わらず、使う道具や基本的な手順は同じです。 

まずは、バリカンでもみあげ全体の長さを調節します。髭剃りでまとめて剃ってしまう人もいますが、髭剃りは毛の長さの調節が難しいのでおすすめではありません。

バリカンは6mm、9mm、12mmなど、残す毛の長さを調節できるアタッチメントが豊富に用意されているものを選びましょう。

バリカンで全体の長さを調節したら、ハサミとコームで形を整えます。コームでもみあげの毛の流れを矯正し、コームから飛び出ている部分の毛をハサミでカットしていく要領です。

バリカンでは難しい細かい形の調整なども、ハサミを使います。コームを使わずにカットすると、失敗するリスクが高くなります。シャワーを浴びてから鏡を見ると「仕上がりがぐちゃぐちゃだった」ということにもなりかねないので、コームは必須です。

バリカンとハサミでもみあげ部分を整えたら、最後にカミソリで余分な毛を剃り落とします。周りの不要な毛を剃ることで、もみあげ全体の印象がすっきりします。逆にカミソリを失敗すると元に戻したり、ちがう形に変えるのは難しくなるので、特に慎重さが必要な工程です。

I字の一枚刃カミソリがおすすめですが、うまく使えるか不安な人は、より安全なL型ボディのカミソリでもよいでしょう。

ここで紹介するのは、ツーブロックにする際のもみあげの刈り上げ方です。ツーブロックは、スッキリとした印象になるためメンズに人気な髪型で、もみあげを含めたサイドの髪の毛は刈り上げて仕上げます。

もみあげを整えても短すぎて浮いてしまう、という人には刈り上げがおすすめです。ツーブロックにすれば、男らしさだけでなくおしゃれさも演出できます。

ツーブロックと一口に言っても、どこまで刈り上げるかや、どんな髪型にするかによって印象は大きく異なります。

まずは、どんなツーブロックにしたいか、という理想のイメージに合うモデルや芸能人の写真を用意しましょう。自宅でセルフカットする場合は、髪型全体を整えるのは難しいので、今の自分の髪型に近い人を参考にします。

イメージ写真を参考に、どの範囲まで刈り上げるかを決めましょう。

刈り上げる範囲を決めたら、刈り上げる部分と残す部分を分けるブロッキングという作業を行います。その際に、ダッカールと呼ばれる、美容室などで使われている髪を押さえるピンが必要です。

ピンは最低2本あれば大丈夫ですが、左右合わせて4本は用意したいです。刈り上げるのは片方づつですが、左右の高さが揃っているかを鏡で確認しながら調節しましょう。

ブロッキングができたら、好みの長さのアタッチメントをつけたバリカンでカットしていきます。

刈り上げが終わったものの、段差部分に違和感があるときの調整にはバリカンではなく、すきバサミを利用しましょう。

刈り上げ部分ではなく、上の髪の毛にスキばさみを入れて整えることで、自然な段差になりスッキリと仕上がります。ハサミでのカットは大きく印象が変わってしまう場合があるので、少しずつ慎重に行いましょう。

もみあげをセルフカットする際に、タイプによって使う道具や手順が異なります。もみあげが生えている量や、もみあげの毛質によっても異なるので、タイプ別のお手入れ方法を紹介します。 

もみあげを耳たぶくらいの長さで剃り落とさずに整えるのは、爽やかさと男らしさ両方を印象付けられる人気のスタイルです。 

耳たぶまでの長さがあるタイプは、バリカンでカットする際にストッパーを少しずつ調節して、グラデーションを作るのがおすすめです。

すべて同じ濃さにすると、もみあげが強調されすぎてしまいますが、自然なグラデーションにすることで爽やかさが加わります。 

耳たぶまでの長さがあるもみあげは、長めに見えるので形がきれいに整っている方がスッキリとします。先端の形が自分の好みになるように、カミソリで微調整しましょう。 

もみあげの長さは人それぞれですが、中には髭と繋がるように生える人もいます。この場合、もみあげを短くして髭とは別にするか、髭と繋がった状態で整えるかは好みによって異なるでしょう。

髭と繋がったもみあげは男らしさがあり、似合っていれば男女共に好印象を与えます。 

髭ともみあげの両方を、バリカンを使ってカットしましょう。もみあげの方が髭より薄い方がナチュラルですが、不自然な段差ができないように注意しましょう。グラデーションのように、もみあげ側が徐々に薄くなっていくイメージで調節するとよいでしょう。 

髭ともみあげが繋がっていると男らしいとはいえ、ぼさぼさな状態では逆効果です。残しておきたい部分以外の毛は、I字カミソリを使ってしっかりそり落としましょう。 

もみあげを整えたいのに、髪質にクセがあってうまくいかないという人は、とにかく短く切ってしまいがちです。クセがあるせいで、もみあげが浮いてしまうという場合もあります。

もみあげのクセをやわらげるためのお手入れを試すことで、改善できる可能性があります。

くせ毛の原因のひとつに、皮膚の汚れがあります。汚れが毛穴につまることで毛穴の形が歪み、生えてくる毛にクセがついてしまうのです。ほこりや花粉など、日常的に避けられない汚れをシャンプーでしっかり落とすことで、皮膚の汚れは改善できます。同時に、くせ毛用シャンプーなどを利用して髪質の改善もはかりましょう。

お風呂に入る際は、髪をしっかり洗うだけでなく体を良く温めることも重要です。冷え性の人にはホルモンバランスが崩れてクセ毛になる人が多いため、代謝を上げることでクセ毛改善に効果が期待できると考えられます。

お風呂に入った後、濡れた状態のもみあげをそのまま放置しておくとことで、クセ毛が悪化してしまいます。

もみあげは毛量も少ないので、他の部分をドライヤーで乾かしている間に、もみあげは自然乾燥になっていたということもあります。お風呂からあがったらそのまま放置せず、ドライヤーで髪と一緒に乾かすようにしましょう。

乾かす際に、できるだけ真っすぐになるように手ぐしで整えてあげることも効果的です。

もみあげをセルフカットする際には、どんな形に整えるかというイメージをしっかり持っておくことが大切です。ここでは、参考としてもみあげの基本的なスタイルを3つ紹介します。 

スクウェアスタイルとは、もみあげを太めに残し、先端を平らに処理するスタイルです。ベリーショートやモヒカンなどの髪型との相性が良く、似合っていれば個性的でおしゃれな印象を与えます。

長さの短いスクエアスタイルは、スーツなどビジネススタイルとの相性も良いです。

もみあげの先を三角形に整える、もっともオーソドックスなスタイルです。三角形の長さを短くするか長くするかによっても印象が変わりますが、爽やかで清潔感があるので、女性にも好印象を与えます。

どんなヘアスタイルにもマッチする形なので、ヘアスタイルを変えることが多い、ワックスなどを使っていろいろなヘアスタイルを楽しみたいという人にもおすすめです。

前傾スタイルとは、名前の通りもみあげを前に傾いた形にするスタイルです。耳側の毛を多めにカットして、斜めに傾くように整えます。正面から見える髪の量が増えて小顔効果をもたらすので、顔を小さく見せたい人におすすめです。

スクウェアや逆三角スタイルから前傾スタイルに変更することはできませんが、もみあげを長く残す前傾スタイルなら、他のスタイルへの変更も可能です。どんなもみあげが自分に似合うか試したい、という人は、まず前傾スタイルにしてみるのがおすすめです。

バリカンは、もみあげのセルフカットをするうえで定番の道具です。特別な技術なしで、誰でも均等な長さにもみあげを整えることができます。アタッチメントを付け替えることで毛の長さを調節できて、グラデーションなどをつくるのも簡単です。

アタッチメントが豊富で、耳回りのカットしづらい場所なども簡単に整えられるのが特徴で、ツーブロックなどでも活躍します。

8時間の充電で約40分の連続使用が可能な充電式となっています。交流式なので、充電しながらでも使用できるのがポイントです。 

刃を外さなくても毛クズ掃除が簡単にできるウォータースルー洗浄機能を搭載しており、使用後は水洗いできて清潔な状態を保てます。

ハサミは、もみあげの形を微調整をするために欠かせないアイテムです。バリカンで剃り残した少量の毛をカットするためなどにも使えます。

大きすぎると扱いが難しいので、フェイスケア用のはさみなどがおすすめです。

刃物や衛生用品を販売している貝印のフェイスケア用ハサミです。キャップ付きで保管時も衛生が保たれます。

コンパクトで軽いので、細かい毛の処理には適しています。先が丸くなっていて顔を傷つける心配がないので、自分では少し切りづらいもみあげの処理にもおすすめです。

脚や腕など広範囲を剃り上げるのに適したT字カミソリに対して、眉毛など細かな部分にも対応できるのがI字カミソリです。もみあげの調整は非常に繊細な作業になるので、I字カミソリがおすすめです。

電気カミソリの発明者が創設した、歴史ある安全カミソリメーカーの製品です。切れ味が良く、もみあげ以外にも眉毛や髭なども剃れるフェイスケアカミソリとして人気です。

使い捨てなので、いつでも清潔なものが使えます。1箱に3本も入っているというコスパの良さも特徴です。

すきバサミは、セニングとも呼ばれるハサミで、髪の量を減らしたり、質感を調整するために使われます。もみあげのセルフカットでは、バリカンで剃った部分の境界を自然に仕上げる際などに重宝します。

ステンレス製で耐久性の高いすきバサミです。人間工学に基づいた持ちやすさと、鋭い切れ味が特徴となっています。カット率が低くなっているので、失敗のリスクも低いです。

コームは、もみあげをハサミでカットする際に髪の流れを整え、切りすぎを防止する道具です。しっかりとコームで流れをつくってあげることで、もみあげの仕上がりも変わってきます。

2種類の櫛幅が組み合わさったコームです。髪の太さなどによって使い分けることができます。 コームの素材には静電気が起こりにくいベークライトを使用しているため、髪へのダメージも少ないです。 

持ちやすく、微妙な動きにも対応できるので、もみあげの繊細な調整でも活躍します。

もみあげだけなら大したことはないと思っても、意外に多くの毛がカットされます。髪が散らばってしまうと掃除も大変ですし、服や肌につくとなかなかとれません。

セルフカットをする際には、散髪用ケープがあるだけで片付けがとても楽になり、より気軽にお手入れできるようになります。

切った髪が散らばるのを防ぐ、すっぽりとかぶるだけのお手軽な散髪用マントです。一人でも作業ができるように袖がついているので、セルフカットに適しています。

収納袋・収納バンド付きで、使用しない時は小さくまとめて置くことができ、場所をとりません。

自宅でのセルフカットで一番心配なのは、失敗してしまった時に取り返しが付かなくなる点ではないでしょうか。

もみあげの場合は、失敗してしまってもある程度までは対処が可能です。もみあげを切りすぎてしまった時に使える対処法を紹介します。 

増毛スプレーとは、髪の毛に黒い微粒繊維を吹き付けることで、毛を太く多く見せるための製品です。手軽に使えて、見た目も髪の毛らしく見えるのが特徴。もみあげ部分には汗が垂れてきやすいので、耐水性の高いものを選びましょう。

薄毛の人が使うものというイメージがありますが、もみあげにも十分使えるものです。もみあげに使う場合は、タオルなどを使ってスプレーが肌にかからないようにしましょう。

もみあげと髪型が合っていないと感じる場合は、思い切って髪型を変えてしまうというのもひとつの方法です。スキばさみなどを使って少し整えるだけなら自宅でも可能ですが、全体的にカットが必要な場合には美容院に行きましょう。

上の方までバリカンで剃りすぎてしまった場合には、刈り上げ部分を広げてツーブロックにしてしまうのもおすすめです。

増毛スプレーよりもさらに手軽で費用もかからないのが、もみあげを描いてしまうという方法です。もみあげを描く際には、眉毛を描くための化粧品であるアイブロウを使います。できるだけ自分の髪に近い色を選ぶようにしましょう。

濃さの異なる2色を用意してグラデーションなどにすると、より自然に仕上がります。カットではできないような細かい形の調整もできるので、失敗した場合以外にも活用できるテクニックです。

もみあげが伸びて気になっていても、美容院や床屋に行くほどじゃないと思って放っておくと、周囲の人にだらしない印象を与えてしまいます。反対に、もみあげがスッキリと整っていると、それだけで好印象です。

きちんと道具を揃えて、自分の希望するもみあげをイメージしながら整えれば、セルフカットが成功しやすくなります。さまざまなスタイルのもみあげを試せるのも、セルフカットならではのメリットです。もみあげが気になっている人は、ぜひ試してみてください。