家庭用脱毛器の効果は実際にある?メリットデメリットを徹底解説!
家庭用脱毛器で脱毛をしたら、効果はいつ頃から実感できるのか、ヒゲやすね毛にも効果はあるのか疑問を持っている方のために、この記事では家庭用脱毛器の効果的な使い方、より効果を高めるために脱毛前後で気を付けるべき方法について解説していきます。
目次
家庭用脱毛器の効果を徹底調査!
脱毛サロンやクリニックに興味はあるけど、費用はどれくらいかかるのか不安と思っている方に家庭用脱毛器がおすすめです。
家庭用脱毛器は、その名の通りサロンで受けられる脱毛を気軽に家庭で行える機械のことです。この記事では、本当に脱毛が出来るのか、どれくらいで効果が実感できるのかなど、家庭用脱毛器についてわかりやすく解説していきます。
家庭用脱毛器は本当に効果がある?
家庭用脱毛器の効果と仕組み
家庭用脱毛器とは、毛根にダメージを直接与えることで毛根の再生能力を弱らせる効果が期待できる機械のことです。繰り返しダメージを与え続けることで、毛の成長が阻害され徐々に毛が生えてこなくなるという仕組みになっています。
毛根に与えるダメージは光やレーザーなど脱毛器によって変わります。
脱毛サロン・クリニックの脱毛との違い
脱毛方式は大きく分けて2種類あります。毛に光を照射するフラッシュ式といわれているIPL方式、レーザーで毛根にダメージを与えるレーザー式です。家庭用脱毛器、脱毛サロン使用されている脱毛機ともに、仕組みは変わりありません。
ただし、脱毛サロン・クリニックで使用されている脱毛器は家庭用に比べてはるかに高出力なので、脱毛効果にも大きな差が出ます。また、家庭用脱毛器ではショットを打ち終わるとカートリッジの交換が必要ですが、サロン・クリニックでの脱毛ならショット数を気にする必要はありません。
光(フラッシュ)脱毛との違い
業務用フラッシュ脱毛機は、家庭用に比べて照射する光が強いです。家庭用脱毛機は誰でも安全に使えるように出力を抑えて作られています。
そのため、脱毛効果は業務用脱毛機ほど効果は期待できません。
医療レーザー脱毛との違い
レーザー脱毛は、医療行為のためクリニックでのみ受けられます。また、クリニックで行う脱毛施術は医療行為とみなされるため、国家資格の所有者でなければ行えません。
レーザー脱毛はフラッシュ脱毛に比べると、より高い出力で毛根にダメージを与えます。そのため、一度の出力でより高い脱毛効果が期待できます。
家庭用脱毛器の効果=減毛効果
家庭用脱毛器はほとんどがフラッシュ(光)脱毛器です。これは根本的な脱毛ではなく、濃く太い毛を薄く細くすること、毛の成長スピードを緩めることがメインの効果になります。
家庭用脱毛器で効果を得られるまでの期間
家庭用脱毛器はクリニックやサロンの脱毛に比べると光の照射出力が弱いです。その代わり、クリニックなどに通うよりも手軽に照射できるという特徴があります。
フラッシュ脱毛は、基本的に成長期の毛を狙って照射します。家庭用脱毛器なら、成長期に入った毛をすぐに照射することができるので、効率的な脱毛が可能です。
サロンの場合、成長期に必ず予約が取れる訳ではありません。
自分の毛周期にあわせて効率よく照射できれば、出力が弱い家庭用脱毛器でも脱毛サロンとあまり変わらない期間で効果を期待することができます。
ヒゲ脱毛の効果がでるまでの期間
効果 | 期間の目安 |
---|---|
ヒゲが薄くなる | 照射1回目 |
見た目に変化なし 手触りでヒゲが薄くなったのを感じる | 2回目(2週間後) |
ヒゲが伸びるのが遅くなる | 3回目(1カ月後) |
毎日のヒゲ剃りにかかる時間が 短くなる | 5回目(2カ月後) |
髭剃りが2日に1回になる 毛も細くなり量が減る | 7回目 (3カ月後) |
まずは手触りと毛の質感から徐々に変化していき、次第にヒゲの伸びが遅くなっていきます。照射1か月でヒげ剃りにかかる時間が短くなり、見た目にも量が減ったと実感しました。ヒゲ剃りの回数が減るのは3ヵ月程使用してからです。
すね毛脱毛の効果が出るまでの期間
効果 | 期間の目安 |
---|---|
毛が細く薄くなる | 照射2回目 |
毛が細くなり量が減る 全体的に毛が目立たなくなる | 4回目(1カ月後) |
毛がほぼなくなる | 6回目(2カ月後) |
2週間に1回の照射を3ヵ月間することでかなりの脱毛効果が実感できます。
ヒゲよりもすね毛の方が毛が薄く細いことが多いので、ヒゲよりも早く効果を実感できる方が多いようです。
家庭用脱毛器の効果 メリット・デメリット
メリット | デメリット |
---|---|
自分の好きな時間に脱毛できる | 時間・大きな手間がかかる |
他人に裸を見られなくていい | VIOなど脱毛しにくい箇所がある |
脱毛のコストがかからない | 脱毛を止めるとまた生えてくる |
回数制限なく脱毛できる | 肌トラブルに対処できない |
使用する頻度を上げられる |
家庭用脱毛器のメリット
自分の好きな時間に脱毛できる
自分のライフスタイルに合わせて好きな時間に処理できるのが、家庭用脱毛器のメリットです。
サロンのように時間が決まっていないので、寝る前、お風呂の後、帰ってきてすぐなど、自分の空いている時間に脱毛できます。
他人に裸を見られなくていい
サロンでは脱毛をする部分を他人に露出しなければなりません。
家庭用脱毛器なら、一人で自宅で脱毛ができるので、他人に裸を見られる心配がなくリラックスして処理することができます。
脱毛のコストがかからない
脱毛サロンに通うよりも低コストで脱毛することができます。
例えば、サロンでヒゲ脱毛を受けた場合、1回約4000円で顎下・頬・唇上など部位ごとに料金がかかり、さらに効果を実感できるまで何度も通う必要があります。
また、サロン費用だけでなく交通費など移動のコストもかかります。
家庭用脱毛器なら、最初に機械を買えば、あとは部位関係なく自分の納得するまで脱毛可能で、結果的に低コストで済みます。
回数制限なく脱毛できる
脱毛サロンでは4回パック、8回パックと脱毛回数に制限があります。
家庭用脱毛器なら、回数制限を気にせず納得がいくまで脱毛ができます。
使用する頻度を上げられる
脱毛サロンに通う場合は、仕事や予約の都合で通いたい時に通えない場合もあります。
家庭用脱毛器なら、自宅で脱毛ができるので、経過にあわせて使用頻度を自由に変えられます。
業務用に比べて出力が弱いので、週に1回を目安に使用することで毛が生えにくくなります。
家庭用脱毛器のデメリット
時間・大きな手間がかかる
家庭用脱毛器は、誰でも簡単に使える反面、安全性に考慮して脱毛サロンより弱い光しか照射できません。そのため、どうしても効果を実感するまでに時間がかかってしまいます。
また、脱毛サロンではプロのスタッフが手際よく脱毛してくれますが、自分で脱毛する場合は慣れるまで手間や時間がかかることがあります。
VIOなど脱毛しにくい箇所がある
背中やうなじ、VIOパーツといった自分の目で確認がしづらい部位は家庭用脱毛器での脱毛には不向きです。上手く照射できずにまだらに脱毛してしまったり、光が当たっておらず照射が無駄になってしまう可能性があります。
脱毛を止めるとまた生えてくる
脱毛をやめてしまうと、毛根の再生能力が徐々に回復します。そのため、脱毛を中断してしまうと再び毛が生えてくる可能性があります。
肌トラブルに対処できない
クリニックには脱毛時の肌荒れに対応できる医師がついています。そのため、もし肌荒れや赤みが出た場合でもすぐに対処してもらえます。
家庭用脱毛器を使って肌にトラブルが起こった場合、自己責任になってしまいます。
家庭用脱毛器の効果を上げる使用法
1.毛を剃っておく
ムダ毛が長い場合は事前に処理をしておく必要があります。個人差はありますが、肌の表面の毛があまり目立たない程度にしておきましょう。とはいえ、毛が見えない程深剃りしてしまうと、脱毛器がメラニン色素を感知できなくなります。
処理方法はシェービングが一番手軽でおすすめです。また、シェービング直後は肌に細かな傷がついています。シェービング直後に脱毛すると照射の刺激が強すぎて肌荒れを起こす可能性があります。
ムダ毛の処理は、脱毛する前日までに終わらせておきましょう。
2.脱毛箇所を冷やす
脱毛する前に、保冷剤などを使って脱毛するパーツを冷やしておきましょう。肌を冷やしておく事で痛みを感じにくく、また炎症を抑えることができます。
ただし、長く冷やしたからといって痛みが軽減するわけではありません。個人差はありますが、10~15秒くらい冷やすと良いでしょう。
3.出力を調節する
初めて家庭用脱毛器を使用する場合は、まず最低出力の照射で試してみるのをおすすめします。肌への負担や痛みを実際に確かめてから、無理のない範囲で少しづつ出力レベルを上げてきましょう。
もし肌に強い痛みを感じたり炎症をおこしたりした場合は、すぐに出力レベルを下げてください。
ヒゲへの出力に注意
ヒゲは他の部位に比べて毛の密度が濃いため、照射量も多くなりがちです。そのため、肌への負担が高く赤みが出やすくなります。
ヒゲ脱毛をする時には、出力を弱め、十分なアフターケアをしましょう。
4.肌に照射する
脱毛器本体を肌に押し当てて照射します。一度照射したところには化粧用のペンなどで印をつけておくと、照射漏れを防ぐことができます。
コツは照射面を肌にぴったりと密着させることです。隙間が空いていると上手く反応しないので注意しましょう。
光を見ないように注意
脱毛に使用される光は可視光と呼ばれている光で、人体に大きな影響はありません。
ただし、黒い色素に反応する光が日本人の黒い目に入ってしまうと、色に反応して網膜に炎症を起こす危険性があります。
クリニックではゴーグルを付けたり白いタオルをかぶせたりと目を保護してくれますが、自分で脱毛する場合は十分に気を付けなければいけません。
操作ミスをしない、光を直接見ないよう十分気を付けましょう。
同じ場所に何度も照射しない
同じ場所に何度も照射するのはやめましょう。肌に負担が大きく、皮膚の弱い方は赤味が出ることがあります。
5.脱毛後は肌を冷やす
肌の炎症を抑えるため照射後も肌を保冷剤で冷やしましょう。
脱毛の光は肌にも熱ダメージを与えてしまうため、熱を素早く冷ます必要があります。また、高出力で脱毛した場合は特に赤く腫れることがあるので、照射後すぐに肌を冷やすことが大切です。
6.保湿ケアで乾燥を防ぐ
脱毛後の肌は乾燥しています。そのままにしておくと肌荒れの原因になるので、化粧水などで保湿ケアをして乾燥を防ぎましょう。
抑毛ローションならさらに効果的
抑毛ローションとは、毛の発育を抑え、生えてくる毛を細く薄くする成分が配合されたローションです。美容成分や保湿成分が配合されているので、潤いケアとムダ毛ケアを両立できます。
脱毛をした後の保湿剤に抑毛ローションを使うことで、脱毛効果がより期待できるようになります。
7.脱毛の間隔は一週間あける
家庭用脱毛器はあまり出力が強くないとはいえ、毎日照射してしまうと、肌負担が高く赤みや炎症の原因になります。
肌のためにも、脱毛の間隔は一週間以上は空けるようにしましょう。
効果が落ちる?家庭用脱毛器の注意点
脱毛前にNGな行為
家庭用脱毛器を使う前に、やってはいけない行為について説明します。
①毛抜き
毛抜きは一見綺麗に処理ができるように感じますが、肌の中で毛が切れてしまうと、埋没毛になりやすくなります。
埋没毛になると毛が肌の上に出てこないため、脱毛器で処理が出来なくなってしまいます。
②日焼け
日焼けとは、肌が紫外線に反応してメラニン色素を出す現象です。肌が日焼けして黒くなってしまうと、脱毛器の光が毛だけでなく肌のメラニンにも反応してしまい、正しく脱毛ができません。
脱毛後にNGな行為
①入浴
脱毛直後は肌が熱を帯びている状態です。そのため、入浴やシャワー、サウナといった体温を上昇させる行為は脱毛後12時間は控えましょう。
②激しい運動
激しい運動は体温を上げて血行を良くしてしまいます。こちらも体に熱がこもってしまうため、入浴と同じように控えましょう。
③飲酒
お酒を飲むと血行が良くなり体温が上がってしまいます。特にお酒に弱い人、肌がすぐ赤くなる人は気を付けましょう。
肌荒れ中は脱毛しない
肌荒れとは、肌表面に細かい傷がついている状態を指します。表皮がめくれていたり傷ついていたりすると、照射の刺激が肌内部まで届き、肌が荒れる原因になります。
また、脱毛すると肌が熱を帯びてしまいます。こもった熱は肌を乾燥させ、傷の治りを遅くしてしまいます。
肌荒れしている場合は、まず肌荒れを治してから脱毛を行ってください。
ヒゲ脱毛のときはサングラスを装着
脱毛器の光はメラニン色素に反応します。日本人の目は黒目がちでメラニン色素を豊富に含んでいるため、脱毛器の光が当たると炎症を起こしてしまいます。
サングラスを着用し、光が直接目に入らないよう予防しておきましょう。
効果の高い家庭用脱毛器の選び方
①脱毛方式の違い
脱毛方式は大きく分けて2種類あります。フラッシュ式とレーザー式と呼ばれるものです。
2つの大きな違いは、光の波長です。
レーザー式は熱を一点に集中して集めることで、毛根へ強いダメージを与える方式です。フラッシュ式は異なる波長の光を広範囲に照射する方式です。
それぞれの方式には以下のような特徴があります。
フラッシュ式
- 痛みが少ない
- 出力が制限されているので自宅でも安心して使える
- 一度に広範囲を処理できるので効率的
レーザー式
- フラッシュ式よりも効果を早く実感できる
- 照射力が強い
- フラッシュ式よりも痛みが強い
- 家庭用の場合、出力がかなり抑えられているのでフラッシュ式とあまり変わらない場合がある
②カートリッジの種類
美肌用カートリッジ
家庭用脱毛器は、脱毛だけでなく美顔器としても使用できます。照射口のカートリッジを美肌用に取り換えるだけで準備は完了です。
脱毛が終わった後でも、自宅エステ感覚で利用できます。
照射口の広さの違い
カートリッジによって照射口の広さは変わります。
脇やヒゲなど、太くて濃い毛には出力が高く照射口の狭いカートリッジ、背中や胸など広範囲を効率的に処理したいなら照射口の広いカートリッジを使うと良いでしょう。
③レベル調整を確認
初めて使う場合は必ず一番低い照射レベルから初めましょう。肌の痛みや赤みを確認しながら徐々にレベルを上げていくのがおすすめです。
最初から効果を出そうとしていきなり高いレベルで照射してしまうと、肌トラブルを起こす可能性があります。
④保証期間を確認
ほとんどの家庭用脱毛器が1〜2年の保証期間になっています。
週に1回照射したとして、カートリッジを使い切る期間がだいたい1年くらいなので脱毛器本体も合わせて同じような期間になっているようです。
⑤口コミを確認
実際に数カ月使用してみた感想がネットにはいくつも上がっています。公式サイトの説明はもちろん、実際に使用した人の口コミも参考にしてみましょう。
家庭用脱毛器で効果があったメンズの口コミ
男でも効果あった
男性でも生えなくなりました
評価:彼氏がスネ毛とかで使ってますが、1回目からかなり抜けて6回くらいやった今はほとんど生えてません。 胸毛は無いですけど、腹毛をやって効果出たので、胸毛も定期的にちゃんとやれば大丈夫だと思います。
http://u0u1.net/Ub6y
薄く目立たなくなります
評価:効果的に考えると完全になくなるわけではなく 本数が少なくなる?というか 全体的に薄くなる、目立たなくなるという感じです
http://u0u1.net/SZz5
男性でも効果はあった、薄く細い毛であればすぐにツルツルになるという意見が多数ありました。
思ったより痛かったけど毛は減った
痛いけど効果あり
評価:自分でやるにはかなりの勇気が要ります。 (痛くないレベルの照射もあるけど効果がないと思う) うすくはなります。
http://u0u1.net/Z1j9
種類によるけど、普通に耐えられるレベル
評価:ケノンとトリア両方使っています。 照射した時の感じでは、どちらも最高出力で照射した時はトリアの方が絶対に痛いです。ケノンはなんとか普通に耐えられるレベルです。
全く痛くないという口コミも見かけますが、やはりほとんどの方がある程度痛みを感じていました。
ゴムではじかれているような感じや、強めのデコピンというように、叩かれるような刺激を感じたという感想が多かったです。
効果はあるけど持続しない
辞めたら生えてきます
評価:家庭用脱毛器はやめたらまた元通りに生えてくるので効果がありません。 毛の表面を処理しているだけだからです。
http://u0u1.net/oDwf
家庭用脱毛器はあくまで表面の毛を処理しているだけなので、やめたらまた生えてきたという声が多くありました。
ただ、再度生えてきた毛が以前より細いという方もいました。やめたからといって必ず元通りになるかは個人差があるようです。
肌もきれいになった
肌の乾燥が改善しました
評価:使い始めてから、毎冬はガッサガサだった肌が今年はマシな気がしています。
美顔機能は思ったより良かった
評価:美顔機能も使用し始めてから一ヶ月ですが。肌の質感が変わってきて…滑らかになりました。それから頬のシミとそばかすが、焼けてカサブタになって少しずつ無くなってきています。 美顔に関してはあまり期待していなかったので驚きです。
美肌効果が高いという口コミが多数見られました。
脱毛メインで購入したが、おまけだと思っていた美肌機能が意外と良くて驚いた方が多いようです。肌がツルツルになる、シミが薄くなるなど、個人差はありますがほとんどの人が肌質が良くなったと感じています。
家庭用脱毛器の効果は使用法で変わってくる
家庭用脱毛器で脱毛効果が実感できるかどうかは、使用方法で大きく変わってきます。
脱毛器を使う前には、ムダ毛を適度に処理しておく、肌をしっかりと冷やしておいてください。
脱毛後は、再び肌をしっかりと冷やして熱を取り除き、保湿しましょう。さらに、脱毛後12時間は体内に熱がこもる行為をしないことで肌ダメージを抑えることができます。
準備とアフターケアを万全にすることで、脱毛効果がより期待できるようになります。