ケノンは毎日使えるの?効果的な脱毛周期・間隔や使い方を徹底解説!
ケノンはどのくらいの周期・間隔で使用するものなのか、毎日使用することも可能なのかということについて解説します。効率的に脱毛を進めるためには、正しい使用周期・間隔で使用する必要があります。スムーズに脱毛を進める参考にしてみてください。
目次
ケノンは毎日使ってもOK?周期・間隔も紹介
正しく使用することがケノンの効果を最大限に引き出すポイントです。ケノン自体の扱い方を正確に把握するということはもちろん、どのような周期・間隔で使用するものなのかということも知っておかないとなりません。
ケノンはコストパフォーマンスに優れた家庭用脱毛器の一つではありますが、多くの人にとって、決して安い買い物ではありません。そのため効果をしっかりと引き出さないと損になります。
適切な効果を引き出すためにも、ケノンは毎日使うことができるのかなど、ケノンの正しい使用周期・間隔について紹介していきます。
ケノンは毎日NG!適切な周期と間隔がポイント
毎日の照射は肌ダメージ大
ケノンはIPL脱毛方式の光脱毛器です。家庭用の脱毛器なので、知識のない人でも安全に使用できるように、脱毛サロンで使用されるIPL脱毛機より出力は抑えられています。ただし、肌に与えるダメージがまったくないわけではありません。
毎日使用してしまうと、肌が受けるダメージは日々大きくなっていきます。そのため、ケノンを毎日使用することは望ましくありません。
毎日使っても早く脱毛できない
毛には毛周期という毛の生えるサイクルがあり、「成長期」「退行期」「休止期」という3つのサイクルに分かれています。
成長期は、毛が成長し伸びていく期間です。退行期は毛の成長が止まり抜けやすくなる期間で、退行期は毛が抜け落ちたのち、新たな毛を生やす準備をしている期間と呼ばれています。
この3つのサイクルのうち、毛を生やす根元にダメージを与えやすいのは成長期で、最大の効果を得るためには成長期の毛に照射しないとなりません。
毎日照射しても、休止期や退行期は効果が出づらいため、ただ肌へのダメージを与えるだけになる可能性があります。
毎日やるとカートリッジが無駄に減る
レベル1 | レベル10 | |
スーパープレミアム | 最大300万回 | 最大50万回 |
プレミアム | 最大100万回 | 最大30万回 |
エクストララージ | 最大20万回 | 最大1万回 |
ストロング | 最大8.5万回 | 最大1万回 |
ラージ | 最大20万回 | 最大13万回 |
美顔スキンケア | 最大20万回 | 最大4.2万回 |
ケノンのカートリッジは、どのカートリッジであっても最大の照射回数が定められています。最大照射回数の多いスーパープレミアムであればレベル1設定で最大300万回の照射が可能ですが、最大照射回数の少ないストロングの場合、レベル10時には最大1万回しか照射出来ません。
効果的ではないのに毎日使用してしまったら、貴重な残りの照射回数を無駄に消化してしまいます。
ケノンを毎日使った人の口コミ
ケノンを毎日使って効果あった
ケノンは毎日使うと思っていた
毎日使うわけじゃないの?
評価:ケノンって毎日使うものだと思ってたけど違うの?毎日でもだんだん生えるのが遅くなってきたけど。
毎日使ってた
評価:毎日使うものだと思ってたから何の気なしに毎日使ってたけど、毎日じゃ効果薄いのかな?今のところ特に肌荒れもなく使えてるんだけどなぁ。
実際にケノンを使用している人達の声の中には、毎日使用して効果が見られたという声も多少あります。ただケノンを毎日使用するという行為は、「毎日使っても早く結果が出るものではない」と、公式のユーザーサポートでも否定されています。
自己責任で利用する分には問題ないとはいえますが、決しておすすめされているわけではないということは覚えておいた方が良いでしょう。
ケノン脱毛器を使う最適な周期・間隔
2週間に1回が推奨されている
ケノンの公式ユーザーサポートでは、2週間程度の期間を空けることを推奨しています。
成長期・休止期・退行期という3つの毛周期サイクルのうち、成長期の毛に対して使用するのが効果的だということや、肌へ与えるダメージのことを考えると、2週間に1度の利用を推奨されている理由が分かります。
ヒゲやvioなど部位ごとに毛周期は変わる
一口に毛周期といっても、VIOやヒゲなど毛の生える部位によって毛周期は変わってきます。
ワキであれば2ヶ月から3ヶ月というサイクルですが、VIOの場合には約1ヶ月半から2ヶ月のサイクルです。
部位ごとにみる効果的な照射周期
照射周期 | |
ヒゲ | 2週間に1回 |
VIO | 2週間~1ヶ月に1回 |
ワキ | 2週間~1ヶ月に1回 |
手足 | 2週間~1ヶ月に1回 |
部位ごとに毛周期のサイクルや生えてくる早さは異なりますが、まずは2週間に1度のペースで照射していくのが望ましいです。
照射を続け、次第に効果が現れて生え変わりが遅くなってきたら、照射ペースを1ヶ月に1度に変更するのも良いでしょう。
照射周期の注意点
脱毛部位は定期的な間隔をあけることが大事
間隔を空けずに使用し肌にダメージを負ってしまえば、治るまで照射を控えないといけません。
アフターケアをしたり、悪化してしまった場合は医者に診てもらうことが大切です。
ダメージを与えないために、照射は定期的な間隔を空けることが推奨されています。
照射間隔が空きすぎるとムダ毛が元に戻る
ケノンでの脱毛は、サロンと同じような強い出力で照射することはできません。そのため、少しずつ毛根へダメージを与えていきます。
ダメージをしっかりと与えた毛は、ある程度期間を空けても簡単に毛が同じように生えることはありません。毛根が残っていて照射の間隔を空けてしまうと、毛が再び生えてしまう可能性もあります。
効果的にケノンを照射していくためには、照射間隔は空けすぎないことが望ましいです。
毎日照射しても早まらない!脱毛完了目安
照射レベルや回数によって変わる
照射レベルが弱ければ、脱毛完了までの期間も長くなります。照射頻度や回数が十分でない場合も、脱毛の実感が得られない可能性があります。
適切な出力と回数脱毛を繰り返すことで、毛根に適切なダメージを与えることができるようになります。
脱毛完了目安は約3ヶ月後
効果を実感するには、2週間に1回のペースの脱毛を最低4回から5回程度繰り返すことが求められています。つまり3か月程度は様子をみる必要があります。
もし夏など肌を見せる季節に合わせて脱毛を考えているのであれば、最低でも3ヶ月前からケノンで脱毛開始するのがおすすめです。
個人差があるため誰もが3ヶ月で脱毛完了するわけではありません。毛の生え方や量などによっても脱毛期間は異なるので、脱毛を始めるタイミングは早ければ早いに越したことはないでしょう。
部位別にみる脱毛完了目安の回数
脱毛完了回数 | |
ヒゲ | 20回~30回程度 |
VIO | 15回~20回程度 |
ワキ | 15回~20回程度 |
手足 | 5回~8回程度 |
脱毛効果を早く感じやすい手足は、5回程度の脱毛で完了することもあります。ただし、太くて濃い毛がたくさん生えているヒゲは、より多くの脱毛回数を重ねる必要があります。10〜15回程度の照射がヒゲの脱毛効果を感じられる目安です。
毛周期・間隔に合ったケノンの効果的な使い方
照射する前に必要な事前準備
照射部位を剃る
照射部位に毛が長く生えすぎていると、光が反応する箇所が増えすぎて効果的な脱毛ができなくなる可能性があります。脱毛の前には照射部位の毛は短く剃っておくことが重要です。
ただ照射直前に剃ってしまうと、肌はその処理によってダメージを受けている状態になり、肌トラブルを引き起こす原因になりかねません。毛の処理は、前日夜までに処理しておくのが理想的です。
ただし深剃りは肌を痛める可能性があるので、泡やシェービングクリームを使って優しく剃りましょう。
ボディクリームなどは付けない
照射時には、ボディークリーム等は肌につけないようにしましょう。
クリームが付着していると、光が毛根まで届かない可能性があります。さらに、クリーム中に含まれる成分とケノンの光が反応して、肌トラブルを引き起こすリスクもあります。
ボディクリームなどは肌につけず、清潔な状態で照射すると良いでしょう。
正しい使い方
照射部位を冷却材で冷やす
照射する前に、これから照射する部位を冷やします。
保冷剤などを使って冷やしておくことで、痛みの軽減になり、肌トラブルを予防することができます。
レベルを設定して照射する
レベル設定を正しく行わないと、毛根へ適切なダメージを与えることが出来なくなったり、肌に強いダメージを与えてしまうことがあります。
使用する度に適切なレベル調整をすることを忘れないようにしましょう。
照射後にもう一度冷却させる
照射熱を冷ますために、照射後には再び保冷剤等を使って冷やしていきます。
そのままにしておくと熱がこもってしまい、肌トラブルが起きる可能性があるため、忘れず行いましょう。
照射後には保湿でアフターケア
照射後、肌は乾燥しやすくなっています。ローション等を使ってたっぷり保湿することが重要です。潤った肌を維持することで毛も抜けやすくなります。
乾燥している状態が続くと脱毛効果が低くなる可能性があるので、毎日お肌を保湿することを心がけましょう。
ケノンを周期や間隔に合わせて効果的に使うコツ
①隙間を空けず密着させて照射させる
肌とケノンの間に隙間が空いていると、毛根へケノンの光が届かなくなります。
照射部と肌をしっかりと密着させて照射していきましょう。
②部位ごとにカートリッジや照射レベルを変える
ケノンには照射レベルが10段階あり、カートリッジの種類も豊富です。
ムダ毛は、部位により毛量や毛の濃さは異なるため、それぞれの部位に適したカートリッジや照射レベルを合わせる必要があります。
ヒゲやVIOなど毛が太い部分は強い出力で、毛が薄い部分は弱い出力で行うなど、部位ごとに照射レベルを変更しましょう。
ヒゲ
男性のヒゲに適しているのは、ストロングカートリッジです。レベルは7以上が適しています。
ヒゲは、太くて毛量も多い部位です。弱い出力で照射しても、効果が低くなります。脱毛を実感するためには、高い照射パワーが必要になるので、ストロングカートリッジと高レベル設定にすることが求められます。
ワキ
ワキは、濃い人であればストロングカートリッジが適しています。
毛が薄い人であればストロングよりも控えめのプレミアムカートリッジ又はスーパープレミアムカートリッジが適しています。
レベルは6以上であれば効果が期待できるでしょう。
VIO
VIOは、髭を除く体毛の中では特に濃い毛が生えていることが多い箇所です。そのため高出力が求められ、「ストロングカートリッジ」を使うのが最適といえます。
ただし痛みを感じやすい部位でもあり、脱毛しづらい部位でもあるので安全性を考慮して、「レベル5以上」くらいから始めて徐々に調節していくのが望ましいです。
手足
手足は、他の部位と比較すると細めの毛が生える部位です。毛量がある人はいますが、ヒゲやVIO、ワキと同じくらいに濃い毛が生える人はあまりいません。そのため、照射パワーよりも面積を求め、「エクストララージカートリッジ」を使うのが最適といえます。
エクストララージカートリッジは出力の強いカートリッジではないので、「レベル9以上」程度に高めて使用した方が効果に期待できます。
③ホクロや怪我をしているところには照射しない
ケノンの光はメラニンに反応します。そのため、ホクロがある部位では、ホクロにも光が反応してしまい、そこにダメージを与えてしまいます。肌トラブルに繋がってしまうので、ホクロがある部位は避けて照射しないとなりません。
また、切り傷などの怪我をしている部位に照射をすると、脱毛のダメージによってその傷がさらに悪化してしまったり、色素沈着などの違う肌トラブルを引き起こしたりする可能性が生じます。怪我をしてしまった場合には、まずはその怪我を完全に治すことを考えるのが得策です。
ケノンの美顔カートリッジは毎日使ってもいいの?
ケノンの美顔器効果
美顔カートリッジでは、以下のような効果が期待できます。
- 肌のハリ向上
- シミを薄くする
- くすみの軽減
- 毛穴の開きの改善
- たるみの改善
- ニキビ跡を目立たなくさせる
美顔カートリッジは脱毛用カートリッジと光の波長が違います。エステで用いられるようなフォトフェイシャルと同じ機能の光を照射することによって、肌のハリをアップさせたり、たるみを改善して毛穴を目立たなくさせたりするのが美顔カートリッジです。
ケノン美顔器の最適な使用頻度と注意点
ケノン美顔器も毎日使うのは避けること
美顔カートリッジであっても、毎日使用するのは避けた方が良いです。毎日使用したところで効果が高まるものではありません。
また、美顔カートリッジであっても、肌に光を照射することに変わりません。そのため、毎日使用すると肌にダメージを与える可能性も生じます。
最適な使用間隔は1週間に1回
脱毛用のカートリッジは、基本的には2週間に1回使用するのが適切です。しかし、美顔カートリッジは、説明書によって1週間に1回使用するのが適切だと説明されています。美顔用カートリッジを使用する場合に限り、週に1回のペースで使用していくのが良いでしょう。
もちろん、実際の使用間隔・周期は肌の状態と照らし合わせて考える必要はあります。1週間に1回使用して次第に肌がピリピリしてくるなら、2週間に1回やそれよりもペースを遅らせるなど、適宜調節していきましょう。
美顔器の正しい使い方
美顔器用カートリッジに交換する
ケノンを美顔器として使用するには、脱毛用カートリッジから美顔用カートリッジに交換します。
カートリッジの両端をおさえて引っ張るだけでもとのカートリッジを外せます。カートリッジが外れたら美顔用カートリッジを装着するだけで、カートリッジ交換は完了です。
トラブルリスクを防ぐためにも、カートリッジ交換はケノンの電源をオフにした状態で行ってください。
照射レベルを設定する
美顔用のカートリッジであっても、照射レベルを調整する必要があります。最初はレベル5以下の低いレベルからはじめると良いでしょう。低いレベルで何も感じられずに効果がなさそうに感じたら、少しずつレベルを上げていくのが理想的です。
照射部位を冷却する
美顔器としてケノンを使用する場合でも、事前に肌を冷やしておくべきです。美顔器としての使用であっても肌に光をあてることには変わりはありません。痛みを抑えたり、赤みを抑えたりするためにも、冷却材を利用して照射部位をしっかりと冷やしてください。
照射して冷却をする
照射後には再度照射部位を冷やしてください。肌が熱を帯びた状態のままだと、赤みが出る可能性があります。あるいは、他の肌トラブルが起こる可能性も高くなるでしょう。美顔のために光をあてているのに、それが肌トラブルに繋がったら元も子もありません。
アフターケアで保湿をする
最後に肌を保湿して乾燥状態の肌を改善します。
美顔用のカートリッジであっても、光をあてられた肌は水分を失い、乾燥してしまいます。乾燥している状態の肌はバリアがない状態です。そのまま放置していたら、様々な刺激をダイレクトに受けるので、肌トラブルが起こる可能性が高くなるでしょう。
保湿によるアフターケアで肌をダメージから守る必要があります。
ケノン脱毛は毎日しないで正しい周期・間隔を守ろう
美顔用途としての使用であっても、脱毛用途としての使用であっても、ケノンを毎日使用するメリットは少ないです。肌に与えるダメージが大きくなるほか、効果的な使用にもつながりません。ケノンのカートリッジには最大照射数も決まっているので、1照射でも無駄にしたくはないところです。
より効果的に無駄なく使用していくためにも、ケノンは毎日照射するのではなく、正しい周期・正しい間隔で照射してください。