男の髭の正しいトリミング方法!トリミングのコツとおすすめの道具も紹介!
髭をスタイリングするためには正しいトリミング方法を押さえておくと、効率よくキレイに行えます。この記事ではトリミングのコツとおすすめの最新道具、さらに初心者におすすめのヒゲスタイリングなども紹介します。正しく処理し、カッコイイ髭にしましょう。
目次
髭を正しくトリミングして清潔感のある髭にしよう!
ヒゲをスタイリングしてかっこいいヒゲを作りたいなら、正しい手順で行うのが大切です。
この記事では、ヒゲをトリミングするために必要な道具やトリミングの手順、それぞれの顔の形に合ったヒゲスタイルなどを紹介します。理想のヒゲを手に入れるために、ぜひ参考にしてください。
【髭のトリミングの前に】かっこいいヒゲの3つの条件
まずは、かっこいいヒゲにするための3つの条件を紹介します。
無精髭のようにただヒゲを放置するのではなく、しっかりと手入れをしてかっこいいヒゲを目指しましょう。
①長さが整っている
一般的にヒゲは3~6mm程度がかっこいいと感じる人が多く、その長さにするのがおすすめです。
逆にそれよりも長いと不潔に感じたり、短くてもヒゲ剃りを忘れてきたような印象を与えてりしてしまいます。
3~6mmに保つためには処理頻度もこまめに行いましょう。一般的に、1日ヒゲを剃らないと0.5mm程度伸びてしまいます。そのため、毎日お手入れをして長さを整えることが大切です。
②生やす部位をしっかりと選んでいる
自分の顔の輪郭に合わせてヒゲを生やす部位や形を選ぶようにしましょう。
顔の輪郭を無視してヒゲを生やしてしまうと、顔の輪郭のバランスを崩してまとまりのない印象を与えてしまいます。
例えば、鼻下を伸ばすならフェイスラインをシャープに見せるため、アゴを伸ばすなら小顔効果のためなど、顔の輪郭と目的に合わせて伸ばす部位を選びましょう。
③髭の絡まりがない
ヒゲが長くなってくるとどうしても絡まってゴワついてしまうので、長いヒゲの方は1日1回のブラッシングを行うのがおすすめです。
ただし、このブラッシングはただヒゲをクシに通して終わりというものではなく、クシをヒゲの根元から毛先に向けてすくようにすると綺麗にブラッシングできます。
ヒゲをロングに伸ばす場合でも、絡まりのないすっきりとしたヒゲにするためにこまめな努力が必要です。
髭のトリミングに必要な4つの道具
次は、ヒゲのトリミングには欠かせない4つの道具を紹介します。かっこいいヒゲを保つためにもチェックしておきましょう。
シェービングクリーム
カミソリ派の人には欠かせないのがシェービングフォーム。シェービングフォームは顔の滑りを良くし肌トラブルをなくすだけでなく、保湿作用によってヒゲに潤いを与えてヒゲを柔らかく剃りやすい状態にしてくれます。
また、シェービングクリームの上からヒゲを剃ることでどこを剃ったか分かりやすくなるので、剃り残した箇所がないか確認できます。
選ぶポイント
- 敏感肌の人はフォームタイプ
- 深ぞりしたい人はジェルフォームタイプ
- 保湿成分が配合されているか
- 肌荒れやカミソリ負けを防ぐため薬用成分が配合されているか
- 肌への刺激を防ぐためノンメントールか
クシ付ヒゲハサミ
ヒゲの長さを整えるにはクシ付きひげバサミが有効的です。その名の通りコームが付いたハサミで、寝ている毛を起こしてカットができるので、不揃いになることなく均一にヒゲをカットできます。
初めに電動シェーバーで長さを整えてから、気になる細かい部分を細かく調整するのにもおすすめです。
選ぶポイント
- 硬いヒゲにも耐えられるメンズ用か
- 角度がついているか
- 長さ調整のできるアタッチメントが数種類ついているかどうか
はさみ
クシ付きヒゲバサミを紹介しましたが、もちろん普通のハサミでもヒゲを整える事ができます。
ただし、クシ付きでない場合は長さが不揃いになってしまうこともあるので、最終調整で細かい毛を切る時などに使用するようにしましょう。絡まってしまっている事があるので、コームで整えてから使うのがおすすめです。
選ぶポイント
- 小さくて小回りの利く大きさと軽さ
- ステンレスなど肌に負担の少ない素材
ヒゲトリマー
やはりヒゲのトリミングに欠かせないのがヒゲトリマーです。
「バリカンと何が違うの?」と思う方もいるかもしれませんが、頭髪を整えるためのバリカンと、ヒゲを整えるバリカンではそもそも目的が違うので作りも違うのです。その最大の違いはブレードの幅で、ヒゲトリマーは細かい作業がしやすいように幅が短めに作られています。
3・6・9・12・15mmなど自分のヒゲの段階によって調整してカットできるので、理想のスタイリングを実現してくれます。
選ぶポイント
- アタッチメントの数や段階数
- 充電式/コンセント式/電池式などの電源方式
- 刃の枚数
- 濡らしたり洗ったりできる防水性
髭のトリミングの正しい手順
ここからはヒゲの正しいトリミング手順を紹介します。
正しい手順で行う事で、肌トラブルや剃り残しのないかっこいい理想の肌を手に入れる事ができるので、しっかりと押さえておきましょう。
①ヒゲに水をなじませよう
- シャワーなどでいったん髭を濡らす
- 湯気や蒸しタオルを当てるとなおよい
まずはシャワーなどで一旦、ヒゲを濡らし、乾かした後にトリミングを行いましょう。水で濡らす事でヒゲが水に馴染み、お手入れがしやすくなります。
朝に時間の余裕がある方は、お湯を沸かして湯気を当てたり、蒸しタオルを当てたりすると、ヒゲが柔らかくなってよりトリミングしやすくなります。
②シェービングクリームを塗り不必要な箇所のヒゲを剃っていく
- 毛流れに沿ってカミソリで剃る
メリハリのついたヒゲのスタイリングを実現するために、初めに不要な箇所を剃っておきましょう。
ここで大切なのが毛流れに沿ってカミソリで剃る事です。深ぞりをしたいがために毛流れに逆らって剃ってしまう人も多いかと思いますが、ぞれでは肌を傷つけてしまいます。そのため、肌を傷つけないように毛流れに剃って優しく剃っていきましょう。
不要な箇所を剃ると肌が見えるため、しっかりとシェービングクリームを塗り肌への負担をなくし、肌をキレイに保つ事が大切です。
③コームでブラッシングしてよくほぐす
- 根元から毛先へゆっくりブラッシングする
髭はある程度長さが出ると、絡まってごわつきが出てきてしまうのでしっかりとブラッシングをしましょう。その際に、根元から毛先までゆっくり丁寧にブラッシングを行うのがコツです。
ヒゲのゴワつきを取り、トリミングに最適な状態にしましょう。
④ヒゲトリマーで同じ長さに整えていく
- 肌から少し離し、撫でるように
- まずは長めのアタッチメントから
無駄なヒゲを処理しヒゲを整えたら、いよいよヒゲトリマーで長さを均一に揃えていきましょう。
肌に押し当てるのではなく、肌を引き上げながら肌から少し離し、撫でるようにトリミングを行うとキレイに仕上がります。また、失敗するとやり直しがきかないので、まずは長いアタッチメントから始めて徐々に長さを調節するのがコツです。
アゴにあるヒゲは長めに残しておくと自然になじませる事ができます。
⑤唇の上まで伸びたヒゲをカットする
- 口ひげは下向きにブラッシングしてからトリミング
もし口周りのヒゲを伸ばしているのなら、肌荒れや不潔感の原因となるので唇の上まで伸びているヒゲも切り落としましょう。
その際にも、口ヒゲを丁寧に下向きにブラッシングをしてからトリミングを行うとキレイに整います。
⑥不規則に飛び出た毛をハサミでカットする
- 鏡を使い、さまざまな角度から見てカットする
ヒゲトリマーでトリミングしそびれたり手入れがしにくい場所はハサミでカットしましょう。
鏡などで見る角度を変えると不規則に飛び出たヒゲが残っていることもあるので、入念なチェックが必要です。左右だけでなく様々な角度でチェックを行うようにしましょう。
⑦髭オイルを使ってひげに柔らかさをプラス
- ヒゲ用オイルを使ってケアする
最後にヒゲ用オイルを使ってアフターケアを行いましょう。ヒゲ用オイルを使うと、ヒゲを柔らかくするだけでなく、肌の潤いもしっかりとキープできます。ヒゲは固かったり癖がついていたりもするので、柔らかくする事で次回のトリミングが楽になります。
ヒゲに柔らかさをプラスして、日々のメンテナンスをより簡単に行えるようにしましょう。
髭のトリミングに便利な最新アイテム
先ほどヒゲのトリミングに必要な商品を紹介しましたが、その中でも特に便利な最新アイテムを紹介します。
最新アイテムを使い、ヒゲのトリミングをより効率的に行いましょう。
シェービングクリーム
ジェルタイプ:SUCCESS 薬用シェービングジェル
SUCCESSの薬用シェービングジェルは、刃が肌に引っかかりにくくする滑り成分を配合しており、2度3度剃ってもなめらかで快適な滑り心地が続くのが特徴です。
さっぱりとするフレッシュタイプや、保湿成分が配合されたスキンケアタイプなど、それぞれの肌に合わせた3種類が販売されているので、自分に合うものを選べます。
フォームタイプ:シック薬用シェーブガード シェービングフォーム
シック薬用シェーブガードシェービングフォームは、薬用成分の働きで肌を優しく保護し、カミソリ負けを防いでくれるフォームタイプのシェービングクリームです。
フォームがきめ細かく下に落ちてしまうこともないため、スムーズかつ肌荒れもせずに快適に剃る事ができます。
クシ付ヒゲハサミ:Groom! クシ付ヒゲハサミ
Groom!のクシ付ヒゲハサミは、クシで寝ている毛を起こして簡単にカットできるクシ付きヒゲバサミです。クシは着脱可能でハサミだけでも使用する事ができるため、トリマーでのトリミング後の調整に最適です。
こちらの商品は右手用に作られており、左手では使用できないので左利きの方は注意してください。
はさみ:ブティックハウス セルフカット7点セット
ブティックハウスのセルフカット7点セットは、ハサミ2本だけでなく、スキバサミ/コーム/拭きタオル/などヒゲのトリミングに使えるものがセットになっています。
ヒゲの長さや量の調整もしやすく、皮革で作られた専用ケースにコンパクトに収納できるのが嬉しいポイントです。
ヒゲトリマー:ブラウン ヘアー/ヒゲ用 ビアードトリマー BT3040
ブラウンのヘアー/ヒゲ用ビアードトリマーBT3040は、0.5mm-20mmを0.5mm単位で39段階調整可能のトリマーです。
ヒゲトリマーだけでなくバリカンとしても使用でき、本体を丸ごと水洗いもできるので機能性が抜群。さらに刃には自動研磨機能がついており、切れ味が落ちる事なく長く使えます。
トリミング初心者向けの髭スタイル4選
ここからはトリミング初心者でもスタイリングしやすいヒゲスタイルを4つ紹介します。スタイルのコツも合わせて紹介するので、ぜひ参考にしてください。
①ゴーティスタイル
口ヒゲとあごヒゲをバランスよく手入れするのがゴーティスタイルです。
ゴーティスタイルはあまり長すぎない、約10mmほどの長さだと自然でかっこいい見た目になります。不要な部分は伸ばさずに、カミソリなどで顔周りを深ぞりする事でメリハリのあるスタイルを手に入れる事ができます。
頻繁に手入れをする必要があるため、手入れの手間をいとわない人や、口ヒゲとあごヒゲの量があり繋がっている人に特におすすめです。
似合う顔型
- 丸型
- 四角型
トリミングのポイント
- ヒゲを10mm程度に揃える
- ヒゲの外枠から形を整える
- 不要なヒゲを深ぞりし、ゴーティスタイルを強調させる
②口ヒゲスタイル
ヒゲスタイルの中でも特に際立ち、少ないヒゲでも存在感を演出できるのが口ヒゲスタイルです。独特で大胆なスタイルを手に入れられることから、顔のワンポイントアクセントとして人気です。
薄かったり短かったりすると不潔感が出てきてしまうので、2cmほど伸ばして10mm程度まで整えるのがおすすめ。左右対称になるように慎重に行なっていきましょう。
似合う顔型
- 四角型
- 面長型
トリミングのポイント
- 2cmほど伸ばしてから10mm程度に整える
- 首→頬→アゴの順番で口ヒゲの周りを形成する
- 左右対称になるようにゆっくりと慎重に行う
③あごヒゲスタイル
18世紀後期~19世紀に人気となったクラシックな口ヒゲのない独特なヒゲスタイルで、最近でも現代風になりその人気が復活しています。
アゴの周りをはっきりさせ男らしさを演出する事ができるので、楕円形の顔や、アゴのラインがはっきりしている人に特におすすめです。
アゴヒゲを繋げるために、アゴ周りと顔の側面のヒゲにある程度の量がある事が必須になります。
似合う顔型
- たまご型
- 面長型
- 丸型
トリミングのポイント
- ヒゲを約2cmほど伸ばし、もみあげに顔の側面とあごヒゲを繋げる
- 太いライン作りから始めて下へと進みヒゲを形成する
- ヒゲの幅が左右対称になるようにゆっくりと慎重に行う
④無精ヒゲスタイル
素早く、スタイリッシュかつメンテナンスもお手軽な、最も簡単なヒゲスタイルです。
無精ヒゲスタイルはどんな人や顔型でも合わせる事ができ、大人っぽい落ち着いた印象を演出する事ができます。しかし簡単なスタイルな一方で、メンテナンス次第では剃り忘れに見えてしまうので、自然に見えるメンテナンスが必要です。
似合う顔
- たまご型
- 面長型
- 丸型
- 四角型
トリミングのポイント
- 1~10mm程度から始め徐々に剃り落とし最適な長さにする
- 約1mmと3mmの間でキレイな無精ヒゲを目指す
- 喉仏あたりまでラインを整える
トリミングいらず?不要な髭は脱毛サロンで脱毛しよう!
「毎回剃っている、伸ばす予定のないヒゲの手入れが面倒」このように悩んでいる方には、脱毛サロンでのフラッシュ脱毛がおすすめです。
フラッシュ脱毛をすれば無駄なヒゲを処理する手間を減らす事ができ、整えたい部位だけをトリミングしメンテナンスが簡単になります。
また、フラッシュ脱毛は永久脱毛ではなく減毛効果があるため、不要なヒゲを減らす事ができ、違うヒゲスタイルを試したくなったら伸ばすことも可能です。
メンテナンスの手間を減らしたい方や、また伸ばしたくなる可能性がある方におすすめです。
光(フラッシュ)脱毛のメリット
- 脱毛効果と一緒に美肌効果も得られる
- 医療レーザー脱毛よりも肌へのダメージが少ない
- 脱毛時の痛みが比較的少ない
- 1回あたりの照射時間が短い
- 永久脱毛ではないのでまたヒゲを伸ばす事ができる
- 1回あたりの脱毛料金がお得
ほほ髭・もみあげ脱毛の相場
ほほ髭:4,200円(1回) ほほ髭:16,800円(5回) ほほ髭:28,000円(10回) もみあげ:4,200円(1回) もみあげ:16,800円(5回) もみあげ:28,000円(10回) | ほほ髭:4,200円(1回) ほほ髭:16,800円(5回) ほほ髭:28,000円(10回) もみあげ:4,200円(1回) もみあげ:16,800円(5回) もみあげ:28,000円(10回) | ほほ髭:5,000円(1回) ほほ髭:50,000円(3回) ほほ髭:75,000円(5回) もみあげ:5,000円(1回) もみあげ:50,000円(3回) もみあげ:75,000円(5回) |
1回ごとだと4,000円〜5,000円程度と一見高そうに見えますが、セット料金にすると1回あたり30%OFF程度安く受ける事ができます。
回数を重ねるごとに効果を実感しやすくなるため、しっかりと効果を実感したい方は数回セットになっているプランを選ぶのがおすすめです。
正しい道具と手順でオシャレなヒゲを手に入れよう!
ヒゲをおしゃれにかっこよくスタイリングするためには、正しい道具と手順を押さえてトリミングする必要があります。
もし毎日のメンテナンスの負担を減らしたい方は、フラッシュ脱毛をすれば減毛されていくため、日々の手間を減らす事ができるのでおすすめです。道具を使い剃り残しや不揃いになっている箇所をチェックし、肌への負担も軽減しながら正しくトリミングを行いましょう。