かっこいいヒゲの整え方！手入れ方法を学んでおしゃれに

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ヒゲをかっこよく整えるには、整え方についての知識や整えるための道具が必要になってきます。

また顔立ちによって、ヒゲの似合う部位、似合わない部位も変わってきますので、それも考え合わせてヒゲを整えることが重要です。この記事では、そんなヒゲをかっこよく整えるためのさまざまな情報をご紹介いたします。ぜひご覧ください！

髭の整え方にもいくつか種類があります。大きく分けると下記です。

またそれぞれの種類で似合う顔、似合わない顔があります。

ここでは髭の整え方とその整え方が似合う顔について解説いたします。

口髭は鼻の下に生える髭のこと。口髭があると大人っぽさや貫禄、威厳のある雰囲気になります。

一般的に細い口髭は知的さを感じさせ、太い口髭は優しさを感じさせると言われていますが、そもそも口髭は人を選ぶので要注意。似合わない人の口髭は老けて見えてしまいます。

口髭のみが似合うのは次のような顔です。

丸顔、卵型の顔の方は、口髭をアクセントにすることができます。

また彫りの深い顔立ちの方は、男らしさや大人っぽさをより演出することができます。

カジュアルはもちろん、職業やステータスにもよりますが、ビジネスにも使える万能なスタイルです。

ただそもそも似合わない人は口髭が全く似合わないので注意が必要です。

あごは髭の生えやすい部分であり、あご髭は顔の外側に生えます。

そういう意味で顔の印象にそこまで影響を与えないので、最初に試しやすいのがあご髭と言えます。

他の部位の髭に比べて似合う人が多いのも特徴で、面積を広めに生やすと男らしくワイルドな雰囲気に、細く生やすと繊細で柔らかい印象を生み出します。

あご髭のみが似合うのは次のような顔です。

あご髭はどのような顔の形でも似合うので試しやすいです。

ただ面長で顔の長さに悩んでいる方は、あご髭を生やすことで顔が長く見える場合もあるので、注意しましょう。

あご髭はさまざまなシーンで似合いますが、髭の面積が広すぎたり、長さを揃えるのをサボったりすると清潔感が損なわれるので注意しましょう。

口髭とあご髭の両方を生やすのは髭の定番スタイル。「あご髭のみ」と同様、初心者でもチャレンジしやすいです。

ほほの髭はきっちりと処理し、あご髭の毛量をうまく調整することで大人のラフさや清潔感を演出することができます。

口髭とあご髭の両方を生やして似合うのは、次のような顔です。

あご髭のみを生やすのと同様、口髭とあご髭両方を生やすのも、どのような顔の形でも似合う定番スタイルです。

口髭の太さを調節して雰囲気を変えたり、あご髭の毛量を増やしてあえて重さを出したりなど、口髭とあご髭のバランスで自分好みを演出できるスタイルでもあります。

口髭とあご髭の両方を生やすのは、シーンとしてはどんなシーンにも似合いますが、ビジネスシーンにおいては避けた方が無難かもしれません。

清潔感を損なわないように、口髭が口にかからないように、またほほの髭はしっかりと処理するなど、気を使いましょう。

頬から口周り、あごと全体的に髭を生やすのはかなり難易度が高く、日本人には向いていないとされています。

また女性からのウケも良くはなく、清潔感がないように思われがち。彫りの深い方やハーフっぽい顔立ちなど、雰囲気のある男性であれば、その雰囲気をさらに独特のものにすることができます。

全体を残すのが似合うのは次のような顔です。

髭を顔全体に生やすのは、基本的には日本人には難易度が高いです。

彫りの深い顔立ちの方、ハーフっぽい雰囲気のある方は、顔全体に生えた髭がその個性をより色濃くしてくれます。男らしさや野性味などをプラスしたい方にはおすすめですが、伸び放題の無精髭にするのではなく、長さや量などをしっかりと整えましょう。

似合う人を選ぶ「全体を残す」髭の生やし方は、似合う人がカジュアルで生やす分にはばっちりなのですが、たとえ似合っていてもビジネスシーンには不向きと言えます。

清潔感を損なわないようにしっかりと整えましょう。

カイゼル髭とは、口髭で、先がピンと上を向いたスタイルのことを言います。

これも日本人には難易度の高い髭の生やし方で、有名人でいるとスペインの画家、サルバドール・ダリや、日本では明治や大正の文化人（大久保利通など）に見られます。ユニークな形でハードルが高いカイゼル髭ですが、個性的なデザインでアピールしたい方にはうってつけです。

カイゼル髭は次のような顔に似合います。

カイゼル髭はそのデザインが個性的なので、日本人向きではないと言えます。

その個性的なデザインを逆手にとって、一風変わった雰囲気に仕上げたい方にはぴったりです。その意味では、どんな方にも試せる髭ではあります。

カイゼル髭が似合うのは、もちろんカジュアル。ただビジネスシーンにおいても、カイゼル髭が似合っていて、清潔感を保てていれば、知的で紳士的な雰囲気を演出できますので、NGではありません。

囲み髭とは、口髭とあご髭を繋げて口の周りを髭で囲んだスタイルです。

口髭とあご髭が分かれていると比較的誰にでも似合うのですが、囲み髭となると、髭の主張が強くなり、似合わない人も出てきます。

あご髭ともみあげを繋げることで、より男らしいワイルドさを演出できますが、ほほ部分の髭をこまめに整えないと、汚らしい印象を与えてしまうこともあり、手入れが大変です。

囲み髭は次のような顔に似合います。

フェイスラインに沿ってあご髭ともみあげを繋げ、あご髭と口髭を繋げることで、柔らかく丸い印象を持たせることができますので、えらの張った四角い顔立ちの方や骨ばった筋肉質の顔立ちの方にはぴったりと言えます。

また毛量を多くすることでセクシーさや野性味を演出することもできます。顔の大きさに悩みのある方は、囲み髭には小顔効果もありますので、試してみるのもよいでしょう。

主張の強いスタイルですので、囲み髭はビジネスシーンには不向きです。

カジュアルな場面でも、髭の長さや毛量をしっかりと整えて不潔な印象を与えないようにしましょう。

髭でオシャレを楽しむためには、髭を整える道具が必要です。ここではその道具をご紹介いたします。

髭用トリマーは、髭をカットするための道具で、ビアードトリマーとも呼ばれます。

電気シェーバーやカミソリのように、ただ髭を剃るためのものではなく、長さを調整して、均一にカットしたり、髭の形状を整えたりと、細かい作業ができます。充電式のものや乾電池式のものなど、使うシーンに応じてさまざまな種類が出ており、髭をきちんと整え、清潔感を維持するためには欠かせない道具です。おすすめの髭用トリマーをいくつか紹介します

こちらはブラウンの「電動バリカン / ヒゲトリマー BT3040」です。髭だけでなく、髪にも使用できます。0.5mm単位で39段階に髭の長さを調整することができ、2種類のコームを付け替えれば、0.5mm〜20mmまで対応できます。また100%防水で、水で丸洗いでき、簡単にお手入れできます。

電気シェーバーは髭を剃るためのもの。相手にだらしない印象を与えないためにも、残したい部分以外の髭はきっちりと処理しておくことが必要ですので、自分に合った電気シェーバーを見つけたいところです。

電気シェーバーのおすすめには、下記の3種類があります。

それぞれの特徴としては、下記です。

自分の肌質や使用方法を考え合わせて、電気シェーバーを選びましょう。ここでは深剃りできる往復式のおすすめ電気シェーバーをご紹介いたします。

ブラウン「Series5 5147s」は回転式の電気シェーバーです。

900パターンの網目を持つヘッドがさまざまな向きに生える髭を根元から捕らえ、きっちりと剃ることができます。ただ深剃りできるだけでなく、髭の濃さを自動で読み取り、パワーを調整する人工知能テクノロジーも導入され、シェーバーの押し付けすぎを防ぎ、肌を守ってくれます。ヘッドも可動式で顔の曲面に密着し、凹凸の多い部分でもしっかりと剃ることができます。

髭の長さを整えるために必要なのが髭用ハサミです。

髭用トリマーは広範囲の髭を一定の長さに揃えますが、髭用ハサミはより細かく髭をデザインしたいときに便利です。おすすめの髭用ハサミはこちら。

こちらは貝印「KQ SERIES」の「KQ-1011」です。髭をしっかり捕らえてカットする瀬レーション加工の施してある刃先は、髭を整えるのにぴったりです。また専用のコームもついているので、長さが揃えやすく便利です。

髭を剃るときは肌の負担を軽減するためにもシェービングフォームを使いましょう。シェービングフォームには文字通り泡状のものやジェル状のものなど種類がありますが、電気シェーバーを使う場合は、シェービングジェルが選べる種類が多くおすすめです。

DHC for MEN「薬用シェービングジェル」は電気シェーバー用のジェルです。

ジェルが肌をなめらかに整えることで深剃りしやすく、それと同時にカミソリのひっかかりを抑えるため、肌への負担も軽減してくれます。

カミソリ負けを防ぐ薬用成分や、肌を保湿してくれる成分も配合され、髭剃りで乾燥しがちな肌を健やかに保ってくれます。

髭を剃ると髭とともに角質も削り取っており、髭剃り後はしっかりとケアをしなくてはなりません。そのときに必要になってくるのが、アフターシェーブローションや化粧水といった保湿剤です。

アフターシェーブローションは化粧水の一種ですが、消炎作用、鎮静作用のためにアルコールが配合されているものが多く、敏感肌の方には刺激になることもあるので、その場合は化粧水を使いましょう。

こちらは髭剃り後のカミソリ負けや肌荒れをしっかりと防いでくれる薬用成分の配合されたギャツビー「アフターシェーブウォーター」です。

殺菌成分や抗炎症成分が配合され、スッと肌に馴染んで肌を守ってくれます。

ここでは部位別にかっこいい髭の整え方を解説していきます。まずは髭全体の整え方を見てみましょう。

①髭のデザインの完成形を決める

洗顔をし、そのときの自分の生えている髭の形にあったデザインを決めましょう。

②髭用トリマーで全体の長さを整える

デザインが決まれば、まずは髭全体の長さを髭用トリマーで整えます。短くしすぎると取り返しがつかないので、徐々に短くしていきましょう。アタッチメントでいうと15mmくらいから始めるのがよいでしょう。

③髭用トリマーと髭用ハサミでデザインを形作る

長さが整ったら、不要な部分の髭をトリマーでざっくりと落とします。細かい部分は髭用ハサミを使いましょう。

④シェービングフォームと蒸しタオルを使って髭剃り

デザインが出来上がったら、邪魔な髭を剃っていきます。剃る前に蒸しタオルで肌を温めて髭を柔らかくし、さらにシェービングフォームを塗り、電気シェーバーで丁寧に髭を剃っていきます。

⑤髭剃り後は保湿を

髭剃り後は、アフターシェービングローションや化粧水でしっかりと保湿しましょう。髭を剃るときは髭だけでなく角質も削り取っています。保湿を怠ると肌荒れや乾燥の原因となります。

では部位別に解説していきます。

頬の髭は、もみあげに近い部分はもみあげの長さを意識し、あごに近い部分はあご髭の長さを意識して整えるとよいでしょう。

このとき髭用ハサミとコームを使うとナチュラルな仕上がりとなります。

あご髭は骨格補正の役割も果たします。

あご髭の中央を長くし、端を短くすることで髭が立体的になり、顎の小さい方は顎を大きく見せることができ、顔の四角い方は逆三角形の輪郭に近づき、シャープな印象を与えることができます。

また初心者の方は髭用トリマーを使用して全体を短く、薄く整えるのがおすすめ。この整え方は多くの人に似合いやすいスタイルです。

顎裏の髭は残し方を間違えると、顔の下に影ができたようになり、顔が大きく見えてしまいます。そうならないためのポイントは顎の骨のラインに沿って、V字に整えることです。

「内から外」または「外から内」と横方向にシェーバーを動かすとV字に整えやすいです。V字が細くなればなるほど、顔はシャープな印象になりますので、自分の好みに調整しましょう。

髭を整えるときに注意すべき点をご紹介します。以下の4つです。

ひとつずつ解説していきます。

毛抜きで髭を抜いて整えている方も多いと思いますが、毛抜きで髭を抜くのはやめておいた方が無難です。肌が傷ついて炎症を起こしたり、ニキビができたりしますし、埋没毛が発生したりと、トラブルの原因となることがあります。

口元やあごに生える髭は食べかすがつきやすいです。

特に口髭は要注意。唇に髭がかかると無愛想な印象を与えるだけでなく、不衛生でもあります。髭用ハサミでしっかりと切り揃えましょう。

髭を整えるときに、脱色するのはNGです。

目立たせたくない部分の髭を脱色しようと考える方も多いですが、脱色剤の肌に与えるダメージは非常に大きく、仮に目や鼻、口に入ってしまうと大変なトラブルに繋がります。そういうこともあって髭専用の脱色剤というものは存在しません。無理に脱色剤を使うとヒリヒリとした肌荒れや色素沈着の原因にもなりますので、やめておきましょう。

口髭を整えるときは、その角度に注意しましょう。

口幅よりも長く口髭を伸ばすと、「への字口」のような角度で広がっていき、口角や頬が大きく下がった印象を与えてしまいます。

このような印象は、年老いた、老けた印象と直結しており注意が必要です。口幅以上に口髭を伸ばす場合は「への字口」の角度にならず、水平を保つようにうまく整えましょう。

髭を整えている男性に対しての、女性の印象をリサーチしてみました。

髭は自分に合った整え方をマスターすれば、おしゃれの強い武器となります。

あご髭だけか、口髭だけか、それとも囲み髭か、などデザインを考えるのも楽しいものです。保湿など、アフターケアにもしっかりと気を使って、かっこよく髭を整え、男らしさを演出しましょう！