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髭脱毛後の赤みはいつ消える?赤みの期間と対処法

髭脱毛後の赤みはいつ消える?赤みの期間と対処法

脱毛でよく起きるトラブルに赤みがあります。赤みを体験する人は多く、髭脱毛を受ける以上避けられないトラブルと言えますが、対処をきちんと行えば悪化することはありません。この赤みはいつまで続き、対処法にはどのようなものがあるのかを紹介します。

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脱毛くん
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目次

  1. ヒゲ脱毛後の赤み(炎症)の原因
  2. ヒゲ脱毛後の赤みの期間はどれくらい?
  3. ヒゲ脱毛後に赤みが出た時の対処法
  4. ヒゲ脱毛後に気をつけるべきこと
  5. 赤み以外のヒゲ脱毛後の肌のトラブル
  6. ヒゲ脱毛後の赤みはしっかりケアしよう

ヒゲ脱毛後の赤み(炎症)の原因

赤みが出る原因・仕組み

レーザーでヒゲ脱毛を行うと赤みが出ることがあり、その経験者は数多くいます。なぜ赤みが出るのか?、レーザー脱毛の仕組みと共にわかりやすく説明していきます

レーザー脱毛で赤みが出る理由

レーザー脱毛を行った際、赤みが出る原因は熱です。

レーザー自体が肌を傷つけることはありません。ただレーザーの熱が皮膚内部に籠ることた、肌が熱を持ちます。この理由からレーザーでの施術後は、赤みの症状が起きやすくなります。

レーザー脱毛の仕組み

レーザー脱毛は熱の力で毛根にダメージを与えることにより、脱毛を可能にしています。

毛根には毛を生やす細胞が存在しているため、これを壊せば毛が生えて来なくなると言う理由からです。

脱毛用のレーザーは医療用で、黒い色素であるメラニンに反応するようになっています。そのためレーザーを肌の表面に照射しても、黒い毛に反応しやすく肌を傷つけることはほとんどありません。

レーザーで壊された毛根は毛を生やすための機能を長期に渡り失ので、以後は毛を生やえにくくなります。またこの時照射した毛は数週間のうちに自然と抜けていきます

赤みが出やすいレーザー・出にくいレーザー

レーザーによっては赤みが出やすいものと出にくいものとがあります。

赤みが出やすいレーザーはアレキサンドライトレーザーで、赤みが出にくいレーザーは蓄熱式のダイオードレーザーです。それぞれのレーザーについて以下に紹介していきます。

アレキサンドライトレーザー

こちらのレーザーは日本で初めて導入された脱毛レーザー機器で、メラニン色素に反応させて脱毛を可能としています。熱量が大きいため施術後に赤みがでやすいという特徴がありますが、脱毛のみでなくシミやソバカスにも反応するため美白効果が期待できます。

ただ日焼けした肌には使用できません。また産毛に対して反応が薄いため、顔全体をしっかり脱毛したい場合は不向きなレーザーでもあります。さらに痛みも強い傾向にあります。

蓄熱式のダイオードレーザー

こちらは赤みが出にくいという特徴がありますが、理由は熱量が小さいというところにあります。また痛みはほとんどなく、日焼けした肌にも使用でき、産毛の除去も期待できます。

蓄熱式のダイオードレーザーはバルジという組織を破壊することを目的としています。バルジはヒゲの素となる細胞を作る役割があり、それを毛乳頭に供給しています。バルジは毛根よりも皮膚から浅い位置にあるため、大きな熱量を使わなくても破壊することができます。そのためバルジが破壊されると毛根は毛を生やせなくなり、脱毛が可能となります。

ただこちらのレーザーはメラニン色素には反応しませんので、美白効果はほとんど期待できません。

アレキサンドライトレーザー

蓄熱式のダイオードレーザー

赤み

出やすい

出にくい

痛み

強い

弱い

日焼け肌

使えない

使える

美白効果

期待できる

期待できない

産毛への効果

期待できない

期待できる

ヒゲ脱毛後の赤みの期間はどれくらい?

赤みが続く期間は人によってまちまちですが、大体は数時間から数日という期間で赤みがひくと言われています。実際多くの人が施術翌日には赤みが消えているようです。

ただ、赤みの症状は体調や肌の調子によって左右されやすいと言われています。そのため体調が悪い時は脱毛の施術を極力避けた方がベストです。また敏感肌の人の中には赤みが長期間にわたって続いたという経験者もいますので、施術前に脱毛クリニックかかかりつけの皮膚科で相談をするようにしましょう。

ヒゲ脱毛後に赤みが出た時の対処法

赤みが出た場合はなるべく早く対処した方が良いです。そのうち消えるからと放置しておくと、肌トラブルが起きることがあります。対処には以下の方法を行ってみてください。

冷やす

先述しましたが、赤みは熱が皮膚内に籠っている状態ですので、冷やした方が手っ取り早いです。冷やすことによって赤み解消までの時間が早くなりますので、まだ赤みが出ていなくてもすぐに冷やした方が良いでしょう。冷やす物には氷や保冷剤、濡れタオルなどを使ってください。

しかし氷や保冷剤を使用する場合は注意が必要です。直接肌に当てると凍傷の危険があるため、布やタオルなどを巻き付けてから冷やしてください。この時使用する布やタオルは肌に優しいものを選びましょう

薬を使う

レーザー照射後、多くのクリニックで赤み対策用の軟膏を無料で渡されますので、その軟膏を塗って赤みを沈めてください。市販の軟膏を使っても良いとも言われていますが、クリニックで渡された薬がある場合はそちらを使うようにしましょう。

もし利用したクリニックで軟膏を渡されなかった場合は薬をもらえるのかどうかを確認し、市販のもので良いと言われた場合はどの種類のものを使えばよいのかを確認しておきましょう。

保湿する

レーザー脱毛を受けると、一定期間肌が乾燥しがちな状態となっています。これもまた皮膚に熱が残っていることが原因です。そのため保湿はとても大切で、施術後1週間は肌をきっちり保湿するようにしましょう。さらに肌の保湿は脱毛によって弱っているバリア機能を補佐する役割の他に、ムダ毛が抜けるのを助ける役割りも担っています。

使用する保湿剤は高いものを使用する必要はなく、ドラッグストアなどで売られている男性向けの保湿クリームで十分です。ただなるべく肌に低刺激のものを選んだ方が無難と言えます

脱毛したクリニックに相談する

クリニックで渡された軟膏を使っても赤みがひどかったり、数日経っても治らないという場合は脱毛したクリニックで見てもらった方が無難です。

この時、自己判断で市販の薬を使うようなことはしないでください。勝手な判断はトラブルの素となります、下手をしたら症状が悪化して取り返しのつかない事態が起きるかもしれません。特に顔は体の中でも1番目立つ部位です。慎重になる必要があります。

ヒゲ脱毛後に気をつけるべきこと

以下に説明していく内容は髭脱毛後の注意すべきことです。注意を怠るとトラブルが起きかねませんので、気をつけるようにしてください。

アルコールを控える

脱毛後にアルコールは摂取しないでください。アルコールは血行を促進させる効果があるため、体温を上昇させてしまいます。体温が上昇すると赤みがひどくなり、痛みが増す可能性があります。赤みが落ち着くまではアルコールを控えた方が良いでしょう。

また脱毛前もアルコールは控えた方が良いでしょう。万一アルコールが残った状態でレーザー照射を受けると痛みや赤みがひどくなる可能性があり、施術終了後に肌トラブルが起きる可能性があります。施術前後はアルコールに注意しましょう。

運動を控える

脱毛後に運動を行うと、アルコール摂取同様に体温が上昇して血行が良くなります。そのため施術後は運動を控えるようにしてください。

さらに施術直後は先に説明したように、肌のバリア機能が低下した状態にあります。その状態で汗をかくと雑菌が繁殖しやすくなり、肌トラブルが引き起こされる可能性が高くなります。こちらも赤みが落ち着くまでは、激しい運動を行わないよう注意してください。

肌をこすらない

脱毛後の赤みは肌が熱を持っていることを意味していますので、タオルなどで強くこすると余計に赤みが悪化したり、肌がひどくヒリヒリするなどの事態が起きかねません。顔を洗う時も強くこすらないようにして、石鹸は十分に泡立ててから使うようにしてください。敏感肌の人は特に注意をしましょう。

お風呂上りに体を拭く時はこすらないように注意しながら、ポンポンとタオルで軽く叩くように拭くと良いでしょう。この時タオルは肌に優しい綿などを使ってください。そしてここでも保湿をしっかり行うようにしましょう。

毛抜きで毛を抜かない

脱毛直後すぐに毛が抜けることはありません。時間をかけてゆっくり肌から抜けていきます。ひげが残っていて気になるからという理由で、毛抜きで毛を処理することはしないでください。

レーザーは黒い毛に反応して細胞を壊すため、肝心の毛がなければレーザー照射の意味がなくなります。結果脱毛のやり直しとなり、当初の予定よりも金額が膨れる可能性が出て来ます。

気になる時は肌に優しい電動のひげ剃りを使って剃ってください。脱毛テープも使わないようにしましょう。また剃刀負けしやすい人は、肌が敏感になっている脱毛後は特に注意が必要です。

赤み以外のヒゲ脱毛後の肌のトラブル

ヒゲ脱毛を行うと赤みだけでなく、他のトラブルも起きることがあります。どのようなトラブルが起きやすいのかを以下に説明していきます。

毛嚢炎

施術後にニキビのような物や湿疹ができることがあります。これが毛嚢炎です。

レーザー照射による肌のバリア機能の低下は、同時に肌の雑菌への抵抗力が弱まっていることも意味しています。そのため雑菌が毛穴から侵入しやすくなっており、中へ入り込んだ雑菌によって細菌感染が引き起こされて毛嚢炎ができるのです

毛嚢炎は自然と治ることが大半ですが、たまに悪化することがあります。この場合痕が残ってしまう場合があるため、痒みや化膿が起きたら施術したクリニックか、かかりつけの皮膚科で受診してください。

火傷

通常レーザーは黒い毛に反応するようにできていますが、日焼けした肌やシミやホクロにも反応しやすくなっています。そのためシミやホクロの部分にも熱が当たり続けてしまい、火傷が起こる場合があります。また体調不良などによって肌が弱っている状態でも、火傷は起きやすくなっています。レーザー脱毛を受ける時は体調を万全に、レーザー照射位置近くにホクロやシミがある時はクリニックに安全の確認を行うようにしましょう。

他に肌がレーザーに慣れていないと、火傷をしやすいようです。最初からレーザーのパワーを強くせず、クリニックのスタッフと相談しながら弱いものから進めていくようにしましょう。

硬毛化・増毛化

稀なケースではありますが、レーザー脱毛を行うと毛が硬くなる、毛の量が増えるという事態が起きることがあります。この場合の対処法は、再度レーザーを使って脱毛を行うしかありません。

ですが、再度のレーザー照射となると金額が嵩みます。クリニックによっては硬毛化や増毛化が起きると無料で再施術を行う所がありますので、クリニック選びの際はそのことも考慮して選ぶことをお勧めします。

ヒゲ脱毛後の赤みはしっかりケアしよう

赤みの症状が出た場合、「いずれ消えるから」と放置はしないようにしましょう。放置したことによって赤みが続いたり、肌トラブルが起きることがあります。

肌の抵抗力が衰えて刺激に敏感になっている状態でもあるので、ケアを怠けると理想の肌を手に入れられないかもしれません。また赤みだけでなく、他にも起きうるトラブルについての知識と対処法についても理解しておく必要があります。

トラブルと対処を学んで、自分の希望にかなった結果を得られるようにしてください。