ヒゲの永久脱毛の効果がすごい!メリットデメリットと効果が出るまで
ヒゲの永久脱毛の効果がどのようなものか知りたいと思う人も多いと思います。本当に効果があるのか、メリットやデメリットはどのようなものがあるのか、この記事ではそれを紹介し、永久脱毛の効果を上げるための方法や、髭の永久脱毛に効果的なレーザー機器なども紹介していきます。
目次
ヒゲの永久脱毛は本当に効果がある?
ヒゲの永久脱毛をすると一体どのような効果が期待できるのか、メリットからデメリットまで全部知りたいという人も多いと思います。
ヒゲを永久脱毛することによって、毎日の髭剃りから解放され、髭を気にすることもなくなります。
この記事ではヒゲの永久脱毛によるメリットやデメリット、ヒゲの永久脱毛にかかる費用、実際に脱毛した人の口コミを紹介し、結果、ヒゲの永久脱毛にどのような効果があるのかまとめていきます。
この記事は以下の人におすすめの記事です。
- 髭の永久脱毛によるメリットやデメリットが知りたい
- 髭の永久脱毛にかかる費用が知りたい
- 髭の永久脱毛の体験談や口コミが知りたい
- 髭の脱毛の失敗例を知りたい
ヒゲの永久脱毛の効果とメリット6つ
髭の永久脱毛によるメリットを紹介します。簡単に以下のようなメリットがあるのでまとめます。
- ヒゲ剃りをしなくて済む
- 時間の節約になる
- ヒゲ処理の肌トラブルから解放
- 爽やかで清潔な印象になる
- 肌色が明るくなる
- 自分に自信がつく
①ヒゲ剃りをしなくて済む
ヒゲを永久脱毛することによって毎日のヒゲ剃りから解放されます。ヒゲ剃りにはお金も時間もかかります。毎日のカミソリ代や電気シェーバー代、シェービング剤など一日にかかる費用は少ないですが、永久脱毛すればヒゲ剃りのランニングコストもかからなくなります。
カミソリと電気シェーバーの費用を比較すると
単価費用 | 1ヵ月の費用(概算) | 50年の費用 | |
カミソリ | 50円程度(1枚刃) 200円程度(3枚刃) 2,000円程度(5枚刃) 1,000円程度(シェービングジェル) | 1,600円~3,000円 | 800,000円~1,200,000円 |
電気シェーバー | 3,000円~30,000円程度(本体代) 6,000円程度(替え刃) | 250円~4,000円程度 ※本体寿命2年換算 ※替え刃1年換算 | 150,000円~1,500,000円程度 |
シェーバーは約2年程度で本体の寿命が来てしまいます。また刃は1年程度でダメになってしまいます。
高いシェーバーを使えばかなり高額になってしまいますが、安いシェーバーであれば費用はかなり抑えられます。
カミソリは毎日1枚刃を使用したとしても800,000円程度かかってしまうのでシェーバーの方が安く済むと言っていいでしょう。
しかし脱毛をしてしまえば、こういったランニングコストから解放されます。
②時間の節約になる
永久脱毛することによって時間の短縮にもなります。毎日ヒゲを剃らなくなるのでその分の時間が短縮されます。カミソリやシェーバーで1日5分、毎日髭を剃るとして、50年程度でどれだけの時間髭剃りをしているのか計算すると以下のようになります。
1日 | 5分 |
1ヵ月 | 150分(2時間半) |
1年 | 1,800分(30時間) |
50年 | 90,000分(1,500時間) |
50年で1500時間も髭剃りに費やしてしまう計算になります。レーザー脱毛の照射時間は15分程度で10回程通えばツルツルな肌を手に入れることができます。まとめると
カミソリ・電気シェーバー(一生) | 1,500時間 |
永久脱毛ツルツルになるまで | 150分 |
時間の差 | 1498時間30分 |
永久脱毛にする事によって、1498時間30分もの時間を短縮することができます。
③ヒゲ処理の肌トラブルから解放
ヒゲ脱毛をすることでヒゲ処理の肌トラブルから解放されます。カミソリや電気シェーバーなどで深剃りをしようとするとどうしても肌を傷つけてしまいます。
カミソリでは剃り負けをしてしまうことが多く、血が出たり肌が痛くなったりしてしまった経験が男性ならだれでもあるでしょう。
永久脱毛をすることでカミソリや電気シェーバーでヒゲを剃ることがなくなるため、髭処理の際の肌トラブルから解放されます。
④爽やかで清潔な印象に
ヒゲの永久脱毛をすることによって清潔感が出て若く見られるようになります。
カミソリやシェーバーでどれだけ剃っても青く残ってしまうヒゲがあります。青髭が濃く目立ってしまうとどうしても不潔に見えたり、老けて見えてしまいます。
そのため永久脱毛をすることによって清潔感のアップにつながり女性からも好印象を得られやすいです。
⑤肌色が明るくなる
またヒゲが永久脱毛によってなくなることで肌の血色がよく見え明るくなります。これは前述した肌の皮膚から透けて見える青髭がなくなり、顔が青く、暗く見えなくなるからです。
ヒゲはどうしても青く、黒く見えてしまい人とのコミュニケーションの際、表情が暗い印象を相手に与えてしまいます。永久脱毛で明るい肌を手に入れましょう。
⑥自分に自信がつく
ヒゲを脱毛することによって自分の自信につながります。ヒゲが濃く青髭が目立ってしまい周囲からの目が気になっている人も多いでしょう。
青髭に対して「不潔」「老けて見える」という意見が多く、それを気にしてあまり自分に自信が持てないということになりがちです。
しかし、ヒゲを永久脱毛することによって、そういった印象の悪い青髭から解放され、自分に自信が持てるようになります。その結果、仕事がうまくいったり、コミュニケーションがうまく取れるようになる可能性が生まれてきます。
ヒゲの永久脱毛のデメリット
①脱毛期間中は日焼けができない
クリニックやサロンでの脱毛期間中は日焼けを避けなければなりません。これはクリニックやサロンで、脱毛に使用するレーザーやフラッシュ機器がメラニンに反応する仕組みになっていて、日焼けをすることで、焼けた肌にレーザーやフラッシュが反応してしまうからです。
そうなると光は分散され脱毛効果が下がるだけでなく、強い痛みを感じてしまいます。
②脱毛が痛い
クリニックのレーザーによる永久脱毛は痛みを強く感じやすいです。特にヒゲの脱毛は肌がデリケートなため痛みを感じやすいです。
レーザーの光はヒゲのメラニンに反応します。表面に出てきている髭のメラニンに熱エネルギーを伝え、毛根まで熱を浸透させます。毛根に達した熱エネルギーが毛乳頭に作用し脱毛させますがその際に痛みを強く感じます。
痛みの程度
脱毛方法 | 痛み |
レーザー脱毛 | 痛みが強い。ゴムで弾かれたような痛み |
痛みは少ない | |
ニードル脱毛 | 痛みが強い |
レーザー脱毛の痛みはチクチクした痛みではなく、ゴムで弾かれたような痛みを感じると言われています。これは髭の密度が濃ければ濃いほど強い痛みを感じるので、脱毛で髭が薄くなるにつれて痛みも軽減されていきます。
そのため脱毛に通う回数が増えるにつれ痛みも軽減されていきます。
フラッシュ脱毛は比較的痛みは少なく、痛みに弱い人に向いています。
以下のコラムで痛みの程度を詳しく解説しています。
③お金がかかる
髭の永久脱毛はお金がかかります。一回のレーザー脱毛の相場は9,000円程度ですが、1回のレーザー脱毛ですべての毛が抜け落ちることはありません。何回も通う必要があります。
ヒゲを全部脱毛しツルツルの状態にしたいのであれば20万円以上かかってしまう場合もあります。
また個人の髭によって脱毛に通う回数と料金が違いますし、脱毛してみて思った以上に通う回数が増えてしまい料金も増えてしまう可能性があります。
④肌トラブルの可能性がある
ヒゲ脱毛のレーザー照射で肌トラブルの可能性があります。その代表的な肌トラブルが毛嚢炎や火傷、硬毛化や多毛化があります。毛嚢炎や火傷はレーザー照射をした際に肌にダメージを与えてしまうからです。また硬毛化や多毛化は照射するレーザーの出力が原因と言われています。
毛嚢炎や硬毛化が起こってしまうメカニズムを詳しく解説していきます。
硬毛化
硬毛化とは、脱毛後に毛が太く濃くなってしまう肌トラブルです。硬毛化はレーザー照射の出力が弱すぎることによっておこると言われています。
照射したレーザーが細い毛の生えている毛穴を刺激することによって毛乳頭を活性化させてしまい、毛が太くなると言われています。
毛嚢炎
毛嚢炎は毛穴に細菌が入ってしまい、白いぶつぶつができてしまう症状です。レーザー照射で肌はダメージを受けてしまい、バリア機能が低下しています。そのため、炎症が起きやすく毛嚢炎にもなってしまいます。
毛嚢炎にならないためには脱毛後しっかりと保湿し、肌のバリア機能を上げることです。
以下の記事で肌トラブルを抑えるためのアフターケアや注意点を具体的に説明しています。
⑤ヒゲを生やせなくなる
永久脱毛をした毛穴からは毛は生えてこなくなります。そのため、ヒゲを生やしてオシャレを楽しむということはできなくなります。
永久脱毛後ヒゲが生えてくることはありますがそれは休止していた毛穴からで、一度脱毛した毛穴からは一生生えることはありません。
⑥脱毛後はいったんヒゲが濃くなる
脱毛後はいったん髭が濃くなるということがあります。これは髭が実際に濃くなったわけではなく、肌の表面に出てきていないヒゲがレーザー光で一時的に膨張してしまうからです。
一時的に濃くなっているだけなので4日~5日ほどで解消されます。この膨張した毛は柔らかくなっていることが多く、髭剃りでも上手く剃ることができない場合があります。
【体験談】ヒゲの永久脱毛の効果の口コミ
ヒゲのレーザー脱毛を1回した人
1週間ぐらいたつとポツポツ抜けてくる
評価:ヒゲ脱毛1回目で最初はあまり効果がないのかも・・と不安でしたが、1週間ぐらいしたらポツポツぬけてきました。効果が実感できたので2回目3回目が楽しみ。
タオルに毛がついてると嬉しい
評価:脱毛後は赤みもありヒリヒリ感もあり、抜ける感じもなかったのですが数日したら洗顔後タオルに毛がついてたりします。それを見ると効果があると安心できます。
1回じゃまだ脱毛効果を実感できない
評価:脱毛効果はあまり実感できません。まだ1回目だからしょうがないのか、これから続ければ抜けるのか心配
痛みが強いけど我慢
評価:レーザーの永久脱毛は痛みが強いです。髭が濃いうちは痛いらしいので最初の数回は我慢ですね。効果を実感できる日が楽しみです。
ヒゲのレーザー脱毛を5回した人
だいぶ脱毛効果を実感できる
評価:徐々に薄くなってきました。5回もやると1回目のころよりヒゲを触った感じが全く違います。 まだヒゲはあるので、今後続けてツルツルを目指します。
髭剃りが楽になった
評価:青髭も解消されてきて、髭剃りが楽になってきました。剃り負けとは無縁になりそうです。
ヒゲが濃い部分は残ってる
評価:薄くなり始めてるけど、ヒゲの濃いアゴや鼻下はまだ密度が濃いように思える。どれだけ通えばいいのか不安・・・。 口下はすっきりしてきた。
毛嚢炎ができてしまう
評価:肌のケアをしているのに毛嚢炎が出てきてしまう。ヒゲの脱毛若干薄くなってきたという感じ。アフターケアをしてるのに毛嚢炎ができてしまうので、このまま続けていいのか気になる
ヒゲのレーザー脱毛を10回した人
髭剃りを毎日しなくなった
評価:髭剃りを毎日しなくなりました。薄くなって触ってもツルツルに近い状態です。毎日の髭剃りから解放されてうれしいです。
顔が明るく見えて印象が上がった
評価:脱毛しほとんど青髭が消えてきたので、顔の色が明るくなったと周りに言われるようになりました。すっきりして若く見えるとも言われてとてもうれしいです。
費用が思った以上にかかった
評価:コースで申し込んだが、思った以上の効果が得られず追加でコースを申し込んで10回終わりました。まだ納得いかないのでさらに追加になりそう。
効果はあるが思った以上ではなかった
評価:10回やればツルツルになるかなとおもったんですが、思った以上にヒゲが残ってます。これを脱毛するにはもっと通わなければならないのか。
ヒゲのレーザー脱毛を15回した人
毎日の髭剃りから解放された
評価:ツルツルになり、毎日の髭剃りからも解放されました。朝起きて、ツルツルの状態に感動します。 時間短縮にもなりますし、剃り負けと無縁になったのが本当にうれしい
女性からの印象がアップしました
評価:以前は会社の女性から髭が濃いとずっと言われ続けていましたが、脱毛してから、爽やかになった。若く見えると言われるようになりました。とてもうれしいです。
まだツルツルにならない
評価:15回きてますが、まだ毛が残っている感じです。思った以上の効果を期待できませんでした。もう少し少ない回数で済むかとおもった
ヒゲの永久脱毛効果を実感できない理由と対策
①通う回数がまだ少ない
レーザー脱毛のレーザー光は成長期のヒゲにしか効果がありません。そのため数回脱毛しただけでは、効果を実感できない場合があるのです。
毛は「成長期→退行期→休止期」を繰り返していて、退行期の毛や休止期の毛穴にはレーザー光の熱エネルギーが毛乳頭まで届かず永久脱毛をできません。
回数をこなして様子を見ましょう。
対策 サロンは10回、クリニックは5回通う
目安としては脱毛サロンであれば10回、クリニックであれば5回程通い様子を見ましょう。ある程度効果が期待できる回数がそれぐらいです。
またサロンやクリニックに通う間隔は、3週間~4週間に1回程度が良いです。毛周期のペースに合わせると脱毛の効率が上がる可能性があります。
②ヒゲ脱毛後2~3日しか経っていない
脱毛後日数 | 肌やヒゲの状態 |
1日後 | 毛嚢炎ができたり、肌がヒリヒリする ヒゲは抜けない |
3日後 | 赤みやヒリヒリ感が収まってくる ヒゲはまだ抜けない |
1週間後 | 肌の状態もよくなり ポツポツと抜け始めてくる |
2週間後 | 毛が抜けなくなってくる |
1ヶ月後 | 他の毛穴からヒゲが生え始める。そろそろ次の脱毛に行く時期 |
レーザー照射後すぐにヒゲが抜け落ちるということはありません。照射後2日3日はまだ毛が抜ける準備をしているところです。
すぐに抜け落ちないと不安に感じる人もいると思いますが、必ず毛は抜けてきます。
対策 1週間は様子を見る
焦らず毛が抜けるまでじっくり待ちましょう。目安は1週間です。
脱毛後最低でも1週間は様子を見てください。そこ後は徐々に抜けてくるはずです。
③ヒゲが抜けているのに気づいていない
ヒゲはある時期にごっそりと抜けるものではありません。徐々にぽろぽろと落ちてきます。洗顔後、顔をタオルで拭いた際に落ちることもあれば、ちょっと触っただけでも抜けたりもします。
脱毛後のヒゲの抜けるタイミングが毛によってバラバラなので抜けることに気づかないまま「脱毛効果ってなかったのかな?」と感じる人もいます。
対策 洗顔後のタオルに注目
対策としては自分の毛がしっかり抜けている実感を得ることです。
そのためには洗顔後などタオルを見てみましょう。一番落ちるタイミングです。そこで抜けていることを確認し効果を実感しましょう。
④効果を感じにくい箇所
部位 | 脱毛回数 |
口下 | 3回前後 |
頬 | 5回前後 |
鼻下・アゴ・首 | 10回前後 |
ヒゲの部位によって効果の出やすい場所と効果の出にくい場所があります。口下は効果が得られやすく、鼻下やアゴは効果が得られにくいです。
この違いは髭の密度です。ヒゲが濃い場所は抜けにくく、ヒゲが薄い部分は抜けやすいです。これはヒゲが濃い部分は毛根も根深いところにあるからです。そのため光が届きにくく、回数を多くしないと抜けません。
ヒゲが濃い部位は10回程度クリニックに通えば効果を実感できるでしょう。
対策 毎月予約をいれる
効果をあまり実感できない部位は回数を重ねて脱毛するしかありません。そのため毎月サロンやクリニックの予約を入れて回数をこなしていきましょう。
⑤脱毛機の出力が低い
脱毛効果を実感できない場合、そもそもレーザーやフラッシュの照射レベルが低いということもあります。照射レベルが低いと毛根に伝わる熱エネルギーの量も減ってしまいます。そうなると十分に毛根にダメージを与えきれず、脱毛効果が落ちます。
出力が低いと肌へのダメージが少なく、肌トラブルも起きにくいというメリットがあります。
最初はヒゲが濃いため痛みも強く、肌へのダメージも心配です。そういったことを考慮して初回は出力を抑えるクリニックやサロンは多いです。
対策 照射レベルを上げる
対策としては、徐々に照射レベルを上げていきましょう。照射レベルを上げることで脱毛効果も比例して上がっていきます。
しかし、レベルを上げると肌の痛みが強くなりダメージも大きくなります。アフターケアをしっかりとするように心がけ、肌トラブルが起きないように注意してください。
また「脱毛効果を感じられず、出力を上げたいけど、痛みが強く上げられない」という人は麻酔をしてもらうことも検討してみましょう。麻酔をすることで痛みを軽減できるので出力も上げることができます。
⑥照射漏れの可能性
脱毛効果が感じられない場合、あまり考えたくはないですが、照射漏れの可能性もあります。レーザーがそもそも当たらなかったため、脱毛効果が得られません。
照射漏れはレーザー脱毛機の性能とスタッフの技量に依存します。照射範囲が円形のものは照射漏れが起きやすいです。また、スタッフの技量不足でおこってしまう可能性もあります。
最新機種は照射漏れが起きにくい設計になっているのでサロンやクリニックがどのような脱毛機を使用しているか確認すると良いでしょう。
対策 追加で無料照射してもらう
照射漏れかそうじゃないか判断するために1週間~2週間は様子を見ましょう。脱毛後すぐに毛が抜け落ちるわけではないので、ある程度期間をあけ、ヒゲが抜けてくるか来ないかを確認した方が良いです。
照射漏れが起きていると感じたら、必ずクリニックやサロンに相談しましょう。照射漏れに関してはほとんどのクリニックやサロンが無料で再照射してくれます。
また照射範囲が四角のものを選択することで、照射漏れのリスクを減らすことが可能です。
⑦毛周期にあっていない
脱毛効果があるのは成長期のヒゲだけで、退行期や休止期の毛穴の脱毛はできません。毛周期を深く考えず脱毛をしては、高い脱毛効果は期待できません。
1回目で脱毛できなかった休止期の毛穴から毛が生え、成長期を迎えたタイミングで脱毛するのが理想的です。これを無視し、成長期が過ぎ、退行期になってしまったタイミングで脱毛をしても、またその毛穴は脱毛を逃してしまいます。
対策 脱毛前半と後期で頻度を変える
脱毛し始めの脱毛前半は毛の量も多く、成長期の毛も多くみられるので一定のスパンで脱毛を行えば必ず一定の効果は得られます。
脱毛後半では毛の量も少なくなってきているので、成長期の毛も少なくなります。前半のようなスパンで通っても思ったような結果は得られにくいです。そのため、3ヵ月以上あけるなどして頻度を変えてみましょう。
ヒゲの永久脱毛の効果を上げる方法
ヒゲ脱毛の効果を向上させる方法はいくつかあります。効果を向上させることができればヒゲ脱毛に通う回数も減りますし、料金も減らせることに繋がります。ここで紹介する方法は以下の通りです。
- 保湿ケアを徹底する
- 日焼け対策を徹底する
- 毛抜きでヒゲを抜かない
- 抑毛ローションを使う
①保湿ケアを徹底する
肌の保湿を高めることによって脱毛効果を上げることが可能です。
逆に保湿を怠ってしまうと脱毛効果が期待できなくなってしまいます。これは肌の水分不足が続いてしまうと皮膚が硬化し脱毛後に髭が抜け落ちづらくなってしまうからです。
脱毛後は肌の保湿しっかり保っておくことで、脱毛後に髭が抜け落ちやすい状態を作れるので効果を高めることが可能です。
②日焼け対策を徹底する
ヒゲ脱毛の効果を上げる大事なポイントの一つが日焼けをしないことです。
レーザー脱毛も光脱毛もヒゲのメラニン色素(黒色)に反応して熱エネルギーを毛根に伝えます。
肌が日焼けをしていると、フラッシュ脱毛機やレーザー脱毛機の光が日焼け肌のメラニン色素に反応してしまい、エネルギーが分散されてしまいます。
分散されてしまうと、毛根にエネルギーを伝えきれず脱毛効果が下がってしまいます。日焼けには十分に注意しましょう。
③毛抜きでヒゲを抜かない
毛抜きでは絶対にヒゲを抜かないようにしましょう。レーザー脱毛やフラッシュ脱毛はヒゲのメラニンに反応し毛を伝って毛根にエネルギーを伝えていきます。毛がなければエネルギーが毛根に伝わらないです。ヒゲは生えていないと脱毛できないことを知っておきましょう。
さらに毛抜きで抜いてしまうと毛嚢炎や埋没毛などの肌トラブルを引き起こす可能性が高いです。デメリットしかないので絶対にしてはいけません。
④抑毛ローションを使う
抑毛ローションを使うことで脱毛後の効果を高めることができます。これは抑毛ローションが毛の成長を抑えたり太くなることを抑えるからです。
抑毛ローションにはイソフラボンが多く含まれています。イソフラボンは女性ホルモンの化学構造に酷似しているため、それを肌に取り組み毛の成長を抑制してくれます。
またパイナップル成分が配合されているものは毛を細くする効果が期待できます。これはパイナップルの成分が毛のたんぱく質を分解する効果があるからです。
ヒゲの永久脱毛の効果が出るまでの料金・期間
テキスト1 | 医療レーザー脱毛 | ニードル脱毛 | |
値段の相場 | 9,000円(1回あたり) 120,000円~200,000円(ツルツルになるまで) | 5,000円(一回) 150,000円~250,000円(ツルツルになるまで) | 150円(1本) 1,000,000円以上(ツルツルになるまで) |
必要な期間 | 1年程度 | 2年程度 | 2年程度 |
サロンやクリニックの脱毛の種類は3つあり、医療レーザー脱毛とフラッシュ脱毛、ニードル脱毛があります。
この中で医療レーザー脱毛とニードル脱毛は永久脱毛の効果が期待できます。ここではそれぞれの効果や料金、期間について紹介します。
光脱毛は永久脱毛ではありませんが、ツルツルになるまでの回数や料金などを説明します。
光脱毛
ヒゲ全部の一般的な相場 | 250,000円程度(20回) |
1回あたりの料金相場 | 5,000円程度(1部位) 30,000円程度(ヒゲ全部位) |
追加脱毛料金体系 | 一回の料金の50%~80%OFFで利用できる。 |
光脱毛でヒゲを脱毛するには回数を多く通う必要があります。ツルツルになるまでに個人差はありますが、20回~30回は通う必要があるでしょう。
一回あたりの料金は比較的安く、またキャンペーンを取り扱っているサロンが多いため、そういったものを利用することでさらに安くなる可能性は高いです。
コース終了後永続的に安く通うことのできるサロンが多く、通えば通うほどお得になります。脱毛と永続的に付き合っていくことを考えればサロンの光脱毛はお得です。
医療レーザー脱毛
ヒゲ全部の一般的な相場 | 70,000~100,000円程度(5回) |
1回あたりの料金相場 | 9,000円程度(1部位) 40,000円程度(ヒゲ全部位) |
追加脱毛料金体系 | コース終了後1回料金通常価格の20%オフ~50%オフ |
医療レーザー脱毛はツルツルになるまでにかかる回数は比較的少ないです。個人差はありますが5回~15回程度で脱毛が完了します。
しかし、その分1回の料金が高く設定されていることが多く、追加料金の割り引きも少ないです。また、キャンペーンも豊富に行ってはいません。
ニードル脱毛
ヒゲ全部の一般的な相場 | 100,000円程度(1000本) |
1回あたりの料金相場 | 30,000円(300本程度) |
追加脱毛料金体系 | 一本あたりの料金設定が多いため追加料金プランはない |
ニードル脱毛は一本一本毛穴に針を通し電気を流すことで脱毛する方法です。即効性が高くその場で抜け落ちます。デザイン脱毛に向いていて、地黒肌でも日焼け肌でも脱毛できる点でメリットがあります。
成人男性のヒゲは約25,000本と言われています。1,000本でだいたい500円玉サイズの範囲で脱毛できます。
ほとんどのヒゲを脱毛しようとおもうとかなりの費用がかかってしまいます。
ヒゲの永久脱毛の期間
医療レーザー脱毛 | 光脱毛 | ニードル脱毛 | |
永久脱毛までにかかる期間 | 1年(10回~15回) | 2年(20回以上) | 2年(40回程度) |
ヒゲ脱毛は1回では終わりません。何回も通う必要があります。これは毛の毛周期に関係があり、脱毛は成長期の毛のみしか脱毛できないからです。
簡単に言えば表面に出てきている毛のみにしか反応しないため、まだ皮膚の下に眠っている毛を脱毛するには、時間をおいて何回も脱毛する必要があるのです。
皮膚の表面に出てきている毛は全体の約20%と言われています。そのため一回の脱毛ではすべての毛を脱毛できないのです。
毛周期と脱毛の照射間隔に関して詳しく知りたい人は以下の記事を読んでください。
ヒゲの脱毛効果が高い脱毛機を紹介
光脱毛はIPL方式
太い毛 | 太い毛にも効果あり |
産毛への効果 | 効果は期待できない |
痛み | 痛みは少ない |
肌トラブルの可能性 | 肌トラブルが少ない |
特徴
フラッシュ脱毛であればIPL方式の脱毛機が一番有効的です。IPL方式の脱毛機は太い毛に強く肌トラブルが起こりにくいです。また痛みも少ないのが特徴です。
男性のヒゲは太く濃いですし、ヒゲが生えている顔の肌は痛みが感じやすく肌トラブルも起こりやすい場所です。
そのためIPL方式の脱毛機は男性のヒゲにとても合っている脱毛機と言えます。
導入サロン
IPL方式の脱毛機は男性のヒゲにとても効果的なので、ほとんどのサロンで導入されています。
レーザーはヤグレーザー
太い毛 | 効果あり |
産毛への効果 | 効果あり |
痛み | 非常に強い |
肌トラブルの可能性 | 肌トラブルは少ない |
特徴
ヤグレーザーの特徴は従来のアレキサンドライトレーザーより波長が長いことです。このことでヤグレーザーの光が肌の奥にあるヒゲの毛根まで浸透しやすくなります。また、表面にはダメージを与えづらくなっているので、肌にも優しいです。
しかしその反面痛みが強く、アレキサンドライトレーザーより強い痛みを感じてしまいます。痛みが我慢できない場合は、麻酔を使用して処置してもらいましょう。
導入クリニック
ヤグレーザーの導入クリニックは少なく、痛みの少ないアレキサンドライトレーザーやダイオードレーザーを導入しているクリニックの方が多いです。
ゴリラクリニックやメンズリゼクリニックなど導入しています。
家庭用脱毛器にヒゲの永久脱毛効果はある?
出力が低く減毛効果しかない
家庭用脱毛機は永久脱毛の効果がありません。そもそも永久脱毛は医療行為であり医療機関でしか行うことができないようになっています。
家庭用脱毛機はサロンのフラッシュ脱毛や医療クリニックのレーザー脱毛と同じ仕組みで脱毛します。フラッシュを当てることにより毛のメラニンに熱エネルギーを伝え毛を弱らせて脱毛します。しかし出力はサロンやクリニックの機器より劣るため、減毛効果が期待できるのみです。
硬毛化が起きる可能性が高い
肌トラブルの一つでもある硬毛化の原因は、照射レベルの低いレーザーやフラッシュを当てることです。照射レベルの低い光を当てると、あまり活発に活動していない毛穴を活性化させてしまい毛が太くなって硬毛化します。
家庭用脱毛機はクリニックやサロンの機器より出力が劣ります。その出力の低い光を当てることにより硬毛化が起こってしまう可能性は高いです。
永久脱毛=ニードル>レーザー>脱毛サロン
永久脱毛はニードル脱毛が一番期待することができます。これはニードル脱毛が一つ一つの毛穴を確実に脱毛することができるからです。レーザー脱毛はレーザーを照射することで脱毛をしますが、照射レベルの関係で熱エネルギーが毛根まで伝わりきらないと永久脱毛ができません。そのためニードル脱毛よりは劣りますが、効果は期待できます。
脱毛サロンのフラッシュには永久脱毛の効果はなく、永久減毛の効果があります。永久減毛も毛が生えてこなくなることを期待できます。
ヒゲの永久脱毛効果は続かないって本当?
男性のヒゲは効果が出にくい
永久脱毛をしても男性のヒゲはまた毛が生えてきてしまい、永久脱毛が続かない可能性があります。これにはいろいろな要因がありますが主に男性ホルモンの分泌量が原因です。
なぜ生えてきてしまうのか、結論から言えば、永久脱毛した毛穴からは生えてくるわけではなく、休止期の毛穴から生えてきたり、レーザーでは処理できない産毛のような毛しか生えてなかった毛穴の毛が太くなったりしてしまうからです。
ヒゲが生える原因は男性ホルモンによるものです。様々な要因が考えられますが、年を重ねることで男性ホルモンの分泌量に変化があり、毛が生えてしまうことがあります。
そのため男性のヒゲは、永久脱毛の効果が出にくいと言われています。
永久脱毛と永久減毛の違い
永久脱毛とはアメリカの電気脱毛協会とFADの二つの団体がそれぞれ以下のように定義しています。
- 米国電気脱毛協会「最終脱毛から1ヵ月後の毛の再生率が20%以下の状態」
- 米国FDA「3回照射後、6ヵ月経過した時点で67%以上の毛が減っている状態」
日本には永久脱毛の定義は存在していないので、アメリカの定義を流用しています。これに対して、永久減毛は「脱毛処理後に毛を減少させ、毛が生えてこない状態が長期間持続する」というものです。
つまり永久減毛も永久脱毛もまた毛が生えてくる可能性があることを意味しています。そのため、永久的な減毛であれば永久的な脱毛と表記してもいいのではないかと言う声もあり、違いはさほどありません。
アメリカFDAの見解
アメリカFADの永久脱毛の定義は3回照射後、6ヵ月経過した時点で67%以上の毛が減っている状態ということでした。またFADは絶縁針による毛包を破壊するニードル脱毛を永久脱毛としています。
一方日本の医療機関では、ニードル脱毛の施術方法を取り入れている例は少なく、レーザー脱毛が普及しています。
ヒゲの永久脱毛の効果はメンテナンス次第!
永久脱毛の効果はメンテナンス次第で大きく変わってきます。
永久脱毛の効果を高めるために、保湿ケアや日焼けなどのアフターケアを注意するとともに、医療クリニックで脱毛サロンで導入している脱毛機器にもこだわると良いでしょう。
脱毛機器によっては脱毛効果は大きく違います。照射漏れが少ない機器やヒゲに効果的な脱毛機器にこだわり、永久脱毛の脱毛効果を上げましょう。
永久脱毛はトラブルも付き物ですが、メンテナンス次第で大きく変わることを意識し、実践していきましょう。