【髭脱毛】Amazonで人気の脱毛クリームランキング10選【最新】
脱毛は医療クリニックや脱毛サロンだけでなく、脱毛(除毛)クリームで自宅で気軽に実施できます!今回は「髭脱毛」をテーマに、Amazonで人気の脱毛クリームを厳選して紹介します!除毛クリームの仕組みや、レーザーやフラッシュとの比較も参考にどうぞ
目次
Amazonの脱毛クリームは髭に使えるの?
脱毛と言っても、医療機関(クリニック)で行われる医療脱毛(レーザー脱毛)や、脱毛サロンで行われるフラッシュ脱毛(光脱毛)や美容電気脱毛(ニードル脱毛)、そして自宅で行う脱毛や除毛といった方法があります。
その中で最も気軽に行えるのが、自宅で行う脱毛クリーム(除毛クリーム)や、家庭用機器によるフラッシュ脱毛です。長期的に見ると家庭用脱毛器もコストパフォーマンスは悪くありませんが、少しお手軽さに欠けますよね。
今回は、家庭用脱毛器よりもさらにお手軽に除毛ができる、脱毛クリームを紹介したいと思います。 HMENZやNEOSKIN、BODIOなどなど、Amazonで気軽に購入できる人気クリームをランキング形式で紹介します。
ただし注意点として、脱毛クリームは基本的には髭脱毛には使えません。それでは、詳しく解説していきます。
脱毛クリームは髭には使用できない
人気の脱毛クリームランキングを見る前に、ひとつだけ大切な注意点についてお話します。実は今一般的に販売されている脱毛クリームのほとんどは、髭脱毛に使うことができません。
そもそも脱毛クリームは、メカニズム的には脱毛ではなく「除毛」に当たるので、正確には「除毛クリーム」や「除毛剤」などと言います。「脱毛」は毛を育成する細胞(毛包や毛母細胞など)を物理的作用によって弱らせたり破壊したりして脱毛を促しますが、「除毛」は今生えている毛を化学的作用によって溶かすことでムダ毛を処理する仕組みになっています。
除毛クリームは特殊な成分を含み、化学的作用によって毛を柔らかくして除去するため、人によっては肌荒れなどを起こす可能性もあります。そのため薬局などで医薬部外品として販売されている除毛クリームのほとんどは、顔やVIOなどのデリケートゾーンでは、使用不可能になっています。
もちろん商品にもよりますが、ほとんどは髭脱毛には対応していない、ということは知っておきましょう。もし使用可能部位に「髭」が記載されていないにもかかわらず髭の除毛に使用して、肌が荒れてしまっても自己責任になるので注意が必要です。
除毛クリームの仕組み
人の体のほとんどは、実はタンパク質で構成されています。髪の毛から皮膚、内臓、骨や筋肉、手や足の爪などもたんぱく質で構成されています。
そして除毛クリームには、毛の主成分であるケラチン(タンパク質)を溶かす性質の「チオグリコール酸カルシウム」が主成分として含まれています。この成分を含んだ除毛クリームを脱毛したい部位に塗ることでムダ毛が少しずつ溶けていき、除毛ができるという仕組みになっています。
根本から毛が抜ける「脱毛」と違い、除毛の場合は皮膚(表皮)から外に出ているムダ毛の部分(毛幹)だけが溶けていきます。皮膚の中に埋もれている毛根の部分を溶かすことはできないので、時間が経つとまた生えてきてしまいます。
脱毛サロンなどの「脱毛」であれば、物理的に毛根につながる細胞を弱らせて脱毛を促すので、比較的長い期間毛がない状態を維持することができます。
除毛クリームのリスク
肌よりもムダ毛のほうが溶けやすく、短時間なら肌への影響は最小限に抑えることができます。ただし、商品パッケージに書かれた使用時間(待機時間)を守らずに長時間塗ったまま放置してしまうと、同じタンパク質である肌も溶けてしまい、肌荒れなどの原因となるため注意が必要です。
また、商品に書かれた使用部位を守らず、顔(髭など)やデリケートゾーン(VIOなど)に使ってしまうと、やはり肌荒れなどの肌トラブルを起こす原因になることがあります。
適切な部位・時間を守ったとしても、人によっては赤みやかゆみなどの肌荒れのリスクはあるので、最初にパッチテストを行うのが基本的な使い方です。
除毛クリームの仕組みやリスクについて詳しく知りたい人は、こちらの記事がおすすめです。
以下で紹介する脱毛クリームの人気ランキングは、あくまでもAmazonで人気の脱毛クリームの紹介です。「髭脱毛に使用できる脱毛クリーム」としておすすめしているわけではないのでご注意ください。
Amazonで人気の脱毛クリーム10選(髭脱毛不可)
ここからは、大手通販サイトAmazonで人気の脱毛クリームを紹介していきます。実際の人気ランキングを元に紹介しているので、迷っている人はぜひこの中から選んでみてください。
HMENZ メンズ除毛クリーム210g
HMENZ メンズ除毛クリーム
価格 | 2,980円(税込み) |
容量 | 210g |
使用可能箇所 | 陰部 陰毛 わき すね毛 vioライン など含む全身 (顔やデリケートゾーンは非推奨) |
HMENZ メンズ除毛クリームの特徴
HMENZは、男性(メンズ)のスキンケア専門店です。脱毛クリームだけでなく、メンズ洗顔フォームや化粧水、オールインワンウォーター、さらにスカルプシャンプーや育毛剤などの取扱もあります。
メンズの美容にとことんこだわったHMENZの脱毛クリームは、「塗るだけ速攻5分」といううたい文句でAmazonでも人気を集めています。
主成分はケラチンを溶かす「チオグリコール酸カルシウム」で、さらに肌への負担を少なくするための「大豆エキス」や「アロエエキス」、「グリチルリチン酸ジカリウム(2K)」 などが含まれています。
特にグリチルリチン酸ジカリウムは甘草の根に含まれる成分で、漢方の原料として有名です。肌荒れやニキビ、肌の炎症を抑える効果が期待できるので、HMENZ除毛クリームは肌に不安がある人に人気の商品となっています。
NEOSKIN 除毛クリーム300g
NEOSKIN メンズ除毛クリーム
価格 | 2,000円(税抜き) |
容量 | 300g |
使用可能箇所 | 腕・脇・ボディー・VIO・デリケートゾーン |
NEOSKIN メンズ除毛クリームの特徴
大容量300gのメンズ脱毛クリーム「NEOSKIN 除毛クリーム(医薬部外品)」。一般的な脱毛クリーム(200gほど)の約1.5倍の容量で、体の大きい男性でも安心してたっぷり塗ることができます。
さらに、肌の保湿を助ける以下の5種類の成分が配合されているのも嬉しいポイント。
- パパイヤ:毛のタンパク質を切断し角質を除去
- アロエエキス:保湿+他成分の浸透力アップ
- バラ:保湿+キメを整える
- 尿素:水分をとらえ肌の乾燥を防ぐ
- オレンジ油:エイジングケア
容器の形状がワンタッチキャップなので、片手でも使いやすいように考えて設計されています。利き手にスポンジやヘラ、反対の手に容器を持って簡単に塗布できるということです。
企画から開発、製造、販売まですべて日本国内で行っており、製品安全評価の機関である「一般財団法人日本品質保証機構(JQA)」から「S-JQAマーク」の認可も得ています。
BODIO メンズ薬用リムーバークリーム200g
BODIO メンズ除毛クリーム
価格 | 2,480円(税込み) |
容量 | 200g |
使用可能箇所 | 陰部・VIO含む全身(Vライン/ボディ用) (顔は非推奨) |
BODIO メンズ除毛クリームの特徴
「肌への優しさ」がしっかり考えられたAmazonの人気脱毛クリーム「BODIO for men メンズ 薬用リムーバークリーム」。
アロエエキスや大豆エキスなど、肌を保護してくれる成分が豊富に含まれており、女性でも使えるユニセックスな商品になっています。さらに 「オウゴンエキス」や「ムコ多糖体液」、「タイムエキス」など、女性の化粧水などにも含まれている肌に優しい成分が多く含まれています。
これらの成分はすべて日本国内で製造・管理されており、製品自体の製造や検査なども国内管理ということで、海外産に不安のある人に人気の商品となっています。
ヴィート メン バスタイム除毛クリーム敏感肌用
ヴィートメン バスタイム除毛クリーム敏感肌用
価格 | 987円(税込み) |
容量 | 150g |
使用可能箇所 | 胸・背中・わきの下・腕・脚用 |
ヴィートメン バスタイム除毛クリーム敏感肌用の特徴
女性用の脱毛クリームでは世界トップレベルのシェアを誇る「ヴィート」のメンズ用除毛クリームです。ヴィートはフランスのブランドで、ムダ毛処理市場では80ヶ国のシェア、2015~2016年の調査では世界No.1の実績もあります。
150gと平均よりは少し少な目ですが、その分価格も比較的安くなっています。保湿成分となるアロエベラ(アロエエキス-2)配合で、肌への配慮も行われています。
付属品として専用のスポンジが商品についているので、自分で準備する必要はありません。買ってその日の夜、お風呂でそのまま使えるのは嬉しいポイントです。
NULL メンズ 薬用リムーバークリーム200g
NULL メンズ 薬用リムーバークリーム
価格 | 2,499円(税込み) |
容量 | 200g |
使用可能箇所 | 陰部 (Vライン) / 胸毛 / すね毛 / 腕毛 / 手 / 指 / 腹 / ボディ etc. |
NULL メンズ 薬用リムーバークリームの特徴
NULL メンズ薬用リムーバークリームは、男性用に開発された商品ですが、肌が敏感な女性でも使うことができる脱毛クリームです。
パッケージデザインにこだわりがあり、「脱毛」や「除毛」の文字は一切入っていないシンプルなデザインとなっています。美容クリームやヘアワックスと見分けがつきにくいので、家族や友人にできるだけ知られたくないという人でも安心して購入できます。
また、除毛クリームはタンパク質を溶かすチオグリコール酸カルシウムが主成分ですが、人によってはその成分のツンとした臭いが苦手な人もいます。NULLはその点にも配慮し、グリーンフローラルのさわやかな香りになるよう開発されているのが特徴です。
KINONIA ユニセックス除毛クリーム
KINONIA ユニセックス除毛クリーム
価格 | 2,380円(税込み) |
容量 | 150g |
使用可能箇所 | 全身(肌に異常のある箇所や顔、首すじなどのデリケートな部分はNG) |
KINONIA ユニセックス除毛クリームの特徴
KINONIAのメンズ脱毛クリームは、毛穴の奥まで浸透して根本からスピード分解させる「ディープ・エピレーション処方」を採用しています。
さらにKINONIAが人気な理由のひとつとして、スポンジやスパチュラ(ヘラ)を使わない直塗りタイプのチューブだということが挙げられます。手につかず、片手で好きな部位に塗れるのは嬉しいポイントです。
抗炎症作用や保湿効果が期待できるアロエエキスや、女性ホルモン様作用のある大豆イソフラボン配合の大豆エキス、肌トラブルを抑えるオウゴンエキス、殺菌効果が期待できるタイムエキスなどなど、肌に嬉しい成分がたっぷり含まれています。
除毛クリームのツンとした臭いと相性の良いグレープフルーツの香りで、リラックス効果も期待できます。
フィスホワイト メンズ除毛クリーム
フィスホワイト メンズ除毛クリーム
価格 | 2,980円(税込み) |
容量 | 210g |
使用可能箇所 | 腕・足・背中・お尻・VIO含む全身(顔はNG) |
フィスホワイト メンズ除毛クリームの特徴
液だれしない”硬さ”が最大の特徴の「フィスホワイト メン 除毛クリーム」。塗ったあとで垂れてきてほかの部分についてしまうことがないように配慮されており、その効果で産毛までしっかりと除毛できます。
肌荒れ改善作用が期待できるサクラ葉抽出液、イソフラボンが含まれている大豆エキス、保湿作用に優れたカッコンエキスやアロエエキスなどなど、肌に嬉しい成分がしっかり配合されています。
パッケージもシンプルなデザインで「除毛」などの文字はなく、プライバシーへの配慮もなされています。
dot. メンズ除毛クリーム200g
dot. メンズ除毛クリーム
価格 | 2,980円(税込み) |
容量 | 200g |
使用可能箇所 | Vライン/ボディ用 |
dot. メンズ除毛クリームの特徴
SNSでシェアが広がった、国内産のメンズ脱毛クリーム「dot. メンズ除毛クリーム」。1本1本すべて日本国内の向上で製造されています。
天然由来成分のアロエエキスが配合されており、乾燥しやすい除毛後の肌の保湿を高めてくれます。香りは除毛クリームと相性の良い柑橘系で、フローラルの香りです。
Not menu 除毛クリーム
Not menu 除毛クリーム
価格 | 1,680円(税込み) |
容量 | 200g |
使用可能箇所 | Vライン含む全身(顔、Iライン、Oラインは非推奨) |
Not menu 除毛クリームの特徴
除毛クリーム「Not menu」は、Amazonで評価の高い商品が選出されるAmazon's Choiceに選ばれています。Amazon's ChoiceはAmazonで販売されている商品の中で、発送の早さやユーザーの評価、良心的な価格設定の商品が選出されます。
肌荒れ防止や保湿効果が期待できるアロエエキスや大豆エキス、アセチルチロシン、カッコンエキスやクロレラエキスなどの成分が配合されています。
女性でも使える日本製(MADE IN JAPAN )の除毛クリームですが、IラインやOラインなどの粘膜がある箇所には適しておらず、非推奨となっています。
エピ プレミアムクリームDX500g
エピ プレミアムクリームDX
価格 | 2,970円(税込み) |
容量 | 500g |
使用可能箇所 | 腕、Vゾーン、ワキ、脚など全身(顔の産毛や髭には使用できません) |
エピ プレミアムクリームDXの特徴
とにかく大きい大容量の除毛クリーム「エピプレミアムクリームDX」。一般的なメンズ除毛クリームは200g前後ですが、エピプレミアムクリームDXは500gとその2倍以上となっています。
保湿効果が期待できる尿素やチャエキス(カテキン)が配合され、肌への配慮もされています。ポンプ式となっており、クリームが簡単に取り出しやすいのもポイント。
髭脱毛はAmazonの脱毛クリームよりクリニック・サロンが安心
Amazonの脱毛クリームは自宅でムダ毛を処理できるため、脱毛の知識や経験がない人でも、いつでも気軽に自己処理できるのが最大のメリットです。しかしその反面、「処理してもすぐに生えてくる」「やり方が合っているかわからない」などのデメリットもあります。
脱毛サロンでのフラッシュ脱毛や医療機関(クリニック)でのレーザー脱毛では、このようなデメリットはありません。専門家が見てくれるので、自分で処理する脱毛クリームより安心ということも言えます。
特に髭脱毛に関しては、ほぼすべての除毛クリームで非対応となっているので、髭部分の脱毛をしたいなら必然的に脱毛サロンや医療クリニックから選択することになります。
それでは、脱毛サロンや医療クリニックについて、脱毛クリームとの比較も踏まえつつもう少し詳しく解説していきます。
永久的な髭脱毛が可能
脱毛クリームの場合、基本的には皮膚表面のムダ毛(毛幹)を溶かして処理するという仕組みなので、毛根(皮膚の内側に埋まっている部分)の処理をすることはできません。しかも、毛を生やす細胞へは影響がほとんどないので、時間が経つと同じように生えてきてしまい、比較的早いペースで同じように処理をしなければいけません。
しかし脱毛サロンや医療クリニックでの脱毛であれば、毛を生やす細胞(毛包や毛母細胞)を弱らせて脱毛を促すため、長期間にわたりツルツルの状態(または毛が細い状態など)を維持することが可能です。
特に医療クリニックでは、いわゆる永久脱毛が可能なので、半永久的にツルツルの状態を高い確率で維持することができます。ただし、日本では永久脱毛の定義はなく、日本の厚生労働省に該当するFDA(米国食品医薬品局)というアメリカ政府機関において「レーザーを3回照射後6ヶ月経過した時点で67%以上の毛が減っている」状態と定めています。
つまり、医療クリニックのレーザー脱毛でさえ、「100%完全に生えてこなくなる」というような定義は日本でもアメリカでも一切されていないということは知っておきましょう。
脱毛サロンで行われるフラッシュ脱毛は、レーザー脱毛と同じ仕組みで脱毛を促します。照射レベルはレーザーよりも低いですが、同じように長期的な脱毛効果が期待できます。
脱毛クリームと比較した際の、医療クリニックや脱毛サロンのメリットは以下の通りです。
- 髭剃り自体の回数が減る
- 青髭が薄くなり肌が明るく見える
- 専門家(医師など)に肌の状態を見てもらえる
- 毛穴が引き締まって肌がキレイに見える
脱毛の経験が豊富
自分で行う脱毛クリームと違い、脱毛サロンや医療クリニックでは、専門知識のあるスタッフが対応してくれます。特に医療クリニックでは、国家資格を持つ医師や看護師に対応してもらえるため、万が一トラブルが起こったときでもすぐさま処置をしてもらえるという安心感があります。
脱毛サロンのスタッフも経験が豊富なので、自分の肌の状態を見て照射レベルの調整をしてもらえます。脱毛クリームの自己処理だと、肌の状態が悪いのに気付かずクリームを塗ってしまうということもありますが、脱毛サロンは毎回きちんと肌の状態を確認してもらえるため、安心して脱毛を任せることができます。
自分で判断しなくて良いというのは、精神的にも大きなメリットになるのではないでしょうか。
- 専門知識を持ったスタッフが対応してくれる
- 万が一トラブルがあっても対応してくれる
- 毎回きちんと肌の状態を確認してくれる
不安な人はすぐに相談できる
「髭の自己処理は毎日やっていて大変」という人は多いのではないでしょうか。毎日ムダ毛処理をする中で肌が荒れてしまったり、ニキビができてしまったり、乾燥がひどくなってしまったり、いろんな悩みや不安も出てくることかと思います。
脱毛クリームも同じで自分ひとりでやっていると、「やり方に間違いがないか」「肌の状態は大丈夫か」などの不安が出てくることがあります。
脱毛サロンや医療クリニックでは、そのような肌の悩みや、ムダ毛処理に関する不安を、知識が豊富なスタッフにすぐ相談することができます。脱毛の施術に関してもわからないことがあれば気軽に質問などしながら完了まで進めていけるのは大きなメリットです。
クリニック・サロンでの髭脱毛方法
Amazonなどで販売されている脱毛クリームで自己処理をするのも良いですが、ここまで読んで「やっぱり脱毛サロンや医療クリニックで脱毛したい」という人もいることかと思います。
そこで、ここからはそんな人のために、脱毛サロンや医療クリニックでの脱毛方法について紹介したいと思います。特に男性に多い髭脱毛に焦点を当てたお話をしていきます。
クリニックでの脱毛方法
そもそも医療クリニックとは「病院」のことで、脱毛であれば美容外科や美容整形外科、皮膚科などが該当します。さらに近年では脱毛専門の医療クリニックも増加しており、より高度な施術を受けられるようになってきています。
医療クリニックでは、強い光を照射して脱毛を促す「レーザー脱毛」や、特殊な針を皮膚に挿して電流を流すことで脱毛を促す「ニードル脱毛(絶縁針脱毛)」の施術を受けることができます。
ニードル脱毛は、一部に絶縁体(電気を通さない物質)がついた針を毛穴に挿し込み、電流を流して毛を育成する細胞を破壊する脱毛方法です。比較的痛みが強く、広い範囲の脱毛には向いていません。
そこで現在主流になっているのが、レーザーによる脱毛です。痛さはありますがニードル脱毛よりは弱い痛みという評価が一般的です。
どちらもいわゆる永久脱毛と呼ばれる脱毛方法で、一度脱毛が完了した箇所からは高い確率で永久に毛が生えてきません。脱毛サロンよりは料金が高額になることが多いのですが、少ない回数で脱毛が完了するということで多くの人に選ばれています。
クリニックでの髭脱毛のメリット・デメリット
医療クリニックでの脱毛は、脱毛サロンに比べて効果が高いということが大きなメリットです。少ない回数(5~8回)で脱毛が完了し、しかもほぼ永久的にムダ毛が生えてこないので、長期間にわたり自己処理が非常に楽になります。
ただし、レーザー脱毛やニードル脱毛は健康保険適用外の自由診療なので、クリニックによっては高額になってしまうことがあります。
クリニックでのヒゲ脱毛に向く人
- スピード重視で脱毛したい人
- 効果重視で脱毛したい人
- 効果が高ければ高額でも大丈夫な人
- 国家資格を持った医師に診察してもらいたい人
- 脱毛サロンでの脱毛に不安がある人
サロンでの脱毛方法
レーザーや針を使った医療クリニックの脱毛と違い、脱毛サロンではフラッシュ脱毛(光脱毛)を採用しています。仕組みはレーザー脱毛と同じ(黒いメラニン色素に反応)ですが、レーザーよりも弱い光で少しずつ細胞を弱らせていくのが特徴です。
また、医療機関であるクリニック(病院)と違い、脱毛サロンは一般企業が運営する一種のサービス業です。そのため脱毛サロンは「脱毛」だけでなく、美容エステや痩身エステ、その他のサービスを実施するサロンもあります。特に脱毛サロンでは料金に関する各種キャンペーンを実施していたり、特別会員などに特典の付与を実施していることが多く、会員価格での買い物や旅行券プレゼントなど、お得なサービスを受けられることもあります。
サロンでの髭脱毛のメリット・デメリット
脱毛サロンでの髭脱毛は、料金的に安く脱毛できるというメリットがあります。サービス業として各社が価格競争をしているということもあり、クリニックよりも比較的安く脱毛できます。医療クリニックと比べて店舗数が多いので、自分に合った店舗を選びやすいというメリットもあります。
また、フラッシュ脱毛なのでレーザーよりも痛みが弱く、痛みが苦手な人でも通いやすいというのは脱毛サロンの魅力です。特に髭は毛が濃く毛量も多いため、ほかの部位よりも痛みを感じやすい部位でもあります。人によってはフラッシュ脱毛でもゴムを弾いたような強い痛みを感じることもありますが、「耐えられる痛み」という評価が多いようです。
ただし、やはりレーザー脱毛や絶縁針脱毛よりは効果が低く、その分脱毛完了までの回数も多くなってしまうというのは脱毛サロンのデメリットです。
サロンでのヒゲ脱毛に向く人
- 1回あたりの価格を重視して脱毛したい人
- 痛いのが苦手な人
- たくさんの店舗から選びたい人
- 「病院」が苦手な人
- 脱毛以外のサービス(エステなど)も受けたい人
amazonのクリームより安心な髭脱毛は専門店で
Amazonの脱毛クリームも自宅で気軽に除毛できる良いアイテムではありますが、やはりクリニックや脱毛サロンなどの専門店で脱毛するほうが安心という人も多いようです。
さらに市販の脱毛クリームでは、基本的には髭脱毛はできません。きちんと安全な方法で髭脱毛をしたいなら、脱毛クリームではなく、医療機関(クリニック)や脱毛サロンでの脱毛を選ぶようにしましょう。