レーザー・光脱毛は痛い?痛みの強い部位や理由を解説
脱毛をするときは、その「痛みの強さ」についても気になるものです。レーザーや光脱毛をするときはどのくらいの痛いのでしょうか?また、部位によっても痛みの強さは違うのでしょうか?当記事では、脱毛で痛みが強い部位や理由について、詳しく解説します
目次
レーザー・光脱毛はどれくらい痛い?
脱毛は大きく分けると、クリニックや病院で行われる「レーザー脱毛」と、エステや脱毛サロンで行われる「光脱毛」の2つがあります。
レーザー脱毛と光脱毛を比較すると、照射パワーが低い光脱毛の方が痛みは少ないといわれていますが、光脱毛でも一定の痛みがあることは事実です。
今回は、光脱毛をした場合に痛みが強く出る部位や特徴、また、痛みを抑えるための方法などを紹介します。光脱毛をするときに、ぜひ参考にしてください。
光脱毛で痛い部位ランキングTOP5
VIO
VIOは光脱毛で最も痛みを感じやすい部位です。
この部分の毛は、人間の防衛本能により、ほかの部分の毛よりも太くて濃いことが多いとされています。さらに、皮膚も薄くデリケートなので、外部の刺激に敏感に反応し、光脱毛のフラッシュをあてた場合、痛みが強く出ることが多くあります。
そして、光を照射する範囲も広いため、痛みを長時間にわたって感じることもあります。
顔(髭)
顔のなかでも特に髭の部分は痛みを感じやすい部位です。
顔の産毛程度であれば、薄くて柔らかい毛質であることが多く、そこまで痛みを感じることはありません。しかし、髭は濃くて太い毛が密集して生えていることが多いため、照射による痛みを感じやすいと言えるでしょう。
髭以外には、眉毛や鼻の下・目や口の周りなどの皮膚が薄くて敏感な部分に生えてくる毛も痛みを感じやすい部位です。
脇
脇も光脱毛で痛みを感じやすい部位です。
その理由は、脇には硬くて濃い毛が密集して生えていて、さらに皮膚が薄いので光脱毛のフラッシュによる刺激を感じやすいためです。
しかし、脇は照射する部分が少ないので、フラッシュをあてる回数も少なくてすみます。痛みは強くても、ほかの部位に比べれば比較的我慢しやすい部位だといえそうです。
腕・足
腕や足も光脱毛で痛みを感じやすい部位です。
特に、太くて濃い毛が生えてくることが多い「ひざ下」「太もも」「太ももの裏」、骨の裏に位置していて皮膚が薄い「ひざの裏」などが痛みを感じやすいといわれます。
腕は毛の濃さに個人差がある部位ですが、毛が太く濃い場合や、日焼けをしている場合は、痛みを感じやすいでしょう。
【第5位】胴体
胴体は範囲が広いこともあり、ほかの部位と比べるとそこまで強い痛みを感じることはないでしょう。
痛みを感じやすいのは、「胸」や「デコルテ」などの部分的に濃く太い毛が生えてきやすい部分や、「背骨付近」といった骨に近くて皮膚が薄い部分などです。
しかし、それらの部分は範囲が狭いことが多いため、フラッシュをあてる回数や時間が少なくてすみ、そこまで苦痛に感じない人がほとんどです。
脱毛で痛みを感じやすい部位の特徴
毛が太かったり毛量が多い部位
VIOや脇といった、毛が太かったり毛量が多かったりする部位は、ほかの部位よりもフラッシュの熱処理による刺激を受けやすいといわれています。
フラッシュの照射は、黒色であるメラニン色素に反応します。毛が太いときや毛量が多い部位の場合は、この黒い色が濃く密集しているので、フラッシュのエネルギーが強く反応して痛みも強くなります。
また、VIOなどは丁寧に細かくフラッシュを照射する必要があるため、照射する回数も多くなり、さらに痛みを感じやすくなります。
肌がデリケートな人
肌がデリケートな人は、フラッシュ照射による肌への刺激にも敏感に反応しやすく、痛みも感じやすくなります。
フラッシュを肌に照射したことにより、皮膚に直接的なダメージが伝わることは少ないといわれますが、フラッシュにより熱処理された毛根を通して伝わる熱が、少なからず肌に刺激を与えてしまいます。
肌がデリケートな場合は、その部分の照射をやめたり、光の出力を弱めたりと、何かしらの対策をしてから脱毛をすることが多くなるでしょう。
色黒な人
肌が色黒な人は、脱毛による痛みを感じやすいといわれています。
その理由は、光脱毛が黒い色に反応して刺激を与える仕組みになっているからです。
肌が黒いと、毛の部分だけではなく、肌の黒さにもフラッシュが反応してしまうので、痛みを感じやすくなります。
そのため、日焼けした後の肌も注意が必要です。日焼けした後の肌は、肌の色が黒い上に紫外線の影響で肌がダメージを受けていることが多くあります。
ダメージを受けた肌に無理に脱毛をしてしまうと、更に刺激を与えることになり、強い痛みや炎症の原因になることも考えられるため、脱毛を見送ることもあります。
はじめての脱毛
はじめての脱毛のときは、当然ながら毛量が多いため、フラッシュが多くの毛に反応してしまうので痛みを感じやすいといわれています。
また、はじめて脱毛をする緊張感から、心理的に痛みを過剰に感じてしまうこともあります。
こういった不安をやわらげるために、「お試し脱毛」を行っているサロンやエステがたくさんあります。痛みが心配な場合は、「お試し脱毛」などであらかじめ痛みの強さを把握しておくと、本番でも過剰に痛みを感じることはないでしょう。
生理前後の人
生理前後はホルモンバランスが崩れることが多く、それにともなって肌が敏感になり、痛みを感じやすいといわれています。
ホルモンの影響で、抵抗力が弱くなっていることも多く、脱毛のダメージによるリスクも大きくなります。
これらの理由から、生理前後は脱毛を受けないのがベストです。スケジュールの都合などでやむを得ず脱毛を受ける場合は、光の出力を下げてもらうなどして、なるべく刺激を受けないように調整するとよいでしょう。
【比較】光脱毛と医療レーザー脱毛はどっちが痛い?
光脱毛 | 医療レーザー脱毛 | |
痛みの強さ | 弱い | 強い |
光脱毛と医療レーザー脱毛の痛みを比べた場合、痛みが強いのは「医療レーザー脱毛」です。その理由は、医療レーザー脱毛の方が、光脱毛よりも照射パワーが強いからです。
照射パワーが強い分、1回あたりの脱毛の効果も医療脱毛の方が高いといわれています。なるべく少ない回数で脱毛を終わらせたい人は、医療レーザー脱毛を選択する人が多いのではないでしょうか。
しかし、照射パワーが強いことにより、なかには痛みに耐えられない人もいます。特にVIOや髭、脇といった痛みを感じやすい部位の場合は、その痛みは相当なものです。
「なるべく痛みが少ない方法で脱毛をしたい」「回数が多くなってもリラックスして脱毛をしたい」といった場合は、光脱毛を選び、痛みを軽減して脱毛を行うと良いでしょう。
脱毛は痛いほうが効果あり!?痛みと効果の関係性
脱毛をするときに、「より痛みを感じるほうが脱毛効果が高い」というのは事実です。
それは、痛みが強い方が照射により毛が生える仕組み自体を熱でしっかりと壊しているといえるからです。
しかし、脱毛効果を高くしたいからといって、とにかく照射のレベルを最大限まで上げるのは得策ではありません。無理をして照射レベルを上げてしまうと、その分肌への負担が大きくなり、炎症や肌荒れのリスクも高まります。
痛みから、次の照射を受けたくないという恐怖心を芽生えさせてしまうこともあるでしょう。照射時に痛い方が脱毛の効果は高いといえますが、無理はせず、適切な照射レベルを選んで続けることが大切です。
痛みを抑えるなら麻酔が使用できるクリニックもおすすめ
痛みを抑えたいなら、別途料金はかかってしまいますが麻酔を使用した脱毛方法もおすすめです
麻酔は医師しか使用できないため利用できるのは医療機関(クリニック)だけになります
一般的に脱毛で使用している麻酔の種類は2種類です
笑気麻酔
笑気ガスを吸い込むことにより痛みに鈍感になる方法です
歯医者での治療などにも使用されています
使用料金 | 1回約3,000円程度 |
表面麻酔(麻酔クリーム)
肌の表面の感覚を鈍化させて痛みを軽減する方法です
クリーム状や液体状のものをコットンなどを使用して塗り込み、30分〜1時間程度感覚が薄くなります
使用料金 | 1箇所約1,000円 |
表面麻酔は、ほとんどどこのクリニックでも希望すれば使用することができます
クリニックによっては無料でおこなってくれる場合もありますが、だいたい平均価格として一箇所1,000円ほどの料金がかかります
痛みを抑えるために自分でできること
普段から肌の状態を整えておく
痛みを抑えるためには、普段から肌の状態を整えておきましょう。特に、肌が乾燥していると照射による痛みを感じやすく、肌荒れも起きやすくなります。
日頃から化粧水や保湿クリームなどでのケアーを怠らず、肌の状態を良い状態にしておきましょう。おすすめは、入浴後や就寝前に化粧水をたっぷりと塗り、保湿クリームやボディクリームで水分を逃がさないようにする方法です。
特に乾燥が気になる部位がある場合は、日中もこまめに保湿を心がけるようにすると良いでしょう。
脱毛サロンによっては専用の保湿クリームなどを用意してあることもあります。スタッフに使用方法を確認して日頃からケアーしておけば、より安心です。
不安な部分はスタッフの人に相談
とくに痛い部分がある、耐えられる痛みかどうか不安、と言った場合は、遠慮せずにスタッフに相談しましょう。
人によって痛みの感じ方や痛みを感じやすい部位は異なるものです。不安な点が少してでもある場合は、遠慮せずにスタッフに事前に相談しましょう。
痛みが気になる部分は、照射レベルを下げたり、様子を見ながら照射スピードをゆっくりにしたりと、痛みを抑える対策をしてくれることでしょう。場合によっては試しに照射して、痛みの度合いを確認することもできます。
脱毛をする前にカウンセリングを行うサロンが多いので、不安な点があるときはしっかりと確認をしておきましょう。
日焼けを避ける
脱毛の前には日焼けを避けましょう。
日頃から日焼け止めを塗ったり、日焼けをしたくない部分を衣類や帽子で隠したりと、日焼けを避ける対策をすると良いでしょう。
日焼けをしてしまうと、肌が黒くなることでフラッシュが過剰に反応してしまい、痛みが強くなります。また、日焼けにより肌がデリケートな状態になり、炎症などの肌トラブルも起こしやすくなります。
脱毛をはじめたら、同時に日焼け対策にも気を配るようにすると安心です。
血行が良くなることは避ける
脱毛後には、全身の血行がよくなる行動である「激しい運動」「飲酒」「サウナや入浴」などは避けましょう。
全身の血行が良くなると体温が上がり、肌に炎症やかゆみ、湿疹などが出やすくなります。脱毛後は肌が非常にデリケートな状態なので、これらが原因で痛みにもつながることがあるでしょう。
さらに、体温が上がって開いた毛穴からばい菌が入り、ニキビや毛嚢炎などができることもあります。とくに運動後に汗をかいた状態のときや、入浴中などは菌が入りやすい状態です。
脱毛後には血行が良くなることは避けて肌トラブルを防ぎましょう。
痛みが少ない光脱毛は「メンズクリア」がおすすめ
脱毛をするときは、なるべく痛みが少ない状態で脱毛ができるサロンを選び、リラックスをしながら続けることが大切です。
メンズクリアで使用している脱毛機は、男性の脱毛に特化した照射面や冷却装置が高性能な最新脱毛機の為、痛みの少ない脱毛を受けることができます。また、脱毛を行うスタッフも技術力が高いため、安心して効果が高い脱毛を受けることが可能です。
痛みに少しでも不安がある方はテスト照射もおこなっているので気軽にご雑談下さい