顔脱毛には光脱毛がおすすめ?効果やメリットデメリットを解説
顔脱毛を考えているのならば、美容効果も期待できる光脱毛が最適です。光脱毛にはどのようなメリットがあり、同時にどのようなデメリットがあるのかを解説。また、レーザー脱毛やニードル脱毛、家庭用脱毛器についても紹介していますので、脱毛の参考にしてください。
目次
顔脱毛には光脱毛がいいの?
顔脱毛を希望しているのであれば、光脱毛を行うと顔に良い効果が得られます。どのような効果が得られるか、以下に紹介します。
また光脱毛の紹介と共に、レーザー脱毛やニードル脱毛についての紹介もします。それぞれの方法のメリットやデメリット、かかる料金の比較もしていますので、顔脱毛の参考にしてください。
顔の光脱毛で得られる効果
- シミやそばかす改善が期待できる
- 肌のターンオーバーを正常に戻せる
- しわやたるみが改善されて肌が若返る可能性も
顔への光脱毛の効果には上記の内容があります。それぞれの効果については、以下に説明します。
シミ・そばかすが改善
シミやそばかすは目立ちやすいうえに、洗顔などで簡単に消えることはありません。
しかし光脱毛を行うと、シミやそばかすが薄くなり改善される可能性があります。理由は光脱毛の仕組みがメラニン色素に反応するためです。シミやそばかすは、紫外線によるダメージや乾燥によりメラニン色素が肌に沈着することで起きます。そのため光が毛のみでなく、シミやそばかすのメラニン色素にも反応してダメージを与えます。
結果、シミやそばかすが薄くなる可能性に繋がるのです。
ターンオーバーの正常化
光脱毛は、肌のターンオーバーの正常化を働きかけることができます。肌のターンオーバーが正常に戻ると、肌トラブルが改善されます。ターンオーバーは新陳代謝により肌を再生させることで、この働きにより肌の老廃物が排出されます。
しかしターンオーバーが正常に行われないと肌の老廃物が排出されにくく、にきびなどの肌トラブルが起きやすくなります。
シワ・たるみが改善
光脱毛には、IPL脱毛と呼ばれる種類があります。IPLを使った美肌処理はフォトフェイシャルと呼ばれます。フォトフェイシャルは、シミやくすみや毛穴の開きなどの肌トラブル解消を目的としています。
IPLはメラニン色素だけでなく、線維芽細胞にも働きかけが可能です。線維芽細胞とは、コラーゲンなどの肌に良い質を生成する細胞のことです。この細胞の働きが活発になると、肌のきめが細かくなりハリが戻ります。
肌のきめとハリが戻るとシワやたるみが改善されやすくなり、毛穴も締まって肌がみずみずしくなることが考えられます。その結果、肌を若返らせる可能性が高くなるのです。
顔の光脱毛のメリット・デメリット
顔の光脱毛 メリット・デメリット
メリット
- 肌トラブルの改善が期待できる。
- 痛みが小さい。
- 1回の処理時間が短い。
- 価格が安く済む。
光脱毛はメラニン色素に反応するため、シミやそばかすにも反応しそれらを薄く目立たなくする効果を期待できます。またコラーゲンなどを生成する細胞への働きかけができるため、肌が引き締まりしわやたるみの改善も同時に期待できます。
さらに光脱毛は元から痛みが少ないことで有名ですが、近年は機械の改良により脱毛部位や人によっては痛みをほとんど感じない脱毛器もあります。そして照射範囲が広いことから処理時間が短く済み、処理にかかる費用を安く抑えられるといったメリットがあります。
デメリット
- 脱毛効果実感までに時間がかかる。
- 産毛は脱毛し辛い。
- 日焼けをしていると脱毛処理を断られることがある。
光脱毛は照射パワーを抑えている分痛みと肌トラブルの可能性は小さいですが、その分脱毛効果実感までに時間がかかることが多いです。また産毛は色が薄いため、脱毛器が反応しないことがあります。
さらに日焼けの度合いが大きいと、脱毛処理を断られることがあります。光脱毛はメラニン色素に反応するため、日焼けをした範囲にも反応しかねません。強引に行えば結果的に肌トラブルが大きくなる可能性があります。そのため、日焼けがひどい場合は断られることがあるのです。
顔のレーザー脱毛 メリット・デメリット
メリット
- 毛根を破壊するので永久脱毛が期待できる。
- 脱毛効果実感までが短い。
- 毛穴が小さくなって引き締まる。
レーザー脱毛では毛根の破壊が可能なため、永久脱毛に期待できます。また照射パワーが大きいため脱毛の効果を実感するまでの期間が短いです。
さらにレーザー治療は毛根を破壊し髭を無くす効果が望めるため、自然に毛穴が締まり肌のきめが細かくなる可能性もあります。
デメリット
- 脱毛処理時に痛みを感じやすい。
- 費用が高い。
- 硬毛化が起きる可能性がある。
レーザー治療での最大の欠点は痛みが強いというところにあります。照射パワーが非常に高いため、熱による痛みが大きくなります。
またレーザー熱から受ける刺激によって細胞などの働きが活発になり、産毛などが硬毛化する可能性もあります。
顔のニードル脱毛 メリット・デメリット
メリット
- 永久脱毛の効果が高い。
- 日焼けをしていても処理を受けられる。
ニードル脱毛は最も毛が再生し辛いことで有名です。毛の1本ずつ確実にダメージを与えながら脱毛するため、効果実感までの期間が短いうえに毛が生えて来ない確率が高くなります。
また光脱毛やレーザー脱毛のようにメラニン色素にダメージを与えるわけではないので、日焼けをしていても処理を受けられます。
デメリット
- 痛みが強い。
- 毛量が多いと金額が割高になる可能性がある。
- 脱毛によって日焼けしやすくなる。
ニードル脱毛は痛みがかなり強いです。レーザー脱毛で感じる痛みと比べると、はるかに痛いと言われています。痛みに耐え切れず、途中で離脱する人もいます。
またニードル脱毛は処理時間や毛の本数で金額が決まる場合が多いため、脱毛部位の毛量が多いほど金額が高くなる可能性があります。さらに毛が再生し辛くなる処理ですので、肌が毛で守られる範囲が狭くなります。そのため日焼けをしやすくなり、紫外線トラブルが起きかねません。
3つの方法別!顔脱毛の回数の目安
光脱毛での顔脱毛
光脱毛での顔脱毛は早くて5回ほどの処理で効果を実感し始め、約12回以上の処理を受けて完了となります。ただ効果実感までは個人差がありますので、多い人では20回ほどの処理を受ける場合もあります。
光脱毛はエステサロンや脱毛サロンで受けることが可能です。
脱毛完了までの目安回数
3回 | 5回 | 7回 | 10回 |
あまり効果を感じられない | 約3割減 | 約4割減 | 約5割減 |
顔の光脱毛が可能な範囲
- 額(眉の上から前髪の生え際周辺)
- 頬
- あご・あご下
- 鼻下
顔の光脱毛では、目の周りやまつ毛などは瞳に光が当たると失明の危険があるため、行われません。また眉上や眉や眉間は一部のサロンを除き、ほとんどのサロンでは脱毛処理を行っていません。
さらに鼻は凹凸があり照射が難しいうえに目にも近いため、ほとんどのサロンでは鼻の脱毛は行われていないです。
レーザーでの顔脱毛
レーザーでの顔脱毛は個人差がありますが、3回ほどの処理で効果を実感し始めます。脱毛終了までの回数は10回ほどです。
レーザー脱毛は医療行為となりますので、医師が常駐している場所でしか受けられません。クリニック、美容整形外科、皮膚科、美容皮膚科などでレーザー脱毛を受けることとなります。
脱毛完了までの目安回数
3回 | 5回 | 7回 | 10回 |
約5割減 | 約7割減 | 約8割減 | 約9割減 |
顔のレーザー脱毛が可能な範囲
- 額(眉の上から前髪の生え際周辺)
- 頬
- あご・あご下
- 鼻下
レーザー脱毛では失明の危険から目の周辺の脱毛は行われず、形状の難しさと目に近いことから鼻の脱毛もほとんどのクリニックでは行われていません。
ニードル(美容電気脱毛)
ニードル脱毛は脱毛回数が5回から6回程度で終了となります。脱毛処理を受けられる場所は脱毛サロンやエステサロンです。
脱毛の特徴
ニードル脱毛を受ける時、女性は鼻下の処理を受ける場合が多いです。鼻下は女性でも髭が生えて目立ちやすく、女性が気にしやすい箇所でもあります。そのため鼻下の脱毛を行うことが多いです。
男性はニードル脱毛を利用する時は女性のように鼻下だけではなく、髭全体を脱毛することが多いです。
顔のニードル脱毛が可能な範囲
ニードル脱毛は光脱毛やレーザー脱毛と比べると、脱毛範囲が広いです。頬やあごはもちろん、光脱毛やレーザー脱毛では処理がほぼ不可能な眉周辺や眉間などの処理も可能です。
顔は光脱毛がベスト?方法別の効果&仕組み
光脱毛
光脱毛は熱をメラニン色素に反応させることで、毛根を弱らせて脱毛します。そのため元々色が薄い産毛は脱毛し辛いのですが、フラッシュ脱毛と呼ばれる脱毛法では産毛への効果が期待できます。
レーザー脱毛(ダイオードレーザー)
レーザー脱毛はメラニン色素に熱を反応させ、毛根を壊して脱毛処理をします。毛根を壊すほどの照射パワーのため痛みが強く、メラニン色素が薄い産毛への効果はあまり期待できません。
しかしレーザー脱毛器の1つであるダイオードレーザーは、メラニン色素ではなく毛を生成する毛包にダメージを与える仕組みとなっています。そのため痛みがなく皮膚へのダメージも軽くて済みます。また産毛への効果も期待できます。
ニードル脱毛
ニードル脱毛は脱毛サロンやエステサロンで行われる脱毛方法です。ニードルを通して毛の1本ずつに電気を通して脱毛処理をします。毛そのものにダメージを与えますので、産毛にも効果を期待できます。
家庭用光脱毛器
家庭用脱毛器は一時的な抑毛処理ができる機器です。家庭用ですから、照射パワーはサロンやクリニックで使われているものより弱く設定されています。
仕組みは光脱毛器やレーザー脱毛器のように、メラニン色素に反応させて毛を弱らせるものがほとんどです。そのため産毛への効果はあまり期待できません。商品の中には産毛にも効果ありとされているものがあります。
しかし元々の照射パワーがサロンなどで使われる機械と比べると差がありますので、ほとんど期待はできないでしょう。
【顔脱毛】光/レーザー/ニードル(美容電気脱毛)の料金比較
安さなら光脱毛
脱毛処理5回 | 3万円~6万円 |
脱毛処理10回 | 6万円~20万円 |
光脱毛は安く脱毛処理を受けることができます。部位別、コース、都度払いなどの方式をとっているサロンが多く、都度払いの方式であればと自分の希望で回数を決められるので費用が抑えやすいです。
部位別やコースでの処理を選べば、その部位の数や回数分の費用を払いますので費用は高くなります。
効果ならニードル脱毛
処理時間15分 | 4,000円~ |
処理時間20分 | 6,000円~ |
ニードル脱毛は処理時間や毛の本数で料金が決まるため、処理時間や本数が多いほど料金がかさみます。
ただ効果は高く、光脱毛やレーザー脱毛とは異なり1度の処理で効果を実感できます。脱毛完了までの回数は短く済みますので、デザイン髭や髭を薄くしたいという目的でしたら、コスパ面では優れているとも言えます。
レーザーはクリニックによって差が大きい
脱毛処理5回 | 8万円~18万円 |
脱毛処理10回 | 14万円~20万円 |
レーザー脱毛はクリニックにより、料金の幅が広くなります。ただクリニックではさまざまなサービスが多く、追加で処理を受ける際には料金をかなり安く設定しているなどの場合が多いです。
クリニックですから医者が常駐していますので、何らかのトラブルが発生するとすぐに対応してもらうことも可能です。
家庭用光脱毛器の顔脱毛はどうなの?
顔脱毛完了までの回数
家庭用脱毛器は素人が脱毛処理を行いますので、安全のために照射のパワーが弱く設定されています。そのため、サロンで脱毛処理を行うよりも完了までの回数がかかりがちです。
また脱毛処理と言うよりも抑毛処理になるため、一時的に毛の成長を抑えられてもやり方が悪ければすぐに毛が生えてしまいます。そのため処理を行う回数が増え、手間が大きくなる場合があります。
家庭用光脱毛器の顔脱毛のメリット・デメリット
メリット
- 自宅で手軽に処理できる。
- 回数を気にせずに処理ができる。
家庭用脱毛器の大きなメリットは、自宅で手軽に処理できることです。サロンでの処理は処理時間だけでなく、通う時間もかかります。サロンの場所が遠ければその分無駄な時間を増やすことになり、煩わしさを感じることがあります。
またサロンなどでは回数制限がある場合が多く、追加したい場合はその分料金がかかります。家庭用脱毛器はカートリッジ交換タイプを使えば、回数を気にせずに満足するまでの処理が可能です。
デメリット
- 仕上がりの失敗が多い。
- トラブルが起きても自己責任。
- カートリッジなどの料金で費用がかさむこともある。
家庭用脱毛器は素人による処理のため、仕上がりの失敗が多いです。パーツによっては自分では処理し辛いため、仕上がりにむらが出ます。また慣れていないために照射に時間をかけ過ぎて、トラブルが起きる場合も多いです。家庭用脱毛器は本体に問題がなければ、トラブルが起きても全て自己責任となります。
また脱毛器本体やカートリッジの値段は安くても、何度もやり直すことになれば結果的にはカートリッジ交換代金などで費用がかさむこともあります。
家庭用光脱毛器の料金
24,980円 | |
28,971円 | |
33,166円 | |
36,804円 | |
69,980円 |
家庭用脱毛器の本体は安いものが多く、5万円未満で購入できる種類が多いです。
顔脱毛するなら美肌効果も得られる光脱毛を!
顔は常に外に出ている部位ですから、見た目にも1番気を使います。トラブルのリスクが低く、美肌効果もある光脱毛を行えば綺麗に脱毛ができます。
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