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ほくろがあると光脱毛できない?ほくろが増えたり消えたりするってほんと?

ほくろがあると光脱毛できない?ほくろが増えたり消えたりするってほんと?

「光脱毛はほくろのある箇所にはできない」という噂があります。これは結論からいうと、「事実」です!脱毛したい箇所にほくろのある人は、まずこちらを読んでください。なぜできないのかを解説するとともに、光脱毛によってほくろが増えたり消えたりするという噂についても回答します

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目次

  1. ほくろがあると光脱毛はできないの?
  2. 光脱毛は基本的にほくろはNG
  3. 光脱毛サロンのほくろ対策
  4. 光脱毛機がほくろに反応する仕組み
  5. ほくろ部分の光脱毛で起こるトラブル
  6. 光脱毛でほくろが増える?
  7. 光脱毛でほくろが消える?
  8. ほくろに生えた毛は光脱毛できない?
  9. ほくろ以外にも!光脱毛の禁止事項
  10. 光脱毛のほくろの悩みはカウンセリングで相談

ほくろがあると光脱毛はできないの?

ほくろがあると光脱毛はできないの?

「光脱毛はほくろのある部分にはできない」

そのような噂を聞けば、脱毛したい部分にほくろがある人は不安になるでしょう。また、「光脱毛をすることでほくろが増える」「なくなる」という噂があることも、不安をあおります。

この記事ではそのような不安に応えるべく、脱毛初心者でも分かりやすいように「ほくろと光脱毛の関係性」をまとめました。

光脱毛は基本的にほくろはNG

ほくろ

光脱毛は、肌の黒い部分(メラニン色素)に対し、反応するといった仕組みでおこなわれます。

そして、ほくろはメラニン色素を作る細胞そのものが変化したものです。そのため、ほくろに対しても反応してしまい、痛みや赤みなどの起こる可能性があります。

つまり、「リスクがあるから、ほくろに光脱毛機を使用することは基本的にできない」のです。

(※光脱毛の仕組みやほくろに対するダメージなどは、のちほど詳しく解説します。)

光脱毛サロンのほくろ対策

光脱毛サロンのほくろ対策

「ほくろに光脱毛機を使用することはできない」とは言っても、「ほくろがひとつでもあったらその部分一帯の光脱毛はNG」という訳ではありません。

光脱毛サロンでは、「シールで隠す」「ほくろOKの脱毛機を用意」といった方法で対応しています。

サロンによってはシールで隠して脱毛可能

  • ほくろの上にシールを貼り、カバーしてもらえる
  • カウンセリング時に必ずほくろについて相談しておこう

 多くの光脱毛サロンでは、シールを貼ることでほくろをカバーし、その上から脱毛をおこなうといった対応が取られています。

しかし、中にはシールの用意がない光脱毛サロンもあるため、契約前にはよく確認しましょう。

また、ほくろを含め、光脱毛について心配な点については、契約前のカウンセリングにて、忘れずに相談しておくことが大切です。

ほくろの多い人はサロン選びが重要

サロン選びが重要

脱毛したい箇所に目立つほくろがいくつもある場合には、シールで対応したところで満足いく脱毛効果を得られないかもしれません。シールで隠れてしまった部分は脱毛できず、まだらに体毛が残る可能性もあるのです。

そのため、ほくろの多い人は「ほくろにも照射OK」「SHR方式脱毛機」を取り扱っている光脱毛サロンを選びましょう。

ただ、SHR方式脱毛機は、一般的な光脱毛機とは脱毛のメカニズムが違い、そのために効果の実感速度が遅いと言われています。

SHR方式の光脱毛とは?

  • 主に毛包にダメージを与える
  • 痛みが少ない
  • うぶ毛にも効果が出やすいと言われている
  • 日焼け肌や色黒肌でも使用しやすい
  • 設置店舗がやや少なめ

一般的な光脱毛機は毛根にダメージを与えます。それに対し、SHR方式の光脱毛機は主に毛包にダメージを与えるものです。

これらメカニズムの違いにより、SHR方式は「ほくろの上からでも照射できる(メラニン色素に反応するものではない)」といったメリットがあります。

ただ、「1回の照射における効果の実感度は低い」といったデメリットもあり。一般的な光脱毛機であれば、1回目から毛が抜け落ちていくことがほとんどですが、SHR方式の場合には、3~6回目になってようやく……といった具合です。

光脱毛機がほくろに反応する仕組み

光脱毛機

先にほくろに反応しないSHR方式の光脱毛機について解説しましたが、ここからは一般的な光脱毛機のメカニズムを解説していきます。

光脱毛はメラニンに反応する

光脱毛はメラニンに反応する

冒頭でも触れましたが、光脱毛はメラニン色素に反応し、その箇所に特殊な光が照射されることで行われます。

そのため、メラニン色素を多く含む、黒くて濃い体毛ほど、高い脱毛効果が期待できるのです。

光脱毛のメカニズム

IPL脱毛

SSC脱毛

SHR脱毛

脱毛の仕組み

毛根へダメージ

抑毛ジェルとの相乗

毛包へダメージ

効果

強い

(産毛にはいまいち)

IPLに劣る

(産毛にはほぼ効果なし)

IPLにもSSCにも劣る

(産毛にも効果が期待できる)

痛み

やや強め

少し痛い

ほぼ痛みを感じない

ほくろへの照射

NG

シールで対応

NG

シールで対応

OK

ほくろにも照射可能

脱毛周期 

2ヶ月ごと

最短2週間ごと

2~3週間ごと

毛が抜けるまでの期間 

3~4日

4~5日

3~6回目の照射後

光脱毛には大きく分けて、「IPL脱毛」「SSC脱毛」「SHR脱毛」の3種類があります。それぞれのメカニズムなどは、上記の表のほか、下記記事を参考にしてください。

>>フラッシュ脱毛とは? その特徴とメリットデメリット

ほくろに反応=脱毛効果が高い機種

メラニン色素によく反応する脱毛機ほど、太く濃い毛にはおすすめです。

そのため、髭やワキ、VIOの脱毛なら、よほどほくろが多い場合を除き、「IPL脱毛機」を使用している脱毛サロンを選びましょう。

また、男性の場合はスネや腕といった部分も濃いことが多いため、基本的には「男性の脱毛=IPL脱毛機を選ぶのがベター」と考えてしまって構いません。

ほくろ部分の光脱毛で起こるトラブル

トラブル

光脱毛を行う前に、これらの起こりうるトラブルについても目を通しておきましょう。

赤みの可能性

光脱毛ではメラニン色素に光が反応したとき、熱エネルギーが発生します。この熱エネルギーにより脱毛効果が期待できるのですが、時折、ほくろまで熱を帯びてしまうことがあるのです。

基本的には、シールでほくろをカバーするため、考えにくいトラブルですが、念のため知っておきましょう。

激痛を感じることも

激痛を感じることも

「ほくろがあることを伝え忘れた」など、シールでカバーしてもらうことができなかったときには、ほくろに激痛の走る恐れがあります。特に濃く目立つほくろほど痛みが強くなるため、必ず事前に相談しておいてください。

ほくろが変性する可能性

こちらは非常にまれなトラブルですが、光脱毛の刺激により「ほくろがメラノーマと呼ばれる悪性へと変性」 する可能性があると言われています。

実際に起こることは極めて少ないものの、「ほくろは必ずシールなどでカバーするべき」という認識を強くするためにも、覚えておきましょう。

光脱毛でほくろが増える?

ほくろ

エステの光脱毛だけでなく、クリニックのレーザー脱毛も含め、「照射によりほくろが増えたような気がする」といった口コミがあります。しかし、実際のところは「脱毛によってほくろが増えることはありません」

では、なぜ「ほくろが増えた」という口コミがあるのか。理由をまとめました。

ほくろが増えたように感じる理由

剃毛でほくろが見えるようになる

光脱毛前には、必ず照射箇所を剃毛しなくてはいけませんが、これにより「体毛に隠れていたほくろがよく見えるようになった」という理由が考えられます。

特に男性の場合は体毛が濃い部位も多いため、剃毛するまでは気づいていなかったほくろも多いでしょう。

光脱毛後の肌ケアが不足している

光脱毛そのものでほくろが増えることはありません。

ただし、光脱毛後のデリケートな肌は紫外線などのダメージも受けやすく、メラニン色素も増えやすい状態です。(※メラニン色素は、紫外線に当たることで増える活性酸素から肌を守るために増えます)

そのため、光脱毛後の肌ケアをサボってしまうと、メラニン色素が大幅に増え、シミを増やす原因になりかねません。そのシミができた部位やサイズによってはほくろに見えることもあるでしょう。

光脱毛後は保湿ケアを十分におこなうほか、日焼け止めなどで紫外線対策もしっかりとおこなってください。

毛穴のダメージがほくろに見える

光脱毛は毛根や毛包にダメージを与えておこないますが、当然ながら毛穴そのものもある程度のダメージを受けます。

そのため、光脱毛後にしっかりと肌ケアしなければ、黒ずみやニキビなどができてしまいやすいほか、毛穴に皮脂がつまりやすくなることもあるのです。

黒ずみは元より、ニキビや皮脂も酸化することで黒ずんで見えることがあるため、これが増えたほくろのように見えることがあります。

光脱毛でほくろが消える?

光脱毛でほくろが消える?

 「光脱毛でほくろが増えた」という口コミがある一方で、逆に「ほくろが消えた!」という口コミもあります。これに関しては、「もしかすると消える可能性もある」と言えるでしょう。

薄いほくろなら消えるケースも?

クリニックでは、シミの治療のため「光」や「レーザー」を照射することがあります。

こちらも根本的なメカニズムは光脱毛と同様、メラニン色素にはたらきかけるため、光脱毛であっても効果のある可能性があります。

ただし、あくまで「シミかほくろか判別のつかないようなもの」ならば、もしかすると……といったレベルです。

ほくろとシミの区別

ほくろ

シミ

原因

母斑細胞の増殖

色素沈着

できるタイミング

主に先天性

後天性

治療方法

レーザーなどによる切除

・光やレーザーの照射

・内服薬

・ドクターズコスメ

そもそもほくろとシミは似て非なるものであり、できる原因も異なります。

そのため、クリニックでおこなわれる治療方法についても、シミの場合は光やレーザーの照射も用いられますが、ほくろに関してはレーザーによる切除といった、外科的な手術が主です。

脱毛とほくろ用のレーザーは別物

医療レーザー脱毛機

ほくろの切除においても、最近のクリニックではレーザーを使用することが多いです。 

しかし、同じレーザーといっても種類が違い、ほくろの場合は「炭酸レーザー」、脱毛の場合は「アレキサンドライトレーザー」「YAG(ヤグ)レーザー」といったものが使われます。

ほくろが消える可能性は低い

  • ほくろとシミでは原因も治療法も違う
  • ほくろをなくしたい場合にはそれ専用のレーザーが使われる

以上のことから、「シミならまだしも、ちゃんとしたほくろが光脱毛で消える可能性はとても低い」と言えます。

また、たとえシミだったとしても、クリニックで治療のために使われる機械は、サロン脱毛で使われる機械よりも出力が大きいものです。

そのため、シミやほくろへの効果を過剰に期待して、光脱毛を受けることはおすすめできません。

ほくろに生えた毛は光脱毛できない?

ほくろ

脱毛可否

レーザー脱毛

不可

光脱毛

SHR方式なら可

ニードル脱毛

体毛の中には、いわゆる「ほくろ毛」と呼ばれる、ほくろから生えてくるものもあります。

ほくろ毛の脱毛は、ほくろに照射可能なSHR方式光脱毛か、ニードル脱毛(美容電気脱毛)であれば、可能です。

ただし、ニードル脱毛についてはかなりの痛みを伴うため、契約前にお試し脱毛キャンペーンをおこなっているサロンやクリニックを選ぶことをおすすめします。

ほくろ以外にも!光脱毛の禁止事項

ほくろ以外にも!光脱毛の禁止事項

光脱毛をおこなうことのできない箇所はほくろ以外にもあります。中には、「知らずにうっかりしてしまったことで光脱毛を受けられなくなった」というケースもあるので、あらかじめ禁止事項は確認しておきましょう。

日焼けした肌

日焼け

日焼けして黒くなった肌というのは、メラニン色素が増殖した状態です。

そのような肌に光脱毛をおこなうと、毛の生えていない肌にまで反応してしまうため、痛みや赤みなどを引き起こしやすくなります。

また、日焼け後の肌は「軽度のやけどを負っているのも同然」です。

つまりは非常に傷つきやすい状態のため、光脱毛によるダメージをモロに受けてしまい、肌荒れやシミ、黒ずみなどの原因にもなりかねません。

>>髭脱毛前後に日焼けは禁止?許容できる日焼けの程度は?

タトゥー(入れ墨)

タトゥーによって入れた色にも、光脱毛機は反応してしまいます。

そのうえ、タトゥーは体毛よりも濃く、密度も高く入っているため、光も強く反応し、日焼け同様に強い痛みや赤みなどを引き起こしかねません。

また、強いダメージにより肌が荒れたりすれば、タトゥーそのものが崩れてしまう恐れもあります。

シミ

ここまででも触れていますが、シミはメラニン色素が沈着してしまったものです。

そのため、光脱毛機も反応しやすく、日焼けやタトゥ―同様に強い痛みや赤みを引き起こす原因になりえます。

ただし、ごくごく薄いシミであれば出力を弱くした光を照射されることも多いです。一方、濃いシミに関してはほくろ同様にシールなどでカバーされます。

ニキビ

ニキビ

多少のニキビであれば、通常通りの光脱毛をおこなうことが多いです。

ただし、数が非常に多い場合や、ひどく化膿している場合には、その部分を避けての照射になることもあります。光脱毛による刺激により、ニキビを悪化させる恐れがあるためです。

ニキビに関して心配や不安がある場合には、事前に相談しておきましょう。

また、ニキビ跡に関しては、黒みの強い場合には、ほくろ同様にシールなどでカバーされることがあります。

光脱毛のほくろの悩みはカウンセリングで相談

ほくろの悩みはカウンセリングで相談
  • 光脱毛はほくろがあっても、避けてできる
  • ほくろ毛に関してはSHR方式光脱毛orニードル脱毛がおすすめ
  • 光脱毛のせいでほくろが増えたりなくなることはまずない

光脱毛はほくろがあっても、その部位を避けておこなうことができます。

ただし、万が一ほくろに光が照射された場合には、痛みや赤みなどのリスクがあるため、必ず契約前のカウンセリング時に相談しておきましょう。