光脱毛の照射後に毛が抜けるのはいつ?
脱毛方法の中でも比較的ポピュラーな光脱毛。無駄毛などの処理は勿論、男性の髭などの濃くて太い毛の脱毛にも使われる魅力的な脱毛方法です。今回はそんな光脱毛の脱毛後の毛の抜け方や時期について徹底的に解説します。
光脱毛で毛が抜ける仕組み
サロンなどで行われることが多い光脱毛は、痛みが少なく1回の脱毛価格も安いため、学生から年配の方まで幅広い層に非常に人気のある脱毛方法です。
脱毛の原理は、毛の黒い組織であるメラニン色素に反応する光エネルギーを利用して、毛根の細胞にダメージを与えることで脱毛していきます。
しかし、光脱毛をしたその場で毛が抜け落ちるということではなく、脱毛を実感するためには、光脱毛を行ってからある程度の期間が必要になります。
光脱毛の効果は毛周期と深く関わっています。
毛周期とは、毛の生え変わりのサイクルや時期のことで、成長期・退行期・休止期の大きく3種類に分かれています。光脱毛は、この成長期と一部の退行期にあたる毛に絶大な脱毛効果を発揮します。
しかし、生えている毛が全て同じ毛周期ではないため、一回の光脱毛後に全ての毛がまんべんなく抜け落ちるということはなく、期間を空けて何回か照射する必要があります。
毛が成長するタイミングを狙って光脱毛で毛根にダメージを与え、しばらく経って再び毛が成長しようとする時に、また照射してダメージを与える。これを繰り返すことで全ての毛の脱毛を目指すことが光脱毛です。
光脱毛を行ってから毛が自然に抜け落ちていくまでの期間は、毛周期や個人差にもよりますが2週間程度と短く、遅い方でも3週間もすればポロポロとい毛が抜け落ちていきます。
光脱毛施術後に毛が抜けるのは2回
光脱毛をしてから毛が抜け落ちるタイミングは大きく分けて2回あります。それぞれの特徴について説明します
1回目:光脱毛直後にポップアップという縮れ毛で抜ける
光脱毛は照射してから毛が抜け落ちていくまでにある程度の期間が必要ですが、中には光脱毛を行っているときに瞬間的に抜け落ちていくムダ毛もあります。
光脱毛は照射前にシェービングで綺麗に毛を剃ってから照射していきます。その毛が生えていない肌に照射すると、毛穴からムダ毛が飛び出すように生えてくることが稀にあります。
このことを「ポップアップ現象」と呼び、主にVIOや脇などの黒くて太い毛に対してよく見られる現象です。
ポップアップ現象によって抜け落ちた毛は、照射された光の熱によって焦げて縮んでいることが多く、この現象は成長期の一部の毛に見られます
2回目:光脱毛後2~3週間で自然に抜ける
光脱毛を行ってしばらくは、あまり大きな変化が見られません。
逆に毛がどんどん濃くなったり伸びていくように感じ、男性の髭などの場合は泥棒髭のように見えることもあります。
しかし、それらの現象は光脱毛の効果がしっかりと現れている証拠なので心配する必要はありません。
光脱毛の照射によって毛根にダメージを受けた毛は、抑毛されたことによりそれ以上成長せず、どんどん毛穴から押し出されているような状態になります。
一時的に毛が濃くなったと感じるのは、皮膚の下の毛が押し出されて皮膚の上に出てきたことによるもので、脱毛が失敗したわけではありません
個人差などにより多少変動しますが、大体2~3週間程でほとんど全ての毛が押し出され、入浴や衣服との擦れ合いによって自然に抜け落ちていきます。
脱毛後、しばらく経って効果が現れない場合でも3週間は様子を見ましょう。
※焦って無理に抜こうとするのは毛穴に余計なダメージや負荷がかかってしまうので絶対に辞めておきましょう。
光脱毛後3週間過ぎても抜けない原因一覧
3週間を過ぎても毛が抜けない原因は幾つかあり、それらを表にまとめ、一つずつ詳しく解説していきます。
毛の残り方 | 原因 |
一部が固まって残っている 一列になって残っている | ・脱毛時の照射漏れ ・剃り残しや傷のためその部分だけ照射できなかった |
まばらに残っている | ・成長期の毛のみに効果が出て、 休止期のムダ毛には効果がないためムラができた |
全身脱毛時に 特定の部位のみ残っている | ・脱毛時の照射レベルが低すぎた ・肌が乾燥していて脱毛効果が落ちた ・冷やし過ぎて脱毛効果が落ちた |
全体的に残っている | ・脱毛時の照射レベルが低すぎた ・肌が乾燥していて脱毛効果が落ちた |
毛の休止期・成長初期に光脱毛施術をした
光脱毛を行った後にムラがあり、まばらに生えてくるムダ毛は脱毛当日は光脱毛の効果がない休止期だった毛や、皮膚の下深くに隠れている成長初期で数日後に成長期に入ったことにより生えてきたムダ毛であることがほとんどです。
光脱毛の仕組みの項目で述べたように、光脱毛は毛周期の成長期で効果を発揮するので、これらの毛周期の違いによりムラができてしまいます。
そのため脱毛効果自体がなかった・照射ミスによる打ち漏れされたと勘違いしないようにしましょう。
傷や剃り残しで照射できなかった
傷や炎症を起こした肌荒れやニキビがある場合は、その部分だけ照射してもらえないことがあります。
導入している光脱毛機の種類によっては、シミ・そばかす・ホクロ・色素沈着がある場合も同様に照射してもらえないことがあります。
これらの場合、スタッフから照射を避ける部分とその理由の説明があるので、しっかりと聞いてコミュニケーションを取りましょう。
照射日に冷やし過ぎて脱毛効果が落ちた
光脱毛は毛根の細胞に熱でダメージを与えることによって脱毛効果があります。
そのため何らかの理由で脱毛後に氷や冷却材などで思い切り冷やすと、その部分の毛穴だけが再生されて脱毛効果が落ちてしまうことが稀にあります。
脱毛後に肌に赤みや火照りが出た場合、冷やすことは有効ですが、氷などの冷たすぎるものは使わず、冷たい水に浸したタオルなどでじっくりと冷やすようにしましょう。
無理して冷やすよりも低刺激の化粧水で保湿することにより、肌が沈静化しやすいのでおすすめです。
肌が乾燥して脱毛効果が落ちた
乾燥した肌に対しては十分な脱毛効果が得られない場合があり、それには2つの理由があります。
まず一つ目は、乾燥によって水分量が少なくなった肌には照射された光が毛穴の奥まで届かず、毛根に上手くダメージを与えることができないため。
二つ目は、乾燥した肌はバリア機能が低下しており、炎症などの肌トラブルを引き起こしやすいので非常にデリケートな状態となっています。そのため肌への負担を軽減させるために光の照射レベルを下げる必要があり、その結果十分な脱毛効果が得られないためです。
余りにも肌が乾燥していると、脱毛中に痛みを感じやすいだけでなく、サロン側で照射を断られる場合があるため、脱毛期間中は化粧水などで肌の保湿を徹底的に行いましょう。
照射パワーが弱過ぎた
光脱毛をする際、当日の毛質や肌のコンディションによって照射する光のレベルを調整します。肌が荒れている・乾燥しているなどの理由により、肌トラブルのリスクを減らすために照射パワーを弱くすることがあります。
効果的な光脱毛を希望するのであれば、肌のコンディションを常に良い状態で保つよう心掛け、またコンディションが良い時を狙って受けましょう
抜けにくい部位である
シンプルに毛が抜け落ちにくい部位というものがあります。
元々毛が太い部位であるVIOラインや自己処理によって剛毛化が進んでしまった脇、男性の髭など、毛が濃く太い部分が挙げられます。
また黒色に反応する光脱毛の性質から、白みがかった毛が多い腕や背中なども効果が感じにくい部位と言えます。
そのため、これらの部位は他の部位と比べて、目に見える効果を実感するためには脱毛回数が多くなりやすいことを予め知っておきましょう
照射もれ(うち漏れ)
光脱毛には高い技術を要求されます。そのため、担当するスタッフやエステティシャンがどんなに熟練でも照射漏れをしてしまう可能性があり、
その結果部分的に脱毛がしっかりできておらず、ムラのある仕上がりになってしまうことがあります。
特にフェイスラインやVIO、ひざ、ひじ、スネなどの骨の上や凹凸のある部位に起こりやすいとされています。
照射漏れの可能性は担当スタッフの経験や技術力によって大きく左右されるため、検討しているサロンのスタッフのスキルなどを口コミなどでしっかりとチェックしておくことをおすすめします。
また、照射漏れをしてしまった際の保証や手厚いサービスなどを行っているところもあるので、しっかり調べて利用するようにしましょう
光脱毛後に生えた毛の自己処理方法と注意点
光脱毛後に間違ったアフターケアを行うと思わぬ肌トラブルや、脱毛効果の減少に繋がります。適切な自己処理方法の知識をつけておきましょう。
自己処理自体しないのが理想
実は光脱毛した後に生えてきた毛に対しては、何もせずに放置するのが最も良いアフターケアです。
自己処理では肌に余計なダメージを与えてしまう可能性があり、その結果脱毛効果が落ちてしまうこともあります。
どうしても自己処理が必要な場合は、脱毛してからの日数で判断しましょう。
まず、脱毛初期の場合は脱毛当日から数えて3日後からするようにしましょう
脱毛に通い始めたばかりの方でも光脱毛後3日以内は肌が敏感で荒れやすくなっているからです。しかし、本来は1週間空けるのがより理想的です。
脱毛中後期の頃には抑毛効果によってだんだん毛が生えてきにくくなっており、自己処理をする必要がなくなってきます。
しかし、何度も光が照射された肌はさらに荒れやすくなっているため、もし自己処理をしなければならない場合は、肌が見えてしまう部分にとどめたり、緊急時のみにしておきましょう。
毛抜きで抜くのはNG
絶対にやってはいけないことが、毛抜きで抜くことです。
自分で抜いてしまうことで毛周期のサイクルが乱れてしまい、せっかくの毛根に与えたダメージが無駄になり、脱毛効果がなくなってしまいます
剃るなら電気シェーバーで!カミソリはNG
光脱毛後に生えてきたムダ毛の最も良い自己処理方法は、電気シェーバーで剃ることです。
電気シェーバーは、あまり肌に負担をかけずにムダ毛を剃ることができるので最も最適な自己処理方法と言えます。
ちなみに、同じ剃るという自己処理方法でもカミソリでの処理はNGです。
カミソリは安価でお手頃ですが、肌への負担が大きいため光脱毛後のムダ毛処理にはおすすめできません。
また、カミソリは黒ずみやシミの原因になったり、肌を守る角質層や皮脂膜まで傷付けてしまうことで肌のバリア機能を低下させ、思わぬ肌トラブルへと繋がってしまうケースもあります。
脱毛後・自己処理後は肌をしっかり保湿する
光脱毛後の最も重要なアフターケアの一つが徹底した保湿です。
化粧水などによる保湿は、照射された光によって肌のバリア機能が低下するのを抑えてくれます。
また、照射後の熱によって肌の水分が奪われ、非常に乾燥した状態も保湿によって肌に潤いを与えることで、肌トラブルの発生率を軽減してくれます。
化粧水の他には乳液や保湿クリームなどによる保湿がありますが、場合によってはそれらの油分によって効果が薄れてしまう場合もあるため注意が必要です。
男性は今まで保湿をしてこなかった方も多いかと思いますが脱毛期間中は毎日の保湿を習慣づけてしまいましょう
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