SHR脱毛は危険？危険と言われる理由と真相を調査！デメリットはある？

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毛根ではなく、発毛の司令塔となる細胞にアプローチする新しい脱毛機として注目されているのが、SHR（Super Hair Removable）脱毛です。

「SHR脱毛は危険」と言う記事やコメントを目にしたことがある方もいるかもしれませんが、SHR脱毛自体は肌トラブルのリスクが低く、安全性の高い脱毛法です。

ではなぜ「SHR脱毛は危険」と言われるのか、その真相に迫ります。SHR脱毛の仕組みや気になる効果についても徹底解説します。

なぜ「SHR脱毛は危険」と言われるか、その理由と真相について迫ります。

SHR脱毛は危険と聞くと、「痛みが強いのかな」「肌トラブルになったらどうしよう」などと心配する方もいるかもしれません。

しかしSHR脱毛という脱毛方法自体は、出力が弱く危険な脱毛方法ではありません。むしろ急激な変化を加えるのではなく細胞にゆっくりとダメージを与えるため、肌への負担が少なく、比較的安全性の高い脱毛法です。

ではなぜ「SHR脱毛は危険」と言われてしまうのでしょうか。その理由は、各サロンで設定している脱毛コースにあります。

従来の脱毛機は、毛周期（毛が生え変わるサイクル）に合わせて脱毛する必要がありました。そのため次の脱毛まで1～2ヵ月間隔を空けなければならず、脱毛コースが完了するまで長い期間を要していたのです。

一方でSHR脱毛は、毛周期とは関係なく通えるため、従来の脱毛方法と比較して早く脱毛が完了することがメリットの一つです。

しかし早く脱毛が完了するということは、それだけ早く脱毛コースを消化してしまうということです。コース終了後に脱毛したいときには追加料金を払わなければならず、早いスパンでお金を消費してしまうことが、「SHR脱毛は危険」と言われる理由だと考えられます。

これはサロンで提示される脱毛コースを検討する際によく検討してほしいポイントですが、「コース完了＝脱毛終了」ということではありません。

頻繁にサロンに通い、脱毛コースを早く消化したからといって、早く脱毛が完了するということではないのです。コース完了後の仕上がりには個人差があるため、コース終了後も追加で脱毛する必要がある場合もあります。

永久脱毛に関してこれから解説しますが、脱毛コースが終わったからといって、二度と毛の処理をしなくていい、ということでないので注意しましょう。

そもそも永久脱毛ができるのは、医療機関で受けられるレーザー脱毛のみです。

永久脱毛は「今後完全にお手入れがいらない、毛が全く生えてこない状態」と思っている方も多いのではないでしょうか。しかし実際の永久脱毛の定義は少し違います。

日本における永久脱毛の定義は、「レーザー脱毛を3回照射後6ヶ月経過した時点で67%以上の毛が減っている状態」となっています。この基準は、FDA（米国食品医薬品局、日本でいう厚生労働省にあたる）の声明に準拠しているものです。

この定義に該当するものが、医療機関でできるレーザー脱毛というわけです。なおレーザー脱毛は、医療機関でしか実施できません。

ただFDAは、「永久に毛髪が無くなるわけではない」とも明言しています。つまり医療機関であってもサロンであっても、「完全に毛がなくなる脱毛法は存在しない」ということを理解しておきましょう。 

サロンの脱毛は医療機関でのレーザー脱毛よりも出力が低く設定されています。よってサロンの脱毛でツルツルにするためには、ある程度の回数が必要です。

例えばヒゲ脱毛の場合、個人差はありますが、サロンでの脱毛はある程度毛が生えない状態にするまで最低10回は脱毛します。さらにツルツルを目指すなら、20～30回ほど通う必要があると考えておきましょう。

通い放題のプランであれば、回数に関係なく脱毛できるので、再び毛が生えてきてもその都度通えば追加料金は発生しません。

しかし回数制限のあるコースの場合、コース完了後に脱毛を受けたいときは、追加で料金を支払う必要があります。

契約したコースと効果の個人差によっては、SHR脱毛は結果的に他の脱毛方法よりも余計に費用が発生してしまう可能性もあると理解しておきましょう。 

SHR脱毛は危険な脱毛法ではありません。メカニズムを理解すれば、安全性の高い脱毛法だとわかるでしょう。

ここからはSHR脱毛の仕組みと効果について解説します。

SHR脱毛は蓄熱式脱毛とも呼ばれます。これは一体どういうことか、その仕組みを詳しく解説します。

蓄熱式脱毛は、弱い光を何度も同じところに照射して脱毛する方法です。毛根よりも浅いところにある「バルジ領域」という部位にゆっくりとエネルギーを伝えていきます。

バルジ領域は毛根に栄養を送る、言わば司令塔の役割を果たしています。ここにある発毛因子に働きかけて発毛の命令を抑え、次第に毛が生えてこないようにする仕組みです。

従来の脱毛機との大きな違いが、脱毛のスピードです。SHR脱毛は毛周期に関係なく脱毛できるので、他の脱毛法と比べて次の脱毛まで長い期間を空けなくても問題ありません。

また毛根の黒い色素ではなくバルジ領域にアプローチするため、脱毛効果が得られにくかった産毛や細い毛などに対しても有効です。さらに日焼けした肌でも脱毛可能です。

医療レーザ脱毛で使用されている機器に「メディオスターNextPro」というものがあります。これもSHR式の脱毛法であり、基本的な仕組みは同じで、上記で説明した通りです。

しかしサロンで導入されているSHR脱毛機は、メディオスターNextProよりも出力の低いレーザーを連続してあてることで、ゆっくり蓄熱して脱毛する方法です。 

SHR脱毛の特徴として、従来の脱毛方法よりも出力が弱い脱毛のため、すぐに毛が抜けるという実感は少ないです。

これは効果が低いということではなく、脱毛1～2回ですぐに毛が抜けてくるというわけではないということです。継続して通うことで、バルジ領域から発毛の命令が出にくくなり、次第に毛が少なくなっていくのを実感できるようになります。 

SHR脱毛は従来の脱毛機よりも出力が低いため、痛みも少ないです。

従来の脱毛機は、毛根にある毛母細胞に一気に強いエネルギーを与えて脱毛するものでした。しかし皮膚のメラニン色素にも反応してエネルギーが吸収されてしまうことがあり、これが脱毛の痛みの原因です。

一方、SHR脱毛は急激にエネルギーを与えるのではなくゆっくりとした温度変化でじわじわエネルギーを伝えるため、従来の脱毛法よりも痛みが少ない方法として注目されています。

しかし痛みがゼロというわけではありません。痛みというよりジンジンと熱を持つような感覚なので、それが苦手だと感じる方もいます。

SHR脱毛は従来の脱毛機より出力が弱い方法です。肌トラブルにつながる可能性は低く、比較的安全性の高い脱毛法です。

また色黒の肌や日焼けした肌でも脱毛できるので、そのような方でも安心してお手入れできます。

SHR脱毛は危険ではないということはおわかりいただけたと思いますが、デメリットもあります。

ここからはSHR脱毛のメリットとデメリットについて解説します。

SHR脱毛のメリットとして、まずは比較的痛みが少ないということが挙げられます。

SHR脱毛は毛根に強いエネルギーを与えるのでなく、発毛の司令塔であるバルジ領域にじわじわと熱をかけて、次第に毛が生えてこないようにする仕組みです。ゆっくりとエネルギーを伝えるため、従来の脱毛機より痛みは少ないです。

またSHR脱毛は毛周期に関係なく脱毛できます。従来の脱毛機では、成長期にある毛にしか効果を発揮できないため、次の脱毛まで1～2ヵ月間隔を空ける必要がありました。しかしSHR脱毛は毛根ではなくバルジ領域をターゲットにしているため、毛の成長の度合いに関係なく効果があります。

SHR脱毛の登場によって、脱毛にかかる時間も大幅に短くなりました。SHR脱毛は1分間で1000本もの毛の処理ができます。従来の脱毛機では全身脱毛するのに1回につき20～60分の時間を要していましたが、SHR脱毛なら12～15分とスピーディです。この短さなら、忙しい方でも手頃に脱毛に通うことができます。

さらにSHR脱毛は、産毛や細い毛にも効果を発揮します。また日焼けした肌や色黒の肌でも脱毛できるので、肌の黒さが原因でこれまで脱毛に踏み切れなかった人でも、脱毛できる可能性があります。

SHR脱毛のデメリットとしては、1～2回の脱毛ではその効果を実感しにくいて点が挙げられます。

従来の脱毛機は、脱毛を受けてから1～2週間経つと1回目でもポロポロと毛が抜け落ちてくるものでした。しかしSHR脱毛は、バルジ領域にある発毛因子のパワーが弱くなることで次第に毛が少なくなるものなので、「脱毛したのになかなか毛が抜けない…」と感じる方もいます。

しかしこれは3～5回ほど脱毛を重ねれば、徐々に効果がわかります。脱毛1回目で目に見える効果はあまりないものの、脱毛を継続するうちに、「いつの間にか毛が細くなった」「毛が生えてこなくなった」と実感できるようになるのです。

さらにSHR脱毛は新しい脱毛法なので、対応しているサロンが少ないという点はデメリットになります。脱毛の症例数がまだまだ少ないため、本当の意味での効果や安全性が判明してくるのはこれからでしょう。

また対応しているサロンが少ないからこそ、急な転居で引越し先の近くにSHR脱毛を導入しているサロンがなければ、別の脱毛方法を選択しなければなりません。

SHR脱毛を体験した人の口コミを徹底調査しました。「効果」「痛み」「費用」「脱毛期間」の4つのポイントでまとめています。

SHR脱毛の効果に関しては、個人差はあるものの「毛の量が減った」「毛の生えるスピードが遅くなった」という口コミがありました。

SHR脱毛は痛みがないのが特徴とされていますが、デリケートゾーンは痛みを感じる方もいるようです。他の部位での痛みがほとんどない分、VIO脱毛の痛みが強く感じられるのかもしれません。

費用や期間に関しては、低価格や毛周期に関係なく通えることがメリットだと感じる方がいました。一方で、SHR脱毛で期待していたほどの効果が得られなかった方は契約の追加が必要になり、結果として出費がかさんだり期間が長くなったりする可能性があるようです。

SHR脱毛に関して、よくある質問をQ＆A形式で紹介します。

SHR脱毛ができるメンズサロンを2選紹介します。脱毛機の特徴と料金をまとめているので、SHR脱毛を検討している方は参考にしてください。

女性用脱毛サロンとして知られるラココが、メンズ脱毛専用サロンとしてオープンしたのがメンズラココです。

SH脱毛を全面に押し出し、「痛くない進化系脱毛」をモットーに豊富な脱毛メニューを提供しています。

メンズラココで導入されているSHR脱毛機は、「ルミクス」という機種です。

女性用脱毛サロン・ラココでも同じ機種を使っており、その効果や痛みの少なさ、脱毛の早さには定評があります。

メンズラココなら、月々6,200円でヒゲ脱毛が始められます。

オーダーメイド全身脱毛は、顔やVIOを含む全身のパーツから、お好きな部位を選んで脱毛できるプランです。すでにヒゲや腕など一部の脱毛が終わっている方、気になることろを集中して脱毛したい方に向いています。

さらに需要の高い腕、足、顔に関してはまるごと脱毛できるコースも用意しています。

メンズラココは全国で3店舗を運営しています。

ホストの帝王と呼ばれ、モデルとしても活躍するローランド氏が手掛けるメンズ脱毛サロンです。

ローランドビューティラウンジでは、SHR脱毛機「ルミクスA9」を使用しています。

ローランド氏は美容脱毛を選択した理由について「美容脱毛を凌駕する超ハイクオリティな美容脱毛機に出会ったから」と語っています。

ローランドビューティーラウンジでは、ローランド氏が厳選した4つの脱毛コースを展開しています。

ローランド氏がおすすめする脱毛部位を集めたローランドプランなら、ヒゲとVIOがセットで169,000円～となっています。

またローランド氏は「脱毛は男性にとってもマナーであり常識のようなもの」とも語っており、ヒゲと手および指がセットになったマナーズプランも用意しています。

ローランドビューティーラウンジは現在、新宿の1店舗のみとなっています。

SHR脱毛は、脱毛法自体は危険ではありません。痛みが少なく、安全性が高い最新の脱毛法です。

一方で、SHR脱毛は毛周期に関係なく脱毛できるため、コースで契約している場合は予約さえ取れれば早々とコースを消化してしまいます。コース終了後に脱毛したい場合は追加料金がかかるため、思ったより短期間で費用がかさんでしまったということにもなりかねません。

毛周期に関係なく脱毛できるのはSHR脱毛のメリットです。どれくらいの頻度で通うのかを考え、自分にとって最適なスパンで通うようにしましょう。