ケノンの効果的な使い方は?正しい使用方法を知って脱毛しよう!
ケノンの効果的な使い方や部位別の照射レベル、見えない部分はどのように脱毛すれば良いのか、などについて解説します。ケノンは即効性のある脱毛器ではありませんが、継続的に使用すればサロン波野脱毛も可能です。ケノンを使って自宅で簡単にケアしましょう。
目次
ケノンの効果的な使い方を知りたい
ケノンの使い方や注意点、使用頻度、事前準備だけでなく、メンズに効果的な使用方法について解説します。使い方を知らないと、効果が出にくかったり、安全に使えなかったりする可能性があります。ぜひ事前にしっかりと知識を身に付けて、効率的かつ安全にケノンを使用しましょう。
ケノンの効果的な使い方①脱毛当日までの事前準備
ケノンを使用する際は事前準備が重要で、肌の状態をベストにしておけば安全かつ効率的に脱毛できます。具体的に重要な事前準備を詳細に解説していきます。
脱毛部位をシェービングする
ケノンは黒い部分に対して光が反応するので、毛が伸びていると伸びた毛に光が反応してしまいます。そのため、皮膚の内部の毛の奥深くに当たる光が少なくなってしまうので、脱毛効果が落ちてしまうのです。
また、肌の表面に毛が多い状態だと毛と一緒に肌に光が強く当たるので、肌に赤みがでる場合があります。ケノンを使用するにあたって、毛を処理しておくことは最重要項目の一つなのです。
上手なシェービング方法
ケノンを使用するにあたって事前に毛を剃っておく必要がありますが、毛の濃さに応じて何日前に毛を処理するか変えるのがおすすめです。毛が濃い部位は反応が強く、効果が落ちたり肌に赤みがでたりするため、毛を短く処理する必要があります。
逆に毛が薄い部位に関しては、毛を綺麗に処理しすぎると黒い部分がなくなってケノンの光が反応しにくくなります。そのため、毛の濃い部位は前日に毛を処理し、毛の薄い部位は2~3日前に処理するのがおすすめです。
どこまでが濃くてどこからが薄いのか厳密に気にする必要はありませんが、毛の濃さによってベストな毛の長さが異なる、という意識は持っておいた方が脱毛効果を高めることができるでしょう。
深ぞりや毛抜きは絶対にダメ
深ぞりや毛抜きを使用すると、ケノンの光が反応しなくなります。光は、黒い毛を伝って光を奥まで届け、肌の内部の毛母細胞を破壊します。
深ぞりや毛抜きを使用してしまうと、光が毛母細胞に届くのに必要な黒い毛までなくなってしまうというのです。光が奥まで届かないと脱毛効果が薄れるので、深ぞりや毛抜きはやめておきましょう。
保冷剤はしっかり冷やしておく
ケノンには保冷剤が付いてくるので、事前に冷凍庫で冷やしておく必要があります。脱毛部位を保冷剤で冷やしてから光を当てることで、痛みが軽減します。
また、部屋が暑いと保冷剤がすぐに溶けてしまいます。夏場で部屋が暑いときや、冬場でも暖房を付けているのであれば保冷剤は複数用意しておいた方が良いでしょう。ケノンに付いているものだけでなく、食品などに付いている保冷剤でも問題ありません。
特に広範囲を脱毛する場合、保冷剤は複数用意しておくのがおすすめです。もしくは、脱毛範囲を狭くして何回かにわけて脱毛するのも一つの選択肢です。まとまった時間を取るのではなく隙間時間に脱毛したい方は、短い時間で済むため、保冷剤1つで問題ない場合もあります。
脱毛できる肌の状態か確認
肌の状態がベストでないと、脱毛効果が落ちたり肌に赤みがでたりしてしまいます。そのため、肌の状態を確認し、整えておく必要があります。
ボディークリームを付けていない肌
肌にボディークリームが付いていると、ケノンの光が一部遮断されます。効果がゼロになるわけではありませんが、脱毛効果が落ちてしまいます。
また、万が一ボディークリームが付いたままケノンを当ててしまっても、特に肌トラブルが起こるというわけではありません。単純に脱毛効果が落ちるともったいないので、肌には何も付けていない状態がベストです。
日焼けしていない肌
日焼けした状態だと肌が敏感になっているので、ケノンの光によるダメージがいつもよりも大きくなります。
また、もう一点重要なところが、ケノンの光は黒い部分に反応するということです。黒い部分に強く反応するということは、日焼けした肌にも強く反応するということです。光が分散して脱毛効果が落ちるだけでなく、肌が光によって焼かれることになるので、ダメージは大きくなります。
ケノンを使用するのであれば日焼けしないのがベストです。万が一日焼けしてしまった場合、使用は控えた方が良いでしょう。
また、どのくらいの日焼けがNGなのかは難しい問題ですが、日焼けしてしまった場合は一部で試しにケノンを当てて確かめる方法があります。痛みが強いようなら日焼けが治るまで待った方が良いですし、逆に痛みが弱いようならそのまま使用しても問題ないでしょう。
1mmほどの毛が伸びている状態
ケノンの脱毛効果を高めるためには、平均的に毛が1mmほど伸びている状態がベストです。毛が濃い部位はより短くて、毛が薄い部位は多少長めの方が良いですが、そこまで厳密に気にする必要はなく、平均して1mm程度がベストでしょう。
毛の濃さ、毛の伸びるスピードは部位によって様々で、個人差もあります。だいたい1~3日前が多いですが、自分で試してみながら調整すると良いです。
ケノンの効果的な使い方②メンズにも効果的な使用法
基本的に男性は女性に比べて体毛が濃い傾向にあります。そのため、より強い威力で照射する必要があるのです。効果的な使用方法を紹介します。
電源を入れる前にカートリッジを装着
ケノンには複数のカートリッジがあり、装着することで脱毛できます。カートリッジは必ず電源を入れる前に取り付ける必要があります。
また、部位ごとに最適なカートリッジが異なるので、使い分けるとより効果的です。具体的なカートリッジは以下の表で紹介します。
レベル1の照射回数 | レベル10の照射回数 | 照射面積 | 最適な使用部位 | |
スーパープレミアムカートリッジ | 300万発 | 50万発 | 7.0㎠ | 全身 |
エクストララージカートリッジ | 20万発 | 1万発 | 9.25㎠ | 広範囲に照射する部位(脚・腕など) |
ストロングカートリッジ | 8万5千発 | 1万発 | 4.5㎠ | 毛が濃い部位(ヒゲ・ワキ・Vラインなど) |
ラージカートリッジ | 20万発 | 13万発 | 7.0㎠ | 全身 |
スーパープレミアムカートリッジの特徴
- レベル1の照射回数:300万発
- レベル10の照射回数:50万発
- 照射面積:7.0㎠
- 最適な使用部位:全身
スーパープレミアムカートリッジはケノンの目玉と言っても過言ではないカートリッジで、特筆すべきはその圧倒的な照射回数です。全身をくまなく脱毛しても、まず照射回数が足りないということにはならないでしょう。
一人だけでなく、家族数人で数年間全身脱毛しても余るくらい照射することが可能です。壊れない限り、途中で買い足す必要は基本的にありません。
エクストララージカートリッジの特徴
- レベル1の照射回数:20万発
- レベル10の照射回数:1万発
- 照射面積:9.25㎠
- 最適な使用部位:広範囲に照射する部位(脚・腕など)
エクストララージカートリッジは、すべてのカートリッジの中でもっとも照射面積が大きいです。そのため、脱毛したい箇所の広い部分に最適でしょう。ケノンで脱毛するには脱毛したい部分に照射機を当てて、ボタンを押します。
この時、次の照射までにはチャージ時間があり、数秒かかります。数秒ならそれほど長くはないと思われるかもしれませんが、広範囲にやるとなると照射回数もそれなりに多くなります。
毎回数秒のチャージを待っていると時間がかかるので、脱毛部位の範囲が広いときはエクストララージカートリッジが役立つでしょう。照射面積が広ければそれだけ少ない回数の照射で済むので、チャージを待つ時間を短縮できます。
ストロングカートリッジの特徴
- レベル1の照射回数:8万5千発
- レベル10の照射回数:1万発
- 照射面積:4.5㎠
- 最適な使用部位:毛が濃い部分(ヒゲ・ワキ・Vラインなど)
ストロングカートリッジは照射威力の強いカートリッジです。特に男性の髭はなかなか抜けないのですが、このストロングカートリッジを繰り返し照射することで徐々に抜けていきます。
ラージカートリッジの特徴
- レベル1の照射回数:20万発
- レベル10の照射回数:13万発
- 照射面積:7.0㎠
- 最適な使用部位:全身
ラージカートリッジはもっとも標準的なカートリッジと言えます。大きな特徴はなく、一番近いのはプレミアムカートリッジでしょう。プレミアムカートリッジとは形状も照射面積も同じです。
ただしプレミアムカートリッジの方が照射回数が多く、威力も強いです。
電源を入れて照射レベルを設定する
ケノンの電源を入れたら、まずは照射レベルの設定を行います。照射レベルは部位や毛の濃さによって変更します。
Vラインの最適な照射レベル
Vラインの最適な照射レベルは、レベル3~です。Vラインは全身の中でも毛が濃いので最終的には強い威力で照射した方が良いですが、皮膚が敏感な部位でもあるので痛みを感じやすいです。
その為、レベル3くらいの弱い威力から試し、痛みが大丈夫なようなら段階的に威力を上げていくと良いでしょう。
また、連続ショットというものもあり、一回ボタンを押すだけで連続で照射してくれます。連続ショットは痛みが強いように思えるかもしれませんが、実は逆です。連続ショットは一回の照射威力が弱く、それを補う形で連続照射します。
痛みが強く感じる場合、連続ショットを活用してみると良いでしょう。
顔や髭の最適な照射レベル
顔や髭の最適な照射レベルは、レベル8~です。最初に試す段階ではレベル3くらいから始めても良いのですが、効果を期待するのであればレベル8くらいには設定した方が良いでしょう。
髭の薄い人ならレベル8での照射でも十分です。髭の濃い人はレベル10でも効果を発揮するまでにそれなりに時間がかかるので、よく冷やして痛みをなくしながら、レベル10で照射していくのがおすすめです。
ただし痛みがどうしても強い場合や、急いで脱毛したいわけではなく何年かかかっても問題ない、という人は照射威力を落としても良いでしょう。
脇の最適な照射レベル
脇の最適な照射レベルは、レベル3~です。全身の中でも脇の毛はある程度濃いですが、Vラインや髭に比べると薄いです。また毛の本数も少ない人が多いため、照射威力をそこまで上げなくても十分効果が期待できます。
ただし剛毛な場合は段階的に威力を上げ、レベル10で照射した方が高い効果を得られます。
手足の最適な照射レベル
手足は皮膚が強く毛も薄い部位なので、照射レベルが高くても痛みは少ないです。ただし照射威力をそこまで上げなくても十分に毛が抜ける部位でもあります。レベル3~で試してみて、自分の毛の濃さに合わせて照射威力を設定していくのがベストでしょう。
どのくらいの毛の濃さならどのくらいの照射レベルがベスト、という明確な基準はありませんが、継続していればどのくらいの照射威力で効いているのか感覚的にわかってきます。
照射威力を調整しつついろいろ実験してみて、ベストな照射威力で固定するのがおすすめです。
背中の最適な照射レベル
背中の産毛にケノンを使用する場合、照射威力はレベル1~レベル3程度が最適です。照射威力を強くしても痛みは感じませんが、産毛に対して高い照射を使うのは無駄遣いになります。
照射威力が弱くても十分毛は抜けるので、背中の毛はレベルを下げて照射するのがおすすめです。
脱毛部位を保冷剤で冷却する
ケノンを照射する前に、脱毛部位を保冷剤で冷却することで痛みを軽減できます。特にVラインや髭は痛みが強いので、よく冷やした方が良いでしょう。
冷やす時間に明確な決まりはありませんが、最初は5秒程度当てると良いです。慣れてくると一瞬当てるだけで十分だと感じることもあります。冷却時間は実際に試してみて、自分が痛いと感じない程度であれば問題ありません。
照射する
冷却したらすぐに照射します。すぐに照射しないと冷却した部分が温まってしまうので、冷却して素早く照射する必要があります。
肌に密着させることが大事
ケノンで照射する際には、肌に密着させることが重要です。密着させずに照射すると、光が外に漏れてしまいます。目にとってもよくないですし、光が分散するので威力が落ちます。
また、ケノンは肌に密着したときのみ照射できる仕組みになっているので、距離を離しすぎるとそもそも照射できません。最大限ケノンの効果を高め、なおかつ安全に使用するためには肌に密着することが重要です。
敏感肌の人は連続ショットを使用
ケノンの連続ショットは痛みが強そうなイメージがあるかもしれませんが、実際は威力を弱めて分散させているイメージです。一回一回の威力は弱くなるので、敏感肌の人にとって肌に優しいです。
シングルショットで痛みが強いと感じる場合、連続ショットを使用してみるのも一つの手でしょう。
照射の手動と自動は照射範囲で変える
ケノンには手動の照射と自動の照射があります。手動の場合はケノンを肌に当てボタンを押すことで照射されます。自動の場合は肌にケノンを押し当てるだけで勝手に照射されます。
使い分けとして、照射範囲が広い場合は自動、細かい部分は手動にすると良いでしょう。たとえば背中、腕、足などは自動にした方が効率的です。一方で、顔など慎重に照射する必要がある部位は手動で照射した方が良いです。
照射後に保冷剤で冷却する
ケノンで照射する前だけでなく、照射後も保冷剤を使用するとより肌に優しいです。ケノンを照射した後の肌は乾燥状態で熱を持っています。その際に保冷剤で冷やすことで熱を冷まし、乾燥を防ぐことが可能です。
脱毛完了後に保湿ケア
すべての部位の脱毛が終わったら、保湿ケアを行います。ケノンを照射すると肌が熱を帯び、表面の水分が蒸発します。肌が乾燥状態になっているので、照射後の保湿が重要になります。
ケノンの効果的な使い方③注意が必要な脱毛部位ごとの使用法
ケノンは全身に使えますが、脱毛部位によっては注意が必要です。
うなじの場合
ケノンでうなじを脱毛するには、人にやってもらうか自分でやるかになります。人にやってもらえば見える部位への照射と同じなので簡単ですが、自分でやる場合注意が必要です。
誤って髪の毛に照射してしまうと、髪の毛がチリチリになってしまいます。また襟足の毛が必要な部分に照射してしまうことも考えられます。そのようなミスをなくすためには、以下のようなことが重要です。
- 髪が長い場合は誤って照射しないようゴムで束ねる
- 合わせ鏡でうなじが見えるようにする
- 鏡越しだと手を動かす感覚が変わるので、しばらく動かして慣らす
- うなじの毛が長い場合は事前に剃っておく
自分でうなじの脱毛を行うことは可能ですが、慣れるまでは少し難しいので、注意点を守って慣らしていきましょう。
ケノン以外に用意するもの
ケノン以外に用意するものは以下の通りです。
- 手鏡
- ヘアゴム
合わせ鏡は、洗面所などの鏡と手鏡で行うと良いでしょう。もしくは、洗面所の鏡と姿見という選択肢もあります。とにかくうなじが見えれば問題ありません。またヘアゴムに関しては、男性の場合必要ない人が多いかもしれませんが、髪が長い人は男性でもヘアゴムで束ねておいた方が誤って照射してしまうことがなくなります。
一人でうなじ脱毛をするやり方
一人でうなじ脱毛する手順は以下です。
- うなじの毛が長い場合事前に剃っておく
- 必要な道具を用意する
- 合わせ鏡でうなじを見る
- 保冷剤で冷やす
- ケノンを当てて照射する
- 冷却する
- 保湿する
基本的な流れは他の部位と同じですが、合わせ鏡で見ながら照射するという点で違いがあります。
おくれ毛はしっかり止めること
髪の長い男性は面倒くさがらずに髪の毛を止めることをおすすめします。止めずに照射すると髪が焦げる可能性があります。
背中の場合
手伝ってくれる人がいれば背中の脱毛は簡単ですが、一人でやらざるを得ない人も多いので、手順を紹介します。
一人で背中脱毛をするやり方
一人で背中脱毛する手順は以下です。
- ストレッチで体をほぐす
- 合わせ鏡で背中を見る
- 背中を冷却する
- ケノンで脱毛する
- 冷却・保湿する
背中を脱毛するには背中に手を回す必要があるので、まずはストレッチが重要です。それ以外の手順に関しては、うなじ脱毛同様合わせ鏡で脱毛することになります。
より照射を効果的にするポイント
背中をうまく脱毛するには、以下のポイントに気を付けることが必要です。
- 自動モードを使う
- 少しずつヘッドを移動し、万遍なく照射する
- 背中の毛が濃い場合は剃っておく
- 照射レベルは弱くて良い
背中の毛は基本的に産毛なので剃らずに照射しても問題ありませんが、背中の毛が濃い人は剃った方が良いです。また産毛なら照射レベルが低くても十分脱毛できます。その方がカートリッジの無駄がありません。
Vラインの場合
ケノンではVラインを脱毛することも可能です。
Vラインのケノンのやり方
- Vラインの毛を剃る
- 冷却する
- ケノンで脱毛する
- 冷却・保湿する
やることは他の部位と同じですが、注意点があります。
Vラインを脱毛するときの注意点
Vラインは毛が濃い上に皮膚が敏感です。
- 他の部位よりしっかり冷却する
- まずは照射レベルを下げて試してみる
- 毛量や形を整える場合は全剃りする
- 連続ショットで痛みを軽減させることが可能
Vラインは痛みが強いので、痛みを軽減するためによく冷やす、照射レベルを落とす、連続ショットを使う、といった方法が有効です。
また、デザイン脱毛する場合も一度全剃りしてから照射した方がうまくいくでしょう。カミソリでデザインするのは難しく、中途半端に残った毛が焼ける可能性が高いです。全剃りすると脱毛部位がわからなくなるイメージがありますが、Vラインを剃ったとしても短い毛がチクチクと残るので十分わかります。
ケノンの効果的な使い方④最適な使用頻度・脱毛完了目安
ケノンの使い方で重要なポイントとして、使用頻度があります。使用頻度を無視して照射回数を増やしても、脱毛効果が上がらないだけでなくデメリットが発生します。
また、どのくらい脱毛完了するのか目安を知っておいた方が、モチベーションが上がりやすいでしょう。
ケノンの最適な使用頻度は2週間に1回
頻度を増やしても、脱毛効果が上がるわけではありません。使用頻度は2週間に1回にしておきましょう。なぜなら体毛には毛周期というものがあり、すべての毛が常に活動しているわけではないからです。
ケノンの照射が効くのは活動中の毛のみです。照射頻度を過度に増やしても、結局活動中の毛には十分効いたけれど眠っている毛にはまったく効いていない、という状態になります。
2週間に1回の頻度を守り、眠っている毛が活動し始めたタイミングでうまく照射タイミングを合わせるようにしていった方が、最終的に効率良く毛が抜けていきます。
毎日の使用は肌に悪影響
ケノンは黒い部分に反応し、毛を焼く仕組みです。毛と一緒に肌にも強い光が当たっているので、少なからず肌にダメージがあります。もちろん目に見えるほど大きな炎症ではないのですが、毎日使用すれば肌にダメージが蓄積されていくことになります。
小さな肌の赤みも回復する前に繰り返せば大きなダメージになっていきます。最悪の場合シミになってしまったり、跡が残ってしまう可能性があります。毎日ケノンを使用することは、非効率なだけでなく肌に不必要なダメージを与えることになるのです。
脱毛完了目安は3ヶ月後
照射レベルや毛量によって変わる
脱毛完了期間は照射レベルや毛量によって変わってきますが、早ければ3ヶ月程度です。少なくとも3ヶ月程度で変化を感じられるでしょう。逆に言えば最初から大きな変化を感じられるわけではないので、根気強く継続する必要があります。
定期的な使用で効果がでる
ケノンは使用頻度を増やしても効果はアップしませんが、逆に使用頻度が少なすぎても効果が出ません。定期的に使用することが重要で、定期的に使用しないと脱毛完了するまでの期間が長引きます。
ヒゲ脱毛は時間がかかる
ケノンの効果は毛があまり濃くない部位ほど早いですが、基本的にそこまで大きな差はありません。ただしヒゲだけは例外で、ヒゲ脱毛には時間がかかります。目安として、ヒゲだけ他の部位の倍くらいの時間がかかるケースもあります。
【カートリッジ別】ケノンのやり方・効果的な使い方
1.ケノンの眉毛脱毛器の特徴
ケノンの眉毛脱毛器は高周波脱毛器というもので、毛を挟んで電流を流すことで脱毛します。ケノンの眉毛脱毛器は別売りはしておらず、ケノンにセットで付属しています。
ただし、すべての期間眉毛脱毛器が付属されているわけではなく、時期によっては別のカートリッジが付属されているケースもあります。眉毛脱毛器はキャンペーンによる付属品なので、どうしても眉毛脱毛器が欲しい場合は複数の販売先をチェックし、キャンペーンを確認する必要があります。
たとえばケノンの販売店としては株式会社エムロック、アローエイト株式会社が有名ですが、エムロックで眉毛脱毛器のキャンペーンをやっていることもあれば、アローエイトで眉毛脱毛器のキャンペーンをやっていることもあります。
自分がケノンを購入したいと思った際に、どの販売店で眉毛脱毛器付属のキャンペーンをやっているか確認した方が良いでしょう。
1-2ケノンの眉毛脱毛器の使い方
効果的な使い方手順
ケノンの眉毛脱毛器の使い方はシンプルで、眉毛を挟んで7秒静止し、そこから引っ張って抜くだけです。肌に照射するわけではないので、冷やす必要もありません。このとき少し引っ張りながらやると毛が張るので毛母細胞に電流が届きやすくなり、脱毛効果が高まります。
目の近くへの照射 注意点
眉毛脱毛器は目の近くに使用することも可能です。たとえば眉毛の下の不要な毛を脱毛することも可能です。ただし目の近くなので目に当ててしまうことには十分注意する必要があり、万が一目に当ててしまうと大変危険です。
たとえばお子さんが後ろで遊んでいるときに眉毛脱毛器を使用すると、眉毛を挟んでいる間に背中にぶつかり、眉毛脱毛器が目に入ってしまう、という可能性もあります。
周囲の安全を確認し、手元が狂わない環境でご使用ください。
2.ケノン美顔器の特徴
ケノンの美顔器は脱毛器と同じ光を利用し、毛穴、たるみ、シミ、ニキビ、ニキビ跡を治す、というものです。エステで行われている、光フォトフェイシャルと同じ仕組みです。
2-2ケノン美顔器の効果
ケノン美顔器には以下のような効果があります。
- シミ、ニキビ、ニキビ跡、毛穴の黒ずみ、などを減らす
- 即効性があるものではなく、継続することで効果を発揮する
- 肌のターンオーバーを促す
ケノン美顔器では美肌効果が期待できます。ただし一回使用してすぐに効果が現れるわけではなく、脱毛器と同じで長期的に繰り返し使用することで効果を発揮します。
仕組みとしては肌に光で小さな腫れを作ることにより、肌の治癒機能を作用させます。これにより肌は少しずつ新しく生まれ変わり、美肌になるのです。ターンオーバーを促すことができます。
2-3ケノンの美顔器の使い方
効果的な使い方手順
ケノン美顔器の使い方は基本的に脱毛器と同じです。
- 使用部位の毛を処理する
- 冷却する
- ケノン美顔器を照射する
- 保湿する
使用後の保湿ケアが大事
ケノン美顔器は脱毛器同様光を照射するので、肌の表面の水分が蒸発します。肌が乾燥状態になっているので、保湿することで肌のダメージを軽減できます。
使用頻度は脱毛と同じ
ケノン美顔器の使用頻度は脱毛器と同じです。2週間の1回の使用が適切で、使用頻度を増やし過ぎても肌の回復が追い付きません。使いすぎると結果的に肌を追い込んでしまうことになり、美肌になるはずがかえって肌荒れに繋がってしまう可能性があります。
ケノン美顔器は使用頻度を守って適切に使用することで、美肌効果を得られます。
ケノンの効果的な使い方で気になるQ&A
ケノンはIOラインに使用できる?
ケノンは肌が黒い部分、粘膜に近い部分への使用は避けた方が良いです。IOラインは肌が黒く敏感でもあるので、ケノンの照射はおすすめしません。Vライン脱毛は可能ですが、黒ずみがある場合は照射をやめるか、照射する場合も照射レベルを落とした方が良いです。
ケノンはお風呂前後で使用していい?
お風呂前後のケノンは避けたほうがいい
ケノンのお風呂前後の使用は避けた方が無難です。理由は以下の通りです。
- お風呂上りは体が熱を持っている
- お風呂上りは肌が乾燥している
- お風呂前に照射してお風呂に入ると肌が乾燥する
お風呂上りは体が熱を持っているので、保冷剤で冷やしても冷やしきれません。また熱を持っているということは、乾燥している状態でもあります。その状態でケノンを照射するとより肌の乾燥、ダメージが強まってしまうため、避けた方が無難です。
またお風呂前にケノンで照射してからお風呂に入ると、体が熱を持つので乾燥、肌ダメージが強まります。
どうしてもの場合は入浴前がいい
どうしてもお風呂の前後にケノンを使いたいのであれば、入浴前の方が良いです。体が熱を持って乾燥している入浴後に照射するよりはダメージが少ないです。ただし入浴前にケノンを使用する際にも注意点があり、シャワーだけにする、入浴を短時間で済ませる、など工夫しましょう。
少なくとも、ケノンを照射した後に湯船に入るのは絶対に避けた方が良いです。
ケノンをお風呂場で使うのは絶対ダメ
まずないかもしれませんが、ケノンをお風呂場で使うのは絶対にNGです。水を介して感電する、濡れているので効きが悪くなる、ケノンが濡れて壊れる、といった悪いことしかありません。
ケノンはほくろにも使えるの?
ケノンはほくろには使えません。ケノンは黒い部分に反応するので、ほくろに使用すると肌が腫れてします。そのためほくろに生えている毛に使おうとするのは避けてください。
また、ケノンでほくろを焼きたいと思う人もいるかもしれません。ほくろを焼いて薄くすることは不可能で、単にダメージを与えるだけです。
脱毛後の注意点は何?
脱毛後は肌が敏感になっているので、日焼けには十分注意してください。ケノンを使った後に日焼けすることは、二重に肌にダメージを与えて乾燥を進めることになります。
また、脱毛直後の運動は避けた方が良いです。運動すると体が熱を持つので、ケノンでダメージを与えた肌表面の乾燥、ダメージが促進されてしまいます。少なくとも照射当日の運動は避けて、肌表面の熱がなくなり、ダメージが回復してから運動した方が良いでしょう。
ケノンの使い方を守って効果を発揮させよう
ケノンは使用方法を守って継続的に使用すれば、確実に効果の表れる脱毛器です。ただし即効性のあるものではないので、焦りは禁物です。効果が出ないと焦って使用頻度を増やしたり、誤った使い方をすると非効率なだけでなく怪我やケノンの故障につながります。
まずは正しい使用方法を理解し、継続使用を前提に、長い目を持って使い続けるようにしましょう。