ケノンの効果的な照射レベルは?部位ごとに徹底解説
ケノンの脱毛はサロンとは異なり自己責任です。もし照射レベルを違ったら、そう思うと不安ですよね。この記事そんな不安を解消するべく『照射レベルの段階』『部位別の効果的な照射レベル』『カートリッジや連続ショット』などについて紹介していきます。
目次
ケノンの照射レベルと部位別の効果について紹介
ケノンを実際に購入してみた人や、購入を考えている人の中には『使い方が難しい』『効果的な照射レベルがイマイチ分からない』という人も多いのではないでしょうか。
確かにケノンは自分で行う脱毛のため、照射レベルが合っているかどうか、どのレベルをどこの部位に使用すればいいかなど、分からなければ不安になりますよね。
この記事ではそんな疑問に応えるべく『ケノンの照射レベル』や『部位別の効果的な照射のレベル』『連続ショットやカートリッジの種類・特徴』などについて詳しく紹介していきます。
どこから始める?ケノンの照射レベルについて
ケノンの照射レベルは1~10までの10段階
ケノン照射レベルは1から10までの段階があり、肌質や好みによって照射レベルを設定することができます。最も弱いレベルが1で、最大が10です。照射レベルが上がるに従い、強さや得られる効果も上っていきます。
初めての使用は1~2の低レベルから
照射レベルが高いほど効果が得られるならと、初めから高いレベルで始める人がいるかもしれません。しかし、これはおすすめできません。
ケノンによる照射は多かれ少なかれ肌にダメージを与えますので、初めから高いレベルと行うと痛みや腫れなどの大きなダメージを肌に与えてしまう可能性があるからです。
速く効果を得たいからと焦らずに、まずは照射レベル1~2から初めてみることをおすすめします。
脱毛を実感したい場合は照射レベル5以上を使用
照射レベル1~2くらいでは肌に影響もなく、また効果も感じられないという人はもう少し照射レベルを上げてみるのも良いでしょう。
いきなり照射レベルを一気に上げるのは、肌への負担などから考えてもおすすめできませんので、徐々に上げていきます。個人差は当然ありますが、脱毛の効果を実感したいのであれば照射レベル5以上で行うと実感しやすいでしょう。
また、効果を強くしたい場合は7~10くらいで照射する人も多いようでしたので、自分が良いと思うレベルを調べてみて下さい。
部位別に効果的なケノンの照射レベルを紹介
照射レベル1~2
皮膚の強さや敏感さには個人差がありますので飽くまでも一般的な目安ではありますが、照射レベル1~2は以下の部位に使うと良いでしょう。
- 初めてケノンを使用する場合
- 皮膚の薄い敏感な部分
- 粘膜にほど近い部位
照射レベル1~2は最も弱いレベルですので、様子をみる意味合いで使います。
照射レベル3~4
照射レベル1~2よりも少し強い3~4レベルであれば、以下の部位に使うのが効果的でしょう。
- Vラインなどのデリケートゾーン
- 顔
顔への照射は少し怖いという人は、まずはレベル1~2から初めて見てみて、肌への刺激や異常がないことを確認してからこのレベルで照射することをおすすめします。
照射レベル5~7
照射レベル5~7は、弱いレベルの照射では効果が見えにくい場合での使用に向いています。このレベルを照射するのであれば、以下の部位に向いています。
- ヒゲや口の周辺
- 胸やお腹
- 8~10レベルを使う前段階
照射レベル8~10
照射レベル8~10の最大レベルでの使用は、以下の部位が向いています。
- ワキ
- 腕
- 背中
- 脚
- 手の甲
- 足の甲
- 指
ここで紹介した部位別の効果的な照射レベルは、飽くまでも目安です。毛の濃さや皮膚の敏感さ、毛根の強さや脱毛効果の出やすさなどは個人差があります。
また、部位だけではなく、初めての照射かそうでないかによってもまたレベルの強さは変わってきます。初回は肌へのダメージを考えて、少し低いレベルを設定するからです。以下に部位別の初回とそうでない場合の照射レベルの目安を表にしました。ぜひ参考にしてみて下さい。
初回のレベル | 通常のレベル | |
顔 | レベル1~2 | レベル3~4 |
ヒゲ | レベル3~4 | レベル5~7 |
VIO | レベル3~4 | レベル5~7 |
ワキ | レベル3~4 | レベル8~10 |
脚 | レベル5~7 | レベル8~10 |
腕 | レベル5~7 | レベル8~10 |
背中 | レベル5~7 | レベル8~10 |
お腹 | レベル5~7 | レベル8~10 |
何度も言いますが、上記の表は飽くまでも『目安』です。これを目安にして自分なりに照射レベルを試しながら、自分に合った基準を探すようにしましょう。
【部位・レベル別】ケノンカートリッジの種類
ケノンにはいくつかの種類のカートリッジが存在し、レベルや使用部位によってそれらを使い分けます。以下にカートリッジの種類と主な特徴を挙げていくので参考にしてみて下さい。
プレミアムカートリッジ
ケノンのカートリッジの中では最も寿命が長く、また照射口が広くて耐久性にも優れた構造となっています。
そのため価格面でも他と比べて高い傾向にありますが、寿命が長く、また身体のどの部位にも使えることを考えればコストパフォーマンスは決して悪くないでしょう。
エクストラ・ラージカートリッジ
ケノンのカートリッジの中で最も照射口が広いタイプとなっています。腕や足など身体の面積が広い場所や広い範囲の脱毛をしたい場合に向いています。
ラージカートリッジ
標準サイズのカートリッジです。女性であれば顔の産毛、男性であればヒゲの脱毛におすすめカートリッジとなっています。
また、指やデリケートゾーン、範囲の狭い部位や凹凸のある部位への使用に向きます。
ストロングカートリッジ
ケノンのカートリッジの中で、最もパワーが強いものになります。範囲は狭いですが男性のヒゲやワキ、デリケートゾーンなどへの使用に向いています。
毛量の多い場所に使うのにおすすめのカートリッジです。
スキンケアカートリッジ
美顔器専用のカートリッジで、ケノンの第2の機能であるスキンケアモードが使えるようになります。肌の乾燥やムダ毛処理による肌へのダメージや衰えが気になる人向けのカートリッジです。
プレミアム | エクストラ・ラージ | ラージ | ストロング | スキンケア | |
---|---|---|---|---|---|
値段(税込み) | ¥9,800 | ¥6,100 | ¥4,300 | ¥6,100 | ¥4,100 |
照射口 | 2cm×3.5cm | 2.5cm×3.7cm | 2cm×3.5cm | 1.5cm×3cm | 1.5cm×3cm |
特徴 | 長寿命・耐久性が高い | 照射口が広い | 凹凸がある部位に向く | 1番パワフル | スキンケアモードが使える |
レベル1の照射数 | 1,000,000発 | 200,000発 | 200,000発 | 85,000発 | 200,000発 |
ケノンの連続照射とレベルの使い分け方
1連続・3連続・6連続ショットがある
ケノンには自動ショットと手動ショットがあり、それぞれに連続ショットと呼ばれるモードが存在します。連続ショットとはその名の通り連続で照射する機能のことで、自動・手動共に1連続・3連続・6連続の3通りから選択出来るのです。
自動モードの場合は電子音が4回鳴り、5回目に設定した回数のショットが自動で照射されます。それに対して手動モードはディスプレイに『ボタンを押してください』という表示が出た後に、照射ボタンを押すことで設定回数のショットが照射されるのです。
手動モードの場合は照射ボタンを押しっぱなしにするか、途中でボタンを離すかによって連続照射の回数を調節できるので、最初は手動モードで行った方が良いかもしれません。
一般的には、ワンショットよりも連続ショットの方が肌に優しいと言われ、特に肌の弱い人は6連続ショットを選ぶと良いとされます。
しかし、連続ショットは照射数が多い分カートリッジの寿命も短くなるので、肌に問題がなければ1連続ショットの方がお得でしょう。
ショットの使い分け方
1連続・3連続・6連続の比較
ショットによりそれぞれ特徴があり、痛みやカートリッジの消耗具合など様々です。
1連続であればカートリッジの消耗が少ないですが、威力が強いため肌への負担も大きいのが難点です。逆に、6連続はカートリッジの消耗は大きいですが、肌への負担は1番少ないとされています。3連続は威力・カートリッジの消耗・肌への優しさのいずれも中間で、バランスに優れているとも言えます。
脱毛効果やの寿命を考えるなら1連続ですが、肌への負担を軽くしたいなら6連続、バランスを重視するなら3連続、というように使い分けるのがおすすめです。
1連続 | 3連続 | 6連続 | |
---|---|---|---|
強さ | 〇 | △ | × |
寿命の持ち | 〇 | △ | × |
肌への優しさ | × | △ | 〇 |
一番効果的なのは1連続ショット
連続ショットの中で最も脱毛に効果的なのは、『1連続ショット』と言えるでしょう。
1連続ショットはワンショットとも呼ばれ、最も効果を実感しやすい反面肌への負担も大きいモードです。
いち早く効果を得たいと考えている人には、おすすめのモードと言えます。
連続ショットが向く人
ケノンの連続ショットは、以下のタイプの人におすすめです。
- 痛みに弱い人
- 肌が敏感な人
- 肌への負担やダメージを抑えたい人
- 初めてのケノンを使う人
連続ショットは基本的に、『痛みを抑えて肌への負担を軽くする』ためのようです。
その為、連続ショットに向いている人は、痛みに弱い人や肌へのダメージを押さえたい人などが該当するでしょう。
1連続ショットが向く人
逆に1連続ショットに向く人は、以下のようなタイプです。
- 早く脱毛効果を出したい人
- 痛みに強い人
- カートリッジの消耗を抑えたい人
- 脱毛箇所が多い人
- 毛深くて照射の回数が多くなりそうな人
ワンショットは肌へのダメージさえ気にならなければ、効果も強くカートリッジの消費も少ないメリットの多いモードです。
その為、痛みよりも効果を重視する人や肌が強い人、又は毛深いので多くの照射を必要とする人などに向いていると言えるでしょう。
ケノンを高レベルで照射するときの注意点
①しっかり冷やして始める
ケノンは使用後に肌が熱くなるため、照射前に脱毛箇所を冷やします。それにより痛みを感じにくくさせる効果や、肌トラブルを抑える効果も期待できます。冷却材が付属しているので、それで脱毛箇所を10秒程度冷やしてから照射すると良いでしょう。
また、照射後に熱くなった肌を冷やすために使うのも良い方法です。もちろん付属の冷却材だけではなく、冷やせるものであれば何でもよいので自宅にあるものを使ってケアしても大丈夫です。
②日焼けをした後はできるだけ避ける
日焼けをした後にケノンの使用は出来るだけ避けてください。何故かというと、日焼けした肌は陽の光によるダメージを受けている状態だからです。
日焼けをすると、肌が赤く腫れた状態になります。そのような状態の肌に照射をしたら、余計に肌にダメージを与えてしまうのは言うまでもありません。使用時は日焼けをしていない箇所、または肌が日焼けから回復した後の方が無難でしょう。
③照射後のスキンケアを念入りに行う
照射が終わった後は、念入りなスキンケアや保湿を行ってください。
ケノンの使用は多少は肌にダメージを与えます。したがって、使用後に肌トラブルや痛み・腫れなどが起こらないように、照射後のアフターケアはしっかり行います。
ケアの仕方は人それぞれあるかもしれませんが、一例をあげるとすれば『保湿系の化粧水で患部を保湿する』『冷却シートなどで冷やす』『保湿クリームを塗る』などが挙げられます。
脱毛サロンやクリニックとは違い、何かあっても自己責任となってしまいます。後に肌トラブルで余計な費用を掛けないためにも、アフターケアは忘れないようにします。
④傷やニキビがあるときは控える
傷やニキビがあるときも使用を控えた方が良いでしょう。
傷はもちろん、ニキビもある意味、肌の傷といえます。肌に傷がある状態で、更に肌に多少なりともダメージを与える照射が良くないのは言うまでもないでしょう。
ケノンの使用はケガやニキビが完治した後に行ってください。
⑤ほくろやシミは隠して照射
ケノンの仕組みは、光が毛の黒いメラニンに反応することで熱が毛を伝って毛根に届くことで脱毛効果を得るものです。
ですので、ほくろやシミといった黒い部分がある箇所へ使用する場合は、そのほくろやシミを何かしらで隠してから行った方が良いでしょう。
そうでないと黒子やシミに光が反応して、分散して効果が落ちてしまう可能性があります。
また、同様の理由で日焼けして黒くなった肌への使用もおすすめはできません。
効果的なレベルで照射するためのケノンの使い方
照射口を常に綺麗にしておく
ケノンは照射口から発せられた光が、毛の黒いメラニンに反応することで効果が得られます。もし、照射口が汚れていたり塞がれていたら光が十分に肌に届かず、十分な効果を得られにくくなります。
きちんとした脱毛効果を得るためにも、ケノンの照射口は常にきれいに保っておきましょう。
適当なカートリッジを使用する
ケノンには数種類のカートリッジが存在し、それ種類によって特徴や使用部位などが異なります。
より高い効果を得るためにも、自分が使用したい部位や毛深さなどに応じたカートリッジを用いるようにして下さい。
例えば、パワーの強いカートリッジを皮膚の薄い部位や顔などに使えばダメージを与えやすくなります。また、逆に毛深い部位や毛が密集している部位にパワーの弱いカートリッジを使っても大きな効果は期待できないでしょう。
無駄撃ちをしてカートリッジや時間を浪費しないためにも、適切なカーリッジを使用します。
短期間での連続照射は避ける
ケノンによる脱毛効果が現れるまでの期間には個人差があります。いち早く効果を得たいと考える人は多いかもしれませんが、だからといって短期なんで何度も照射をするのは避けるべきです。
照射は少なからず肌にダメージを与えますので、そのダメージが癒える前に続けて照射を行えば、ダメージが蓄積されてより大きな損傷を肌に与えかねません。
例えば、肌の赤みや皮膚の腫れなど、なにかしらの大きな傷となってダメージが現れる可能性は十分に考えられます。
また、照射は毛の黒いメラニンに反応するものなので、基本的に成長期の毛にしか反応しません。
毛周期は1ヶ月サイクルなので、頻度は1~2週間に1回程度が最適でしょう。
毛を短く処理しておく
ケノンを使用する前は、使用箇所の毛を短く切っておくことを忘れないようにしましょう。
毛が長いままだと照射の光が分散してしまい、上手く脱毛できない可能性があるからです。またケノンの光は黒いものに反応するので、毛が長いままだと余計な部分にまで熱が通ってしまい、赤みが出る危険性もあります。
ケノンの脱毛の理想の毛の長さは、一般的に1~2㎜だとされています。毛の伸びる早さは人によって異なりますが、大体カミソリなどで除毛した後1~2日程度、もしくは朝髭剃りをした日であれば、その日の夜などに行っても良いでしょう。
部位ごとに照射レベルを使い分けて脱毛しよう!
ケノンを用いれば脱毛効果が期待できますが、飽くまでもそれらは正しい使い方をした場合です。
適切な手順を守り、使用用途に合ったカートリッジを使用するなど、正しい使い方をすること、そして続けることが脱毛効果をいち早く実感するために必要なことなのです。
脱毛の効果が現れるのには個人差がありますので、焦らずに地道に正しい方法を守って使用していきましょう。