ケノンでやけどした原因は?やけどしない正しい対処法や口コミを調査!
ケノンでやけどを負ってしまう原因を解説しその対策ややけどが起こってしまった場合の対処法を解説していきます正しい使い方を覚えればやけどのリスクは低くなります。ケノンを使用している人や、ケノンを購入しようか悩んでいる人はぜひ参考にしてみて下さい
目次
美顔器ケノンでやけどをすることがある?
ケノンは知名度が高く、大手通販サイトなどでも売り上げランキングの上位に入る家庭用脱毛器です。特殊な波長の光(フラッシュ)によって毛根に熱を与える方法で脱毛します。また、スキンケアカートリッジをセットすることで美顔器としても使用できるのが特徴です。
ケノンは家庭用脱毛器の中でも脱毛効果が高い反面、間違った使い方をするとやけどをすることがあります。そこでこの記事では、ケノン使用時のやけどの原因や注意点、対策方法を解説していきます。
ケノンでやけど?肌トラブルの原因とは
ケノンを使用していてやけどの症状が出てしまった場合は、いくつかの原因が考えられます。原因を把握して対策方法を覚えましょう。
①冷却が不十分
脱毛部位を保冷剤で冷却してから照射するのが、ケノンの基本的な使用方法です。
やけどが起こってしまった場合、照射部位の冷却が不十分な可能性があります。冷却時間を数秒、あるいは数十秒延ばしてから照射するように意識しましょう。
②照射レベルが高い
ケノンは10段階で照射レベルが照射でき、レベル10ともなるとかなり高出力のフラッシュが出ます。
サロンでは個人の肌質に合わせて照射レベルを調節してもらうことができますが、自宅で家庭用脱毛器を使用するときは、自分の肌質に合わない高出力での照射をしてしまっている場合があります。
肌が赤くなったり痛みが出たりする場合は、一度照射レベルを見直してみましょう。
③肌の状態が悪い
肌荒れやニキビがあるところにケノンを照射すると、フラッシュで発生する熱が集中してやけどのリスクが高まります。
日焼けした肌の場合も、濃くなったメラニン色素にフラッシュが反応してやけどの可能性が高まるため、照射を避けるようにしましょう。
④処理前の毛が長すぎる
ケノンによる光脱毛は、黒い色素に反応する光(フラッシュ)を照射し、毛根に熱を与えて弱らせていく仕組みです。照射場所の毛が長すぎると黒色の面積が増えているため、伝わる熱が強くなりすぎてやけどを負うリスクが高まってしまいます。
基本的には、使用の前日にカミソリで処理してから照射するようにしましょう。
フラッシュの効率を高めるためには、脱毛当日の毛の長さが1mm程度になっている状態が望ましいでしょう。
フラッシュはムダ毛のメラニン色素に反応して熱を発生させるため、照射前日にムダ毛の毛根ごと抜き取ってしまうような処理はNGとなります。毛抜きやブラジリアンワックスなどを用いての処理は行わないように注意しましょう。
⑤粘膜に照射している
肛門や陰部、鼻の中などの粘膜にはケノンは照射できません。デリケートゾーンを脱毛する場合は特に注意しましょう。
また、ケノンに付属している説明書のQ&Aによると、Vラインには使用が可能ですが、I・Oラインへの照射は避けるよう推奨されています。
使用者の中には、VIOへ照射を試したという人もいますが、製造メーカーが想定している使い方ではないため、炎症などのリスクが高くなってしまいます。
肌トラブルなく安全に脱毛するためには、メーカーが定める使用方法を守るようにしましょう。
ケノンでやけどをしないための事前対処法とは
ここからは、やけどが発生してしまったときの対処法を紹介していきます。
しっかり肌の冷却をしてから使用する
ケノンを使用する時は、脱毛したい部位を保冷材で冷却してから照射する、という手順を繰り返すのが基本となります。
照射する部位の冷却を怠ってしまうと痛みが強まり、やけどのリスクも高まってしまいます。
ケノンの冷却パックでは足りない場合がある
ケノンに付属している冷却パックでは面積が小さく、自分で思っている以上に照射部位を冷却しきれていない場合があります。
パックが小さいため冷却力が低く、肌の表面を冷やしても内側はまだ熱を持っていることが多いためです。
ケノンでやけどを避けるために最適な冷却パック
やけどを避けるためには、照射面積よりも広い冷却パックを使うのがおすすめです。付属の冷却パックを2個同時に使うのもよいですが、100均ショップで10センチ×10センチほどの大きさの冷却パックを購入して使うと、より効率よく肌を冷却していくことができます。
ケノンの照射範囲が約3センチ×1.5センチなので、最低でもそれよりは大きな保冷剤を用意するとよいでしょう。
長い毛を切っておく
照射前には毛を剃るのが基本です。剃らないとやけどのリスクが高まる他、光のエネルギーが分散してしまい、効率良く毛根に熱が伝わらなくなってしまいます。
照射の前日に、1mm程度の長さにカットしておきましょう。
ほくろを隠す
黒い部分や光を集中的に集めやすくなるため、ほくろには白いシールを貼って保護するか、ほくろの周囲は照射しないよう注意しましょう。
サロンやクリニックで脱毛する場合でも、ほくろがある箇所は脱毛不可となることが多いです。ほくろは、蓄熱式ダイオードレーザーを導入しているクリニックであれば照射を受けることができます。
ニキビの痕が悪化しないよう隠す
ニキビがあるところも同様に照射するリスクが高まります。あらかじめシールを貼るなどして熱が伝わりづらくなるよう意識しましょう。
ニキビが治るまでは、一旦その箇所を休ませておくなどの工夫をして効率良く脱毛しましょう。
やけどを防ぐためケノンの使用中・使用直後にすべきこと
ケノン使用中や使用後に意識しておくと良いことをまとめました。
ケノンの照射レベルは1からスタートさせる
部位にもよりますが、照射レベルは最初は1からスタートしていき、徐々に上げていきましょう。髭は8~10、その他の部位も5~8程度のレベルまで上げられると効率良く脱毛できますが、肌が弱い人はさらに下げたレベルで照射しましょう。
冷却をしながら使用する
ケノンでの照射前は小まめに冷却をおこないましょう。冷やすのと照射するのは交互におこなうのが基本です。時間がかかるからといって冷却を怠ると痛みが増して、肌トラブルの原因となります。
VIOへの照射はNG
VIOへの照射に関してですが、Vラインにのみ照射が可能となっています。I・Oラインは自分で処理するのは難しく、特に肛門は粘膜であるため、光が当たると炎症を起こす危険性が高くなっています。
Vラインは特にデリケートゾーンなので、事前・事後の保湿、冷却ケアをしっかりとおこないましょう。
ケノンを長時間利用しない
ケノンでの脱毛処理する場合は、同じ箇所に連続で照射するのはNGです。一通り照射し終わったら冷却して、長時間使用し続けないよう注意しましょう。
アフターケアにもしっかりと時間を割く必要があるため、基本的には1日1部位までしておくのがおすすめです。
使用直後は冷却・保湿ケアをしっかりとおこなう
ケノン使用直後は、冷却・保湿によるケアをしっかりとおこないましょう。特に肌が熱を持ち、乾燥によるあかみや肌荒れが起こりやすくなっています。化粧水などの保湿剤を使い、水分を与えましょう。
なるべく刺激を与えないよう、日焼け止めを使用する
フラッシュ照射後の肌は敏感になっています。照射後に長時間紫外線を浴びるのは肌にとって大きな負担になるため、日焼け止めをしっかりと塗っておきましょう。
直後の激しい運動も、汗による菌が繁殖しやすくなってしまい、基本的にはNGです。
ケノンでやけどした場合の対処法とは
ここではやけどをした場合の対処方を紹介していきます。基本的にはすぐに冷やして様子を見ましょう。
やけどをしたらまずは冷やす
やけどを負った場合はすぐに水道水で冷やしましょう。ヒリヒリした感じが引くまでは水道水で流し、落ち着いたら保冷剤に切り替えましょう。冷やす時間は、15~30分程度が目安です。指先や脚をやけどして、症状が重そうであれば1時間じっくりと冷却することでやけどの進行や痛みを抑えられます。
軽度のやけどには、薬も効果的
重度のやけどの場合は市販薬を付けずにすぐに皮膚科を受診しましょう。かゆみがある場合、赤いぶつぶつができたとき、ひりひりするような場合はやけど用の塗り薬を使用してもOKです。
オロナイン軟膏
オロナインは非常に万能な軟膏で、にきび、擦り傷、切り傷、軽度のやけどに効果的です。特に、やけどの場合は、患部に塗ってガーゼを当てておくと化膿を防げます。
様々な場面で役に立つので、持っていないのであれば1つストックしておくことをおすすめします。
毛穴の赤いプツプツは様子を見る
毛穴の赤いプツプツは、サロンで脱毛した場合でも出る症状の1つです。基本的には様子見で問題ありませんが、数日間経っても消えず、気になる場合は皮膚科を受診しましょう。
実際にケノンでやけどした人はいる?口コミを確認
ケノンで肌がヒリヒリした
ヒリヒリ感が残る感覚の人は多いようです。個人差はあるものの、脱毛効果を高めるためにはそういうものと捉えておく必要もあります。一晩経ったら治っていたという人もいました。
ケノンでやけどして跡が残った
思わぬ威力の高さにやけどしてしまったという人もいました。基本的にはいきなり照射レベルをマックスにせず、1から徐々に上げていきましょう。
デリケートゾーンの照射はなおさら弱い威力から徐々に試していかないと、やけどのリスクは非常に高まります。
冷やさないでケノンを使ったらやけどした
冷やしてから照射するのはケノンを使う上では基本です。面倒だからといってこの工程を省いてしまうとやけどや痛みで脱毛どころではなくなってしまいます。
ケノンでやけどが怖いなら脱毛サロン・クリニックへ
やけどが心配であれば、専門のサロンやクリニックに通うのも1つの手です。ここからは、サロン・クリニックで受けられるやけど対策について紹介していきます。
脱毛サロンのやけど対策
ジェルを塗って脱毛
一部のサロンでは、冷却ジェルを塗ってから光を照射していきます。それにより、肌が常に冷やされた状態となりやけどのリスクは低くなります。
機種によって塗る場合と塗らない場合がありますが、IPLという種類の脱毛方法の場合はジェルを塗って脱毛していく場合が多いです。
適切な照射レベルを見極める
サロンではプロのスタッフが肌質を見極めて照射レベルを調節してもらえます。家庭用の脱毛器に比べるとより細かい設定ができるため、個人に合ったパワーでの照射を受けることが可能です。
冷却機の大きさが違う
サロンの脱毛器には大型の冷却器が付いており、保冷剤を使って冷やすよりも効果的に肌を冷却できます。肌が冷え切らずに照射してしまいやけどを起こすといったリスクは非常に低くなります。
脱毛後のケアが丁寧
脱毛後はサロンのスタッフにより専用の保湿剤によって十分にケアを受けられます。肌や毛の悩みなども相談できるため自宅で自分でケアするよりも確実で安心です。
背中やI・Oラインなど、自分の身体では目視でチェックできないような部位でも、専門のスタッフならば安心して任せられます。
クリニックのやけど対策
医師・看護師が脱毛に当たる
クリニックではサロンと違い、医師・看護師が脱毛の照射を行います。そのため、肌トラブルややけどに対する知識も深く、安心して照射を受けることができます。
きめ細やかな照射レベル
クリニックでの照射でサロンとの大きな違いは出力の強さです。高出力のレーザーにより高い脱毛効果が期待できます。また、脱毛器は照射レベルが細かく分かれており、肌質によって細かい設定が可能です。
トラブルの際は診察可能
クリニックは医療機関でもあるため、トラブルがあった際は即医療行為が受けられるのが最大のメリットです。もちろん、肌質に合わせて照射してもらえるので、トラブルのリスクは低くはなりますが、万が一なにかあった場合でも診察を受けられるのは安心できます。