トリア脱毛器の使い方は簡単?効果的な使い方を徹底解説!【レーザー脱毛】
トリアの使い方は、すぐに覚えられて誰でも操作できるほど簡単です。この記事では、自宅で効果的に脱毛するための使い方のコツを解説します。注意点や、お手入れ方法も紹介するので参考にしてください。トリアのホームケアでプロ並みの脱毛を目指しましょう。
目次
家庭で脱毛できる!トリアの使い方とは?
トリアは、自宅で手軽に全身脱毛ができる、ユニセックス対応の家庭用レーザー脱毛器です。クリニックに行かずとも、自宅で好きな時間に低コストで脱毛できます。片手でムダ毛処理が行えるトリアですが、正しい使い方をマスターしなければ効果が実感しにくいです。
そこで、事前の準備からメンテナンスまで、トリアの使い方をまとめました。動画も参考にしながら、クリニック並みの仕上がりを目指してみましょう。
【トリアの効果的な使い方】準備編
まずは、トリアの脱毛効果を高めるために、照射前に行う準備があります。仕上がりをキレイにしたり、肌トラブルを防ぐために大切なポイントを挙げていきます。
使用可能部位を確認する
トリアで脱毛できる部位を確認して、照射による思わぬ肌トラブルを避けるようにしましょう。自己判断で照射してしまわないよう、事前にチェックしておいてください。
使用できる部位 | 使用できない部位 |
---|---|
顔(鼻より下) | 額 |
背中 | 眉とその周辺 |
胸 | 目とその周辺 |
腹部 | こめかみ |
ワキ | 頬骨 |
腕 | 耳 |
手 | 鼻腔 |
ビキニライン | 乳輪・乳首 |
脚(太もも・ひざ・すね) | I/Oライン |
足 | ホクロ・シミ・日焼けなどの色素が黒い箇所 |
トリアの脱毛範囲は、ほぼ全身です。しかし、顔の鼻から上やI/Oライン、乳首などの色の濃い部位には使用できません。鼻の上は目の近くで照射することになり、レーザーで目に負担をかけてしまうリスクがあります。
また、粘膜に近いI/Oラインは、粘膜にダメージを与える可能性があるため使用不可です。ホクロやシミ、日焼けなどの色素が黒い箇所も、レーザーがメラニン色素に集中して炎症を起こす恐れがあるので使用できません。
肌トラブルの可能性がある箇所は無理に照射せずに、どうしても必要な場合は脱毛クリニックに相談してみましょう。
脱毛部位のムダ毛処理
効果を高めるためにも、トリアを使用する前は照射部位のシェービングが必要です。毛根にレーザーが届きやすくなるので、効率よく毛乳頭を弱らせることができます。何日も前に剃ってしまうとまた伸びてしまうので、照射の1日前に整えておくと丁度良いでしょう。
カミソリでシェービングをするときは、肌にできるだけ負担をかけないようにジェルやクリームなどのシェービング剤を塗り、毛の流れに沿ってシェービングをします。
電気シェーバーを使うときは、毛の流れに逆らうようにシェービングしてください。電気シェーバーの場合でも、乾燥が気になる方はシェービング剤を塗っておきましょう。
カミソリは充電の必要がなくいつでもシェービングできますが、電気シェーバーの方が肌に負担をかけません。髭やボディにも使用できるマルチ機能の電気シェーバーであれば、より便利です。
肌の調子を確認する
クリニックよりも低い出力のトリアですが、レーザー照射に変わりありません。そのため、照射前には自分の肌の調子をチェックすることが大切です。
少なからずレーザーで肌に負担をかけるので、既に肌トラブルがある場合はさらに悪化させてしまう可能性があります。無事に脱毛するためには健康な肌に照射する必要がありますので、肌に異常があるときは完全に回復するまで照射を控えましょう。
テスト照射を行う
トリアには5つの照射レベルがあります。最初に使用するときは、まずレベル1から照射して肌に異常が起きないか確かめてください。必要以上に高いレベルで照射をすると、肌にダメージを与えてしまいます。
また照射部位によって毛質や毛量が異なるので、部位ごとにどのくらいの照射レベルが適切なのかもテスト照射で知ることができます。部位によっては照射レベルが足りないと効果が出にくいので、肌に無理がかからない範囲で調整しましょう。
充電を満タンにしておく
充電式のトリアは、フル充電に2時間ほどかかります。そのため使用する前にゆとりをもって充電しておくと安心です。トリアは充電しながら使用できないため、使用後は充電する習慣をつけておくと、次回は好きなタイミングで脱毛できます。
また、充電中のファンの音が気になるときは、サイレンスモードで充電することもできます。充電時間は通常モードより長くなりますが、充電の雑音でテレビや電話の話し声を妨げることがありません。
【トリアの効果的な使い方】照射編
脱毛前に準備をチェックした後は、トリアの効果的な使い方を紹介します。操作から肌に安全な照射方法までを下記にまとめました。
基本的な操作
- 照射する部位のムダ毛をシェービングする
- ムダ毛を洗い流す
- 肌についた水分をタオルで拭き取る
- 照射テストを行う
- 照射レベル1から始める
- 「ピッ」という発信音がしたら照射口を次の箇所に移動する
- 照射レベルは無理のない範囲で調節しながら照射を行っていく
- 痛みを感じる場合は必要に応じて保冷剤をあてる
- 照射後は保湿ジェルなどで肌をたっぷり潤わせる
特に初めてトリアを使用するときは、レベル1から照射することが基本です。いきなり高レベルで照射すると、肌が赤くなったり痛みが起こる原因となるので気をつけてください。
レベルをアップするごとに2倍以上のパワーを上げることができます。強い出力で効果的に脱毛ができますが、まずは肌がどう感じるかを優先にレベル調整をすることが大切です。
2週間に1回の使用
最初の3か月は、2週間に1度のペースで照射すると脱毛効果が出やすく、はっきりとわかるほどのムダ毛減少が期待できます。
しかし、肌の調子が良くなかったり、ニキビや傷などがあったりするときは、無理をせずに照射を延期しましょう。3ヶ月以降も肌の調子を第一に考えながら、負担のない脱毛をすることが大切です。
隙間ができないように照射
トリアの照射口は直径1cmの丸いフォームです。小さいので、特に広範囲に照射をするときは小刻みにトリアを移動することで照射漏れを避けることができます。
隙間なく照射するには、照射口の半分(5mm)程度をずらしながら照射するのがコツです。ムダ毛が密集しているビキニラインや脇の下はとりわけ丁寧に照射するとよいでしょう。
腕や足などは事前にスキンマーカーなどで区分けをしておくと照射しやすいです。ただし、黒などの濃い色のマーカーは炎症を起こす恐れがあるのでNGです。
照射漏れを起こすと脱毛期間が長引いてしまうので、時間にゆとりを持って行うようにしてください。
耐えられる強いレベルでの照射
レーザー出力が高いほど効果が高まるので、無理のない範囲でレベルを上げると効率が上がります。しかし、我慢できないほどのパワーアップは肌の炎症の原因になるので避けましょう。
照射テストで肌に負担をかけないレベルを確認しながら、無理のない脱毛をすることが大切です。レーザー後の回復も早くなり、スピーディーな脱毛完了につながります。
肌トラブルを防ぐために冷やす
とりわけ初めて照射をするときや敏感肌の場合は、保冷剤をあてながら行うと痛みや赤みを軽減することができます。トリアには冷却機能が搭載されていないので、あらかじめ用意しておくと安心です。
また照射後もヒリヒリを感じるときは、保冷剤で肌を冷やします。炎症が軽くなるまで行ってください。3日経っても赤みが消えないときは、医師に診断してもらい、次回の脱毛予定についても相談しましょう。
【トリアの使い方】使用頻度について
簡単に脱毛できるトリアですが、適切な使用頻度をチェックすることも大切なポイントです。自己判断で行ってしまうと、効果が半減するだけでなく肌に負担をかけるだけなので気をつけてください。
最初の3ヶ月は2週間に1回
3ヶ月間は2週間ごとにこまめに照射することで、脱毛効果が実感しやすくなります。そのため、しっかりスケジュールを組みながら照射をすると良いでしょう。
クリニックのように予約を入れたり通院する必要もなく、マイペースでお手入れができます。
3ヶ月以降は必要になったら
一定期間でムダ毛を処理した3ヶ月後は、以前のように2週間ごとに行う必要はありません。照射漏れがあったり、ムダ毛が気になるようになったら照射する程度で良いでしょう。
また毛周期が乱れているときも、ふとムダ毛が生えてくる可能性があるので必要に応じて照射してください。
特にムダ毛がないのに照射をしても、ムダ毛予防になるわけではりません。肌への余計な負担を抑えるためにも、適度に照射するようにしましょう。
使用頻度は安全のために守る
最初の3ヶ月間は、基本的に2週間に1度の間隔で行います。しかし脱毛効果が実感できても、肌には負担がかかっていくものです。すぐに回復できることもありますが、人によっては時間がかかることもあります。
回復が遅い場合は、照射間隔を3週間に伸ばすことも大切です。自分の肌の状態に合わせて、臨機応変に照射スケジュールを立てるようにしましょう。また、脱毛効果をチェックしながら、照射レベルを一段階下げてみるのも良いです。
頻度が上がっても効果は変わらない
毛には毛周期というものがあり、脱毛に有効なのは成長期の毛です。一度成長期の毛を照射をしたら、また伸びてくるのを待つことになります。照射期間に一定の間隔を設けるのはそのためです。
したがって照射を毎日行っても、実際には意味のない照射になってしまいます。肌にも無駄に負担をかけますし、下手をすると肌トラブルを起こす原因にもなるので、決められた間隔を守るようにしましょう。
毛周期とは
毛周期とは、成長期、退行期、休止期のサイクルのことを言います。中でもメラニン色素が最も濃くなっている成長期の毛は、レーザーに反応しやすいです。
また、成長期の毛は全体の20%だけなので、完全に脱毛をするには最低5回繰り返し照射をすることが必要です。サロンやクリニックで最低でも5〜6回コースを設定しているのもこのような理由にあります。
もちろんレーザー脱毛器であるトリアにも成長期の毛が有効です。ただセルフケアで行うため、しっかり自己管理をして効率良い脱毛をしてください。
【トリアの使い方】脱毛にかかる回数・期間
トリアで脱毛する際の照射回数や時間の目安を確認しておきましょう。ここでは部位別に必要な照射回数と時間、期間を表にまとめました。
部位別|照射回数と時間
照射部位 | 1回あたりの照射回数 | かかる時間 |
脇 | 片方150回 | 片方7〜8分 |
Vライン | 片方300回 | 片方13〜15分 |
鼻の下 | 40回 | 3〜5分 |
太もも | 片方700回 | 片方45〜50分 |
膝下 | 片方700回 | 片方45〜50分 |
面積が広い部位になると照射回数も多くなり、時間もそれなりにかかります。トリアはフル充電で500〜600回照射できるので、太ももや膝下は2セットに分けた照射が必要です。
いずれの照射回数や時間はあくまでも目安です。剛毛だったり、毛の量が多かったりすると脱毛にかかる時間が長くなります。
脱毛にかかる期間
お手入れ期間 | ムダ毛の減少 |
---|---|
1回目から3週間後 | 61% |
2回目から3週間後 | 70% |
3回目から1ヶ月後 | 60% |
3回目から1年後 | 33% |
1回目から3回目の照射にかけて高い脱毛効果を期待できます。とりわけ2回目の照射時がピークとなり、ムダ毛の減少を実感しやすいです。
トリアが最初の3ヶ月間、集中的に脱毛を勧めるのは、表の脱毛効果から明確にわかります。
【トリアの使い方】NG行為
肌が濃い場合は使用を控える
毛乳頭やメラニン色素に反応するトリアは、日焼けなどで肌が濃い場合は使用できません。また、乳輪や乳首、ホクロにも反応してしまうので、照射しないように気をつけます。
肌トラブルを避けるため、色の濃い部位に生えている毛は脱毛できません。日焼けの場合は色が落ち着くまで時期を待ちます。
乳輪などの細かな箇所はデリケートなので、無理に自己処理で照射しないようにしてください。どうしても気になるときは、先端の丸いハサミで軽くカットして目立たせなくすることができます。
照射してはいけない部位
トリアで照射できる部位と照射してはいけない部位を確認して、安全な脱毛を心掛けるようにしましょう。
OK部位 | NG部位 |
---|---|
鼻 | 額 |
口 | 眉毛 |
あご | 目 |
顎下 | まぶた |
頰 | まつ毛 |
もみあげ | こめかみ |
背中 | 頰骨 |
胸 | 鼻の穴 |
腹部 | 乳首 |
ワキ | 乳輪 |
腕 | I/Oライン |
手 | 濃いシミ |
ビキニライン | 日焼け肌 |
脚 | ホクロ |
足 | ケミカルピーリング後の肌 |
トリアと一緒にしてはいけない行為
初めてトリアで脱毛を行う6週間前は、毛抜きやワックス脱毛などの自己処理は避けます。処理前のシェービングは可能ですが、毛抜きやワックスは肌や毛根周辺の組織にダメージを与えるので、すぐにトリアで照射をしてしまうと肌トラブルにつながります。
またケミカルピーリングで毛穴を洗浄する必要はありません。むしろ肌に負担をかけてしまうので、通常の洗顔やボディソープでの洗浄を行ってください。
【トリアの使い方】お手入れについて
快適な脱毛をするためには、トリアの正しいメンテナンス法を知ることも重要です。
電源はoffにしてからお手入れをする
トリアの掃除をするときは電源を切り、コンセントからプラグを抜いてから行うようにしてください。掃除中にレーザーが誤作動して目に入ってしまうリスクを避けることができます。
また、トリアは防水機能を搭載していません。本体を丸ごと水洗いすると故障の原因になるので、乾いた布などで汚れを拭き取るようにしましょう。
照射レンズを傷つけないようにお手入れする
お手入れをするときは、照射口にある照射レンズをゴシゴシ擦ってダメージを与えないようにしてください。照射レンズが傷つくと、レーザーをしっかり毛根に届けることができません。
また、レンズが変質しないように洗剤などを直接スプレーするのも控えます。さらに照射口を鋭利な道具で掃除をするのは破損の原因になるのでやめましょう。
クリアな照射レンズを維持するためには、マイクロファイバーなどの柔らかい布で軽く拭く程度で十分です。汚れも簡単に除去できるので、レンズに余計な負荷をかけず効率よいお手入れができます。
水濡れ厳禁
うっかりトリアや充電アダプターを水で濡らしてしまったときには、感電のリスクが高まりますので、使用を控えてください。電源ボタンを押さないように気をつけて、濡れた部分をしっかり拭き取ります。
そのあとトリアサポートセンターに連絡を入れて、適切な指示を受けるようにしましょう。一度濡れてしまった本体や電源アダプターは、乾いたようでも内部に水が浸透している場合があります。決して自己判断を行わずに、サポートセンターの回答を待ちましょう。
長期保管の場合
脱毛効果が実感でき、しばらくトリアを使用しないときは、箱に入れて保管してください。しかし、長期間そのまま放置しておくと、充電機能が劣化する場合があります。
次回使用するときに速やかに充電できるよう、定期的に充電するようにしてください。使用しなくてもトリアを完全に眠らせないことで、いつでもスタンバイ状態を保つことができます。
トリアの使い方を知って効果的に脱毛しよう
セルフケアで効果的な脱毛ができるトリアの使い方を、様々なポイントでご紹介しました。それぞれ正しい使い方を守りながら、快適な脱毛をしてください。
使い慣れるのは良いことなのですが、いつの間にか適切な使用方法を外れた自己流になってしまうことがあります。そのときは、もう一度使い方を見直してみましょう。
脱毛器を正しく使って肌トラブルのない仕上がりにしてこそ、スッキリ爽快な脱毛を実現することができます。