鼻毛カッターの失敗しない使い方は?おすすめの鼻毛カッターも紹介!
鼻毛を処理するのに便利な鼻毛カッターですが、正しい使い方や手入れの方法はあまり知られていないのではないでしょうか。この記事では、鼻毛カッターの種類や使い方について詳しく紹介していきます。鼻毛処理に悩んでいる方はチェックしてみてください。
鼻毛カッターの正しい使い方を紹介
種類別正しい使い方
鼻毛カッターには、大きく分けて手動式と自動式の2種類があります。ここでは使い方のコツや手入れの方法について解説します。
便利な鼻毛カッターですが使用時の注意点があるので、しっかり確認しておきましょう。
手動式鼻毛カッターの使い方・コツ
手動式鼻毛カッターとは、その名の通り「自分の手で刃を動かす鼻毛カッター」のことを指します。
使い方としては、まず片方の鼻の穴に鼻毛カッターを差し込みます。カッターと言っても刃は内側に付いているため、鼻の中を傷つける心配はありません。
鼻にカッターを入れた後は、取っ手の部分を握るとカッターが回転して鼻毛をカットしていきます。構造上、一度の回転で鼻全体の毛を切ることができるため、これを両方の鼻で繰り返すだけでカットは完了となります。
自動式 鼻毛カッターの使い方・コツ
自動式鼻毛カッターとは、「電動で刃が動き鼻毛を切るタイプの鼻毛カッター」のことを指します。
使い方は、まず鼻の穴に鼻毛カッターを差し込むところは手動式と同じです。
次に、スイッチを押すことで刃が自動で動き始めるため、あとは鼻の内側にカッターを押し当てることで鼻毛を切ることができます。
鼻毛を切る際のコツとしては、鼻の穴に沿って円を描くようにカッターを操作していくと、切り残しが少なくまんべんなくカットすることができるでしょう。
手入れ方法
鼻毛カッターを使うことで簡単に鼻毛を切ることができますが、使ってそれで終わりというわけではなく、長く使い続けるためには手入れをすることも重要です。
そこで、ここからは鼻毛カッターの手入れ方法について種類ごとに説明していきます。
手動式鼻毛カッターの手入れ
手動式の鼻毛カッターの手入れにおいて、もっとも大切なのは使用後に水洗いをすることです。
鼻毛カッターは鼻の穴に入れて使うもののため、清潔さを保つためには使うたびに毛や汚れをしっかりと洗い流す必要があります。
手動式の鼻毛カッターにはステンレス製のものが多いため、水洗いしても錆びにくくなっています。ただし、絶対に錆びないというわけではなく、水垢などが付着する可能性もあることから、水洗い後はよく水気を拭き取った方が良いでしょう。
自動式 鼻毛カッターの手入れ
自動式の鼻毛カッターは電化製品のため、手動式のものよりも手入れが若干複雑になっています。
箱や説明書に手入れ方法が載っている製品も多いので、メーカーが指定する方法に従って手入れをするのが良いでしょう。
自動式鼻毛カッターも汚れや毛を落とすのが手入れの内容となりますが、中には水洗いができない製品もあります。水を使えない製品には掃除用ブラシなどが付属していることが多いため、それらを使って手入れをすることになります。
使用時の注意点
鼻毛カッターはそれほど使うのが難しい製品ではありませんが、使用時にはいくつか注意すべき点もあります。
特に鼻毛は、空気中の汚れや病原体を体内に入れることを防ぐ役割があり、体を守る重要な機能を持っています。
そのため、いわゆるムダ毛とは違って、「無造作に全て切ってしまえばいい」というものではありません。
そこでここからは、鼻毛カッターを使う際に注意すべき点をカッターの種類ごとに紹介していきます。
手動式鼻毛カッターの注意点
手動式の鼻毛カッターは刃が内側に付いており、鼻の穴を傷つけにくくなっています。
ただし、鼻の穴は粘膜になっていて傷つきやすいため、刃が当たらなくても乱暴に鼻毛カッターを動かすと傷ついてしまう可能性があります。
そのため鼻毛を切るときは、鼻の中を傷つけないよう、慎重に鼻毛カッターを扱った方が良いでしょう。
自動式鼻毛カッターの注意点
自動式鼻毛カッターは、手動式のものと比べて毛を短く切りやすいものが多くなっています。
しかし、それは裏を返すと鼻毛を切りすぎてしまう可能性があるということです。
鼻毛をあまりに切りすぎてしまうと、空気中の有害な物質を防ぐことができず、鼻の中に炎症が起きたり、病原菌を体内に入れてしまう危険性があります。
そのため、自動式鼻毛カッターを使う際には鼻毛を短く切りすぎないよう気を配る必要があります。
手動式と自動式のメリット・デメリット
手動鼻毛カッター
メリット
- 電池が不要
- 水気に強い
- 音がしない
手動式鼻毛カッターのメリットは、主にこのようなものです。
手動式の鼻毛カッターは自分の力で刃を動かすため、電源が必要ないことです。そのため、電池切れやコンセントの有無などを気にすることなく、いつでも手軽に使うことができます。
また、電化製品ではないため水気に強いというのも利点です。気軽に水洗いができるのはもちろん、鼻毛カッターは洗面所など水回りで使うことが多いため、水による故障を気にする必要がないのは大きなポイントでしょう。
自動式鼻毛カッターには意外と大きな音がする製品もありますが、手動式であればほとんど無音で使えるため、使用音が隣の部屋に聞かれにくいというのもメリットに感じる方は多いでしょう。
デメリット
- 短く切れない
- 鼻の中を切ってしまう可能性がある
手動式鼻毛カッターのデメリットとしてあげられる点は、構造上、毛を一定の長さより短く切れないようになっていることです。
多くの製品では鼻毛を十分な短さに切ることができますが、「もっと短く切りたい」と思ったときはハサミなどで処理する必要があります。
また、手動式鼻毛カッターは鼻の中に刃が触れないようになっていますが、人が動かすものであるため、使い方によっては鼻の中を切ってしまう可能性もあります。
自動鼻毛カッター
メリット
- 楽にカットできる
- ケガの恐れが少ない
- 鼻毛を短く切れる
自動式鼻毛カッターは刃が電動で動くため、手動式のものと比べてカットが簡単になっています。また、刃の動きが鼻を傷つけないよう計算されていることから、手動式の鼻毛カッターと比べてもケガの恐れは少ないです。
手動式よりも、鼻毛を短く自由に切ることができるのも自動式鼻毛カッターのメリットと言えるでしょう。
デメリット
- 電池交換や充電が必要
- 水で故障する可能性がある
自動式鼻毛カッターのデメリットは、電動ゆえに電気がなければ動かないことです。
電池式のものであれば定期的に電池を交換する必要があり、充電式のものであっても、使用前に充電を済ませておく必要があります。
電池代や電気代がかかるのはもちろんですが、使いたい時に電池や電源がなくて動かない可能性があるのも自動式鼻毛カッターの難点です。
また、電化製品のため水に弱く、水回りでの扱いには注意が必要です。中には水洗いができない製品もあり、そういったものに関しては手入れが億劫に感じることもあるかもしれません。
使い方付き!おすすめの鼻毛カッター
自動式鼻毛カッターの特徴
自動式鼻毛カッターは、現在販売されている鼻毛カッターの主流となっているタイプです。
電化製品のため手動式よりも価格は高いものが多いですが、中には手動式よりも安価なものもあり、機能や価格によって幅広い商品が世に出回っています。
フィリップス ノーズトリマー シリーズ1000
比較項目 | 説明 |
---|---|
メーカー | フィリップス |
価格(アマゾン) | 7980円 |
電源方式 | 単三乾電池 |
水洗い | 可 |
付属品 | 保護キャップ |
フィリップス ノーズトリマー シリーズ1000は、電池で動く自動式鼻毛カッターです。
価格は鼻毛カッターとしてはやや高めですが、鼻毛だけでなく耳毛の処理も可能な便利なカッターとなっています。
本体をまるごと水洗いすることが可能で、清潔な状態を保ちやすいです。独自の構造で毛の引き抜きや鼻への切り傷を防止するなど、値段に見合った高性能で使いやすい鼻毛カッターと言えるでしょう。
ニトリ 鼻毛カッター(AS-0959)
比較項目 | 説明 |
---|---|
メーカー | ニトリ |
価格(公式サイト) | 462円 |
電源方式 | 単四乾電池 |
水洗い | 不可 |
付属品 | 保護キャップ・清掃用ブラシ |
ニトリ 鼻毛カッター(AS-0959) は、462円と自動式としては非常に安価な鼻毛カッターです。サイズは小さめで取り回しがしやすく、旅行先への持ち運びにも適しています。
専用の清掃用ブラシが付属しているため手入れをするのに便利です。本体の水洗いには対応していませんが、刃だけを取り外して水洗いすることができます。
パナソニック エチケットカッター ER-GN50
比較項目 | 説明 |
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メーカー | パナソニック |
価格(公式サイト) | 2419円 |
電源方式 | 単三乾電池 |
水洗い | 可 |
付属品 | 保護キャップ・清掃用ブラシ |
パナソニック エチケットカッター ER-GN50は、鼻だけでなく耳や眉、ひげの手入れにも使えるように作られたフェイスケア用のカッターです。
カットした毛を吸い込む「毛クズ吸引」機能が搭載されており、カット後に周りを汚さないだけでなく、鼻の中に残った毛を吸い込むこともできます。
本体の水洗いに対応しており、さらに掃除用ブラシが付属しているので手入れもしやすいなど、全体的に使いやすい鼻毛カッターだと言えるでしょう。
手動式鼻毛カッターの特徴
手動式鼻毛カッターは、自動式に比べると出回っている商品は少ないものの、いつでも手軽に扱えることなどから愛用している方も多いようです。
中にはそのガジェット的なデザインに魅力を感じる方もいるようで、知る人ぞ知るタイプの鼻毛カッターと言えるかもしれません。
Groom! スッキリ鼻毛カッター
比較項目 | 説明 |
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メーカー | 貝印 |
価格(アマゾン) | 1286円 |
材質 | 本体/ステンレススチール,グリップ/ABS樹脂 |
サイズ | 145mm×60mm×28mm |
付属品 | 無 |
Groom! スッキリ鼻毛カッターは毛を挟んでカットするタイプの鼻毛カッターで、カッターと土台の間に鼻毛を挟み込むだけのシンプルな構造になっています。
材質は、グリップ以外がステンレス製のため、水に濡らしても錆びにくく、使用から手入れまでが容易な鼻毛カッターと言えるでしょう。
関孫六 回転式鼻毛カッター
比較項目 | 説明 |
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メーカー | 貝印 |
価格(アマゾン) | 1111円 |
材質 | 外軸/鉄(クロムメッキ仕上)、内軸/ステンレススチール |
サイズ | 50mm×140mm×24mm |
付属品 | 保護キャップ・清掃用ブラシ |
関孫六 回転式鼻毛カッターは回転式の鼻毛カッターで、グリップを握ることで中の刃が回転して鼻毛を切ることができます。
関孫六というのは刀鍛冶の銘で、伝統の技術が用いられた刃は切れ味抜群です。
もちろん水洗いが可能な上、専用の清掃用ブラシも付属しているため、手入れに困ることはないでしょう。
鼻毛カッターで怪我を防ぐために気を付けること
専用のカッターを使う
鼻毛をカットするときに怪我を避けたいのであれば、専用に作られた鼻毛カッターを使うべきです。
やろうと思えば、一般的な文房具のハサミなどでも鼻毛を切ることはできます。しかし、専用の鼻毛カッターと違い、そのような刃物は鼻を傷つけないような構造になっていません。
鼻の中は粘膜のため非常に傷つきやすく、少し刃物が触れただけでも切り傷ができてしまう可能性があります。
よって鼻毛を切る際には、鼻を傷つけないように作られた専用の鼻毛カッターを使うのがよいでしょう。
奥まで切りすぎない
鼻毛には空気中の異物を排除する働きがあるため、切りすぎてしまうと体の免疫機能が低下してしまう恐れがあります。
また、この「切りすぎる」というのは短さだけの話ではなく、鼻の奥まで毛をカットしない方がいいという意味でもあります。
鼻の奥の粘膜に生えている鼻毛は、異物を排除する役割だけでなく、匂いを嗅ぎ取る役割も持っています。そのため、鼻の奥の毛を切ってしまうと、匂いを上手く判別できなくなる可能性があります。
鼻の奥の毛は外から見えることもないため、無理に奥の鼻毛までカットするのはやめたほうがいいでしょう。
手動式は巻き込みに注意
鼻毛カッターの中でも、特に手動式のものは鼻毛を切断しきれずに巻き込んでしまうことがあります。
巻き込まれた鼻毛は根元から抜け、鼻の粘膜を傷つけることにもつながるため、鼻毛の巻き込みはできる限り避けたいものです。
カッターに鼻毛が巻き込まれてしまうのは、刃の速度が足りないために、毛が切れずに絡んでしまうのが主な原因です。
そのため、手動式の鼻毛カッターを使う際には取っ手を素早く握り、刃を早く回転させるように心がける必要があります。
鼻毛カッターは正しい使い方で安全に処理しよう
この記事では鼻毛カッターの種類やそれぞれの特徴、使用時の注意点などについて説明してきました。
鼻毛カッターは手軽に鼻毛を切ることができる便利な製品ですが、使い方次第では鼻毛を切りすぎたり、鼻の穴を傷つけてしまう危険性もあります。
手動式と自動式でそれぞれ使い勝手が違うため、自分の目的や用途に合った鼻毛カッターを選び、正しい使い方で鼻毛を処理するようにしましょう。