ムーモ(moomo)で髭脱毛できない?NGな理由や口コミ体験談を解説!
SNSで話題になっている除毛クリームmoomo(ムーモ)で髭(ひげ)の除毛は可能かどうかを徹底検証しました。髭と他の部位のムダ毛・肌の違いも詳しく解説。ムーモでの髭の除毛を考えている人は必読です。ムーモで除毛できる部位とお得な購入法も紹介します。
目次
ムーモで髭(ひげ)脱毛できるか知りたい
5分間の放置時間で男性の剛毛も除毛できるムーモ。これを髭に使えたら、と思う男性は少なくありません。
しかし、一般的に除毛クリームを髭に使用することは推奨されていません。この記事ではムーモの場合はどうかを詳しく検証します。
また、使用可能な部位や正しい使い方、お得な購入法も紹介しているのでぜひ参考にしてください。
moomoは髭(ひげ)脱毛NG!理由とリスクを解説
除毛クリームは顔への使用は不可
公式サイトの見解
ムーモ公式サイトには「顔やデリケートゾーンへのご使用はおすすめしておりません」と記載されています。
顔に使うことを推奨できない理由は、顔は皮膚が薄く刺激に対して敏感なこと、唇や眼などの粘膜組織が近くにあることです。
また、いわゆる青髭(ひげ)は、剃り跡の毛穴の下の髭が透けて見える状態なので、除毛クリームを使っても解消しません。
髭(ひげ)に使える」という宣伝には注意
ネットには「髭も除毛できた」という口コミや、その様子を撮影した動画などがアップされていますが、うのみにして真似をするのは大変危険です。
公式サイトでは推奨されていない使用法でもあるので髭には使わないようにしましょう。
ムーモを髭に使うリスク
炎症などの肌トラブルを起こす
皮膚は外部の様々な刺激から体を守るバリア層で出来ていますが、顔は皮膚が薄いぶんバリア機能(刺激に対する抵抗力)も弱くなっています。
そのため除毛クリームを髭に使うと、赤くなる、痛みが出る、かぶれるなどの肌トラブルを起こす可能性があります。
目に入ると危険
除毛クリームが目に入ると激しい痛みが生じるだけでなく、まぶたが腫れあがるなどで医師の治療が必要になるケースもあります。
唇も粘膜なので、除毛クリームが付着すると激しい痛みがあり、ただれる可能性があります。
眉毛や髪に付着することも
除毛クリームを顔に使用すると、髪の毛や眉毛に付いてしまう可能性があります。
髪や眉毛もケラチンタンパクなので、除毛成分で溶けてしまいます。とくに眉毛に付いて一部分が除毛されてしまうと、生えそろうまでの2~3カ月恥ずかしい思いをしなければなりません。
このように顔、髭の除毛には多くのリスクがあるため使用しないようにしましょう。
ムーモを髭(ひげ)に使った男性の体験談
SNSでの口コミ
顔が赤くなった
どうしたのと人に聞かれて恥ずかしかった
評価:話題のmoomoで髭を除毛してみました。確かに除毛できましたが、口の周りが真っ赤になり3~4日元に戻りませんでした。どうしたの?と人に聞かれるたびに除毛したとも言えず恥ずかしい思いをしました。
顔が痛かった
痛みで途中でリタイア
評価:説明書にひげには「おすすめしていない」と書いてありましたが、他の毛とどう違うのが分らなかったので、やってみました。しかし、塗ってしばらくするピリピリと痛みだし、怖くなったので途中で止めました。クリーム損した。
心から後悔した
口の周りが赤くただれた
評価:甘く考えて髭に使って心から後悔しています。口の周りがぐるっと赤くなり、ただれてきて皮膚科の医者に行くはめになりました。すね毛や腹毛は大丈夫だったのに、やっぱり注意書きは守るべきですね。
意外とツルツルになった
わたしの場合は何ともなかった
評価:こめかみからあごにかけてムーモを使ってみました。肌トラブルもなく、つるつるに除毛できました。VIOもやってみようと思います。
中には上手く髭の除毛ができた人もいますが、多くの場合トラブルが生じています。とくに口の周りが赤くなる、ただれるなのどダメージを受ける例が複数ありました。
トラブルが出なかった人はVIOにも使いたいと言っていましたが、Vラインへの使用に留めておかないと危険です。
髭に使った人の動画
あご髭に使用してみた動画ですが、とくに大きなトラブルはなかったがヒリヒリしたので、もう髭には使わないという感想でした。やはり公式サイトの見解通り、髭には使わない方が無難です。
髭以外には効果的!脱毛クリームmoomo(ムーモ)の特徴
1.簡単に剛毛が除毛できる
脱毛クリームmoomo(ムーモ)は、剛毛のムダ毛もクリームを塗って一定時間放置するだけで簡単に除毛できます。放置時間が過ぎたら、ティシュでクリームを拭き取って洗い流すだけです。
除毛成分のチオグリコール酸カルシウムがムダ毛のタンパク質を溶かして切断するので、毛穴から上のクリームが付着する毛はキレイに除毛できます。
2.ほとんど全身処理できる
ムーモはほとんど全身のムダ毛を処理できます。敏感肌に対応している点も使いやすいポイントです。心配な場合は目立たない場所に塗布して、刺激が無いことを確認してから使用しましょう。
ムーモが使える部位
- わき毛
- 腕毛
- 手足の甲や指の毛
- すね毛
- 胸毛
- 腹毛
- 背中毛
- えりあし
使用に注意が必要な部位
公式サイトでは顔だけでなくデリケートゾーン、つまりVIOの使用も「おすすめできない」としています。
しかし、へそ下の毛には使えるとしているので、ぎりぎりVラインは使用可能です。Vラインに使うときは、粘膜部分(亀頭、肛門)にクリームが付着しないように十分注意しましょう。
粘膜は皮膚が非常に薄いのでアルカリ性の除毛成分が付着すると、激しい痛みがあるだけでなく、腫れる、赤くただれるなどの皮膚トラブルを起こします。
陰嚢(いんのう)も、シワが伸びたときの状態を見ればわかるように非常に皮膚が薄いので、クリームが付着すると強い痛みがあり、赤くなったりただれたりします。
3.保湿力のある美容成分配合
ムーモは、アルカリ性の除毛成分による肌への負担を減らすために、高級シアバター、大豆エキス、シソエキスなど、保湿力のある美容成分を配合しています。
とくに、アフリカ産の高級化粧品原料であるシアバターは「保湿の王様」と呼ばれる植物性油脂で、体温でオイル状に溶けて皮膚をカバーし、除毛成分による皮膚への刺激を緩和するとともに乾燥から皮膚を守ります。
4.除毛クリーム特有の嫌な匂いが少ない
除毛クリームの有効成分であるチオグリコール酸カルシウムには、パーマ液のような独特の臭いがありますが、ムーモはこの臭いをできるだけ減らし、爽やかなラベンダーの香りを加えています。
5.子供にも使えるほど低刺激
公式サイトでは、子供にも使えるくらい低刺激であることをアピールしています。ただし、どの成分に過敏に反応するかは人それぞれなので、使用前には必ずパッチテストをする必要があります。
ムーモの髭(ひげ)以外の除毛のメリット・デメリット
メリット | デメリット |
---|---|
男性の毛にも効果的 | 髭とデリケートゾーンは使えない |
自宅で手軽に処理できる | 永久脱毛はできない |
処理後のチクチク感が少ない | 1本の値段が高い |
ツンとする臭いが少ない | |
保湿成分が多い |
moomo(ムーモ)のメリット
- 男性の毛にも効果的
- 自宅で手軽に処理できる
- 処理後のチクチクが少ない
- 保湿成分が多い
男性の毛にも効果的
ムーモの公式サイトのイメージキャラクターは女性タレントですが、男性の愛用者も多く、太くて硬い男性のムダ毛にも効果が期待できます。
胸毛、腹毛、すね毛はもちろん、髭とVIO以外なら剛毛も簡単に処理できます。Vラインも注意しながらなら除毛可能です。
自宅で手軽に処理できる
クリームを塗って5分間待って拭き取るだけなので、自宅で手軽にムダ毛処理ができます。
自分の部屋で塗って拭き取ってから浴室で洗い流してもよく、最初から浴室で処理することもできます。
処理後のチクチクが少ない
カミソリで剃るのと違い、ムーモで除毛すると毛先が溶けて細く丸くなるので、伸びはじめの毛のチクチク感が少ないというメリットがあります。
毛の断面も小さいので、黒いポツポツもカミソリよりは目立ちません。
ツンとする臭いが少ない
除毛成分のチオグリコール酸カルシウムには、パーマ液に似たツンとくる臭いがありますが、ムーモはこの臭いが少なくラベンダーの爽やかな香りがします。
口コミにも「除毛クリームの臭いが苦手だったが、これなら大丈夫」という声が多くありました。
保湿成分が多い
高級シアバター、ダイズエキス、シソエキスなど保湿成分をたっぷり配合しているので、処理後の肌の乾燥や肌荒れのリスクが大幅に軽減されています。
敏感肌の人も、最初のパッチテストで問題がなければ安心して使用できます。
moomo(ムーモ)のデメリット
- 髭(ひげ)とデリケートゾーンには使えない
- 永久脱毛ではない
- 1本の値段が高い
髭(ひげ)とデリケートゾーンは使えない
顔もデリケートゾーンも、体の他の部分より皮膚が薄く、粘膜組織が近くにあるので、除毛クリームの使用は推奨されていません。
ただしへそ下からVラインにかけては、注意しながらなら使用が可能です。
永久脱毛はできない
どのような製品でも除毛クリームで永久脱毛はできません。除毛クリームで見えている毛を除毛しても、毛根は生きているのでまた伸びてきます。
実は日本には「永久脱毛」についての明確な医学的定義はなく、日本の厚生労働省にあたるアメリカのFDA(米国食品医薬品局)の定義に準じています。
その定義によると、永久脱毛が可能なのは医療用レーザーだけで、「レーザーを3回照射後6ヶ月経過した時点で67%以上の毛が減っている」状態に出来る機械としています。
このように、医療用レーザーでも3回程度の照射ではすべての毛根を完全に殺せず、永久脱毛するには1年以上の期間をかけて6回以上のレーザー照射が必要です。
1本の値段が高い
ムーモは1本の価格が比較的高額なのがデメリットです。ただし「定期コース」を利用すると通常価格よりお得に購入することができます。
通常価格は7,128円(税込)ですが、定期コースでは初回が980円(約86%OFF)で2回目以降が4,989円(約30%OFF)で購入できます。
定期コースは5回の継続購入が義務付けられていますが、通常価格でのリピートより格段にお得です。
髭以外でのmoomo(ムーモ)の使い方
事前のパッチテストは必須
初めて使う製品は、必ず事前にパッチテストをする必要があります。敏感肌の人はもちろん、肌が丈夫な人も特定の成分に過敏に反応する可能性があるので、油断は禁物です。
パッチテストは普通二の腕の内側の肌で行ないますが、除毛したい部位の小範囲で試すとより確実です。
脱毛部位にクリームを塗る
ムラなく塗ること
除毛したい部位を洗って清潔にし、よく水気を拭き取ってからクリームを塗ります。
指でクリームを延ばしながらムラなく塗ることが重要です。塗り方にムラがあると、除毛効果にバラつきが生じます。
毛が隠れるまでしっかり塗ること
塗る量の目安は、毛が隠れるくらいにしっかりと塗ることです。
部分によって厚い薄いがあると効果にバラつきが出るだけでなく、クリームのムダ使いになるので注意しましょう。
決められた時間を置く
塗って5分間置いておく
クリームを塗ってから5分間置いておくのが、ムーモの標準的な放置時間です。
除毛クリームの放置時間は「毛を溶かすが肌にはダメージがない」最適のバランスで設定されているので、その時間をきちんと守るのが原則です。
5分以上置くと肌トラブルを起こす可能性がある
除毛成分のチオグリコール酸カルシウムはアルカリ性なので、5分以上置くと肌がダメージを受ける可能性があります。
肌の丈夫さには個人差があるので、人によってはある程度放置時間を延長することも可能ですが、あまり長く放置すると肌が丈夫な人でも赤くなる、ヒリヒリするなどの肌トラブルが生じるので注意しましょう。
優しく拭き取り洗い流す
放置時間が過ぎたら、ティッシュなどで優しく拭き取り、水かぬるま湯で洗い流します。
ゴシゴシ拭き取ると、除毛成分の影響で柔らかくなった角質がダメージを受けて、痛みや赤みがでる可能性があるので、できるだけ優しく拭き取りましょう。
洗い流すときもアルカリ性の石けんは使わず、水かぬるま湯だけで優しく肌に残ったクリームをオフします。
保湿でアフターケア
クリームを洗い流した後は化粧水やクリームでアフターケアをしましょう。
ムーモには保湿成分が配合されていますが、それは主に処理中の肌を守るのが目的なので、処理後はさらに保湿ケアをしておくのがベターです。
除毛成分はアルカリ性なので皮膚の角質も溶かす作用があります。除毛後は角質がふだんより薄くなって、乾燥しやすい状態にあるので、しっかり保湿ケアをしましょう。
最適な使用頻度
毛の伸び方や肌の強さに個人差があるのでいちがいには言えませんが、公式サイトでは3日〜1週間に1回の頻度で使用することを推奨しています。
どの程度ムダ毛が目についてきたら処理するかは、人によって判断が違うので、2~3週間に1回という頻度でも差し支えありません。
ただし、頻度が多すぎるのは肌にダメージがあるので、2日続けての使用や1日おきの使用は避けましょう。
moomo(ムーモ)での髭(ひげ)脱毛は自己責任
ムーモでのムダ毛処理は髭には向かないことを説明しました。また、どの部位が使用可能で、どう使えば効果が現れやすいかも紹介しました。
しかし、中には「自分は肌が丈夫だから、髭もいけそうだ」と思う人がいるかもしれません。その場合は、十分注意しながら自己責任で行なう必要があります。