除毛(脱毛)クリームの効果と持続期間は？メリットデメリットも解説！

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除毛クリームは、広い範囲を一気に除毛できる肌にも優しいアイテムです。

除毛クリームにはどのような効果が期待でき、どれくらい持続するのか、正しい使用法は何かを詳しく紹介します。ムダ毛処理の良い方法を探している人はぜひチェックしてください。

除毛クリームには、ムダ毛を溶かす除毛成分の他に毛の成長を遅らせる抑毛成分を配合しています。

抑毛成分としてよく知られているのは、女性ホルモンに似たはたらきをする大豆イソフラボンです。除毛クリームに配合されるダイズエキスには保湿力があると共に、ムダ毛の成長を遅らせる抑毛効果が期待できます。

抑毛成分は、主成分の除毛成分（チオグリコール酸カルシウム）のような即効性はありませんが、使用を継続しているとムダ毛の成長が遅くなる効果が期待できます。

除毛クリームは、医療用レーザーによる脱毛のような「永久脱毛」ではないため、肌から見えている毛を除毛する製品です。

医療用レーザーは熱で毛根にダメージを与え毛根の再生力を奪う脱毛法ですが、除毛クリームは毛根にダメージを与えることはないので毛はまた伸びてきます。

除毛クリームは、毛根から新しい毛が伸びてくるまで1週間程度かかります。

ただし、毛が伸びる速さには個人差があり、部位ごとにも違いがあります。

除毛クリームをできるだけムダ毛の根元までしっかり塗ることで、毛が生えにくくなります。カミソリの「深剃り」と同じで、根元から除毛することで毛が目立つのを遅くできるからです。

除毛成分のチオグリコール酸カルシウムはアルカリ性で、ムダ毛のタンパク質を溶かす作用があります。

肌の角質もタンパク質なので、除毛クリームには軽いピーリング作用があり、古い角質を除去して肌をツルツルにする効果が期待できます。

除毛クリームでムダ毛処理をすると、伸びはじめた毛の先が細く丸くなるので、カミソリで剃った毛のようにチクチクしません。

とくにVIOのムダ毛はカミソリで処理すると、自分だけでなくパートナーにもチクチクする不快感を与えるので、除毛クリームでの処理が適しています。

ただし、VIOは敏感な部分なので使用には注意が必要です。皮膚の薄い陰嚢（いんのう）には使えず、粘膜部分にクリームが付着しないように注意しましょう。製品によってはVIOへの使用を推奨していないものもあります。

世界的に有名なメーカーであるレキッドベンキーザーの製品で、150g1,028円と低価格です。バスタイム用と敏感肌用をうたっていて、除毛クリーム特有の臭いを抑えるためにロイヤルジャスミンの香りを添加しています。

除毛クリームの世界シェアNo.1のヴィートブランドのメンズ製品です。専用スポンジがついていて、手にクリームをつけずに除毛処理できます。

処理後のクリームをシャワーで流せる浴室用除毛クリームで、手軽に除毛処理できます。保湿成分としてアロエベラとビタミンEを配合している、肌に優しい製品です。

メリットは、リーズナブルな価格と有名ブランドの安心感、使いやすい専用スポンジがついていることです。

デメリットは、敏感肌用とはいってもすべての肌に使えるわけではなく、使用前のパッチテストが必要な点です。

顔以外の全身に使える除毛クリーム。販売実績が豊富で安心して使える製品です。クリームを塗るときにも取り除くときにも使える専用ヘラがついています。

多くの人が肌トラブルなく使用し、除毛にも満足しているスタンダードな製品です。

保湿成分として、ダイズエキス、サクラ葉抽出液、アロエエキスを配合しているので、肌に優しい除毛ができます。

メリットは、顔以外の全身の除毛ができること、手を汚さないでクリームが塗れる専用ヘラがついていることです。

デメリットは、除毛クリーム特有の臭いに対する対策をとくに取っていない点です。

500gの大容量で2,800円とリーズナブルな価格。エステサロンと共同開発された製品で、肌に優しい製品です。

大容量なので、広い範囲の除毛をする人も除毛の費用を抑えることができます。

保湿成分の尿素や抗菌成分のチャカテキンを配合し、除毛による肌トラブルを防ぐ配慮がされています。

メリットは、コストパフォーマンの良さと肌への優しさです。ジェルのようなテクスチュアで塗りやすいのも長所です。

デメリットはとくにありませんが、口コミでは海藻を焦がしたしような臭いがするという声がありました。

デリケートゾーンには使用できないので注意しましょう。

除毛クリーム特有の臭いを抑えてグリーンフローラルの香りが添加されています。

しっかりした除毛力があり、爽やかなグリーンフローラルの香りでストレスなく除毛できます。

保湿剤として、アロエエキス、ノバラエキス、パパインが配合されており肌へのダメージが少ない製品です。

メリットは、たしかな除毛力と、除毛クリームの臭いが抑えられていること。

デメリットは、VIOの除毛に使えないことです。

210gで2,000円を切るのは、除毛クリームとしては低価格です。除毛クリーム特有の臭いをできるだけ抑える配慮をした製品です。

顔以外の全身に使えるので、VIOの除毛もできます。

クリーム状のテクスチュアはやや硬めなので、肌に塗っているときに垂れ落ちる心配がありません。

メリットは、VIOにつも使えることと、いやな臭いが少ないことです。

デメリットは、クリームが少し硬めなので均一な厚さに塗りにくい点です。

300gで1,680円とリーズナブルな価格です。お風呂での使用が可能で、除毛クリーム特有の嫌な臭いがしません。

低価格で大容量なのでコストパフォーマンは最高クラスです。

保湿成分として、パパイン、オレンジ油、アロエエキス、ノバラエキス、ノバラ油、尿素などがたっぷり配合されています。

メリットは、コストパフォーマンスの良さと、保湿成分を多種類配合した肌への優しさです。

デメリットは、クリームが少し硬めで塗り延ばすのに多少手間がかかる点です。

200gで1,700円と除毛クリームの中では比較的低価格です。

お風呂場での使用が可能で、除毛成分の臭いを軽減するためにフローラルの香りが加えられています。

コストパフォーマンスの良さに加えて、アロエエキス、スクワランなどの保湿成分で肌への負担が抑えられています。

メリットは、リーズナブルな価格と専用スポンジで手にクリームをつけずに除毛できることです。

大きなデメリットはありませんが、敏感肌の人が使用して痛みがあったという口コミがあるので注意が必要です。

ユニセックスでVIOにも使用できます。保湿剤などの美容成分を多数配合して、除毛による肌へのダメージを軽減した商品です。

塗り延ばしやすく使用感が良い製品です。

保湿成分として、アロエエキス、ダイズエキス、黄金エキス、タイムエキスなどを配合して、肌へのダメージ軽減を図っています。

メリットは、VIOにも使える点と、柔らかめのテクスチュアなので肌に塗りやすいです。保湿成分をたっぷり配合しているので肌にも優しいです。

デメリットは、除毛クリーム特有の臭いがやや強いことです。

しっかりした除毛力と肌への優しさを両立した製品です。

クリームの使用感が滑らかで使いやすいという口コミも見受けられます。

メーカーが「美容液レベル」と述べるように、天然成分のアロエエキス2を配合して肌への優しさに配慮しています。

除毛クリーム特有の臭いも抑えられ、柑橘系の香りでストレスなく処理できます。

メリットは、肌への刺激が弱くクリームが滑らかで使用感が良いことです。また、除毛クリーム特有の臭いも軽減されています。

デメリットは、毛質によっては塗布時間をやや長めにする必要があることです。

210g2,980円と価格はやや高めです。

販売実績が多く除毛力には定評があります。

独自処方で除毛クリーム特有の臭いが軽減されています。

グリチルリチン酸、アロエエキスなどの保湿成分が配合され、肌への優しさが考慮されているのでVIOにも使用可能です。

メリットは、豊富な販売実績、しっかりした除毛力と特有の臭いがカットされていることです。

デメリットは、価格がやや高い点です。

ムダ毛を根元から切断するのが目的なので、長いまま処理しないで5mm程度にハサミでカットしてから除毛します。

ムダ毛を切ってから除毛クリームを塗ることでクリームの節約になり、処理途中で除毛力の確認もしやすくなります。

ムダ毛に皮脂や汚れが付いていると除毛成分が毛に浸透しないので、石けんで洗って清潔にしてから処理します。

また、洗った後に毛が濡れたままだと除毛成分の効き目が弱くなるので、水分を良くふき取りましょう。

除毛成分のチオグリコール酸カルシウムはアルカリ性で、肌に一定の刺激があります。使用前には必ずパッチテストをして、過敏性がないかを確認しましょう。

また、除毛クリームには保湿などの目的で様々な成分が配合されています。どの成分に過敏に反応するかは人によって違うので、自分は肌が丈夫だと過信してる人も初めて使う製品は使用前にパッチテストをしておく必要があります。

除毛クリームは5mmくらいにカットしたムダ毛が見えなくなるくらいの厚さで、均一に塗ります。

塗り方に厚い薄いがあると除毛効果にバラつきが出るだけでなく、クリームの無駄使いになります。

除毛クリームは塗ってから数分放置する必要があります。放置時間が長いほど毛は溶けていきますが、同時に肌へのダメージも大きくなります。

製品には必ず放置時間の目安が記されているので、その時間を守るようにしましょう。

除毛が終わったらシャワーでよくクリームを洗い流し、仕上げに化粧水やクリームを塗って保湿しましょう。

除毛成分は角質を除去する作用もあるので、処理後は肌のバリア機能が低下して乾燥しやすくなっています。除毛クリームにも保湿成分が含まれていますが、処理中の肌を守るのが主な役目なので処理後は改めて保湿する必要があります。

脇は腕や脚の肌より敏感で肌トラブルを起こしやすい部分です。除毛クリームで脇毛を処理をする時には、肌に優しい脇毛専用の除毛クリームを使いましょう。

しかし、除毛クリームは脇毛処理用に開発されたものが多いため、ほとんどの製品で脇毛の処理が行えます。除毛クリームには必ず使える部位について説明されているので、脇毛に使える製品を選びましょう。

背中のムダ毛処理は、自分で処理するのが難しいです。

自分で見えない部分のムダ毛を処理するには、誰かに除毛クリームを塗ってもらうか鏡を見るしかありません。手鏡では見える部分が狭いので、浴室か洗面台にある大きな鏡を使いましょう。

除毛クリームは、塗ってから長く放置するほど肌にダメージを与えます。

放置時間が5分経ったら一部分のクリームをふき取り肌の状態をチェックしましょう。除毛できているようならその時点で洗い流し、まだならもう少し待ちます。

購入した製品に慣れるまでは、放置時間の途中でチェックしながら見きわめることが大切です。

除毛クリームを連日使用すると、肌がダメージから回復する時間がなく、乾燥肌やかぶれなど肌トラブルの原因になります。

また、除毛クリームで処理した毛先は細くて目立たないので、毎日や1日おきに使う必要はありません。

除毛クリームの適切な使用頻度は1週間に1度です。

除毛クリームは一気に広範囲を除毛できるのがメリットですが、初めて使う場合は、一度に広範囲を除毛するのは避けましょう。

パッチテストでOKだったとしても部位によっても肌の敏感さは違うので、1度狭い範囲で使用してから広い範囲にうつりましょう。

除毛中に指についたクリームをうっかり目や唇につけしまうと大変です。場合によっては病院に行かなければなりません。

また、VIOを除毛するときは粘膜部分に除毛クリームがつかないように十分注意しましょう。

室内で行う場合は、床にクリームがつくと材質によっては変色することがありますので、シートを敷きクリームが床につかないようにしましょう。

除毛クリームは、説明書に書かれている放置時間を守って使用することが大切です。

放置時間を長くすると、肌にヒリヒリした痛みが生じ、処理後に肌が赤くなったり、ひどい場合は炎症を起こしてかぶれることがありますので注意しましょう。

処理後に除毛クリームを洗い流すときは、石けんを使わずゴシゴシ洗い流さないようにしましょう。

除毛クリームはアルカリ性なので、同じアルカリ性の石けんを使うと肌の負担が大きくなります。また、ゴシゴシこするとクリームのアルカリの影響ではがれやすくなっている角質を過剰にはがしてしまいます。

除毛クリームを洗い流す際には、水かぬるま湯で優しく洗い流しましょう。

除毛クリームの影響で肌は、軽いピーリングをしたような状態になっています。除毛後は肌に負担のある行為をせずに、いたわってあげましょう。

除毛後24時間は避けるべきNG行為は次のようなものです。

体調のすぐれない時に除毛クリームを使うと、肌がかぶれるなどのトラブルを起こすことがあります。

風邪をひいている、胃腸をこわしている、疲労が重なっているなどのときは、除毛クリームの使用を控えましょう。

除毛クリームの除毛力と使用法について紹介しました。

除毛クリームはムダ毛処理の手間をおおきく省いてくれる便利な製品ですが、それなりの価格がするので正しい使用法で賢く使い除毛力を長持ちさせましょう。