下の毛(アンダーヘア)の正しい処理方法は?おすすめ処理を激選!
今回は男性の下の毛の処理方法について解説します。自己処理の方法やメリット・デメリットを検証しますので、ぜひチェックしてみてください。下の毛は自己処理が難しい部位なので、脱毛サロンを利用した場合はどのような利点があるのかについても紹介します。
目次
男性の下の毛(アンダーヘア)処理の方法を解説
外側からは見えない下の毛ですが、水着を着るときやジムで着替えをするときに、ふと目立つものです。髪の毛のように長く伸びることはありませんが、放っておくと不潔な印象になってしまいます。
下の毛は自己処理でケアすることもできますが、脱毛サロンでプロに処理してもらうというのもひとつの方法です。どんな方法で処理するかによって脱毛の効果が異なるので、事前に詳しい特徴を知っておく必要があります。今回はセルフケアのメリット・デメリット、脱毛サロンの利点やコスト、期間などを解説します。
この記事を参考にして、自分に合った処理方法で下の毛をケアしてください。
セルフで手軽に!下の毛の自己処理法
自己処理は自宅で気軽にできるので、下の毛が少しはみ出したときでもサッと整えることができます。中でも毛抜きやカミソリを使用した自己処理は簡単で、特に技術が必要ありません。
ここでは下の毛の自己処理方法を解説しますので、それぞれの特徴を理解しましょう。
毛抜き | ブラジリアンワックス | ローラー式脱毛機 | カミソリ | シェーバー | ヒートカッター | 除毛クリーム | 脱毛サロン | |
手軽さ | ◎ | ○ | ◎ | ◎ | ◎ | ○ | ◎ | X |
コスパ | ◎ | ○ | △ | ◎ | △ | ○ | ○ | △ |
痛み | X | X | △ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | △ |
肌荒れリスク | △ | △ | △ | △ | ○ | ○ | △ | △ |
効果の持続期間 | ○ | ○ | 〇 | X | X | X | X | ◎ |
1.下の毛を抜く
毛抜きで抜く
毛抜きで下の毛を抜くときは、毛の流れに沿って優しく引き抜きます。毛根から引き抜くので、毛抜きを行う前に肌と毛抜きを消毒してから行ってください。
準備に手間がかからず、毛抜き以外の器具は不要です。出かける前の短時間で処理できて面倒な後片づけもないのがメリットです。
しかし、手軽に処理できるからといって適当に抜いてしまうと思わぬ肌トラブルを引き起こす可能性があります。毛の流れに逆らって抜くと肌がダメージを受けて、埋没毛になるリスクが高まるので注意が必要です。
埋没毛になると、毛抜きによって受けた損傷を回復しようと角質が厚くなり、毛が皮膚の下に埋没してしまう症状が起きます。
毛根周辺にもダメージを与えると毛のう炎になる可能性も出てくるので、慎重に行ってください。肌への負担を抑えることできれいな仕上がりになります。
ブラジリアンワックスで抜く
一度に下の毛をまとめて脱毛できるブラジリアンワックスもポピュラーな自己処理法です。毛を1cmほどに短く整え、脱毛する部位を清潔にします。その後ワックスを塗り、シートを貼って数分後に剥がせば完了です。
ブラジリアンワックスは、短時間で一度に脱毛できて肌がツルツルになります。毛根から引き抜くので、次の毛が生えてくる間隔が長くなるのがメリットです。
ただし、シートを毛の流れに逆らって一気に剥がすのでそれなりに痛みがあります。肌に大きな刺激を与えてしまうだけでなく、毛根周辺にもダメージを与える可能性が高いです。特に敏感肌の人は注意してください。
またワックスによってIラインやOラインが脱毛不可な場合があるので、部位に合わせたワックスを選ぶことが大切です。
ローラー式の脱毛器で抜く
コロコロ転がしながら脱毛ができるローラー式脱毛器は、毛を絡めながら脱毛します。充電式になっており、気になる部位に当てるだけでスピーディーな自己処理が可能です。
下の毛はVラインのみ使用できます。IラインとOラインは使用不可となっており、無理に使うと肌にダメージを与えるので避けてください。使用前にはVラインの毛を短くカットすることで、スムーズな脱毛が可能です。
また、長期間使用すると埋没毛のリスクが高まることにも注意しなければなりません。肌が乾燥しているときは、特にダメージを受けやすいので、様子を見ながら使用すると良いでしょう。
2.下の毛を剃る
カミソリで剃る
手早く下の毛を処理するときはカミソリが便利です。シェービング剤を処理したい部位につけ、毛の流れに沿ってゆっくりと剃るだけです。
カミソリで処理するときはVラインのみ行い、IラインとOラインは避けてください。シェービング後には保湿ローションを塗ってダメージケアをしましょう。
必要なものはカミソリとシェービング剤だけなので、すぐに実行できます。お風呂場でも処理できて、シェービング後の洗い流しも簡単です。カミソリは本体が丸洗いできるので、使用後の片付けもすぐに終わります。
しかし、カミソリは毛をカットするだけなので、剃った後のツルツル感はあまり持続しません。残った毛は肌の表面からすぐに生えてくるので、ひんぱんにシェービングする必要があります。
シェーバーで剃る
カミソリと異なり、シェービング剤を塗らなくても剃ることができます。シェーバーは毛の流れと逆方向に剃っても皮膚が切れる心配がないので、深剃りがしやすいです。
シェーバーによってプレシェーブが使用できるタイプもあるので、剃るとヒリヒリするときはプレシェーブ対応のシェーバーを選びましょう。
シェーバーの刃は直接肌に当たらないので、カミソリに比べると肌に優しい自己処理ができます。丸洗いできるシェーバーも多くあるため、処理後の洗浄も簡単です。
しかし、あくまでも毛を剃るだけなので翌日にはザラザラしてきます。肌にあまり負担がかからないので、一時的なケアとしては良い方法です。また、電動なので使用前に充電しておく必要があります。
3.下の毛を焼き切る
ヒートカッター
熱線で毛をカットするヒートカッターは、肌に触れないので安全な自己処理ができます。主にVラインとIラインに使用可能で、コームヘッドでとかしながら毛を焼き切るという処理方法です。
肌への負担をかけないためにも、事前に肌に潤いを与えます。そして毛を1~3cm残してカットしてください。炎症のリスクが高まるため根元まで処理できませんが、毛先を丸くカットできるので毛がパンツから突き出る心配がありません。
コードレスで使用できてコンパクトなので、旅行にも手軽に持ち運べるのもメリットです。
しかし、1度に処理できる毛が10本程度と少なく、処理に時間がかかります。また、200℃以上の高熱で処理するため、独特の焦げくさい匂いがするのもデメリットです。
4.下の毛を除毛クリームで処理する
除毛クリームは、下の毛に手やスパチュラで塗るだけで簡単に処理可能です。最短5分で完了し、あとは洗い流すだけです。アフターケアに抑毛ローションを使用すると発毛を抑制する効果が期待できます。
毛のタンパク質を溶かして除去するので皮膚内へのダメージはありませんが、主成分であるチオグリコール酸カルシウムが肌に負担をかけることがあるので、使用前にパッチテストが必要です。
また除毛クリームによってはVIOに使用できないタイプがあるので、購入前はしっかり確かめてください。初心者でも気軽に試せますが、処理できるのは肌の表面に出ている毛のみです。
5.脱毛サロンに通う
下の毛はデリケートな部位なので、自己処理でうまくいかない場合は脱毛サロンの利用も検討してみましょう。脱毛サロンでは光脱毛により、毛のメラニン色素に特殊な光(フラッシュ)を反応させて脱毛します。しかし、発毛器官である毛乳頭は破壊しないため定期的な照射が必要です。
脱毛サロンでは肌への負担を最小限に抑えた脱毛をします。広範囲を連続で照射できるのに加え、出力を抑えてあるため医療レーザーに比べて痛みが少ないです。
VIO脱毛の完了には1年以上かかりますが、デリケートな下の毛を処理する頻度が大幅に少なくなるのでおすすめです。
下の毛の自己処理 メリット・デメリット
自宅で手軽にできる自己処理ですが、メリットとデメリットを一覧にまとめたのでチェックしてみてください。
メリット | デメリット |
---|---|
思い立ったらすぐできる | 肌トラブルの可能性 |
費用がかからない | IOラインは見えにくい |
お風呂で処理できて後処理が楽 | 自然な減耗はできない |
ー | 効果が持続しない |
下の毛を自己処理するメリット
思い立ったらすぐできる
自己処理は予約などの手間がなく、すぐに実行できます。自分の都合の良いタイミングで処理できるので、スピーディーなケアが可能です。初心者でも気軽に試すことができて、急にビーチなどへ遊びに行く予定が入っても安心です。
自宅でできる脱毛アイテムは取り扱いやすいものが多く、正しい方法で使用すれば良い効果が期待できます。
費用がかからない
毛抜きやカミソリで処理する場合は、費用を安く抑えられるのがメリットです。特別な器具を追加で購入する必要はありません。時間的な余裕がないときは、一時的にしのぐ手段となります。
ワンランクアップの自己処理をするときは、ワックスやシェーバーなどを購入する必要がありますが、一度準備すれば何度も使用できるので継続的な処理が可能です。
いずれの場合も、下の毛処理を長期間続けることで一回当たりのコストを下げることができます。
お風呂で処理できて後処理が楽
カミソリのように水濡れ可能な道具を使えば、お風呂場で簡単に下の毛を処理できます。処理後はその場で洗うだけなので、手際よいセルフケアが可能です。
防水式のシェーバーや入浴中でも使用できる除毛クリームなどがあるので、お好みで選択してください。
ヒートカッターを入浴中に使う場合は、防水式であることを事前に確認しましょう。防水式でないヒートカッターは湿気や水に触れると故障の原因となるので注意が必要です。
湿気を発生させないようにお風呂を沸かさずに洗い場で使用し、処理後は除毛した部位のみを洗い流すようにしてください。
下の毛を自己処理するデメリット
肌トラブルの可能性
セルフケアは気軽にできますが、それだけに自己流で下の毛を処理しがちです。処理法だけでなく、処理前の準備やアフターケアをおろそかにすると肌トラブルを招いてしまいます。
ケアが不十分で肌にダメージを与えるとヒリヒリするだけでなく、埋没毛や毛のう炎なども起こりやすいです。とりわけIラインやOラインは見えにくいので、症状に気づかずに自己処理を続けると悪化させてしまうでしょう。
また、効果が実感できないと毎日行うと肌に負担をかけてしまうだけです。肌の調子よりも下の毛の処理に意識が取られがちになるので、注意してください。
IOラインは見えにくい
下の毛はV、I、Oラインの3つがあり、Vラインの処理は他の部位より簡単です。しかし鏡がないと見えにくいIラインとOラインは手が届きにくく、うっかりすると肌にダメージを与えてしまいます。
カミソリやヒートカッターなどで処理するときは、コントロールが難しいです。さらにデリケートな部位なので、除毛クリームやワックスを使用できないことも多く、IラインとOラインの自己処理には高いテクニックを要します。
自然な減毛はできない
下の毛をセルフケアした場合は、自然に毛が減った状態を作ることはできません。処理跡がくっきりと目立つ形で除毛や脱毛をするのみです。しかし人によっては、下の毛をツルツルにせずに、量を減らして見た目を整えたい場合もあります。
脱毛サロンなら、脱毛機によってナチュラルな減毛が可能です。プロの手も加わることで、キレイなラインや毛量に仕上げることができます。
ハサミやシェーバーなどである程度減毛することは可能ですが、バランスが偏るなどの失敗が起こりがちです。自己処理でナチュラルに仕上げるには、高度な技術と多くの時間が必要になります。
効果が持続しない
ワックスや毛抜きで毛根から脱毛すると、毛乳頭や毛母細胞は残っているのでまた生えてきます。そのため一時的にツルツルになっても、ひんぱんに下の毛を処理することが必要です。
週単位でキャンプやアウトドアなどに出かけるときは、下の毛が伸びっぱなしになってしまいます。しっかり清潔感やツルツル感を維持するには、こまめなケアが欠かせません。
脱毛サロンの下の毛処理を詳しく紹介
ここでは脱毛サロンのメリットや脱毛機で対応可能なデザインをまとめました。自己処理で満足できない場合は、プロに処理を任せることも検討するとよいでしょう。
サロンの下の毛脱毛の流れ
脱毛サロンで下の毛を脱毛するときは、まず肌に異常がないかチェックします。それからジェルを塗り、光(フラッシュ)を照射した後、保冷剤でほてりを抑えて終了です。最後に、肌トラブルや違和感が残っていないか確認します。
脱毛時の格好が気になる人も多くいますが、陰部はタオルで隠しながら照射するので、直接見られることはありません。
脱毛サロンでの下の毛脱毛の流れは、VIO全てで共通です。また、前日にシェービングをしておくと、段取り良く照射を行うことができます。
サロン脱毛のメリット
下の毛をサロンで脱毛して得られるメリットをまとめました。
痛みが少ない
プロの手で下の毛を処理するのは良いですが、照射時の痛みがどれほどなのか心配な人もいるでしょう。しかし脱毛サロンでは出力を調節した光(フラッシュ)を照射するので、クリニックの医療レーザーよりも痛みが少ないです。
安全な脱毛で肌への負担も少ないです。肌トラブルも軽減できて、アフターケアも容易に済ませることができます。
脱毛の効果が持続する
照射を繰り返し行うことで下の毛が次第に薄くなり、ある程度の期間は自己処理の必要がなくなります。人によって異なりますが、減毛した状態は1年以上持続する場合が多いです。次に毛が生えてくるまでの間隔は、脱毛未完了箇所の数や照射回数が影響しています。
光脱毛は毛周期に合わせる必要があるため、成長期の毛をターゲットに光を照射します。成長期の毛は全体の20%を占めており、すべての毛の成長期を捉えて照射するには、5回〜6回の照射が必要となります。
肌トラブルが少ない
脱毛サロンでは、毛を抜いて毛根周辺の組織にダメージを与えたりしないので、毛のう炎などの肌トラブルが少ないです。また、シェービングで肌を傷つけることもありません。肌に負担をかける除毛剤も使用しないため、脱毛時のダメージを軽減できます。
しかし、メラニン色素に反応する特殊な光を用いるため、日焼け肌やほくろ、濃いシミなどに照射すると赤みが発生しやすいです。脱毛サロンでは、カウンセリング時にその旨が説明されます。
男性スタッフ対応
下の毛の脱毛となると、担当するスタッフが男性なのか女性なのか気になります。たとえ男性のVIO脱毛に慣れている女性スタッフであっても、照射を受ける側にとっては恥ずかしいものです。
しかし脱毛サロンによってはスタッフ全員が男性であったり、下の毛は男性スタッフが担当する店舗もあるので安心です。念のため、誰が照射を担当するのか事前に確認するとよいでしょう。
下の毛処理で可能なVラインのデザイン
脱毛サロンなら、Vラインにこだわりのデザインを施すことができます。自己処理でうまくいかないときは脱毛サロンにお任せしましょう。
ナチュラルなデザイン
自己処理だとテクニックが必要になるVラインのデザインも思い通りに仕上げることができます。両サイドをバランス良く整えたり、減毛したり、理想的なデザインが手に入るでしょう。
手間もかからず肌へのダメージも抑えられます。ひんぱんに整える必要がありますが、清潔感をキープできて見えない部分のおしゃれが実現可能です。
逆台形・長方形・V字
Vラインのデザインには、主に逆台形や長方形、V字などがあります。脱毛サロンならお好みのデザインが可能です。処理するたびに、気軽にいろいろなデザインを試すことができます。
周囲に披露する部位ではないですが、モデルやスイマーなど、仕事やライフスタイルに合わせて下の毛をしっかり整えておきたい場合にも便利です。
ハイジニーナ(パイパン)
VIOはハイジニーナと呼ばれることもあります。ハイジニーナは、もともと衛生を意味する英語です。パイパンは日本で使用されている言葉で、ムダ毛がなくなればデリケートゾーンの臭いや蒸れなどの不快感が軽減されます。
特にフィット感のあるショーツを着用している男性は、清潔感アップが可能です。通気性も良くなり、発汗やベタつきを抑えることができるでしょう。
メンズクリアの下の毛脱毛 費用と期間
メンズクリアのVIO脱毛料金
通常プラン | 月定額プラン | |
1カ所 | ||
2カ所 | ||
3カ所 | ||
4カ所 |
※料金はすべて税別です |
メンズクリアでは毎月10名限定で、お得な料金プランを利用できるキャンペーンを実施中です。それぞれ8回コースとなっており、通常プランと月定額プランから選べます。
1カ所増えるごとに30,000円かかりますが、4カ所目は20,000円になるので10,000円お得です。さらに、通常プランは分割払いよりも安く済むので、予算に合わせて検討してください。
メンズクリアの下の毛脱毛 部位ごとの料金
下の毛をメンズクリアで脱毛するときの部位別料金を表にまとめました。
Vライン
1回 | 4回 | 8回 | |
通常料金 (税別) |
初回限定お試し価格として、通常料金の半額で脱毛できます。初心者でも気軽に試すことができ、体験を踏まえて継続を検討することが可能です。
Vラインは下の毛の中でも毛が密集しているので、より多くの毛を減らすためには8回コースがおすすめです。
Iライン
1回 | 4回 | 8回 | |
通常料金 (税別) |
Vラインと料金は同じです。Iラインは見えにくくて、自己処理が難しい部位なので、毛量が少ない人でも試す価値があるでしょう。
Oライン
1回 | 4回 | 8回 | |
通常料金 (税別) |
Oラインも同じ料金です。8回の照射が完了すれば自己処理が楽になるほどの減毛が期待できるでしょう。通常料金で都度払いをするよりも、通常プランの8回コースで契約すれば18,250円安く脱毛が可能です。
複数の部位をまとめて脱毛するときは、割引率が大きい陰部脱毛プランがおすすめです。
メンズクリアの下の毛脱毛 必要な期間
4回 | 8回 | 18〜20回 |
---|---|---|
8ヶ月 | 1年半 | 3年 |
脱毛サロンの光脱毛は、成長期の毛に光を照射する必要があるため、毛周期に合わせた2ヶ月ごとの照射が必要です。
メンズクリアでは照射後2週間から予約できるので、スケジュール通りに脱毛を完了することができます。
メンズの下の毛は厄介?特徴と多い悩み
下の毛の範囲と特徴
下の毛はV・I・Oラインの3つのパーツです。それぞれの部位の範囲や特徴をまとめました。
Vライン
陰毛と太ももの付け根のトライアングルゾーンです。Vラインの陰毛が伸びていると、ビキニやショーツを履いた時に太ももの付け根や上部からはみ出ます。
また、VIOの中でも最も毛が密集している部位なので、匂いや蒸れが発生しやすいです。しかし自己処理が行いやすく、すぐにセルフケアがしやすいという長所があります。
Iライン
海綿体、玉の袋、肛門までのラインです。Vラインよりも毛量が少なめですが、Vラインと比べて通気性が良くない部位なので、発汗や皮脂でべたつきやすい特徴があります。
脱毛することで清潔に保ちやすくなり、ムダ毛に雑菌が繁殖するリスクを軽減できます。入浴後の水分の拭き取りにも手間がかかりません。
Oライン
肛門の周辺エリアです。Oラインは外側から見えない部位ですが、お尻の間に挟まれていたり、汚物が付着したりするなど、清潔さが保ちにくい特徴があります。
すっきり脱毛することで衛生的に維持できて、蒸れや臭いも気にならなくなるでしょう。
男性の下の毛の特徴
ホルモンの影響により、男性の下の毛は多くて濃いのが特徴です。見えない部位だけにケアを怠ると、ショーツや水着からはみ出して清潔感が低下します。
最近ではVIOの処理に関心を持つ男性も増えており、とりわけOラインのリクエストが増加中です。Oラインを処理する目的は、ツルツル感だけでなく、スキンケアの目的も兼ねています。
多くの人が抱える下の毛の悩み
下の毛を処理せずにいると様々な不快症状が起こります。とりわけ男性に共通する悩みをまとめました。
臭い
剛毛が密集している男性の下の毛は、通気性が悪くなるほどの毛量です。体温も上昇するため、汗や皮脂の分泌も盛んになって臭いが発生しやすくなります。
ひんぱんに拭いたり洗ったりしにくい部位なので、臭いが広がって下着にも付着しやすいです。デオドラントボディソープで消臭できますが、トイレに行くたびに効果が薄らいでしまうでしょう。
また、男性は夏でも長ズボンを履く機会が多いので、臭いが発散しにくいです。このことからも、体臭と混ざって臭いを悪化させてしまいます。
蒸れ・かぶれ
暑く湿気の多い時期や場所では、汗をかきやすくなります。特に男性の下の毛は多いので、発汗を促進しやすいです。しかし、その度に下の毛をタオルで拭き取ることは現実的に難しく、放置している間にデリケートゾーン全体が蒸れてしまいます。
毛に付着した汚れが汗や皮脂と混ざって常在菌が繁殖し、かぶれなどの肌トラブルも起こりやすいです。顔や手などとは異なり、手軽に汗を拭き取ることができない部位なので、肌を清潔に保つことが難しくなります。
毛がはみ出す
下の毛は剛毛でまとまりづらいため、ボリュームが出やすいです。ショーツも盛り上がってしまい、はみ出してしまうのもよくあります。一本でも目立ち、身だしなみが悪くなりがちです。はみ出た毛に汚れが付着しやすくなり、清潔さを維持しにくくなります。
男性も下の毛を処理して快適な生活を送ろう
自己処理でも脱毛サロンでも、下の毛の手入れをすることで清潔さがアップします。見た目の問題だけでなく健康な肌を維持する副次的な効果も期待できます。
自己処理が難しい場合は、思い切って脱毛サロンを利用するのもよい方法です。
下の毛がスッキリすると、デリケートゾーンの悩みも解決されて快適になります。さまざまな下の毛の処理法があるので、自分に合った方法で快適な状態を維持しましょう。