nullリムーバークリームは髭に使えない?NGな理由や口コミ体験談を紹介!
ムダ毛処理に便利なNULLリムーバークリームですが、顔に使うことはできません。この記事では、NULLリムーバークリームを髭に使ってはいけない理由を解説します。使った人の失敗談や除毛クリーム以外の脱毛方法も紹介しますので、参考にしてください。
目次
NULLリムーバークリームは髭に使える?気になる疑問を解決
NULLリムーバークリームは、人気が高く口コミでの評価も高い除毛クリームです。利用者の中には、体のムダ毛処理に使えるなら髭の処理にも使えるのではないか、と考える人が多くいます。
そこで今回は、NULLリムーバークリームは髭に使用可能なのかを明らかにした上で、改めて髭の処理方法を解説します。除毛クリームを使って髭の脱毛をしようと考えている人は、ぜひ参考にしてください。
NULLリムーバークリームは髭に使えない
公式サイトの見解
結論から述べると、NULLリムーバークリームは髭に使用することができません。公式サイトにもはっきりと「顔、頭、デリケートゾーンへのご使用はお止め下さい。」という注意が記載されています。
公式サイトによると使用可能な箇所は、「腕(腕毛)、胸(胸毛)、足(すね毛)、背中、腹(ギャランドゥ)など顔とアンダーヘア(VIOライン)以外の全身」となっています。
陰部もNG
NULLリムーバークリームは、陰部周り(VIO)への使用もできません。VIOの除毛をするのであれば、デリケートゾーンへの使用に対応した除毛クリームを用意しましょう。
NULLリムーバークリームを髭に使用できない理由
ここからは、NULLリムーバークリームを髭に使うとどのようなリスクがあるのかを解説します。
目や鼻に入ると危険
NULLリムーバークリームを髭に使用できない理由の1つは、目や鼻に入ると危険だからです。特に目に入った場合は、最悪失明してしまうことも考えられます。
体毛を処理する際も、指に付着したクリームが誤って目に入らないように十分に注意しましょう。
顔の皮膚は薄くて荒れやすい
人間の皮膚の厚さは平均で1.4mmです。部位によって厚さは大きく異なります。一番薄い箇所はまぶたで、0.6mm、厚い場所は頭頂部で2.35mmとなっています。
足や腕は顔に比べて多少厚くなっており、痛みや炎症にも強い部位ですが、口周りは粘膜が露出しているため刺激にとても弱くなっています。荒れやすい上に、炎症が起きるとかなり目立ってしまいますので、使用は避けましょう。
髭は太くて固いため除毛しづらい
髭は体毛の中でも非常に固く、その硬さは銅線と同じと言われています。そのため、除毛クリームの毛を溶かす成分が効きづらく、効果的に除毛を行うのは難しくなります。除毛クリームを太くて固い毛に浸透させようとすると時間がかかり、その間に肌がダメージを受けてしまうからです。
顔の皮膚は薄く、少しのダメージでも荒れて肌トラブルが起きるため、除毛クリームを顔に使用することはできません。
NULLリムーバークリームを髭に使用した人の体験談
顔がヒリヒリした
顔がヒリヒリした
評価:肌荒れとか滅多にしないのでいけると思って髭の除毛に試してみました。結果はほとんど効果がなく、顔がヒリヒリして赤みが出ました。
上記の口コミでは、肌荒れを滅多に起こさないような肌質の人でも、除毛クリームを髭に使うと赤みの症状が出てしまったとのことです。
顔が赤くなった
赤みが引くのに時間がかかった
評価:髭が濃くて悩んでいたため、試しに使ってしまいました。結果、口周りが赤く炎症を起こし、やらなければよかったと後悔しています。
口周りは特に皮膚が薄く、敏感になっています。毎日の髭剃りで肌を痛めている場合なら、なおさら炎症のリスクは高まります。
顔が痛くて大変だった
顔の痛みが
評価:顔に使用したところ、赤み、腫れ、痛みの症状が出て皮膚科を受診しました。髭への効果もあまり無く、二度と顔には使いません。
症状がひどい場合は、皮膚科への受診が必須となります。手間もお金も無駄にかかってしまいますし、効果も出づらいため、顔への使用は控えましょう。
NULLリムーバークリーム以外での髭の処理方法
NULLリムーバークリームに限らず、除毛クリームは顔へ使用することができません。そこで、除毛クリーム以外の髭の処理方法を紹介していきます。メリット・デメリットも考慮し、自分に合った方法で髭の処理を行いましょう。
カミソリ | 電動シェーバー | 抑毛ローション | 家庭用脱毛器 | 光(フラッシュ)脱毛 | 医療レーザー脱毛 | ニードル脱毛 | |
平均費用 | 低 | 低 | 中 | 高 | 高 | 高 | 高 |
平均時間 | 数分 | 数分 | 3ヶ月~永久的 | 半年~1年半 | 半年~1年半 | 半年~1年 | 1年~2年 |
痛み | 痛くない | 痛くない | 痛くない | 痛い | 痛い | 痛い | 痛い |
効果 | 一時処理 | 一時処理 | 抑毛 | 減毛 | 減毛 | 永久脱毛 | 永久脱毛 |
カミソリ
カミソリの特徴
カミソリでの処理は、自宅で簡単にできるシンプルな髭処理の方法です。時間もかからず、きちんとした道具を揃えればしっかりした深剃りも可能です。
ただし、毎朝行う必要があり、きちんとしたアフターケアを行わないと肌荒れが起きる危険性もあります。
カミソリでのメリットデメリット
メリット | デメリット |
---|---|
・深剃りが可能 ・手軽 | ・毎朝数分の時間と手間がかかる ・肌を痛めるリスク ・替え刃やシェービング剤等でランニングコストがかかる |
自宅で手軽に行える処理方法であり、深剃りも可能な点がカミソリのメリットです。カミソリはコンビニでも手に入るので外出先などでも調達ができます。
デメリットとしては、毎朝剃る手間をかける必要があり、そのたびに肌への負担がかかる点にあります。アフターケアをしっかりと行わないと肌荒れのリスクは高まります。
また、替え刃やシェービングクリームなど本格的な道具を揃えて、適切なタイミングで交換を行うとそれなりにランニングコストがかかります。生涯で髭の処理にかかるコストを考えると、専門機関で永久脱毛を受けた方が安く済むという場合もあるでしょう。
電動シェーバー
電動シェーバーの特徴
電動シェーバーはカミソリよりも早く、肌へ負担をかけずに処理が行えるというメリットがあります。
手入れも簡単であり、替刃をひんぱんに取り換える必要が無いので、カミソリよりも楽に髭の処理ができるという特徴があります。朝が苦手で時間が無いという人におすすめです。
電動シェーバーのメリットデメリット
メリット | デメリット |
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・処理に時間がかからない ・手入れが簡単 ・肌への負担が少ない | ・深剃りに向いていない |
一回の処理に時間がかからず、手入れも簡単で肌への負担が少ないのが電動シェーバーのメリットです。
しかし、カミソリほどの深剃りには向いていません。青髭で悩んでいる人や、髭が濃くて午後になると伸びてくるのが悩みという人にはあまり適していません。
抑毛ローション
抑毛ローションの特徴
抑毛ローションは、女性ホルモンに近い働きをする大豆イソフラボンを直接肌に塗り込むことで、体毛の成長を抑制する効果が期待できます。塗って即日で効果が出るわけではありませんが、約3ヶ月から半年以上の長期間に渡って塗り続けることで効果が期待できます。
抑毛ローションのメリットデメリット
メリット | デメリット |
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・痛みがなく、肌への負担をかけずに抑毛ができる。 | ・効果が微量で実感しにくい ・効果を実感するのに長期間必要になる ・ランニングコストがかかる |
抑毛ローションは、特に負担無くできる代わりに抑毛効果が微量で実感しにくい特徴があります。塗ってすぐ効果が現れるものではないということを事前に承知しておきましょう。
効果が感じられるまで毎日肌に塗り込む必要があるので、それなりにコストもかかります。
家庭用脱毛器
光によって発生する熱で毛根を弱らせて脱毛するのが家庭用脱毛器です。機種によっては髭にも効果が期待できるものと、髭には効果が無いものがあるので注意しましょう。
家庭用脱毛器の特徴
特殊な波長の光を照射し、ムダ毛のメラニン色素に反応して熱を発生させます。発生した熱が毛根を弱らせるため毛が生えてこなくなる、というのが家庭用脱毛器の仕組みです。
カートリッジ式と非カートリッジ式のタイプがあり、カートリッジ式の物であれば、消耗品であるカートリッジを購入することで継続して使用ができます。
家庭用脱毛器のメリットデメリット
メリット | デメリット |
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・自宅で好きな時に好きな箇所を脱毛できる ・一度買えば自由に脱毛できる ・専門機関での脱毛に比べると安く済む | ・本体価格が高価 ・効果を実感するのに3ヶ月程度はかかる ・アフターケアを怠ると肌荒れのリスクが高い ・毛周期や正しい使い方を覚えないと 効果を実感しにくい |
家庭用脱毛器を1台買ってしまえば、自宅で好きな時に好きな箇所を脱毛できるというのが大きなメリットです。専門機関での脱毛となると1部位でも数万円以上かかるので、好きな箇所を自由に脱毛できるのは大きなメリットです。
デメリットとしては、脱毛器の本体価格が少々高価な点です。主流の物で約7万円程します。そして、正しい使い方やアフターケア、処理頻度を把握できていないと効果的に脱毛ができず、肌荒れのリスクも高まります。
光(フラッシュ)脱毛
光(フラッシュ)脱毛の特徴
光(フラッシュ)脱毛は、家庭用脱毛器と同じ仕組みで、光による熱で毛根を弱らせることで脱毛します。出力は家庭用の脱毛器よりも高く、髭にももちろん効果があります。
医療用のレーザー脱毛と比べると肌への負担や痛みが少ないのが特徴です。
光(フラッシュ)脱毛のメリットデメリット
メリット | デメリット |
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・痛みが少ない ・肌への負担が少ない | ・永久脱毛ではない ・効果を実感するのに時間がかかる ・かかる金額が大きい |
光(フラッシュ)脱毛は、レーザー脱毛に比べて痛みが少なく、照射による肌への負担も少ないのがメリットです。デメリットとしては、永久脱毛ではない点と、レーザー脱毛に比べると効果が現れるのに時間がかかる点です。
また、効果が現れるまで長期間通う必要があり、結果的にはレーザー脱毛よりもかかる金額が高くなる場合もあります。
サロンの利用を検討する場合は、コース完了後の割引サービスや期間・回数無制限のコースがある店舗を利用するとよいでしょう。
医療レーザー脱毛
医療レーザー脱毛の特徴
レーザー脱毛は、光による熱で毛根を破壊することによって脱毛していく方法です。光(フラッシュ)脱毛との違いは、出力の高さです。レーザー脱毛の方が高出力で脱毛の効果は高くなります。そのため永久脱毛も可能です。
医療レーザー脱毛のメリットデメリット
メリット | デメリット |
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・脱毛効果が高く、比較的短期間で効果を実感しやすい ・永久脱毛が可能 | ・肌への負担が大きい ・かかる金額が大きい |
レーザー脱毛は、出力が高いことから脱毛効果が高く、早い段階で効果を実感できる可能性が高くなります。通う回数が少なくて済むのもポイントです。また、光(フラッシュ)脱毛とは違い、永久脱毛が可能です。
ちなみに、永久脱毛とは今後永久に毛が生えてこないという意味ではありません。永久脱毛の定義はアメリカの政府機関であるFDA(米国食品医薬品局)が定めており、「レーザーを3回照射後6ヶ月経過した時点で67%以上の毛が減っている」状態を指します。
デメリットとしては、光(フラッシュ)脱毛に比べ、痛みが大きく、肌への負担も大きくなります。
ニードル(美容電気)脱毛
ニードル(美容電気)脱毛の特徴
ニードル(美容電気)脱毛は、毛根に針を刺し、針の先から電気を流して毛根を破壊して脱毛する方法です。
脱毛効果は高いものの、他の脱毛方法と比べても非常に高価で痛みが強いといった特徴があります。
ニードル(美容電気)脱毛のメリットデメリット
メリット | デメリット |
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・脱毛効果が高い ・硬毛化のリスクが低い | ・他と比較して莫大な資金が必要になる ・期間が非常に長くかかる ・痛みがとても強い |
ニードル(美容電気)脱毛は、脱毛効果が高く、少しずつですが確実に毛根を破壊できます。レーザーや光脱毛では、刺激によって毛根が逆に活性化してしまう硬毛化が稀に起こってしまうのですが、ニードル脱毛ではそういったリスクも起こりません。
デメリットとしては、他の脱毛方法と比べても痛みやかかる金額が大幅に高くなることです。毛根1つ1つに針を刺して電気を流す方法のため1回の施術時間が長くなり、少しずつしか脱毛できません。
髭をツルツルになるまで脱毛するのであれば、100万程度か、もしくはそれ以上の金額がかかる場合もあります。
NULLリムーバークリームで髭の処理はNG
今回は、NULLリムーバークリームがなぜ髭に使用できないのかを解説し、口コミや他の髭処理方法を紹介しました。
髭の処理方法を大きく分けると、自宅でカミソリなどで剃るか、専門機関で脱毛を行うかの2択になります。自分に合った方法を見つけて、肌への負担をなるべくかけない処理を心掛けましょう。