ゼロファクターの受け取り拒否は損?受け取り拒否できる?
ゼロファクターは今話題の抑毛ローションですが、定期購入をやめたくなった時に受け取りを拒否できるのか気になるところです。解約は損になるのか不安な人もいるでしょう。この記事では、ゼロファクターを受け取り拒否するとどうなるのかについて解説します。
目次
ゼロファクターを受け取り拒否するとどうなる?
いま話題の抑毛ローション「ゼロファクター」ですが、定期コースで購入したものの、商品を試してから使用を中断したくてもすぐに解約できない場合があります。
今回は、既に注文してしまったゼロファクターを受取拒否できるのかを調べました。さらに、損することなく安全に解約する方法についても説明します。
また、ゼロファクターを契約する前に確認しておくべきことや、トラブルの原因となる注意事項もまとめました。これから商品を注文しようと考えている方は、要チェックです。
ゼロファクターの商品を受け取り拒否した時
受け取りを拒否しても代金の支払いは続く
結論から述べると、ゼロファクターの定期コースを注文した後に受取拒否をしても、解約はできません。解約していないので、代金の支払いは続くことになります。
7回目以降の配達であれば、電話で手続きして解約できます。しかし、メーカーが定める規定回数の6回以下の場合は、電話をしても解約することはできません。
定期便の初回価格は非常にお得ですが、契約後は6回継続する前提のコースとして価格が設定されており、7回目までは解約できないので要注意です。
商品返送の送料を求められる可能性あり
万一、ゼロファクターの商品を返送する場合は、送料を購入者で負担しなければならない可能性があります。商品の返品ができるのは、商品に初期不良があり、到着から8日以内に連絡した場合に限ります。
注文ミスや効果が実感できない、肌に合わないなどの自己理由では返品できません。また、ゼロファクターの商品を購入する際は、商品代とは別に送料が必要です。定期便には配送手数料として500円(税抜き)がかかります。支払いトラブルが起きないように注文前によく確認しましょう。
商品発送前なら解約できる?
ネット上の口コミとして、間違えてゼロファクターの商品を注文してから、商品が発送される前であればキャンセルすることができた、という話がありました。
商品を受け取る前に電話すればキャンセル可能で、その後商品が届いたら受取拒否するように言われたとのことです。時間帯や曜日によっては、なかなか電話が繋がりにくいこともあるようですが、メールでのキャンセルはできません。
ただし、これは公式サイトに明示されていることではなく、あくまでも口コミ投稿者の体験談なので、参考程度に留めておく方がよいでしょう。
消費者センターに相談するケースも
商品が届く前に連絡してもキャンセルできなかったという人が、消費者センターに相談して解約したという例もあります。
ゼロファクターの公式サイトでは、定期便は6回目までは解約できない決まりとなっていますが、このようなケースもあるので、消費者センターに相談すれば解約できる可能性もあります。
ただし、一回商品を使ってしまうと解約するのは困難です。また、消費者センターに連絡しても必ず解約できるとは限らないので、注意してください。
消費者センターでの事例
消費者センターが注意喚起した事例には、ゼロファクターと同様に美容品や健康食品の定期購入でのトラブルがあります。
「初回」、「お試し」のような割引価格の商品は、割引条件が継続契約になっていないか要注意です。現在では、継続契約であることは広告に表示しなければならない規則となっています。
消費者ができる対策として、「契約内容や解約条件を事前に確認すること」と「トラブルになった場合には消費生活センターに相談すること」が挙げられます。
消費者センターの電話番号
市外局番なしの188に電話をかけると、全国共通の「消費者ホットライン」につながって近くの消費生活相談窓口を案内してもらえます。土日祝日で都道府県の消費生活相談センターが閉まっているときは、国民生活センターに電話がつながります。
また、国民生活センターのお昼の消費生活相談の電話番号は、03-3446-0999です。各地の消費生活センターの相談窓口が昼休みの時間に相談を受け付けており、受付時間は平日の11:00〜13:00となっています。
最寄りの相談窓口に電話が繋がらない場合は、03-3446-1623がバックアップ用の窓口となっているので、すぐ繋がらなくても慌てずにこちらへかけ直してみましょう。
ゼロファクターの受け取り拒否は損!安全に解約する方法
ゼロファクター定期便の解約方法は電話のみ
ゼロファクターには、その都度注文しなくても毎回特別価格で自動的に商品を届けてくれる定期コースがあります。毎回注文する手間が省ける便利なコースですが、解約するためには、公式のお問い合わせ窓口へ電話する必要があります。
ただし、購入時に規約に同意する形となっており、規定回数である6回未満での解約はできません。また、規定回数を終えて解約する場合は、次回商品が届く予定日の10日前までに電話で連絡する必要があるので要注意です。
返品・交換も電話のみ
ゼロファクターは、基本的に自己都合による商品の返品・交換には対応していません。抑毛効果を実感することができなかったり、自分の肌に合わなかったりした場合でも、返品はできません。
また、間違えて注文してしまったり、注文ミスをした場合でも返品・交換はできないので注意が必要です。ただし、不良品が届いた場合には、到着から8日以内に電話連絡をすれば、商品の状況次第で新品と交換してもらえます。
ゼロファクター定期便の途中解約ルール
ゼロファクターの定期便には、「ゼロファクター超得コース」と「Zリムーバー超得お試し継続コース」の2種類があります。
どちらもお得で便利なコースですが、途中で解約するためには条件とルールがあります。ここでは、その解約ルールについてまとめました。
6回目未満は解約できない
定期コースでは商品の魅力を手軽に感じられるように、初回を赤字覚悟の特別価格、2回目以降もおよそ30%安く商品を提供しています。
公式サイトによれば、継続使用で効果を実感できるように規定回数を6回と定めています。赤字覚悟で初回の配送を特別料金にしているため、定期コースを契約したら6回目未満では解約できない仕組みです。
定期コースの注文を検討する際は、少なくとも6回目までは使用するつもりで購入計画を立てた方がよいでしょう。
次回お届け予定日の10日前までに電話する
規定回数となっている6回使った上で解約したい場合は、次回お届け予定日の10日前までに電話する必要があります。メールでの解約受付はしていないので、気をつけましょう。
10日前までに解約しなかった場合、商品が出荷手配に入ってしまいます。この時点でキャンセルできなくなってしまうので、そのまま商品を受け取らなくてはなりません。
次回お届け予定日は、ゼロファクター公式サイトのマイページから確認することができるので、解約を考えている方は忘れずにチェックしましょう。
7回目以降はお届け間隔の変更が可能
定期コースは初期設定では、30日間隔で自動発送されるようになっています。解約しようか続けようか迷っている方は、解約する前に配送の間隔を変更もできます。
7回目以降であれば、いつでも最長60日間隔に変更することが可能です。お届け間隔を変更する場合は、電話やメールではなく、ゼロファクター公式サイトのマイページ上で簡単に手続きできます。
ゼロファクターの問い合わせ電話番号
ゼロファクターの問い合わせ電話番号は、0570-0783-00です。公式ホームページの「よくある質問」を見ても解決できない場合や、解約したい場合はこの番号に電話をかけましょう。
03-6426-5039は企業の番号で問い合わせには対応していないので、注意してください。
ゼロファクター解約の電話が繋がりやすい時間帯
ゼロファクターの解約や電話で問い合わせをする際、曜日や時間帯によっては電話が混み合っていて繋がりにくい場合があります。
下記の混雑早見表をチェックして、空いている時間帯に電話をかけるようにしましょう。
〇:空き有 △:普通 ×:混雑 -:時間外 |
日曜日 |
月曜日 |
火曜日 |
水曜日 |
木曜日 |
金曜日 |
土曜日 |
10:00〜11:00 | ー | × | × | × | × | × | ー |
11:00〜12:00 | ー | △ | △ | △ | △ | △ | ー |
12:00〜13:00 | ー | △ | ○ | ○ | ○ | ○ | ー |
13:00〜14:00 | ー | ー | ー | ー | ー | ー | ー |
14:00〜15:00 | ー | × | × | △ | △ | △ | ー |
15:00〜16:00 | ー | △ | △ | ○ | ○ | △ | ー |
16:00〜17:00 | ー | × | × | △ | △ | × | ー |
ゼロファクターの受け取り拒否する前に確認したいこと
6か月以降に効果を感じる人が多数
ゼロファクターは、使用し始めて6ヶ月目あたりから効果を実感する人が多い傾向にあります。すぐに効果が現れることを期待していると、いまいちだと感じたり、効果が薄いと感じたりしがちです。
抑毛ローションの効果をしっかりと感じたい方は、毎月1本ずつ、6ヶ月間使用を継続することが推奨されています。
抑毛ローションの仕組み
抑毛ローションとは、化粧水や乳液のように肌に塗ることで、毛の成長を抑えるものです。抑毛成分を肌や毛穴から毛根に浸透させ、ムダ毛が生えるのを遅くしたり、細くしたりする効果があります。
毛を抜いたり、焼いたりする脱毛とは異なり、すぐには効果は現れません。しかし、その分肌の負担が少ないです。さらに、抑毛ローションには美肌成分や保湿成分が含まれているので、肌をきれいにする効果も期待できます。
クーリングオフは対象外
クーリングオフとは、一定の期間内であれば無条件で契約を解除することができる制度です。対象となるのは訪問販売や電話勧誘販売などです。
通信販売に対しては、法律上クーリングオフ制度は定められていません。なので、ゼロファクターもクーリングオフの対象外となっています。
解約が電話受付のみの理由
ゼロファクターを解約するためには電話での連絡が必須で、メールでの受付は行なっていません。迷惑メール設定やフィルターなどの設定により、ゼロファクターからの返信メールが届かないことを避けるため、メールでの解約は不可となっています。
商品の初期不良や、解約で連絡する場合には、0570-0783-00に電話しましょう。受付時間は平日の10:00〜13:00、14:00〜17:00です。
やむを得ない理由の場合は解約できる
ゼロファクターの使用によって肌に異常が現れたり、肌トラブルが生じた場合など、やむを得ない理由の場合には、途中解約ができます。
ただし、途中解約する場合は初回配送分の特別価格は適用されなくなります。したがって、最初に支払った初回特別価格に加えて、通常価格の9,000円(税抜き)の差額を追加で支払う必要があるのです。
ゼロファクター受け取り拒否のQ&A集
- ゼロファクターを受け取り拒否したら訴えられる?
利用規約に同意して、注文した時点で6ヶ月の購入を承諾したとみなされます。なので、原則受取拒否することはできません。訴訟トラブルを避けて途中解約するためには、販売メーカーが求めるとおりに通常価格と初回購入料金の差額を支払うのが無難でしょう。
- マイページで退会すれば定期便も解除される?
定期便の解約は電話からのみ可能となっています。マイページで退会しても定期便は解除されないので、誤解しないように注意しましょう。
- 解約はいつから可能?
定期便を契約した場合、解約が可能となるのは7回目以降からとなります。1本だけの購入と間違えて定期便を契約してしまった場合も途中解約することはできません。6回目までに解約する場合は、定期便特別価格として支払った金額と通常価格の差額を支払う必要があります。
- 解約したのに商品が発送されてきたら?
直接電話をして、正当な手続きで解約したにも関わらず、商品発送完了のメールが届いた場合には、ゼロファクターのミスである可能性が高いので、再度電話して確認してみましょう。
- 単品と勘違いして定期便を購入した場合は受け取り拒否できる?
単品と間違えて定期便を購入してしまった場合でも、返品することはできません。ゼロファクターの公式ホームページのお申込み規約にも記載されています。定期便は非常にお得なので、間違えて購入される方も多数いるようですが、公式に記載されている注意事項や規約をよく読まないと、トラブルの原因になります。
受け取り拒否などゼロファクターにトラブルが多い理由
①単品での購入ができない
ゼロファクターの定期便の初回料金は980円(税抜き)です。これは非常にお得な料金ですが、定期便限定価格のため、単品での購入はできません。6ヶ月継続する前提の価格となっています。
定期便は2回目以降も通常価格の34%オフの特別価格で提供されています。単品で購入する場合は、通常料金の9,000円(税抜き)で購入しなければなりません。
②解約の条件が厳しい
定期便の解約方法はゼロファクター公式サイトにも記載されていますが、条件が厳しいです。まず、解約するためには6ヶ月継続する必要があります。メールやWEBでの申し込みは受け付けておらず、直接電話で連絡しなければなりません。
これらの条件設定は、定期便の初回価格が非常にお得なロープライスとなっているためです。また、抑毛ローションは即効性があるものではなく、6ヶ月の継続を目安に効果を期待できるものとされているからです。
③誤解しやすい広告
ゼロファクターは抑毛ローションなので、即効性はなく、効果も個人差があります。それにも関わらず、脱毛できるかのように誇張された広告によって誤解して購入すると、トラブルの原因となります。
ゼロファクターはあくまでも化粧品・医薬部外品の類であり、効果は保証されていないという点に気をつけましょう。
④常に売り切れ必至と書かれている
ゼロファクターは、人気商品のため常に売り切れ必至と書かれています。そのため、在庫がなくなってしまう前に慌てて購入する人がいます。
解約の条件や、抑毛ローションの効果をよく調べずに契約してしまうと、トラブルの原因となります。慌てずに落ち着いて調べてから、購入を検討するようにしましょう。