メンズにおすすめの抑毛剤10選！効果的な使い方は？

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濃いムダ毛があると清潔感のない印象を与えてしまうため、男性も身だしなみとして気を付けるのがマナーとなってきています。ムダ毛処理の方法にはいろいろとありますが、クリニックでの脱毛は費用がかかって抵抗があるという人は多いです。

ここでは、ムダ毛処理初心者でも取り入れやすい「抑毛剤」を紹介していきます。ムダ毛を抜いたり剃ったりする方法ではないため、痛みや肌荒れが出にくいのが特徴です。効果の有無には個人差があるため、自分に合った商品をぜひ試してみましょう。

抑毛剤（抑毛ローション）を選ぶ際には、ムダ毛に働きかける成分をチェックするようにしましょう。一般的に、商品の原材料表示は配合の多い順番に記載されています。そのため、有効成分が最初の方に書いてある商品がおすすめです。

ムダ毛への有効成分としては、パイナップル成分や大豆イソフラボンなどが有名です。購入する前に、商品に記載されている有効成分の表示をよく確認するようにしましょう。

抑毛剤（抑毛ローション）には各種の有効成分が含まれていますが、自分の毛質や体質に合ったものを選ぶことが大切です。

特に、ムダ毛が太くて濃いという人は、「パイナップル成分」が配合されているものがおすすめです。パイナップルには「ブロメライン」という酵素が含まれています。これにはタンパク質を溶かす性質があります。

パイナップル成分によりムダ毛の周辺にあるタンパク質が溶けることで、ムダ毛が柔らかくなります。そしてムダ毛がするんと抜けやすくなるため、抑毛効果に繋がります。

除毛クリームは太くて濃いムダ毛もすぐに処理できるため、海やプールに行く前日などに急に処理するような場合にも向いています。

多くの除毛クリームには、ムダ毛を溶かす成分が含まれています。その中でも特に注意したいのが、「チオグリコール酸カルシウム」です。これは肌に塗ることでタンパク質を溶かすため、ムダ毛と一緒に皮膚にダメージも受けてしまうというデメリットがあります。

まれにこの成分が抑毛剤に含まれていることもあるため、気づかずに塗ると肌にダメージを与えてしまいます。購入する前に、成分表示をしっかりと確認するようにしましょう。

抑毛剤はムダ毛対策のために使用するものですが、肌に直接つけるため美容成分が含まれているものがおすすめです。特に、肌が荒れやすい人の場合は天然成分で構成されているものを選ぶのが良いでしょう。

「大豆イソフラボン」、「ザクロ果皮エキス」といった成分は、抑毛効果があるほか、美容成分としても有名です。女性用の化粧水にも含まれていることが多く、肌のきめを整えたり、ふっくらとしたハリを与えたりする効果が期待できます。

肌トラブルはとれほど起こらないという人でも、美容成分含有のタイプを使っていると肌質の改善にもつながります。ひげ剃り後の赤みやニキビも少なくなるため、ぜひ美容成分に着目してみましょう。

抑毛剤を選ぶ際には、顔やデリケートゾーンなど、皮膚が薄く荒れやすい部位に使えるかどうかもチェックしておきましょう。

太くて濃いムダ毛に対応しているタイプの抑毛剤は手足などに対応しており、そのぶんムダ毛を効率よく除去できます。

しかし、顔などに使用して目や口に入るとよくないケースもあります。最悪の場合失明したり、皮膚がただれる事例も報告されており、危険です。

抑毛剤を扱う際には、使用可能部位をよく確認してから使うようにしましょう。

抑毛剤にはさまざまな価格の製品があります。有名メーカーの製品の場合、1本数千円～数万円の価格であることも多いです。

しかし、抑毛剤は高ければ高いほど効果が期待できるものではありません。購入の際にチェックしたいのは、抑毛剤の「価格」と「量」のバランスです。

抑毛剤は、1回付ければすぐにムダ毛が減るという性質のものではありません。効果が感じられるまでには、数週間～数か月使い続けることが重要です。そのため、毎日使っても家計の負担にならない価格設定のものを選ぶのがおすすめです。

抑毛剤の容量を1回の使用量で割ると、1回あたりの価格が計算できます。数か月使い続けても大丈夫かどうかチェックしてから購入するようにしましょう。

抑毛剤を購入する際には、その商品の口コミ評価も参考になります。特に、濃いムダ毛に悩んでいる男性にどのくらい効果があるのかを確認しておきましょう。

口コミ評価は、インターネット通販サイトや、化粧品口コミサイト、SNSの投稿などで確認できます。

商品に魅力を感じていると、ついついいい口コミ評価ばかりを見てしまいがちです。しかし、実際に使った人だからこそ感じる肌トラブルや使用感など、マイナス面の評価も重要です。

口コミを見る際には、投稿が古すぎるものではないかどうか確認する、継続して使い続けた場合の評価を探すなど、総合的に判断するようにしましょう。

「dot. アフターシェーブローション」は、カミソリ後の肌に化粧水のように使えます。スイートオレンジの柑橘系のいい香りが配合されており、使うたびにフレッシュな気分になれるでしょう。

こちらのローションは、顔など皮膚の薄いデリケートな部位にも使えるため、ヒゲを薄くしたいという人にもおすすめです。毎日のスキンケアとして使えば、肌がきれいになる効果も期待できます。

「アフターシェイブローション」は、天然成分を多く含んでいる肌に優しいローションです。顔に塗ることもできるタイプなので、髭剃り後の化粧水としても使えます。グリーンシトラスの香りが付いており、きつい香りが苦手な男性でも心地よく使えておすすめです。

また、ザクロエキスやアロエベラ葉エキスが配合されており、肌のきめを整える効果も期待できます。少々高価な価格帯ですが、スキンケアも併用できるためコストパフォーマンスは良いです。

「ソランシア ローション」は、女性ホルモンの効果を取り入れた抑毛ローションです。「ザクロ果皮エキス」は、女性ホルモンと似た働きをするため抑毛効果が期待できます。また、肌のきめを整えるため、毎日のスキンケアに取り入れるのがおすすめです。

そして、ローション自体が乳白色になっており、肌に塗ると「ソフトフォーカス効果」が期待できます。これは、濃いひげを剃ったあとの青く見える肌に塗ると、毛穴や鬚をぼかすものです。毎朝の髭剃り後に化粧水として塗ると、髭を目立たせないという効果も期待できるでしょう。

「パイナップル豆乳ローション」は、商品名にあるように天然由来のパイナップル、ダイズのエキスを存分に使った製品です。抑毛しながら、肌のスキンケアもできます。

抑毛剤を使うと肌が乾燥しがちですが、保湿成分もたっぷりと含まれているため、これ1つでスキンケアが完了します。化粧水、乳液、クリームなどでスキンケアをするのが面倒という男性には特におすすめです。

「MONOVO ヘアアフターシェーブローション」は、抑毛効果に特化したローションです。サロンでの抑毛ケアにも使われている「フィニリーブ」を配合していることで、より高い効果が期待できます。

さらに、アンチエイジング成分「ナールスゲン」も配合しているため、肌の老化が気になってきた人のエイジングケアにもおすすめです。肌への保湿剤として、「トリプルヒアルロン酸」、「トリプルコラーゲン」も配合しており、しっかりとうるおいも与えます。

「NULL アフターシェーブローション」は、ダイズ由来の天然成分でムダ毛にアプローチする製品です。水のようなサラサラのテクスチャで、普段化粧水などを付けていない男性でも気軽に使えます。

髭剃り後のシェーブローションや、毎日の洗顔後の化粧水として使うのがおすすめです。ボトルタイプになっており、片手でもワンプッシュで使えます。

「ゼロファクター」は、「5αDHT」に有効な成分が配合されています。「5αDHT」は発毛指令を促す酵素ですが、その働きを抑制することでムダ毛を予防する効果が期待できます。

また、天然由来の成分で構成されており、肌に優しいのが特徴です。ニキビや吹き出物などを改善することで、肌がきれいになる効果も期待できるでしょう。

「サラスキン」は、男性ホルモンと関係している酵素「5αリダクターゼ」に直接働きかける抑毛剤です。5大抑毛成分であるダイズイソフラボン、ダイズ種子エキス、豆乳発酵液、ザクロエキス、キハダ樹皮エキスがたっぷりと含まれており、濃いヒゲなどにもおすすめです。 

「シーズンズ　アフターケアトリートメント (ハード) 」は、「プエラリアミリフィカ」を配合している抑毛剤です。女性ホルモンのような働きをするため、抑毛効果が期待できます。また、ザクロエキスやダイズ種子エキスの効果で、滑らかでつやのある肌に近づけます。

抑毛剤は、継続して塗布することで毛の成長が遅くなる効果が期待できます。使っていくうちに毛が細く薄くなり、自己処理する回数を減らせます。 

抑毛剤には、シェーバーでの除毛などのように、すぐにムダ毛を減らす効果は期待できません。毎日のスキンケアで塗布することで、ムダ毛を抜けやすくしていきます。

効果の実感には個人差がありますが、およそ1か月～3か月は使い続けてみるのがおすすめです。

大豆イソフラボンは、女性ホルモンと似た働きをすることが分かっています。ムダ毛に対しては、塗り続けることで毛を細くして抜けやすくする効果が期待できます。 

プロメライン酵素はパイナップルに含まれ、タンパク質を溶かす性質があります。 ムダ毛の周辺にあるタンパク質が溶けることでムダ毛が柔らかくなり、抜けやすくなります。

パパイン酵素は、未成熟のパパイヤからとれる成分です。 脂肪を分解するリパーゼ、タンパク質を分解するプロテアーゼ、糖質を分解するアミラーゼを含み、消化能力が非常に強力という特徴があります。

肉をパパイン酵素につけると柔らかくなるという特性は、料理にも生かされています。その性質を利用して、ムダ毛の主成分であるタンパク質を分解します。

ザクロエキスは、女性ホルモンのような働きをする成分です。肌に塗布すれば、ムダ毛の発生を抑えて肌表面の張りが出ます。 

抑毛剤はムダ毛を抑えることがメインですが、スキンケアとしての役割も期待できるでしょう。

具体的には、「大豆イソフラボン」「ザクロエキス」などの成分が、肌のきめを整えてふっくらとさせます。

抑毛剤は、入浴後につけるのが良いでしょう。理由としては、溜まった皮脂やほこりなどの汚れが落ち、毛穴が開いている状態のため抑毛剤がしっかりと浸透するからです。

また、できればムダ毛処理後の肌につけるのが理想的です。ムダ毛がある状態で抑毛剤をつけても、肌自体に吸収されにくくなってしまいます。

抑毛剤の使い方としては、入浴後の清潔な肌に化粧水代わりとして毎日つけるのがおすすめです。普段から乳液やクリームを保湿剤として塗っている場合は、抑毛剤をつけた後にしましょう。

抑毛剤をつける際には、毛の流れに逆らって塗るのがおすすめです。毛の流れに沿って塗ってしまうと、毛穴にうまく成分が浸透せず、効果が半減してしまいます。

具体的には、足に塗る際には足先から根元に向かって、腕は手先から肩に向かって塗りましょう。

また、抑毛剤をセルフケアでの除毛処理後につける場合、毛の流れに逆らって塗ることで毛穴に成分が浸透しやすくなります。肌の炎症を抑える効果も期待できるため、ぜひ効果的に使用しましょう。

抑毛剤を使用する際には、肌への付け方も重要なポイントとなっています。手足などの皮膚が分厚く強い部位の場合、面積も広いため手で直接つける場合が多いです。

しかし、肌が敏感な顔・脇・デリケートゾーンなどは、手で直接塗らずにコットンを使用します。コットンを使えば塗りムラが少なくなり、より均一に抑毛剤を行きわたらせることができるからです。

また、コットンに抑毛剤を浸して「コットンパック」として使用するのもおすすめです。抑毛剤は即効性のあるものではありませんが、コットンにしみこませてケアすれば、有効成分をより肌に浸透させることができます。

抑毛剤は化粧水として使えるほど肌に優しい商品も多いため、ぜひ毎日のスキンケアの一環として取り入れてみてはいかがでしょうか？

抑毛剤は、つけてすぐにムダ毛に効果が見られるという性質ではありません。効果を感じられるまでに個人差はありますが、だいたい1か月～3か月程度の期間使い続ける必要があります。

すぐに効果が見られないと、「抑毛剤では効果がなかった」と挫折してしまうケースも多いです。しかし、抑毛剤は決して安価な商品ではないため、ぜひ最初の3か月は根気よく使ってみてください。

そして、効果が実感できるようになった後も、使用をやめてしまうと使用前の状態に戻ってしまうこともあります。抑毛剤はあくまでも「毛が生えるのを抑える」ものであることを理解し、継続して使うようにしましょう。

抑毛剤は、重ね塗りするとよりムダ毛を抑える効果が期待できます。特に、胸毛やすね毛などの濃い部位は、重ねて塗ることで有効成分が浸透しやすくなるでしょう。

塗り方としては、お風呂上りに一度軽く塗って浸透させてから、時間をおいてもう一度塗ります。一度塗っただけでは塗りムラや塗り残しがあることがありますが、重ね塗りすることで広範囲をカバーできます。

また、塗り残しがなくなることで抑毛効果がより早く実感できるケースも多いため、顔のひげなど、特に気になっている部位には重ね塗りをしましょう。

ただし、抑毛剤を重ね塗りするとその分減りは早くなってしまうため、経済的に余裕があるときに行ってください。

ここまで、抑毛剤によるムダ毛のケアについて紹介してきました。クリニックなどで本格的に脱毛するのには抵抗があるという男性も、抑毛剤であれば比較的安価で手軽に挑戦できるのではないでしょうか？

抑毛剤はつけてすぐにムダ毛が減るというものではなく、継続して使い続ける必要があるのがデメリットです。しかし、肌に優しい美容成分などが含まれているものが多く、肌につけることでキメが整うため、毎日のスキンケアとしておすすめです。

ここで紹介してきた抑毛剤は、どれも肌に優しい有効成分が含まれており、抑毛剤を初めて使う人でも気軽に使えるものばかりです。

価格や容量にはそれぞれ違いがありますが、コストパフォーマンスや予算と相談して、自分に合ったものを選んでみましょう。

抑毛剤を毎日のスキンケアの一環として取り入れれば、抑毛だけでなく美肌も手に入れられるでしょう。ぜひ使ってみてはいかがでしょうか？