ブラジリアンワックスで毛が薄くなるはウソ？薄く見える理由や体験談を解説！

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男女問わずムダ毛の処理に頭を悩ます人は意外と多いです。サロンなどに通って永久脱毛をしてみたり、家でカミソリで剃ってみたりと人によって処理の仕方は異なりますが、その一つにブラジリアンワックスというものがあります。

ブラジリアンワックスは、塗ったワックスが乾いたところを引きはがして、巻き込んだ毛を引き抜く脱毛法ですが、これによりムダ毛が薄くなると言われているのです。そこで、本当にこの脱毛法でムダ毛が薄くなるのか、その効果のほどを検証したいと思います。

実のところ、「ブラジリアンワックスでムダ毛が薄くなる」という噂は、ただの勘違いである可能性が高いです。そのように吹聴しているサロンもあるかもしれませんが、医学的、科学的な根拠は2019年現在立証されていないのが現状です。

しかし、抑毛効果や毛質の変化など「薄くなった」と感じさせる要因はいくつかあります。それらについて解説をしていきます。

カミソリで剃ると毛の途中で切り取るため、毛が伸びてくると太い部分が表面に出てきます。それに対しブラジリアンワックスで毛を抜くと、毛先が細い状態で発毛するので、一見細い（薄い）毛が生えているように錯覚を起こしてしまうのです。

つまり、これは毛の太い断面が出ているか、毛先の細いところが出ているかの違いというだけで、決して「薄くなった」わけではありません。

実は「毛が薄くなる」というのもあながち間違いとも言い切れない側面もあります。それは、ブラジリアンワックスの最大の特徴「痛み（刺激）」による効果です。この毛根にダメージを与える行為によって、発毛力を衰えさせ、太く元気な毛の発生を抑制することができます。

よって、毛根にダメージを与えることで、遠因的にひ弱でか細い毛を発毛させる効果があると言えなくもないでしょう。

毛が再び生えてくる早さによっては「薄くなった」と勘違いしてしまうことがあります。実際、ブラジリアンワックスを使うことで、どのくらいの間毛が生えてこなくなるのでしょうか。

毛をカミソリで剃る場合、肌の真下に切り残した毛があるので、比較的すぐに伸びてきます。しかし、ブラジリアンワックスで脱毛した場合は、もっと奥の方から生えるので、表面に到達するのに時間がかかります。

また、毛根にダメージを与えるので、その回復に力を使うことで、毛の再生が遅くなり、結果として「すぐに生えてこない」効果を得ることができます。

「毛周期」と言うのは毛が抜け落ちて、また生えてくるサイクルのことです。これは「退行期」「休止期」「成長期」からなるもので、部位によって「毛周期」が異なりますので、それぞれの「毛周期」について説明します。

この様に部位によってかなり違いがでることもあります。脱毛した後、再び生えてくるまでのタイムラグによって、生えなくなった・薄くなったと勘違いを起こすことがあります。

ブラジリアンワックスでは「休止期」以外の毛を抜いてしまうので、残るのは「休止期」の毛、または皮膚の表面にまだ出ていない、これから生える毛だけとなります。このため表面上は毛が減ったように見え、薄く感じることがあります。

毛根の仕組みは、「毛乳頭」があり、それが毛細血管から得た栄養を「毛母細胞」に送ります。「毛母細胞」は、その栄養で発毛をしていきます。しかし、ブラジリアンワックスで毛根にダメージを与えると、それを癒すのにパワーを使うため、発毛に養分が回せず、弱々しい毛しか生やせなくなります。

しかし、これはあくまで一時的であり、傷が癒えたらまた元通りの毛が生えてきます。定期的にダメージを与え続けることで「薄い」状態をある程度キープできるとも言われています。

ブラジリアンワックスを使っているとなぜ痛みを感じるのか、何度使用すると痛みは軽減されていくのか解説していきます。

ブラジリアンワックスを続けていると、脱毛できる毛の量が減っていくので、生えてくる量が減ったように感じることもあります。これは毛周期の乱れで発毛量がまばらになるからで、生える毛の量が分散されて薄く見えることもあります。

人によって差異は出ますが、5回程度繰り返すとこのような症例が出てくるとされ、脱毛の効果を実感し始める頃合いです。当然一度に引き抜く量が少なくなるので実地する時の痛みは軽減されていきます。しかし、期間を空けすぎるとこの効果は薄れていきます。

自身のデリケートゾーンの匂いが気になる人も意外と多いです。その箇所には、アンモニアに脂肪と高温多湿な上、栄養豊富なため雑菌に適した環境が整っています。普通に生活をしているとこの環境を崩すことは難しいものです。

ブラジリアンワックスを使って一度毛を除去し、環境をリセットすることで、気になる匂いやムレを緩和、解消できる可能性があります。

数多くある脱毛法の中で、特に即効性が高いのがブラジリアンワックスの特徴です。生えている毛を一気に引き抜くので、ちゃんとしたやり方でやればほぼ完全に無毛状態になることが期待できます。

ブラジリアンワックスは、毛だけではなく肌の角質も一緒に取ってくれます。これは毛穴に対してアプローチするその他の脱毛法にはないメリットです。ガムテープでも似たような脱毛はできますが、かえって肌を痛めてしまうのでおすすめできません。

余分な角質を取り払うので美肌効果も期待でき、つるつるすべすべの肌を手に入れることができ、女子受けもよくなるでしょう。

人気のあるVラインのデザインをいくつか紹介します。ブラジリアンワックスは、永久脱毛ではないので、Vラインの形を変更できるのも強みです。

VIOに限らず永久脱毛をして後悔する可能性もあります。ブラジリアンワックスは永久脱毛脱毛ではないので幾らでもやり直しすることができるのは大きなメリットと言えるでしょう。

ブラジリアンワックスは、毛を根元から抜くので次の毛が発毛するまでに時間がかかります。個人差はありますが、概ね2～3週間、少なくとも1週間はほぼつるつる状態を維持できると言われ、カミソリでの処理に比べ、長期間の効果が期待できるのです。

長く続けるとこの発毛までのスパンが長くなっていき、その分お手入れも楽になります。逆に毛が生え揃わないうちに脱毛行為をムリにおこなうことで肌を傷つけたり、毛が抜けずただ痛いだけだったりとメリットはありません。

効果の高いブラジリアンワックスですが、そう頻繁にするものではありません。それは抜く毛がないと意味がないからで、部位によりますが、1センチ程度の毛の長さ、最低でも3～5ミリは肌から生えている必要があります。

大体1～2ヶ月の期間を空けるとちょうどその程度の生え具合になると言われます。あとは個人の好みによるので「薄っすらある方が良い」などの場合は加減をみてタイミングを調整してください。なお、ブラジリアンワックスをやるタイミングは、目的の3～7日前がベストだといわれています。

脱毛する痛みは個所によっては違いが出ます。痛みを感じやすくなる理由としては皮膚が弱い部分であるとか、毛自体が太い、または密集している、脂肪や筋肉が無かったり、乾燥した部位などが挙げられます。

これらの条件を満たす場所は「眉毛」「指毛」「もみあげ」「鼻の下」「VIO」など比較的デリケートな部位が当てはまります。

肌の角質まで取ってくれるブラジリアンワックスですが、その強烈な痛みが示すように、刺激がかなり強いのが特徴です。すっきり脱毛したい、美肌効果があるといってもやりすぎるのは逆効果です。

あまり短期間に行うなど、正しい手順や施行法を踏まないと、ムリな力が加わって美肌どころか肌荒れや、ともすれば出血してしまう可能性も出てしまいます。

VIOにも使え、特にOラインは脱毛するメリットはとても大きなメリットがあります。Oラインとは、端的に言えば「肛門まわり」つまりお尻の穴なのですが、Oラインの毛に排泄物などが絡みやすいため、それが無ければ俄然拭き取りやすくなるのです。また、チクチクしなくなるため不快感がなくなります。

Vラインは、所謂陰毛の付近ですが、ここにも使え、永久脱毛ではないので、失敗を恐れず様々なデザインにチャレンジして愉しむことができるのも特徴です。また使用される成分には体に優しい物が多く、多くのメーカーが「食べられるくらい安心安全」を謳っています。

医療レーザー脱毛や、エステやサロンでおこなわれる光脱毛はつるつるになるのに何度も通院しないといけませんが、ブラジリアンワックスは即効性があるため一度で済みます。

また、どちらも家庭用のものもありますが出力が弱く時間がかかるのですが、ブラジリアンワックスは自力で行った場合も一回ですっきり脱毛できます。

光(フラッシュ)脱毛は、エステやサロンで行われる脱毛法です。痛みは少なく、脱毛器の照射口が広めで、短時間でお手軽に実地できるメリットがあります。費用も安めなので、まずお試しとしてはおすすめです。

しかし、デメリットとしては力が弱いので、痛くない分効果もやや薄いため満足するまでに時間がかかってしまうことが挙げられます。また、日焼けやほくろのある場合は使用できないことも難点と言われています。

医療レーザー脱毛の特徴は、エステ脱毛と違い医療機関で行うことです。そのためあまりに痛みが強すぎる場合は麻酔を使用する事ができます。費用は少し割高になりますが、その分効果も期待でき、ほぼ永久脱毛に近いとも言われています。

デメリットは、光脱毛より強力なため施術期間は短くなりますが、痛みが強いこと、照射機の漏れで部分的に生えムラができる可能性があることです。その他は光脱毛と同じ注意点もあります。

永久脱毛といわれるニードル脱毛には2つ種類があります。一つは絶縁針脱毛と呼ばれ、医療機関でしか受けることのできない医療行為とされています。絶縁針脱毛は、電流による肌への影響が少ないとされますが、医療免許が必須です。

もう一つが美容電気脱毛というもので、こちらはエステなどでも行っています。しかし、エステでのニードル脱毛はグレーゾーンとも言われているためあまりおすすめできません。美容電気脱毛は、直流針を使用する「電気分解法」、高周波を用いる「フラッシュ法」、二つを組み合わせた「ブレンド法」の3種類があります。

巷で噂されていた「ブラジリアンワックスを続けると毛が薄くなる」というのは勘違いによるものだったことが、上記のように立証されました。しかし、それと同時に一時的には薄くなる可能性も示唆されています。

結論としてはブラジリアンワックスを使い、毛根にダメージを与えることで、毛周期をずらし毛の生え方をまばらにして、元気のない毛が生えることが勘違いの原因でした。