メンズ眉毛の上を剃るのはOK?イケ眉への近道を伝授
眉毛の上を剃るメンズは顔の印象が変わり清潔感や顔が凛々しくなると言われております。今回は眉毛の上を剃る上での正しい基礎知識や剃り方について徹底的に紹介します。失敗しない知識・手順を身につけてイケ眉になりカッコいい男性を目指しましょう。
目次
メンズ眉毛の上の処理は知識が必要
人の第一印象はたった数秒で決まり、その第一印象はほとんどの人が顔で判断していると言われています。
そして人の顔は、眉毛が整っているかいないかだけでも印象が大きく変わります。
男性が髪のセットやヒゲを整えることを習慣にしているように、眉の手入れも定期的に行うことでイメージを向上することができます。
ただし眉毛の手入れには知識が必要です。
特に眉毛の上の処理は知識なしで手を加えてしまうと、良い印象を作るつもりが逆効果になる恐れもあります。
この記事では眉毛の上を剃るときの基礎知識だけでなく、イケ眉になるための正しい眉毛の整え方などについても伝授します。
イケ眉とブサ眉の定義とは
あなたの眉毛をセルフチェック
あなたの眉毛がイケ眉かブサ眉なのか、以下の項目でセルフチェックしてみましょう。
ひとつでも当てはまるものがあれば改善の余地ありです。
- 眉毛を整えていない
- 眉まわりにムダ毛が生えている
- 眉毛が薄い
- 眉毛が細い
- 下がり眉
- 上がり眉
- 眉同士がつながっている
- 左右の眉の形が違う
眉毛の黄金比に沿った形がカッコイイ
眉毛の黄金比とは以下の3点のラインに合わせることで生まれます
- 眉頭(鼻側の眉毛の始まり箇所)→目頭の真上
- 眉山(眉毛の頂点部分)→鼻の中心と黒目を結んだ延長線上
- 眉尻(眉毛の端っこ)→小鼻の脇と目尻の延長線上
このように黄金比ならった形に眉毛を整えると、イケ眉と言われるような、清潔感があり違和感のないバランスを作ることができます。
まずはメンズ眉毛の見た目の印象を把握する
眉毛と目の距離は顔の印象を左右する
イケメンと呼ばれる男性は、眉毛と目の距離が近い傾向にあります。
より近くなることで彫りが深く、眼力もあり、男性的なイメージになります。
欧米の人たちがカッコ良く見えるのも、眉毛と目の距離が近い傾向にあるからです。
その反面、眉毛と目の距離が遠い男性は中性的で親しみやすいようなイメージになります
眉毛の濃さは眼力を決める
眉毛が濃い男性は眼力があり力強く見られ、眉毛が薄い男性は中性的で優しい印象になります。
ただし何事もバランスが大事。
濃すぎる眉毛にお悩みの方は、まず眉の太さをチェックしましょう。
眉の太さと目のタテ幅を合わせることでバランスが良くなり、眉の濃さが活かされてハッキリとした顔立ちになります。
目のタテ幅よりも飛び出しているムダ毛と産毛もしっかり処理しておきましょう。
ムダ毛や産毛が放置されたままだと、清潔感のないブサ眉に見られがちです。
薄い眉毛にお悩みの方は、眉毛の主張を強めるために、ラインをしっかりと浮き出すことが重要です。
そのためには眉の上下の産毛を処理する必要がありますが、シェーバーを使えば簡単に済ませることができます。
それだけで、ぼんやりしていた印象も、きちんとメリハリの効いた顔立ちに変わります。
眉毛の角度はイメージを大きく変える
眉毛の角度は、鋭角なほど鋭さや洗練されたイメージになり、水平な眉毛になるほど優しいイメージになります。
イケ眉としてベストな角度は、目頭から目尻を結んだラインの角度より+5度くらい目尻を上げた眉毛のラインにするのが理想です。
そうすることで違和感のない凛々しい眉に仕上がります
メンズ眉毛の上を剃るときの基礎知識
お手入れ道具を正しく使う
イケ眉にする上で必要な道具は以下の3点があると良いでしょう。
- 眉毛コーム
- 眉用ハサミ
- 電動眉毛シェーバー
道具の紹介に加え、それぞれ解説します
眉毛コーム
眉毛をキレイにカットするには、はじめにコームでとかすことが重要です。
そうすることで、伸びすぎた毛や並びが悪い毛を見つけやすくなります。
それ以外にも、眉用ハサミでカットするときにコームを使えば長さを揃えやすくなります。
コームの色は毛が見えやすい白色がおすすめです。
黒っぽい色ですと眉毛と色が被って見えにくくなるので、注意してください。
眉用ハサミ
眉毛をカットすることに適したハサミです。
小型でハサミの先端がカーブしているため、細かな箇所もカットしやすいです。
使用するときは先端がカーブしている山のほうを肌に当てるようにして使います。
眉毛をカットするのに、ケガや失敗のもととなりますので、くれぐれも工作用などのハサミなどは使用しないでください。
電動眉毛シェーバー
太いペンくらいのサイズをした眉毛用シェーバー。
毛の長さ揃えることができ、刃先も小さいので細かな箇所も剃ることができます。
シェーバーで剃るときは刃を立てるのではなく、寝かせるようにして使うと綺麗に剃れます。
製品によっては専用コームのアタッチメントが付属されていて、眉毛の長さを安全かつ均等に整えることが可能です。
電動眉毛シェーバーは、眉毛だけでなく、顔の産毛などを処理するときにも一役買うので持っていて損はありません。
眉丘筋に気をつけて眉毛のアウトラインを決める
眉丘筋とは、眉上にある筋肉のことですが、通常なら目立つことはありません。
ですが眉上の毛をカットしすぎると、剃り跡が目立つだけでなく、眉丘筋が浮き出して見えてしまいます。
眉丘筋が見えることで、表情が不自然だったり、老けた見た目になってしまいます。
眉上は、産毛の処理や形を整える程度に抑えておきましょう。
額の産毛もしっかり処理すると色ムラになりにくい
眉上を剃りすぎると、白い肌があらわになり、色ムラが目立ってしまうことがあります。
その時は、額の産毛も一緒に剃ってあげることで、色ムラが目立たないようになります。
額の産毛が濃い人は特に目立つ傾向にあるのでしっかりと処理してください。
メンズ眉毛の形状別!眉毛の正しい整え方
男らしくて凛々しい印象のストレート眉
ストレート眉とは目頭から目尻を結んだラインと並行な眉毛のことをいいます。
この形状はイケ眉の基本形で、どんな顔立ちにも似合います。
理想はそこから+5度くらいの角度をつけ、眉の太さは目のタテ幅くらいにすると、より凛々しい眉毛になります。
ストレート眉の手入れ方法は以下の通り。
1、眉用コームで毛の流れを整える。
→伸びすぎた毛や並びが悪い毛を見つけやすくするほか、毛の流れが整うことでカットしやすくなります。
2、イメージしたストレート眉よりもはみ出している箇所をチェック。
→ストレート眉の形状を見本にして、自分の眉毛と照らし合わせます。
3、はみ出している箇所を眉用ハサミでカットする。
→ここでの目的はアウトラインを作ることなので、この時点で短く切りそろえる必要はありません。
順序としては、眉下→眉上→眉尻の順番でカットするようにしましょう。
このとき、ムダ毛が比較的多い眉下から剃るのが基本となります。
もし眉上から剃った場合、眉と目の幅と揃えようとしたとき、カットしすぎることで眉丘筋が目立つ可能性があります。
4、シェーバーで剃る
→前のステップでカットしたところをシェーバーできれいに剃ります。
5、最後に眉毛の長さを整える
→眉用コームを使ってはみ出た毛を眉用ハサミでカットすることで長さを整えます。
これで凛々しいストレート眉の完成です。
1度形を整えてしまえば、今後は1週間に1度のペースで時間もあまりかからずに整えることができます。
柔らかな印象のアーチ眉
ストレート眉とは対照的なアーチ眉は、角度のある眉山からカーブを描く平仮名の「へ」の字のような形状です。
アーチ眉は中性的で優しい顔立ちの方におすすめの形状です。
お手入れの方法は基本的にはストレート眉と同じですが、眉毛のバランスを少し変える必要があります。
眉頭の位置はストレート眉と比べて4ミリほど中央寄りにし、眉山は瞳の中心より1~2ミリほど外側にすると良いでしょう。
また、眉毛の太さについては、少し細めがベスト。
中性的な顔立ちの人が太眉だと、眉毛だけが男性的に見えるのでアンバランスになってしまいます。
目のタテ幅よりも気持ち短めの太さにすることバランスが良くなり、オシャレさがアップします。
メガネ男子はメガネと眉毛のバランスが大事
眉山は瞳の中心を軸に決める
眉山と瞳の距離は“瞳の中心からメガネのフレーム下部よりも少しだけ長い距離分”空いてると良いでしょう。
眉と瞳の距離が近い人はメガネのタテ幅が狭いものをおすすめします。
眉と瞳の距離が遠い人はメガネのタテ幅が広いものを選ぶとバランスが取りやすいです。
ただし、眉山の位置に気を使いすぎて、フレーム自体が上にいきすぎると、かえって見栄えが悪くなってしまうので注意してください。
眉頭はレンズの内側に合わせる
眉頭の位置はレンズの最も内側の位置に重なるくらい、もしくはメガネの上縁よりもやや外側にくるのが良いでしょう。
眉頭から眉尻へのラインに角度がついている人も、眉頭だけは合わせるようにすると見た目が良くなります。
ただし、メガネのブリッジサイズによっては雰囲気が変わりますので、あくまで目安としてみてください。
眉アーチはフレームラインと並行にする
眉とメガネの一番キレイに見えるバランスは、眉アーチとメガネの上縁のフレームラインとを並行にすることです。
ただし眉尻が上がっている人が、無理をしてメガネのフレームを並行なものに合わせてしまうと、かなりキツイ印象になってしまうので注意してください。
メガネをかけてる時とかけてない時で、あまりイメージを変えたくないのであれば、眉毛と上縁のフレームラインが重なるようなものを選んでみるのも手です。
プロに任せられるメンズ眉毛サロンもおすすめ
メンズ眉毛サロンを利用するメリット
実績を積んだプロが、あなたの顔に合わせた眉毛に整えてくれるので安心です。
希望のイメージや悩みなどもカウンセリングしてくれることに加え、仕上がりのイメージもデッサンしてもらえるので失敗のリスクなく、希望通りの眉毛に仕上げてくれます。
もし自己流で眉を整えることとなれば、1週間に1回は手入れをする必要があります。
ですがメンズ眉毛サロンでは、肌質のケアを入念に行ったうえで、ムダ毛も脱毛してくれるので数週間はキレイな状態をキープできます。
短いスパンで定期的に手入れするのは面倒、または自分で手入れするのは心配だと思う人はプロにお願いすることも検討してみてはいかがでしょうか。
メンズ眉毛サロンのデメリット
自分で手入れするよりも大きい出費となります。
メンズ眉毛サロンに通う頻度はおおよそ月1回ペースになるので、そのぶんの固定費用がかかります。
初回は費用が割引されているところも多く、それだけで見ると安く感じます。
ですが、それ以降は割引なしの通常料金が毎月かかることを思うと、どうしても費用がかさみます。
眉毛サロンの利用を検討している方は、事前にお値段のほうもリサーチしておくことをおすすめします。
濃い眉毛の男性はサロン利用が安心
濃い眉毛の人は、なるべく薄くしようとしてセルフで眉毛を剃ったり抜いたりしたことがあるかもしれませんが、知識がない状態でそれをするのは危険です。
なぜなら、剃りすぎて必要以上に眉毛が細くなったり、眉丘筋が浮いて目立ってしまう恐れがある他、毛を抜いて毛根が痛み、炎症がおきてしまうということもあります。
その点、眉毛サロンではきちんとした手順のもと処理してもらえるので、カットしすぎる心配もないですし、肌のケアまで入念にしてもらえるので安心です。
眉毛の上の処理はポイントを押さえて剃ることが大切
今回の記事で解説したように、眉毛の上を剃るのはきちんとした手順をふんでからにしましょう。
眉毛の上は形作りをするのに重要な箇所なので、手入れの際は産毛の処理や形を崩さない程度に留めておくと良いでしょう。
やみくもに処理すると眉丘筋が目立ってしまい、印象が悪くなってしまうので注意が必要です。
また、眉上に手を加えることで出てきてしまう色ムラは、額の産毛を処理することで目立たなくすることができますので覚えておきましょう。
予算に余裕があれば、眉毛サロンを利用するのもおすすめです。
失敗のリスクなく、あなたの顔に合った眉毛に整えてくれるでしょう。
これを機に、あなたも是非イケ眉になって第一印象に磨きをかけてみてはいかがでしょうか。