エステ脱毛は効果がないの?口コミ体験談と効果を出すための注意点
「エステ脱毛は効果がない」との声を聞くことがありますが、実際はどうなのでしょうか?この記事では、実際にエステ脱毛を受けた方の体験談や口コミをもとにその真偽のほどを検証してみました。
目次
エステ脱毛の効果を徹底リサーチ
この記事ではエステ脱毛の効果に関して、体験談をもとに検証しています。次のような方には特に読んでいただきたい内容です。
- エステ脱毛の効果に疑問を抱いている
- 脱毛を考えているがクリニックかエステか迷っている
- そもそもエステでの脱毛がどのようなものか知りたい
それではまずエステ脱毛は効果がないと言われる理由を知りましょう。
エステ脱毛は効果がないと言われる4つの理由
「エステ脱毛はあまり効果がない」と言われる理由は、大きく分けて以下の4点です。
- 効果を実感するまで期間・回数がかかる
- 毛質や毛量で効果が変わる
- 脱毛機により効果が変わる
- 永久脱毛ではない
ではひとつずつ見ていきましょう。
(1):効果を実感するまで期間・回数がかかる
エステで行われる光脱毛と、クリニックで施術される医療レーザー脱毛との違いは「脱毛機のレーザー照射の出力の大きさ」です。永久脱毛は医療行為。エステやサロンでは永久脱毛ができないため、永久脱毛の定義に当てはまらない程度にまでレーザー照射の出力を抑えています。そのため効果を実感するまでに期間や回数がかかります。一般的には下記です。
脱毛の種類 | 期間 | 回数 |
レーザー脱毛 | 1年〜2年半 | 5〜8回 |
光脱毛 | 2年〜3年 | 12〜18回 |
期間や回数がエステ脱毛の方がかかるため、エステ脱毛はあまり効果がないと言われますが、実際は医療レーザー照射と同じ脱毛方法です。
(2):毛質や毛量で効果が変わる
エステでの脱毛に限らず、クリニックでの脱毛でも同じことが言えるのですが、脱毛の効果は毛質や毛量に左右されます。例えば毛量が多いと、当然、脱毛の期間は長くなり、回数も多くなります。
これに加えてエステでの光脱毛は、脱毛機のレーザー照射の出力を抑えているため、脱毛効果を実感するまで時間がかかります。そのため人によっては「エステ脱毛は効果がない」と感じるようです。
(3):脱毛機により効果が変わる
脱毛機は、IPL方式とSHR方式の2種類あります。現在の主流であるIPL方式では、インテンス・パルス・ライト(=IPL)という光を照射し、毛根のメラニン色素に働きかけ脱毛します。一方SHR方式は毛を作る組織の含まれている「毛包」という部分に熱を与えて毛を再生しにくくします。
どちらの方法にも「メリット・デメリット」があり、「合う・合わない」がありますので、エステでの脱毛に効果がないと感じる場合、脱毛方法が合っていないことも考えられます。
(4):永久脱毛ではない
そもそも永久脱毛は医療行為。クリニックでしか施術できないので、厳密に言うとエステでの脱毛は永久脱毛ではありません。
エステでは永久脱毛ができない上に、期間や回数もかかるのでエステ脱毛は効果がないと言われることもありますが、実際は永久脱毛についての認識不足と過剰な期待であることも多いです。
以上の4点が「エステ脱毛は効果がない」と言われる理由です。
エステ脱毛の効果についての口コミ体験談
僕がクリニックではなく、エステでの脱毛を選んだのには理由があります。そもそもクリニックでの脱毛は1回あたりの料金がエステより割高だということと、それとクリニックでのレーザー脱毛は結構痛いという話も聞いたのでそれも踏まえて考えました。
僕がエステでの脱毛を選んだ理由はこの3つです。
- 脱毛効果を維持しやすい
- 美肌効果がある
- ツルツル・全体的に薄くなど効果を選べる
ひとつずつ説明していきます。
脱毛効果を維持しやすい
いろんなエステがあると思いますが、例えばメンズクリアであれば、全身脱毛 8回コースが終わった後にアフターケアが受けられ、それがとても充実しています。
コース終了後9回目以降は、なんと通常価格の80%オフの金額で、無期限で何回でも気になる部位を脱毛できるのです。
1回あたりの金額が安いのに、そこからさらに80%オフ。脱毛してもまた毛が生えてくる可能性は当然ありますが、このアフターケアがあれば、脱毛効果を維持しやすいですよね。
美肌効果がある
エステで主流となっている脱毛はIPL方式による光脱毛。この方法は脱毛機のレーザー照射の出力を抑えているため、医療レーザー脱毛よりも痛くありません。IPLというのは、「インテンス・パルス・ライト」という光のことで、「フォトフェイシャル」にも使用されているんです。
フォトフェイシャルは顔の小じわやシミに効果があると言われているエステのこと。このIPL方式で脱毛すると、美肌効果も期待できます。これがエステでの脱毛を選んだふたつめの理由。
ツルツル・全体的に薄くなど効果を選べる
脱毛とはいえ、特にすね毛とかはツルツルにしちゃうよりも全体的に薄くする方が女性からの受けがいいです。医療レーザー脱毛だと1回あたりの脱毛効果が大きすぎるから、ちょうどいい感じに脱毛できないのではないかという不安がありました。
その点、エステでの脱毛だと、事前にカウンセリングでどの程度の脱毛にするかというのが打ち合わせできるし安心です。これがエステでの脱毛を選んだ3つ目の理由です。
当然効果には個人差がありますし、クリニックの方が合っていたという人だっていると思いますが、僕はエステでの脱毛を選んで結果にも満足しています!
エステ脱毛をより効果的にする方法
エステでの脱毛をより効果的にするためのいくつかの方法があります。ここではその方法を解説していきましょう。
日焼け対策をきちんと行う
- 光脱毛ではレーザーを照射し毛根のメラニン色素に働きかけることで脱毛する
- 日焼けすると肌に多くのメラニン色素が生成され、レーザーが毛根以外のメラニン色素にも反応してしまい、脱毛効果が半減する
エステでの光脱毛は、脱毛機からレーザーを照射し、毛根のメラニン色素(=黒色)に働きかけることで脱毛します。メラニン色素はそもそも肌を紫外線などの外的刺激から守るために存在するので、日焼けをすると肌に大量のメラニン色素が生成され、肌が黒くなります。
そうなるとレーザーを照射しても、毛根以外のメラニン色素にも反応してしまい脱毛効果は半減。そうならないためにも日焼けの対策をきちんと行いましょう。
脱毛中の自己処理はなるべく控える
- 光脱毛に通っている間は極力、毛の自己処理は控える
- どうしても気になる場合は毛を抜くのではなく、電気シェーバーで処理する
光脱毛は、毛根のメラニン色素に働きかけ脱毛します。つまり毛がないと脱毛の仕様がありません。そういった意味で脱毛に通っている間はなるべく毛の自己処理を控えたいところです。
どうしても気になる場合は、毛抜きで抜く(=毛根から取り除く)のではなく、電気シェーバーで処理しましょう。カミソリは、肌に必要な角質も削ぎ落とす可能性があり、脱毛中の肌には負担が大きいです。
保湿をしっかり行う
- 肌が乾燥しているとレーザーが毛穴に届きにくくなる
- 肌の水分量が豊富であれば脱毛によるダメージもある程度軽減できるし、逆に肌が乾燥していると脱毛できないケースも
脱毛機のレーザーは、肌が乾燥していると毛穴に届きにくくなります。そのため保湿をしっかりと行うことが重要です。また肌の水分量が豊富であれば、脱毛によるダメージもある程度軽減できます。
逆に肌が乾燥しすぎていると、レーザー照射の出力をさらに抑えなければならず脱毛効果は減りますし、最悪の場合、脱毛自体できないケースもあります。
脱毛間隔を守る
- 脱毛をするときに毛周期を意識することは重要
- スタッフに伝えられた脱毛間隔はしっかりと守る
エステでの脱毛をより効果的なものにするには、レーザー照射のタイミングも重要です。毛の生え変わる毛周期のうち、毛が生え伸びる「成長期」にレーザーが照射されないと脱毛効果はありません。
全ての毛の毛周期が揃っていることはあり得ないので、より多くの毛の成長期にレーザーを照射するために何度も脱毛に通うわけですが、そのタイミングを見極めるのはエステのスタッフです。スタッフに伝えられた脱毛間隔はしっかりと守りましょう。
エステ脱毛の効果で得られるメリット
ここではエステ脱毛の効果で得られるメリットを解説いたします。
見た目が180度変わった
そもそも「自分の見た目を変えたい」という理由で脱毛を受ける方が多いと思うのですが、エステでの脱毛はより「なりたい自分」に近づけることができます。
というのも、医療レーザー脱毛では1回の効果が大き過ぎる場合がありますし、1回あたりの金額も高額です。また麻酔をしてから脱毛を行う程度の痛みも感じるので、途中で断念してしまう方も多いです。
エステ脱毛では、期間と回数はかかってしまいますが、大きすぎない脱毛効果と手頃な料金設定のおかげで、無理なく、見た目を180度変えることも可能です。
5回でムダ毛が半減した
エステでの脱毛は初回や2回目では顕著な効果は見られないことが多いです。しかし回数を重ねることでその脱毛効果は顕著になり、脱毛範囲にもよりもますが、5回で自己処理がかなり楽になるほどムダ毛が減っていきます。
肌質が変わりニキビが減った
エステで主流となっているIPL方式の光脱毛は、脱毛効果があるだけでなく美肌効果も高く、コラーゲンの生成が活性化されます。コラーゲンは肌の潤いを支える成分。
肌の乾燥は、ニキビなどの肌トラブルを誘発しますが、IPLの光をあてることで肌の水分量が増加し、肌質の変化を促し肌トラブルが改善に向かうことも多々あります。
夕方の青髭が解消された
青髭は、まだ肌の中にあって伸びようとしている毛が透けて見えるために起こります。青髭が気になる方でどれだけ丁寧に髭を剃っても青髭が解消されないのは、そもそも肌に毛があるから。エステでの光脱毛で、毛根に働きかけ脱毛することで、朝剃ったのに夕方には青髭が気になるということも解消されます。
保湿への意識が高まった
エステでの脱毛に通っている間は、肌の保湿への意識がおのずと高まります。肌の水分量が少ないと、肌へのダメージが軽減されず、レーザーの照射出力を抑えることになり、脱毛効果が減りますし、乾燥がひどいと最悪の場合、脱毛自体ができません。
脱毛において肌の保湿はそれくらい重要です。スタッフからも施術後の肌のトリートメントについてアドバイスをもらえますので、保湿の重要性の認識も深まります。
【比較】エステ脱毛・医療脱毛の効果がでる回数と期間
エステ脱毛と医療脱毛とで、効果のでる回数や期間を比較してみましょう。それぞれを表にしてみました。
効果がでる回数を比較
エステ脱毛 | 医療脱毛 | |
髭脱毛 | 3割減:5回 5割減:10回 8割減:15回 | 3割減:2回 5割減:5回 8割減:8回 |
vio脱毛 | 3割減:6回 5割減:10回 8割減:15回 | 3割減:2回 5割減:5回 8割減:8回 |
全身脱毛 | 3割減:6回 5割減:12回 8割減:18回 | 3割減:2回 5割減:5回 8割減:9回 |
すね毛脱毛 | 3割減:3回 5割減:7回 8割減:14回 | 3割減:2回 5割減:4回 8割減:7回 |
腕毛脱毛 | 3割減:2回 5割減:6回 8割減:13回 | 3割減:2回 5割減:4回 8割減:7回 |
効果がでる期間を比較
エステ脱毛 | 医療脱毛 | |
髭脱毛 | 3割減:半年〜1年 5割減:1年〜1年半 8割減:2年〜2年半 | 3割減:3ヶ月〜4ヶ月 5割減:5ヶ月〜6ヶ月 8割減:10ヶ月〜1年 |
vio脱毛 | 3割減:半年〜1年 5割減:1年〜1年半 8割減:2年〜2年半 | 3割減:3ヶ月〜4ヶ月 5割減:5ヶ月〜6ヶ月 8割減:10ヶ月〜1年 |
全身脱毛 | 3割減:1年 5割減:2年 8割減:3年 | 3割減:3ヶ月〜4ヶ月 5割減:5ヶ月〜6ヶ月 8割減:1年〜1年半 |
すね毛脱毛 | 3割減:半年 5割減:1年2ヶ月 8割減:1年半〜2年 | 3割減:3ヶ月〜4ヶ月 5割減:5ヶ月〜6ヶ月 8割減:10ヶ月〜1年 |
腕毛脱毛 | 3割減:4ヶ月 5割減:1年 8割減:1年半〜2年 | 3割減:2ヶ月〜3ヶ月 5割減:5ヶ月〜6ヶ月 8割減:10ヶ月〜1年 |
上のふたつの表ですが、回数や期間は上から「3割減、5割減、8割減」の目安となっています。エステで、髭やvioなどの太い毛や背中などの産毛を脱毛しようとすると回数を重ねることが必要となり、それだけ期間もかかります。
というのも、自己処理してもすぐ生えてくる太い毛は生命力が強いため、また産毛は細いために、エステでのレーザー照射の出力では反応しづらいので回数が必要になってくるのです。しかしその分痛みは少なく、肌への負担も軽くて済みます。
クリニックでの脱毛はどのような毛でも10回もレーザー照射すればほぼツルツルになります。逆に言うと、生命力の強い太い毛も、なかなか反応しづらい細い産毛も逃さないくらい強い出力でレーザーを照射するので、強い痛みも伴います。
- エステでの脱毛は、スピードではなく、痛みの少なさや肌への優しさを重視する方向け
- クリニックの脱毛は、とにかく効率とスピードを重視する方向け
エステ脱毛をさっそく試してみよう!
エステ脱毛では正しい知識を得て、きっちりと通うことで、十分にその効果を実感することができます。
クリニックよりは多少時間はかかりますが、医療脱毛ほどの痛みがなく、安価で脱毛効果を維持できることはエステ脱毛の最大の魅力ではないでしょうか。脱毛を考えている方は「エステでの脱毛」も大きな選択肢のひとつとしてぜひ検討してみてください。