毛が濃い男性はモテる？嫌われる？女性の意外な意見とは？

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結論から言うと、なかなか厳しい意見や指摘が多く見つかります。アンケート結果や各種投稿によると、モテないし、嫌われています。

しかし毛が濃い、だからモテないのではなく、毛が濃い人の悪いイメージが影響しているようです。なぜ嫌われるのか、どこの部位の毛がイヤなのか、その印象を変えるにはどうすればいいのか。現状を分析しながら、その対策について紹介します。

女性は毛が濃い男性に対してどのような印象を抱いているのでしょうか？

資生堂のサイトによると、約86％の女性が毛深い男性を嫌いと回答しています。詳しくは以下の肯定的な意見、そして否定的な意見を参考にしてください。

「センスのいいヒゲなら大歓迎」（20代女性）というように、20代の方が30代以上より毛が濃いことに理解を示しています。キチンと手入れされたヒゲであれば、若い世代でも好感を持ってくれるのです。 

毛が濃いことは、硬派なイメージにつながり、男らしい、頼りがあると感じるようです。 

外国人のように鍛えられたカラダであれば、毛深くてもセクシーだと感じるそうです。 

男くさくてワイルドな印象なのに、お年寄りや子供・動物など弱い立場の人に優しい。毛深いことを気にしている仕草がむしろ可愛らしい。女性ならではの感受性でしょうか。 

毛が濃いことを自覚していて、それを笑い飛ばせるほどの余裕があるならOKだという意見です。前向きな態度であれば、毛深くても気にならないようです。

ほかには「毛深い女性の気持ちを分かってくれそう。」「自覚していて、キレイに手入れする姿勢に共感する。」という意見もありました。

毛の濃い男性は不潔だと感じる女性が多いようです。

生活がだらしないのではないか。お風呂にも入らずニオイ（体臭）がしそう。仕事が出来ないのでは、等の悪いイメージが広がります。手入れされていないと特に嫌われます。

大手婚活サイトが未婚女性に行ったアンケート結果によると、99.1％が『初対面の男性の“清潔感”を重視して“交際できるかどうか”を判断』と答えています。

初対面の第一印象で嫌われないように、さらに詳しく掘り下げてみました。

約3000人の女性（20～40代）へのアンケート調査によると、胸毛は約70％の方から嫌われています。特にシャツから透けて見える胸毛は気持ち悪いと酷評されています。 

アンケートにはランクインしていませんが、以下のような意見があります 

先のアンケートでは、約40％の方から嫌われています。

自分では見えない部位なので、なかなか気が付きません。女性にとっては、あり得ない場所に毛が生えてるという印象が強いようです。

 アンケ―ト結果には登場しませんが、見える部位なので気になります。

男性がシャツを腕まくりする姿に女性は『キュン！』『セクシー』だと感じるようです。しかし毛深過ぎると以下のような厳しい意見が。

こちらもアンケートには出てきませんが、毛深いと嫌われるようです。

女性は、男性の手が好きです。大きいと包容力を感じるのだとか。また節くれだった、長い指がセクシーで好きだという女性も多いのです。それだけ注目されている部位なので、毛深いと失望されます。

アンケート調査によると、『許せない部位』第2位でした。半数近くの方が嫌悪感を示しています。これは女性が重要視する清潔感と関係があります。 

アンケートでは第3位、約45％が許せないと言っています。おへそ付近に生えているムダ毛のことで男性らしいと思われがちですが、そんなことはありません。気持ち悪い、不潔など生理的に嫌われています。 

この部位は上の腹と同じ。アンダーヘアから繋がっていると想像されます。蒸れているんじゃないか、清潔感がないなどという意見も腹と同じです。

股上の浅いパンツを履くことも多いので気を遣いたい部位です。

普段見えない部分が毛深いと、許せないという意見が多いようです。見えないから大丈夫だろうと気をぬいてはいけません。

そういう部位だからこそ、気を遣うと高く評価されるのです。とにかくキーワードは清潔感です。

毛が濃い男性が好き、という少数派の意見も紹介します。どのようなところがイイのか、特徴、魅力的な部分を挙げてみました。 

毛深い男性に安心感があるという意見。女性にはない感触、それが安心感を生み出すのでしょう。抱きしめられた時の温もり、その優しさが男らしさにつながっているようです。 

女性には無いものだから、惹かれる、セクシー、色気があると感じるようです。しかも鍛えられたカラダであれば、その魅力はより高まります。 

男らしくてセクシーな姿に野性的で強い印象を感じるようです。 

男性ホルモンは筋肉や骨格、精子の生成に影響を及ぼします。そして分泌が多いと、毛深くなります。そのため性欲が強いと感じるようです。 

男性・女性ホルモンが性的な『らしさ』に影響を与えます。

思春期を迎えた頃からホルモンの生成・分泌が活発になり、男性は筋骨が太くたくましく、精子が作られ、男らしくなっていきます。そして体毛が濃くなっていきます。ヒゲが生え始め、すね毛などの体毛が目立ち始めます。

では個人差があるのはなぜなのか。男性ホルモンだけでなく、酵素の存在があります。

男性ホルモンの分泌が活発になると、毛深くなります。

この分泌に影響を与える酵素が5αリダクターゼです。この酵素は男性ホルモン（テストステロン）を、より強力な男性ホルモン（ジヒドロテストステロン）に変換する働きを持っています。

ジヒドロテストステロンは、毛乳頭細胞に存在する男性ホルモンと結びつき正常な育毛サイクルを狂わせると言われています。ジヒドロテストステロンが強く働くと、より毛深くなるのです。

しかしジヒドロテストステロンは男性ホルモンを補完する役割を持った酵素なので、誰しも持っています。その強弱は遺伝によって引き継がれることが分かってきました。

毛深さは遺伝するのです。

前述のとおり、男性ホルモンが体毛の育成に影響をもたらします。

分泌が活発であれば、太く・濃くなります。男性に生まれた以上、生理的に男性ホルモンを多く持っています。うまく付き合っていかなければいけません。

しかし抑制、改善する方法は多くあります。

男性ホルモンを制御すれば毛深い印象が変わります。いくつか挙げてみました。 

飲酒との影響は特定できませんが、喫煙習慣は毛深さに影響します。

タバコの有害な物質が女性ホルモンを減らしてしまう働きがあるからです。相対的に男性ホルモンが増えるので、毛が濃くなっていきます。禁煙・卒煙が効果的です。

男性・女性ホルモンは、睡眠中に作られます。睡眠不足や質の悪い睡眠が続くと、このバランスが崩れます。男性ホルモンが増え、毛深い印象が強くなります。

規則正しい生活と睡眠時間を保つことでホルモンバランスが整い、体毛が薄くなっていきます。

大豆に含まれる大豆イソフラボンに体毛の生成を抑えてくれる効果があります。納豆、豆腐、味噌汁、枝豆、また味噌・醤油などの食品を積極的に取り入れることで、体毛が薄くなっていきます。

またミネラルや繊維質の多い野菜類を多く摂取することで腸内環境が整い、ホルモンバランスを保つことで体毛の生成を制御できます。

精神的ストレスがたまると男性ホルモンが活発になり、毛深くなっていきます。またアルコールを過剰に摂りすぎると内臓に強いストレスが残るので、毛深くなっていきます。

適度なアルコール摂取でストレスを緩和し、ゆったりとリラックスした生活を心掛けることです。

すきバサミは毛量を減らすために歯の一方が櫛（くし）状になったハサミです。毛に長さがある部分には手軽に処理できます。

すきカミソリは、櫛（くし）状になっていて、歯の間にカミソリが装着されています。櫛を通すことで毛量を調節できるようになった器具のことです。

体毛用のすきカミソリのほうが、簡単に扱うことが出来ます。直接肌に当たらないので、肌荒れの心配もありません。デメリットは、定期的にすく手間が必要だということです。

海に行く前、ハーフパンツを履く前など、短期間限定であれば価格も安くお勧めです。

気になる箇所を除毛したい、部分的に整えたいということならばカミソリが便利です。 お風呂やシャワーのときに手軽に使えます。

顔のひげをそるシェーバーと同じ要領で使える、電動ボディーシェーバーもお勧めです。

使いやすい形状に設計され、部位別のアタッチメント、またトリマー機能が付いている機種もあるので、自然な長さに整えることが出来ます。お風呂・シャワーしながら処理出来る防水タイプは人気があります。

剃る方法のデメリットは、部位によっては自分で処理できない、慣れないと剃り過ぎるということです。剃ったあとは肌荒れに注意、アフターケアが必要です。

もっとも手軽にできる方法ですが、あまりお勧めできません。

多いトラブルは埋没毛です。抜いた後の毛穴から次の体毛がきちんと生えてこず、毛根の内部で成長してしまう症状です。痛みはありませんが、毛穴付近がポツポツと目立ってしまいます。

さらに深刻なトラブルは毛嚢炎です。無理に抜くことで毛根の周囲が傷つき、そこに雑菌が入ることで炎症を起こす症状です。赤く腫れたり膿んだり、皮膚科の治療が必要なこともあります。

体毛の主成分であるタンパク質を溶かす除毛クリームは手軽な方法です。

除毛クリームには、チオグリコール酸カルシウムという成分が含まれています。この成分がムダ毛を溶かしてくれるのですが、同じタンパク質である肌（皮膚）にもダメージを与えることがあります。

成分を確認し、部位にあった商品を使うようにしましょう。 

欧米ではワックスによる脱毛が一般的です。気になる部分にワックスを塗布し、一定時間が経過したら毛と一緒にワックスを引きはがします。

デメリットは、なんと言ってもワックスをはがす時の『痛さ』です。部位によっては相当な痛みを伴います。

毛根機能は残っているので、毛が生えてきたらまたワックスが必要です。しかし繰り返すことで、薄くなってきたという報告もあるので痛みにさえ耐えられれば、お手軽な方法と言えます。

『脱毛サロンに通うことなく脱毛できる。』という、製品が多数販売されています。機能も価格も様々です。

効果のほども個人差があり、メリットもデメリットも絞りきれません。Youtubeなどで多くのレポートが掲載されていので参考にしてください。

ムダ毛処理には、除毛・脱毛・抑毛という3つの方法があります。

抑毛とは体毛の成長を遅らせたり、生えにくくしたりする方法です。継続的に行うことで効果が期待できるローションがあります。

抑毛ローションは効果が出るまで時間がかかります。また思ったほど効果を実感できないというデメリットな意見も。

体質や肌の状態で効果が違ってくるため、確認してから実施するようにしましょう。また継続して（3ヶ月ほど）使うことになるので、費用とのバランスも考えてください。

確実に脱毛を実感したいのであれば、専門施設での相談をお勧めします。

方法や効果、特徴、価格などをまとめてみました。

特徴：＜皮膚・毛根のメラニン色素に対してレーザー光を当てて毛根を破壊する＞という施術方法。医療レーザー脱毛は医療機関だけで受けることができる脱毛方法。ほぼ永久脱毛に近い処理が可能。医療レーザー脱毛は光のパワーが強いため、光脱毛の約3分の1の回数で脱毛を完了。

痛み：痛みが少ない。

期間：毛の濃さや太さ、部位により個人差がありますが、5～7回（数か月～１年）程度。

価格：高価（全身脱毛の場合、数十万円。部位ごとでも1万円を超えることも。）

特徴：毛根を刺激する光を当てることで毛根機能を弱らせ、毛を生えにくくする方法。脱毛サロンなどでも施術可能。医療レーザー脱毛よりも低価格だが、効果も低い。

痛み：刺激も弱く、痛みも感じない。

期間：個人の毛周期に沿って変動。

価格：安価（安いサロンの場合、1部位あたり2～3,000円程度、キャンペーンなども利用可能）

特徴：アメリカで100年以上前から行われているほど歴史がある。毛穴に絶縁針を入れて電気を流し、毛乳頭だけを確実に破壊させていく脱毛方法。ニードル脱毛を行った毛穴からは毛が生えてくることはない。光脱毛や医療レーザー脱毛よりも満足いく結果が得られる。

痛み：強い痛みを感じる。針の痛さと電流を流した刺激がある。

期間：手作業なので時間がかかる。全身や複数部位を脱毛する場合は相当な時間がかかる。

価格：高価（部位ごとに設定、10万円前後が相場。施術費用の他に針料金や麻酔代など別途の場合あり。）

自分にあった施術方法を選ぶには、医療機関か脱毛サロンでプロに相談することです。

女性は毛深いのは許せない、しかしまったくのツルツルも気持ち悪いと言います。プロに任せることで自分で気になる箇所の処理だけでなく、毛量調整や全身のバランスを考えた提案してくれます。

少々気後れしますが、男性専用も多く開設しているので気軽に相談してみましょう。

各種アンケート結果から、体毛の濃さや太さが許せない、むしろ嫌いという意見が多いことが分かりました。しかし、キレイにお手入れされていれば印象が変わります。

生活習慣や食生活を見直すこと、また簡易的な脱毛器具を使えば印象を変えることは可能です。

しかし確かな効果を得たいのであれば、脱毛・抑毛のプロに相談することです。ネット検索すれば、お住いの近くにも男性専用脱毛サロンや医療機関が見つかります。

相談の前に自分自身を知ること、分析することも大切です。客観的な視点が必要なので、身近な方に意見や感想を聞いてみましょう。

毛深いことを恥じる必要はありません。キレイに手入れすることで、女性から褒められるスッキリお肌になりましょう。