手(手の甲・指)を自宅でセルフ脱毛する7つの方法
人に見られやすい手の毛を脱毛する方法として、自宅でできるセルフ脱毛を中心に紹介します。それぞれの方法の特徴、メリット、デメリット、注意点を整理して詳しく解説しています。後半ではプロによる指毛や手の甲の脱毛方法なども紹介していますので参考にしてください。
目次
手(手の甲・指)の毛は慎重に脱毛しよう!
手の甲や指のムダ毛は、地味なようで意外と人から見られる部分です。
気軽に自分で脱毛してすっきりしたいな、と考える人も多いですが実は手(手の甲・指)のセルフ脱毛は慎重に行う必要があります。
この記事では手のムダ毛をセルフ脱毛する際の方法を、メリットやデメリット、注意点などを含めて解説していきます。後半ではプロによる手の脱毛についても紹介しますので、手のムダ毛が気になる人はぜひご覧ください。
自宅で手(手の甲・指)をセルフ脱毛する方法7選
①カミソリ | ②毛抜き | ③電動シェーバー | ④脱毛クリーム | ⑤脱毛ワックス | ⑥脱毛テープ | ⑦家庭用脱毛器 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
コスパ | ◎ | ◎ | △ | 〇 | 〇 | 〇 | × |
手軽さ | ◎ | ◎ | 〇 | △ | △ | 〇 | 〇 |
痛み | △ | △ | ◎ | ◎ | × | × | △ |
効果持続期間 | × | △ | × | △ | 〇 | 〇 | ◎ |
肌への刺激 | × | × | ◎ | △ | × | × | 〇 |
まずは自分で手のムダ毛を脱毛する方法を7つ紹介します。「特徴、メリット、デメリット、注意点」をピックアップしていますので参考にしてください。
①カミソリ
カミソリの特徴
カミソリは男性にとって1番身近なムダ毛処理方法ではないでしょうか?
手のムダ毛を処理するためにはT字カミソリ、またはI字(L字)カミソリの使用が一般的です。
カミソリは肌表面に生えている毛を剃ることでムダ毛を処理する方法です。簡単に素早く毛を処理することができますが、表面の毛を剃っているだけなのでツルツルの状態は長続きしません。
2日~3日のうちには毛が伸びてきて、チクチクした状態になるため頻繁に処理をする必要があります。
シェービングジェルやシェービングクリームを塗ればどこでも処理でき、またお風呂場でも使えるため手軽さが魅力です。
カミソリのメリット
- 安く手軽にムダ毛処理ができる
- 使い方が簡単
- お風呂場でも使える
カミソリは1個700~900円で購入できます。価格も安く、使い方も簡単なため手軽にムダ毛処理ができるところが最大のメリットです。
またお風呂の中でも使えるため、手のムダ毛と一緒に他の部位を剃ることもできます。
カミソリのデメリット
- 消耗品なので都度購入が必要
- 頻繁な処理が必要
1個の値段は低価格なカミソリですが、消耗品であるため2週間~3週間程度で買い替えや、替え刃交換が必要です。そのため購入の手間がかかることと、長く使い続けることで出費が重なる、というデメリットもあります。
またカミソリは肌表面の毛を剃る処理方法のため、毛が伸びるたびに処理が必要です。平均して2日~3日以内には毛が伸びてチクチク感が出てしまうため頻繁な処理が求められます。
カミソリの注意点
- 肌荒れ、カミソリ負けを起こしやすい
- ケガをする場合もある
カミソリは使い方によっては、ムダ毛だけではなく肌表面の角質層も削ってしまいます。そのため肌荒れやカミソリ負けを起こしやすいので注意が必要です。
またカミソリの刃にガードがついているものも多いですが、扱い方を間違えるとケガをすることもあるもで気をつけましょう。
②毛抜き
毛抜きの特徴
毛抜きで毛を1本1本抜いていく方法です。
毛抜きはドラッグストアや100円ショップなどでも売っているため、安く簡単に手に入る便利なムダ毛処理アイテムです。
毛抜きは小さく軽いため持ち運びもでき、手のムダ毛など気が付いた時にいつでも脱毛ができます。
根元から脱毛するため、毛抜きで処理した後はツルツルの状態が比較的長続きする点もポイントでが、1本1本抜いていくので時間と手間がかかることも事実です。
毛抜きのメリット
- 安くて手に入りやすい
- どこでも脱毛できる
- 毛がない状態が比較的長続きする
毛抜きは安くて手に入りやすい脱毛アイテムです。またジェルやクリームを併用しないため、毛抜き1本あればどこでも脱毛できるところがメリットです。
毛を根元から抜くので、抜いた個所は次の毛が生えるまで3週間前後は毛がない状態が続きます。
毛抜きのデメリット
- 毛を抜くときに痛みがある
- 毛穴が目立ちやすくなる、などトラブルが多い
- 時間と手間がかかる
毛抜きでの処理は「今生えている毛を引っ張って抜く」ことなので、脱毛の際に痛みがあります。
また無理に引き抜くため、毛がなくなった後の毛穴が目立ちやすくなったり、さまざまな肌トラブルにもつながりやすいリスクがあります。
毛抜きでの処理は1本1本抜いていく作業です。
指の毛だけなら気になりませんが、手の甲は時間も手間もかかるため忙しい人にはあまり向いていないでしょう。
毛抜きの注意点
- 力任せに引き抜かない
- 抜いてもまた生えてくる
毛抜きでの処理は毛穴のトラブルを引き起こしがちです。頻繁に抜くことや、抜けない毛を力任せに引き抜くことは避けるようにしましょう。
また抜いた毛はしばらく生えてきませんが、その他の毛穴から新しい毛が生えてくるためその度に抜く必要があります。
③電動シェーバー
電動シェーバーの特徴
電動シェーバーはカミソリと同じように、刃で肌表面の毛を剃る処理方法です。使い方も簡単で手軽にできることが特徴です。
カミソリとの違いは、刃が直接肌に当たらないことです。
最近は小型なものも多く、値段も3,000円~5,000円程度で家電量販店や通信販売で購入できます。
電動シェーバーのメリット
- 使い方が簡単で小回りが利く
- 肌に優しくカミソリ負けを起こしにくい
指や手の甲は毛が生えている面積が狭いため、小回りの利く電動シェーバーは処理に適したアイテムです。操作も簡単なものが多く初めての人でも使いやすいでしょう。
また刃が直接肌に当たらないため、肌を傷つけずカミソリ負けしにくい事もメリットです。
電動シェーバーのデメリット
- 電池の入れ替え、充電が必要
- 浅剃りなので伸びがすぐ目立つ
電動シェーバーは名前の通り電気で動くものです。そのため使用時には必ず電池を入れたり、充電をしたりする必要があります。
すぐに使いたい時に電池が入っていない、充電されていない、などの理由で使えないこともあるので気をつけましょう。
またカミソリよりも肌に優しい反面、浅剃りになりがちです。そのため毛の伸びがすぐに目立ってしまうというデメリットがあります。
電動シェーバーの注意点
- メンテナンスが必要
- 防水、非防水を必ず確認
電動シェーバーは剃った毛がシェーバー部分などに溜まることもありますので、小まめなお手入れ、メンテナンスが必要です。メンテナンスを怠ると故障の原因にもなるので注意しましょう。
また防水タイプと非防水タイプがあるため、お風呂場で使いたい人は購入前に確認することが大切です。
④脱毛クリーム
脱毛クリームの特徴
脱毛クリームは毛をなくしたい部分に直接塗って、数分後に洗い流すだけでツルツルになる簡単なムダ毛処理方法です。手の指や甲は面積も狭いので脱毛クリームが使いやすい場所でもあります。
ドラッグストアで手軽に購入でき、価格も1,000円前後です。
一般的な脱毛クリームは「 チオグリコール酸カルシウム 」という化学成分が配合されています。このチオグリコール酸カルシウムが毛を溶かしてムダ毛を処理します。
毛穴の中までクリームが入り込んで毛を溶かすため、ツルツルな状態が5日~1週間ほど続きます。
脱毛クリームのメリット
- 痛みがない
- 脱毛後にチクチクしない
- 肌への物理的な刺激が少ない
脱毛クリームは塗っている間に自然と毛が溶けるため、毛抜きで抜くような痛みやカミソリのようなケガもなく安心して使えます。
毛穴の中までクリームが入り込んで毛を溶かすので、処理後に肌がチクチク、ジョリジョリすることもありません。
また、カミソリのように肌表面を削ってしまうような物理的な刺激も少ないことがメリットです。
脱毛クリームのデメリット
- 匂いが気になる
- 肌への化学的な刺激が強い
脱毛クリームは硫黄のような独特な匂いがします。使用時だけではなく使用後も、肌や使用場所へ匂いが残ることもあります。
また毛を溶かすチオグリコール酸カルシウムは、効果が強いため肌への化学的な刺激もあります。敏感肌や肌が弱い人は肌荒れを起こすことも少なくありません。
脱毛クリームの注意点
- 使用する際は換気をする
- 敏感肌、肌が弱い人は使用を控える
脱毛クリームを使う際は、チオグリコール酸カルシウムの独特な匂いがします。気分が悪くなることもあるため、使用の際はしっかり換気をしましょう。
また化学的な刺激も強いため、敏感肌や肌が弱い人は使用を控える、またはパッチテストで肌に異常がないことを確認してからの使用がおすすめです。
⑤脱毛ワックス
脱毛ワックスの特徴
脱毛ワックスは肌に塗った後にワックスが固まり、剥がす際に一緒に毛を抜いてしまう脱毛アイテムです。「ソフトタイプ」と「ハードタイプ」の2種類があります。
ソフトタイプは柔らかくそのまま肌に塗れ、剥がす際の痛みもやや少ないことが特徴です。ハードタイプは温めて柔らかくしてから肌に塗るタイプです。毛をしっかりとキャッチできる反面、剥がす時の痛みも強くなります。
脱毛ワックスは専門店やエステ、通信販売などで購入可能です。
脱毛ワックスのメリット
- 一気に広範囲を脱毛できる
- 毛がない状態が比較的長く続く
- 脱毛後のチクチク感が少ない
ワックスは広範囲に塗れるため、指や手の甲はもちろん同時に腕まで脱毛することが可能です。
また毛を根元から抜くため、抜いた部分は3週間前後毛がない状態が続きます。脱毛後に肌がチクチクしたり、ジョリジョリしたりすることもないため、すべすべの肌触りが好きな人にはおすすめです。
脱毛ワックスのデメリット
- 強い痛みがある
- 使い方を間違えると肌にダメージを与える
- 毛を伸ばさないと使えない
脱毛ワックスは、広範囲の毛を一気に引き抜くため強い痛みを感じる人が多いです。
また使用方法を間違えたり、アフターケアを怠ると肌にダメージを与えることになるので注意が必要です。
しっかりと脱毛するためには、ある程度毛を伸ばす必要があります。毛が伸びるまでの間ムダ毛が気になることもデメリットの1つでしょう。
脱毛ワックスの注意点
- アフターケアをしっかり行う
- 海外製品を使う際は肌に合うか確認する
脱毛ワックスを使用する際は、アフターケアが重要です。ワックスを剥がした後の肌は敏感な状態のため、まずは冷やして炎症を押さえましょう。
肌が落ち着いたらしっかり保湿をすることが大切です。
また脱毛ワックスは海外製の商品も多くあります。海外製品は日本の品質基準とは異なる基準で作られているものもあるので、肌に合うか確認してから使いましょう。
⑥脱毛テープ
脱毛テープの特徴
脱毛テープは、肌にテープを貼って剥がすことで毛を引き抜く脱毛方法です。
手軽に短時間で広範囲の毛を抜くことができます。テープのサイズを調整することで指の毛など細かい範囲の毛もしっかり脱毛可能です。
ドラッグストアなど身近なところで購入ができるところも特徴です。
脱毛テープのメリット
- 使い方が簡単
- 短時間で広範囲の脱毛ができる
脱毛テープは、貼って剥がすだけなので使い方が非常に簡単です。
乾かしたり固めたりする必要がなく、すぐに剥がせるため短時間で広範囲を脱毛でき、手の甲などにも使いやすいでしょう。
脱毛テープのデメリット
- 強い痛みがある
- 毛穴へのダメージが大きい
- 毛を伸ばさないと使えない
脱毛テープも脱毛ワックスと同じように、広範囲の毛を一気に引き抜くため強い痛みを感じます。
引き抜く際に強い力がかかるため、繰り返し使っていると毛穴にダメージを与える可能性もあります。
またテープの粘着面にしっかりと毛を絡めるためにも、ある程度毛を伸ばす必要があります。
脱毛テープの注意点
- 脱毛後のアフター毛をしっかりと行う
- 頻繁な使用は避ける
脱毛テープで脱毛をした後の肌は、刺激に弱く炎症を起こしやすい状態です。まずはしっかり肌を冷やして炎症を抑えましょう。
また脱毛テープは剥がすたびに肌の角質層も少しずつはがれてしまうため、頻繁な使用は避けた方が安心です。
⑦家庭用脱毛器
家庭用脱毛器の特徴
家庭用脱毛器は「光(フラッシュ)脱毛タイプ」と「レーザー脱毛タイプ」の2種類があります。どちらも特定の光を毛に照射することで脱毛を促すものです。
光脱毛タイプは、エステで行われる光脱毛と仕組みは同じですが、自宅でセルフ脱毛がしやすいように形状や光の出力を調整しています。比較的広範囲に照射ができ痛みが少ないことが特徴です。
レーザー脱毛タイプは、クリニックで行われるレーザー脱毛と同じ仕組みですが、こちらも光脱毛タイプと同様に自宅でできるようにレーザーの出力が抑えられています。光脱毛タイプよりも効果が期待できますが、ピンポイントでの照射のため広範囲の脱毛には向いていません。また効果が高い反面、痛みも強いことが特徴です。
他のセルフ脱毛が一時的に毛を抜く方法であるのに対し、家庭用脱毛器は繰り返し使用することで毛が生えにくい状態へ導くものです。
家庭用脱毛器のメリット
- クリニックやエステのような本格的な脱毛が自宅でできる
- 使い続けることで毛が生えにくくなる
家庭用脱毛器の脱毛原理は、エステの光脱毛と同じであるため自宅にいながらエステのような脱毛ケアができることが最大の魅力です。
またその他のセルフ脱毛が一時的に毛をなくす方法であることに対し、家庭用脱毛器は徐々に毛の数を減らし生えにくくさせることができます。
家庭用脱毛器のデメリット
- 機器自体が高額
- 効果が現れるのに時間がかかる
家庭用脱毛器のデメリットの1つは「価格」ではないでしょうか?
平均的に家庭用脱毛器の価格は70,000円前後です。美容ケア用品としてはかなり高額と言えます。出費を抑えたい人にはあまり向いていない方法です。
また家庭用脱毛器は使ってすぐに毛がなくなるものではありません。毛が抜け始めるまでには約1週間ほどかかります。
家庭用脱毛器の注意点
- 計画的に脱毛を進める
- 使用時に光を直接見ないようにする
- 脱毛後は正しいアフターケアが必要
家庭用脱毛器は使用直後に毛がなくなるわけではないため「明日までに毛をなくしたい!」というような時には不向きなアイテムです。
徐々に毛が生えない状態になるので、計画的に使用することをおすすめします。
また脱毛器から照射される光を直接見ると目にもダメージを与えてしまうので、サングラスなどをつけて目を守りましょう。
脱毛後は肌を冷却し、保湿ケアをしっかりすることが大切です。
手(手の甲・指)をセルフ脱毛するときの注意点5つ
手の甲や指の毛をセルフ脱毛する際には、気を付けるべきことがあります。ここでは大切な5つのポイントを詳しく解説していますの、セルフ脱毛前にチェックしてみてください。
毛抜き・カミソリに注意
毛抜きやカミソリで手のムダ毛を処理すると、「埋没毛」「毛嚢炎」「色素沈着」など毛穴まわりのトラブルが起こりやすくなります。
手元は目立ちやすい場所です。肌トラブルを起こさないためにも、それぞれの原因や症状を知っておくことが重要です。
埋没毛
埋没毛とは「皮膚の中に埋まったまま生えている毛」のことです。
肌の乾燥や物理的な刺激によって肌の細胞の新陳代謝が乱れ、角質が毛穴周りをふさいでしまうと、生えてきた毛が外に出られず埋没毛となってしまうのです。
埋没毛の原因はさまざまありますが、その1つにカミソリや毛抜きでの脱毛があげられます。
カミソリで毛を剃ると肌表面の角質まで一緒に削ってしまいます。また毛抜きで毛を抜いた時も、毛穴周りに強い力がかかり皮膚がダメージを受けてしまいます。
このような物理的な刺激が原因となって、埋没毛が生じやすくなってしまうのです。
毛嚢炎
毛嚢炎とは「毛穴と毛穴周りに生じる炎症」のことで、毛穴とその周辺が赤く腫れた状態になります。
毛嚢炎の主な原因は、皮膚の常在菌である表皮ブドウ球菌や黄色ブドウ球菌です。通常であれば肌表面に存在している常在菌ですが、毛穴に入ってしまうことで炎症を引き起こします。
カミソリで毛を剃ったり、毛抜きで無理に毛を抜くと、これらの常在菌が毛穴に入りやすくなるため、毛嚢炎を引き起こす可能性も高くなります。
色素沈着
色素沈着とは「刺激によって肌の色素細胞からメラニン(黒色色素)が放出され、肌が黒ずむこと」です。
いわゆる肌のシミと同じ原理ですが、毛穴も色素沈着を起こします。
カミソリや毛抜きによるムダ毛処理を繰り返すと、肌表面や毛穴に物理的な刺激がかかり続けます。それによってメラニンの過剰生成とターンオーバーの低下が生じます。
結果として、ぽつぽつと毛穴が黒く見える色素沈着が生じてしまうのです。
アフターケアを徹底する
セルフ脱毛をする場合、どの方法でも少なからず肌に負担がかかります。脱毛後は肌を冷やし炎症を抑え、肌状態が落ち着くのを待ちましょう。
さらに脱毛後の肌は乾燥しやすい状態です。
特に手元は常に外気にさらされているため他の部分よりも乾燥しやすいことも事実。
ここで肌が乾燥してしまうと、埋没毛や毛嚢炎になる可能性が高くなります。自分の肌に合う化粧水、乳液、クリームなどを使ってしっかりと保湿をすることが大切です。
それぞれのアイテムの特徴をまとめましたので肌状態に合わせて使用してください。
化粧水 | 水溶性保湿成分と水がベースとなっているため、 べたつきが少なく浸透感のある使い心地です。 ひんやりとした感触で肌を冷やす効果もあります。 使い心地が軽いので男性でも使いやすいでしょう。 |
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乳液 | 水溶性保湿成分と油溶性保湿成分を乳化して作られています。 肌なじみが良く保湿力も高いため、乾燥しがちな肌にも効果的です。 使い心地はあっさりしたものから、コクのあるもの幅広くあります。 |
クリーム | 油溶性保湿成分がベースになっています。 そのため保湿効果が非常に高く、水分やうるおいを肌の中に 閉じ込める効果があります。 非常に乾燥している肌に適しています。 |
日焼けに気をつける
実は体の中でも手は日に焼けやすい部分です。
日焼けをすると紫外線が肌の細胞にダメージを与え炎症を引き起こします。さらに色素細胞が活性化され黒色メラニンが肌の中で過剰に生成されたり、肌の乾燥を引き起こしたりします。
ダメージを受けた肌にセルフ脱毛を行うと肌トラブルの原因になることも…。
日ごろから日焼け止めで手指のUVケアを怠らないように注意しましょう。
脱毛後の水仕事は控える
水仕事は肌の必要な皮脂も洗い流してしまいます。
特に家事をする人は水仕事で手が荒れることもあるのではないでしょうか?
水仕事で皮脂が流れてしまうと肌は乾燥し、バリア機能が崩れ刺激に弱い状態となり、時には化膿してしまうこともあります。
脱毛後の肌トラブルを防ぐためには水仕事を控える、もしくはゴム手袋などをつけて行うようにしましょう。
毛穴が気になるときはピーリングで対処
脱毛後は肌への刺激によって細胞の新陳代謝が衰えるため、角質が貯まりやすい状態になります。特に毛穴周りに角質がたまると毛穴が広がり目立ってしまいます。
毛穴が気になるときは、ピーリングケアが効果的です。
ピーリングとは肌に溜まった余分な角質を物理的な効果、または化学的な効果で取り除き肌の新陳代謝を高めるケアです。
自宅でできるピーリングには、肌の角質をふき取るタイプの「ピーリングローション」、肌表面を軽くこすって角質を取り除く「ピーリングジェル・ゴマージュ」などがあります。
クリニックでのピーリングは、グリコール酸やサリチル酸という成分を用いた「ケミカルピーリング」というものです。薬剤を肌に塗って化学的に角質を剥離させる方法です。
ピーリングをする場合は、脱毛後2日ほどして肌が落ち着いてから行いましょう。
手(手の甲・指)をセルフ脱毛するメリット・デメリット
メリット
脱毛費用が安く済む
カミソリや毛抜きを使う場合は、それぞれ1,000円以下の低価格で購入が可能です。脱毛クリームも2,000円前後ですが1度購入すれば手指の毛であれば複数回使用が可能です。
また電気シェーバーは3,000円~5,000円ほどしますが、消耗品ではなく繰り返し使用できることを考えるとコストパフォーマンスが良いと言えます。
高額な家庭用脱毛器ですがエステやクリニックの脱毛と同じ原理の脱毛が、自宅で好きな時にできるというメリットも大きく、長期間使用すればエステに通うよりも安く済む場合もあります。
気になったときに手軽にできる
セルフ脱毛の魅力はいつでも気軽にできることです。手の指や甲の毛は日常的に目に入るため、1度気になるとすぐに脱毛したくなる人も少なくありません。
特に毛抜きやカミソリであれば、思い立った時にすぐに脱毛が可能です。
サロンやエステに行く場合は、事前に予約を取る必要があります。店舗によっては数か月先まで予約が取れないこともあります。
手軽に短時間でできるところもセルフ脱毛のメリットです。
ビジネスマナーとしても清潔を演出できる
ビジネスマンの「手」は、実はクライアントや取引先などに見られやすい部分です。
名刺交換をする際、握手をする際など、手の指や甲にムダ毛がないと清潔感があり相手からの印象も良くなります。
また就職活動前に手の脱毛を行い、清潔感のあるイメージを高める学生も増えてきています。
ビジネスマナーの1つとしても手のセルフ脱毛は効果的です。
デメリット
肌トラブルを起こす可能性が高い
手のセルフ脱毛は、どの方法でも物理的な刺激(肌表面を削る、毛穴に強い力がかかる)や、化学的な刺激(配合成分が肌に合わないなど)によって、肌トラブルを起こす可能性が高いです。
万が一、肌トラブルが起きてしまった場合も自己処理のため、正しいアフターケアができずに悪化してしまうこともあります。
サロンやクリニックで脱毛を行う際は、脱毛前に消毒を行い、脱毛後もクリニックでは抗炎症剤、サロンでは保湿剤でのケアを行っています。
プロに脱毛してもらうより脱毛効果が弱い
セルフ脱毛は一時的な脱毛であり、時間が経てば再び毛が生えてしまいます。
自分で抜く・剃るという方法は毛の毛乳頭にダメージを与えることができないため、根本的な脱毛にはならないのです。
また自分で脱毛すると、気が付かない場所に毛が残っている…ということも少なくありません。
セルフ脱毛は手軽な反面、プロによる脱毛よりも効果が弱いと考えましょう。
意外に手(手の甲・指)は見られてる!毛深い男性の印象とは?
手の指や甲が毛深い男性の印象はどのようなものなのでしょうか?
口コミから分析してみましょう。
不潔そう
評価:濃く目立つならない方がキレイに見えますね。薄いならあってもそこまで気にしないかも。 手の甲に濃い毛がたくさん生えてたらちょっと嫌です。毛もそうですが爪が汚い人やささくれがある人は不潔そうに見えます。
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/
飲食関係の人は気になる…
評価:飲食店の店員が腕毛ふさふさだとかなり萎える。指毛も然り。
https://twitter.com/trouble2o1o/status/24850422793
女性受けが悪い
評価:手の甲や指に毛がはえるのは嫌です。 理由は手って結構見られる部分だと思うし、また女性受けも悪いと思うからです。
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/
あまりに指や手の甲の毛が濃いと不快に感じる人もいるようです。また飲食や接客業の男性は、指毛や腕の毛が濃すぎるとNGという声も多くありました。
手は人に見られやすい部分なので、指毛や手の甲の毛がないほうが女性からの印象も良い、という意見もあります。
手(手の甲・指)の毛はメンズ脱毛で処理する方法も!
ここまで手の指や甲の毛をセルフ脱毛する方法について解説をしてきました。
セルフ脱毛は手軽でコスパ良くできる脱毛ですが、肌トラブルも多く効果が弱いというデメリットがありますね。
そこでここからは、プロによる手(手の甲・指)の脱毛について紹介していきます。
プロに脱毛してもらう脱毛方法は3つ
クリニックやサロン、エステでのプロによる手の脱毛には、3つの方法があります。
それぞれ、どこで受けることができるのか、痛みの具合、かかる料金など、特徴について紹介していきましょう。
医療レーザー脱毛
- 脱毛効果が早い
- 痛みはあるが、麻酔などの用意もあるため安心
- 料金は高い
医療レーザー脱毛は、医療機関で医師や看護師などの有資格者によって行われる脱毛方法です。
脱毛クリニックや美容クリニック、皮膚科などで受けることができます。
特定の波長をもったレーザーを肌に当てることで毛根を破壊して脱毛させる方法です。
レーザーを照射する際に比較的強い痛みを伴いますが、医療機関での施術となるため痛みに弱い人は麻酔などを併用することも可能です。
料金はやや高めで、平均して5回程度の施術を受けることでツルツルの状態になることができます。
光(フラッシュ)脱毛
- 痛みを感じにくい
- 繰り返し受けることで毛が生えにくくなる
- リーズナブルな料金設定
光脱毛は、医療レーザー脱毛と原理は同じですが光の出力を抑えています。
そのため一般的な脱毛サロンやエステでも受けることができる脱毛方法です。光の出力を抑えているので肌に優しく、痛みも感じにくい事が特徴です。
料金もリーズナブルな設定が多いですが、出力を抑えているため医療レーザー脱毛よりも多い回数を受ける必要があります。平均して10回程度受けることでツルツルの状態になることができます。
ニードル(美容電気)脱毛
- 1本1本確実に脱毛できる
- 激しい痛みを伴う
- 料金は高い
ニードル(美容電機)脱毛は、毛穴1つ1つに針を用いて電気を流すことで毛の根元にアプローチし脱毛を促す方法です。
医療機関であるクリニック、脱毛サロンのどちらでも受けることができます。
非常に強い痛みがあり、また脱毛後に肌が赤くはれるなどなどの影響もあります。医療レーザー脱毛、光脱毛と違い回数ではなく「20分15,000円」や「毛1本100円」といった料金設定が一般的です。
そのため指や手の甲の毛をすべてニードル脱毛で脱毛しようと思うと、非常に高額な料金がかかります。ニードル脱毛はどうしても抜けない毛を抜く、など集中的な脱毛に向いています。
手の毛をプロに脱毛してもらうメリット
- 肌トラブルが起こりにくい
- 続けることで毛そのものが少なくなる
- 自己処理の手間がなくなる
クリニックやサロンでプロに脱毛をしてもらうと、肌トラブルが起こりにくいというメリットがあります。
プロによる脱毛の際は、診療やカウンセリングによって1人1人の肌の状態、毛の太さなどを見極め最適な脱毛機器を使用して脱毛を行います。また脱毛担当も専門知識と技術があるため、トラブルの少ない脱毛を受けることができるでしょう。
またプロによる脱毛は1次的に毛をなくすのではなく、通い続けることで毛そのものを生えにくくする、毛の量を少なくするという効果が期待できます。
手の指や甲の毛が少なく生えにくくなることで、日々の自己処理の手間が省けることもメリットです。
各部位とのバランスを見ながら整えることもできる
カミソリや脱毛ワックスのように「全体を剃る」「一気に抜く」という方法では、毛量を調整することはできません。
それに対してクリニックやサロンの脱毛は、徐々に毛の量を減らしていく方法です。
そのため、例えば腕毛が濃いめの人は腕の毛量に合わせ、指や甲もツルツルにするのではなく少し残した状態にしておくなどのデザイン脱毛が可能です。
無料カウンセリングで悩みを相談できる!
クリニックやサロンのスタッフは脱毛のプロです。さまざまな経験と知識を持っているため、毛に関しての悩みを相談することが可能です。
多くの脱毛店では無料カウンセリングのサービスを行っているため、脱毛について専門家に相談ができることも嬉しいポイントでしょう。
男性も手の甲や指毛の正しい処理方法で美しく!
手は想像以上に人に見られやすい場所です。
特にビジネスマンや飲食、接客業の男性は、指や手の甲の毛を脱毛することで印象を良くすることも可能です。
手軽にできるセルフ脱毛も魅力的ですが、肌トラブルなどのリスクがあることも事実です。プロによる脱毛は効果も高くトラブルも少ないので安心です。
正しい脱毛方法で美しい手指を保ちましょう。