へそ毛は剃らない方が良いってほんと?なぜへそ毛は生えるの?
この記事では、へそ毛の処理方法を紹介し、へそ毛を薄くするための生活習慣について解説していきます。へそ毛は女性からの評判も悪く、処理する男性が増えています。へそ毛が濃くて悩んでいる方や、へそ毛の処理に悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。
へそ毛の生える仕組みから処理方法までを紹介
へそ周りの毛って、自分ではダンディに思えても、実際剃った方が良いものなのか悩みますよね。なんとなくカミソリでささっと処理しているという方も中には多いと思います。
この記事ではへそ毛の生える仕組みから処理方法まで詳しく解説していきます。
へそ毛の処理について悩んでいる方はぜひ参考にしてみて下さい。
へそ毛を剃ると好感度が上がる
へそ毛は剃っても濃くならない
へそ毛は剃ると濃くなるといった説がありますが、それは間違いです。
実際には、毛を剃ることで毛先の断面積が増え、濃く見えてしまうのです。刺激を与え続けることで毛根が活性化して毛が濃くなるケースもありますが、頻繁に剃る場所でもないのでそういったケースは稀でしょう。
へそ毛を剃る男性の印象
Twitterから、へそ毛に関する女性の意見を集めました。
あまり男性のへそ毛に関して良い印象を持つ方はいないようですね。
男らしくて好きという方もいましたが極少数でした。
アンケートでもへそ毛は嫌われる傾向に
アンケートの結果、へそ毛は嫌われる傾向にあるようです。
どうしても自分なりのこだわりがあって生やしたいという方以外は、処理しておくに越したことはないでしょう。
サウナ・海水浴・プールでのへそ毛
普段人に見られることはないへそ毛ですが、サウナ・海水浴・プールでのシチュエーションだとどうでしょうか。
サウナの場合、周囲にいるのは同性である男性です。男性は特に他人のへそ毛を気にする方はいないでしょう。
しかし、海水浴やプールともなると多くの方があなたのへそ毛を目にします。女性からすると処理して欲しい派の意見が圧倒的に多くあまり良い印象を抱かれることはないでしょう。
へそ毛が生える3つの原因
原因①大昔のなごり
へそは、裏側に腸などの臓器が詰まっており、人間の急所の一つです。
そのため、急所であるへそを守るため進化の過程で自然に毛が生えるようになりました。防寒や紫外線対策のためにも生えているようですが、洋服を着る現代ではあまり意味がありませんね。
原因②男性ホルモン
へその毛は、男性ホルモンが多くなる思春期に生える性毛の一つでもあります。
わき毛や胸毛、ヒゲや陰毛と同じく、男性ホルモンが活発になることによってへそ毛も生えてきます。
原因③遺伝の要素
毛深さと遺伝の関係は、未だ研究段階にありますが、遺伝する可能性が高いといえるところまで研究が進んでいます。
遺伝する確率は、両親が毛深い遺伝子と毛が薄い遺伝子の両方を持っているか否かで変わってきますが、両親ともに毛深かった場合、高確率で子どもも毛深くなるでしょう。
また、毛深さは隔世遺伝するともいわれています。隔世遺伝するということは、祖父母の代の遺伝子を受け継ぐ可能性があるということです。
8つのへそ毛処理法を紹介
1.除毛クリーム
メリット | デメリット |
・手軽につるつるの状態にできる ・カミソリと違い肌の表面を削ることはない | ・肌に合わない場合使用できない ・継続して使用する場合コストがかかる |
除毛クリームは、毛を溶かすことによって処理ができます。
使用方法も簡単で、楽につるつるにできますが、肌に合わない場合は肌荒れを起こしてしまいますし、継続して使用していくとコストがかかってしまうのがデメリットです。
除毛クリームの手順
- 毛が長い場合はハサミで切るかカミソリで剃る
- クリームを毛が隠れるよう全体に漫勉なく塗る
- 除毛クリームごとに決められた時間放置する(大体5~10分)
- シートで拭き取り、ぬるま湯で洗い流す
- 処理後は化粧水で保湿ケアを行う
注意点
除毛クリームは薬局や通販で簡単に手に入れることができますが、あまり安価なものは肌荒れのリスクがあり危険です。
なるべくデリケートゾーンにも使用できるものを選びましょう。
また、クリーム塗布後の放置時間ですが、効果を高めるために長時間放置するのはやめておきましょう。炎症を起こしてしまう可能性があります。
2.カミソリ
メリット | デメリット |
・非常に手軽 ・家にあるものですぐに処理ができる | ・肌を傷つけてしまう |
カミソリでの処理は非常に簡単で家にあるものですぐに処理できるためおすすめです。
しかし、見えてないだけで肌の表面を傷つけている場合が多いです。処理前にシェービングジェルやクリームを塗り、処理後はしっかりと保湿ケアすることで炎症を防ぎます。
カミソリの手順
- シェービングジェル、もしくはフォームを塗る。ボディソープでも可
- カミソリで毛が生えている方向に沿って剃る
- よく洗い流し、化粧水等で保湿する
注意点
カミソリでの処理は簡単ですが、乱雑に処理して処理後のケアを怠ると肌への負担は大きくなります。
なるべく処理前はシェービングジェルを塗り、処理後の保湿はかかさないようにしましょう。
また、処理頻度を多くし過ぎるのも危険です。多くても1週間に1度くらいにとどめておくと良いでしょう。
3.ブラジリアンワックス
メリット | デメリット |
・毛根ごと処理するので仕上がりがきれい ・処理頻度が他に比べて少なくて済む | ・非常に痛い ・毛根へのダメージが大きい |
ブラジリアンワックスは、粘性のワックスを塗り、乾いたところで一気に引きはがして毛根ごとまとめて毛を抜くことで脱毛する処理方法です。
カミソリや除毛クリームと違い、毛根ごと抜いてしまうので、次に生えてくるまでのペースが非常に遅いのが特徴です。
しかし、無理矢理引き抜くことで処理しているので、痛いのはもちろんですが、毛根へのダメージが大きいです。
肌が弱い方は赤みとヒリヒリ感が続くため、あまり適してはいないでしょう。
ブラジリアンワックスの手順
- ブラジリアンワックスを温める
- 毛に沿って温めたブラジリアンワックスを塗る
- シートを張り、決められた時間放置する
- 毛の流れとは逆方向に一気に引きはがす
- 処理後はぬるま湯で洗い流し、化粧水等で保湿ケアを行う
注意点
ブラジリアンワックスでシートを剥がす場合、必ず一気に、勢いよく剥がしましょう。そうしないと中途半端にシートが残り、脱毛効果は半減してしまいます。
また、ブラジリアンワックスによって放置時間は違ってきますが、効果を高めるためと放置時間を延ばすのはおすすめしません。肌を大きく傷める場合があるためです。
4.電気シェーバー
メリット | デメリット |
・肌への負担が少ない ・処理に時間がかからない | ・深剃りができない |
電気シェーバーでの処理は、基本的にはカミソリと同じ方法で行えます。
カミソリと違い、肌へかかる負担は非常に少なくなりますが、その分深剃りするのは難しくなります。
電気シェーバーの手順
- シェービングフォームを塗る
- 電気シェーバーを肌に直角に当て、往復させる
- 洗い流し、保湿ケアを行う
注意点
電気シェーバーで処理する場合、なるべく防水使用のものを使いましょう。
その方が手入れやシャワーの途中にササっと処理ができて楽だからです。また、肌への負担が少ないとは言え、処理後の保湿ケアはかかさずに行いましょう。
5.ヒートカッター
メリット | デメリット |
・自然な仕上がりにできる | ・毛がある程度残る ・時間がかかる ・臭いがきつい |
ヒートカッターは、毛を焼き切ることでムダ毛処理が行える道具です。
いかにも処理している感じやつるつるにするのに抵抗のある方におすすめの処理方法です。
しかし、約10本ずつしか処理できないため、全体を自然な感じにするのは他の方法に比べ少し時間がかかります。
ヒートカッターの手順
- へそ毛をよく乾かす
- 部屋の喚起をする
- 毛を数本つまみ、ヒートカッターに通すことで焼き切る
注意点
ヒートカッターは、毛を焼き切ることで処理していく方法です。
そのため、毛を処理した際に焦げ臭い臭いが生じます。必ず事前に換気を行いましょう。
また、ほとんどのヒートカッターは、一度に処理できる本数が決まっていて、それより多い本数を通そうとするとなかなか焼き切れません。
無理矢理ヒートカッターを押し付けると故障の原因にもなりますので、少しずつ処理していくよう心掛けましょう。
6.家庭用脱毛器
メリット | デメリット |
・ある程度脱毛効果が出てくると 放っておいても毛が生えてこない | ・家庭用脱毛器は非常に高額 ・効果が出るのに時間がかかる |
家庭用脱毛器は、光によって熱を与え毛根にダメージを与えることで脱毛していきます。
永久脱毛ではないものの、ある程度脱毛が進むと毛が細くなり、生えるスピードがかなり遅くなります。
しかし、家庭用脱毛器自体がかなり高額で、効果が出るのに時間がかかるのがデメリットです。
家庭用脱毛器の手順
- 処理する場所を保冷剤でよく冷やす
- 家庭用脱毛器によって照射する
- 上記を繰り返し終わった後はよく冷やし、保湿を行う
注意点
家庭用脱毛器で処理する場合は、処理前、処理後のケアが重要となってきます。
熱によって毛根にダメージを与えていくので、患部を事前に冷やすことで炎症を防ぎやすくなります。また、処理後は他の方法と同じく保湿ケアを行いましょう。
7.脱毛サロン
メリット | デメリット |
・脱毛が進むと毛の処理が必要なくなる ・肌にかかる負担が少ない | ・効果が出るのに時間がかかる ・コストがかかる |
脱毛サロンでは、家庭用脱毛器と同じ原理の光脱毛によって脱毛を行います。家庭用脱毛器に比べ出力が高く、効果は出やすくなっています。
効果が出るのには時間がかかります。へそ毛となると毛量や毛質によって大きく差が出る部位ではありますが、十分に効果を実感するには半年から1年程はかかるでしょう。
脱毛サロンの手順
- 毛が長い場合は剃毛
- 冷却ジェルを塗布
- 照射
- ジェルをふき取り保湿クリームを塗布
脱毛サロンの料金
太く濃い毛が無くなるのをはっきりと実感するには、個人差があるものの4~6回程の照射が必要になります。
通う頻度も毛量によって差が出るものの、大体1~2ヶ月に1度になるでしょう。つるつるを実感するには約1年近くかかることになります。
8.医療クリニック
メリット | デメリット |
・脱毛効果が高く、永久脱毛が可能 ・効果が出るのが早い | ・肌にかかる負担が大きい ・痛みが強い ・コストがかかる |
医療クリニックではレーザーによって毛根にダメージを与え脱毛していく方法で処理していきます。
脱毛サロンとの大きな違いは、脱毛機の出力の違いです。医療クリニックの場合、出力が大きく、永久脱毛が可能になります。
しかしその分痛みも強く、肌にかかる負担が大きいです。
医療クリニックの手順
- 毛が長い場合は剃毛
- 冷却ジェルを塗布
- 照射
- ジェルをふき取り保湿クリームを塗布
医療クリニックの料金
医療クリニックでのレーザー脱毛の場合、サロンでの脱毛に比べ一回の効果が高く、通う回数は少なくて済みます。
しかし、毛が生える期間(毛周期)の関係上、脱毛完了までに半年から1年弱はかかるでしょう。
へそ毛を薄くする生活習慣
①睡眠時間を増やし質も上げる
体毛の毛深さは、体内のホルモンと大きく関係しています。
睡眠不足の状態が続くことによってホルモンバランスが崩れ、ムダ毛が伸びやすくなってしまうんです。
22:00から2:00の間は睡眠のゴールデンタイムと呼ばれています。
その時間にしっかりと睡眠を取ることでホルモンバランスが整い、ヒゲや体毛が生えづらくなります。
8時間ほど睡眠時間を取ることができればホルモンバランスを整えるためにはベストですが、社会人の方にとっては難しいと思います。最低でも6時間以上は睡眠時間を確保できると良いでしょう。
②食生活を見直す
避けるべき食材
- 玉ねぎ
- ニラ
- ねぎ
- 肉類
食生活が乱れることで、ホルモンのバランスが乱れ、体毛が伸びやすくなります。
特に肉中心の食生活は男性ホルモンを増やすため、体毛を伸ばす原因となってしまいます。肉を食べてはいけないといったことはありませんが、全体のバランスが偏らないよう注意しましょう。
積極的に摂りたい食材
- 大豆や納豆などの豆類
- かぼちゃ
女性ホルモンを増やすために特に有効な食べ物が、大豆や納豆などの豆類です。
大豆には、大豆イソフラボンが含まれています。大豆イソフラボンは女性ホルモンに似た性質を持ち抑毛効果があります。
また、かぼちゃにはビタミンEが豊富に含まれています。ビタミンEは女性ホルモンの分泌を調整する効果があります。
これらの食べ物を積極的に撮ることで、体毛が生えづらい体質に近づけることができます。
③ストレスをためない
ストレスを溜め過ぎることでホルモンバランスが崩れ、体毛が濃くなります。
休日は趣味に没頭するなどして、ストレス発散することで、体毛が生えづらい体質に近づけることができます。
④男性ホルモンを抑制する
過度の筋トレ
過度の筋トレは男性ホルモンを活性化させ、体毛が濃くなりやすくなります。
どうしても気になる場合は、有酸素運動中心のメニューに切り替えることで、男性ホルモンの活性化を防ぐことができます。
過度の性欲
性的に興奮することで、男性ホルモンは活性化します。
男性ホルモンが活性化するのを防ぐのであれば、なるべくそういった行為は控えるのが良いでしょう。
⑤抑毛ローションを使う
抑毛ローションには主に大豆イソフラボンが含まれています。
大豆イソフラボンは女性ホルモンに近い働きをするため、体毛が生えづらくなると言われています。
しかし効果に即効性はないため、長期間使い続ける必要があります。効果を実感するためには根気が必要になります。
へそ毛の生える原因を知って正しい対策をしよう
今回は、へそ毛が生える原因や様々な処理方法について詳しく解説していきました。
処理方法にはそれぞれにメリット・デメリットがありますので自分に合ったものを見つける事が大切になってきます。
今回紹介したへそ毛を薄くする生活習慣は、ヒゲや、頭髪以外の体毛にも当てはまります。無駄毛を薄くしたいという方は、ぜひ参考にしてみて下さい。